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超私的なゴルフ場調査~太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)

マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は男子ツアーでもおなじみの太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)。国内ベストコースランキングではつねにトップ10にランクインし、アマチュアが「一度はプレーしたいコース」の代表格です。タイガー・ウッズが18番で劇的なチップインを決めた「EMCワールドカップ2001」の開催コース。ホールは杉や檜にセパレートされ、富士山も間近に見渡せます。関東圏のゴルフ場ですが、全国各地からゴルファーが来場しています。都心からだと100キロ以上ありますが最寄りインターからほど近く、日帰り可能なコースです。神田からだと約1時間40分。設計は加藤俊輔。先週土曜日にメンバー2名同伴でプレーしてきました。

6月13日プレー。
スタート時間 8時17分(ハーフ休憩あり)
天候は快晴。微風、ときどき強めの風。
梅雨時期にもかかわらず朝から快晴。
スタート時間の気温はすでに25度を超え、プレー中の体感温度は25~27度。

概要

開場日:1977年 4月 26日
コース設計・改造:加藤俊輔
コース面積:91万平方メートル
ハウス面積:3,128平方メートル
7246ヤード   パー72(フルバックティ)
コースレート:73.9
6484ヤード パー72(レギュラーティ)
コースレート:70.2
JGA KGA加盟
ベント、1グリーン
キャディ付き乗用カートでのプレー

アクセス

車利用の場合
東名高速/御殿場より約9km(約20分)

電車利用の場合
■小田急あさぎり号
御殿場駅(新宿から1時間40分)下車、タクシー15分。
■東海道新幹線
三島駅(東京から1時間)下車タクシー40分。
クラブバス有り

マーク金井は御殿場ICのビジネスホテルに前泊してコースに向かいました。神田からは首都高から東名高速に乗り、御殿場ICで降りてコースに。コースまではトータルで約1時間40分でクラブハウスに着きました。帰りは東名高速が都心付近で渋滞したこともあって、神田までは2時間15分ほどかかりました。東名高速が渋滞するかしないかで、かなり所要時間が変わるコースです。

クラブハウス

写真 3 (9)

写真 1 (11)

近代建築な2階建て。正面玄関入って右側に受け付け。左側にロッカールームと風呂場。階段を上がった2階にレストランとコンペルーム。レストランからは18番ホールの池と、グリーンをパノラマ写真のように見渡せます。トイレはすべてウォシュレット付きで。洗面台には歯ブラシも常備されています。1階のロビーにはゴルフ雑誌がたくさん置かれています。ゴルフショップは別の建物にあって、クラブ、ウエアが豊富に揃っています。マーク金井はラウドマウスの半ズボンを衝動買いしました(笑)

練習場

クラブハウスから少し離れてますが広々としたドライビングレンジと、これまた広々としたアプローチ&バンカー練習場が完備されてます。スタート前にドライバーからウエッジまでじっくり練習できます。

写真 3 (8)

フェアウェイ  短く刈り込まれディボット跡も少なめ
ラフ      脱出に苦労するほど長くない

グリーン    サンドグリーンで手入れが行き届き、表面は非常に硬い
コンパクションは21
スティンプメーターで9.5フィート

バンカー    要所要所にバンカーが配され、砂も軟らかめ。
アゴの高さも変化に富んでいる

マーク金井はレギュラーティーでプレー。インからのスタートですが、読みやすくするためにアウトからホール紹介していきましょう。

1番、416y パー4

太平洋1番

グリーンは砲台~

グリーンは砲台~

富士山を背にして豪快に打ち下ろすミドルホール。軽く左ドッグレッグしており、コーナーにはフェアウェイバンカー。ティグラウンドからは見えないが左サイドには池も待ち受けている。右サイドにもバンカーがあるがフェアウェイは広い。マーク金井はロフト12度のキャロウェイX2ホットでティショットでフェアウェイ中央をキープ。残り150yを9番で打つと引っかけて左のラフ。アプローチはグリーンの硬さを気にしすぎて6メートルショート。傾斜と富士山からの芝目を読み切れず2パットでボギーを叩く。グリーンは受けグリーンで、奥や左右に外すと傾斜が強く寄せづらい。

2番、394y パー4

太平洋2番

真っ直ぐなミドル。ティからは右サイドにバンカーがあるのが見えるが、実は左サイドには池が待ち受ける。レギュラーティーだと250y以上飛ぶと池に捕まるリスクが高まる。風はややフォロー。ティショットはロフト12度のキャロウェイX2ホット。右にプッシュアウトしてバンカー右のラフ。残り150yを8番で打ってグリーン左側のエッジに運ぶ。ピンまで約10メートルをパターで打って50センチに寄せて、パーでホールアウト。グリーン右手前に大きなバンカーが待ち受けているので大きめに打ちたくなるが、ここも奥に外すとアプローチが難しい。

3番、517y パー5

太平洋3番

見た目よりも打ち上げが強い~

真っ直ぐなロングだが、富士山方向に向かってじわじわ打ち上げるロング。フェアウェイは広々しているが左に外すとセカンドが打ちづらい。右サイドがベストルートだが、右にはフェアウェイバンカーが待ち構えている。マーク金井はドライバーでティショット。引っかけを嫌って右にプッシュアウトしてフェアウェイバンカーに打ち込む。そこから21度のユーティリティで左ラフに運び、3打目は残り90y。打ち上げが強くグリーン面はまったく見えない。AWで打ってピン奥4メートルにつけるものの、下りの速いラインにビビってしまい、30センチショートしてパーでホールアウト~。

4番、161y パー3

打ち下ろしで風の計算が難しい~

打ち下ろしで風の計算が難しい~

富士山を背にして打ち下ろすショートホール。手前に池があるので大きめに打ちたくなるが、グリーンは受けているので奥に外すと下りのアプローチが残る。風が吹くと距離感が非常につかみづらい。ティが少し前にあったこともあり、マーク金井は9番アイアンでティショット。力んでグリーン左奥に外すものの、ピン横2メートルに2オン。パーパットはラインを読み切れずカップの左フチをを通過してボギーでホールアウト。

5番、365y パー4

グリーン左奥に富士山~

グリーン左奥に富士山~

じわじわと打ち上げるミドル。御殿場コースの中ではフェアウェイがタイトで、なおかつ左サイドには大きなフェアウェイバンカーが配される。マーク金井はミニドライバーでフェアウェイをキープするものの、ボールはターフが削り取られたディボット跡。セカンドはライに負けてザックリ。残り50yからの3打目はピン奥2メートルにピタッと付けるものの、下りのラインをびびってショートして2パット。あっさりボギーを叩く。グリーンはポテトチップのようなうねりがあり、奥からは強い下り傾斜のラインが残る。

6番、512y パー5

5番の折り返しで打ち下ろしで軽く右にドッグレッグしているロングホール。右サイドのバンカーを越えると2オンを狙えるが、反面、左サイドはOBラインが浅い。引っかけ、チーピン球を打つと即死する。グリーン手前には巨木、グリーン右サイドには大きな池が待ち構えている。距離的には短いが、その分だけグリーン周りはシビア。マーク金井はティショットを右のバンカーに打ち込み、そこからユーティリティで脱出。残り130yの3打目は9番アイアン。アゲンストの風を意識し過ぎて強く入り、ピン奥15メートルに3オン。ファーストパットを50センチにつけてパーでホールアウト。

8番、377y パー4

バンカーがひとつもないホール~

バンカーがひとつもないホール~

強い左ドッグレッグで打ち上げのミドル。ティからグリーンまでバンカーはひとつもない。ショートカットを狙いたくなるが、引っかけると林がスタイミーになってノーチャンス。右サイドから確実に攻めていきたいホール。マーク金井はティショットを引っかけて左のラフ。2打目はフェアウェイに出すだけ。3打目は残り120y、PWで打って3メートルにつけるもののパーパットはカップをかすめてボギーでホールアウト。ここもグリーンは強い受けグリーン。奥からは触っただけでどこまでも転がりそうなラインが残る。

9番、384y パー4

太平洋9番

左サイドの林は禁物~

クラブハウスに向かって打つ、軽い打ち上げのミドル。池越えだが、これはほとんどプレッシャーにはならない。フェアウェイは広々しているが、左サイドの林に打ち込むと脱出が非常に難しい。セカンドはみためよりも打ち上げでグリーン手前には横長の大きなバンカーが待ち構えている。バンカー同様、グリーンも横長。セカンドはグリーンにきっちりキャリーできるショットを打たないとパーオンできない。ショートするとバンカーショットは目玉になりやすい。アプローチはグリーン右サイドからの方が打ちやすく、寄ワンも狙いやすい。

10番、372y パー4

軽い打ち下ろしで真っ直ぐなミドル。天気が良いと左手に富士山を見ながらティショットを打っていける。左サイドにバンカーが配されるがフェアウェイは広く、気持ち良くドライバーを振っていける。セカンドからは軽い打ち下ろし。グリーンは強い受けグリーンで奥に乗せると、ここも強烈な下り傾斜のパットが残る。マーク金井はフェアウェイキープから残り120yをAWで打って、ピン横6mに2オン。ファーストパットを50センチに寄せてパーでホールアウト。

14番、367y パー4

池はグリーンぎりぎりまで食い込んでいる~

池はグリーンぎりぎりまで食い込んでいる~

真っ直ぐなミドルだがフェアウェイの両サイドにはバンカー。グリーン手前には大きな池が配されている。ティショットをフェアウェイキープしても油断できない。グリーン手前の池が気になって大きめに打つと、強い下り傾斜のパットが残るから。グリーンは縦長なので左右に外すとアプローチが非常に難しい。マーク金井はティショットをフェアウェイキープするものの、残り130yのセカンドを少しダフって池ポチャ。池の手前から4打目の打って2パットでホールアウト。ダボを叩く。ちなみに石川遼クンはこのホールを苦手にしていて、トーナメントではダボを良く叩くらしい。

15番、354y パー4

太平洋15番

距離は短いが戦略的なミドル。ドライバーでティショットを打つと下り傾斜にボールが止まりやすい。右サイドのフェアウェイバンカー付近にボールを止めるとセカンドが打ちやすい。グリーンは左側が谷のように凹んでいて、左に打つとボールはグリーン外までこぼれ落ちる。ここも強い受けグリーンで奥に乗せると下りの速いラインが残る。ティショットをUTで打ってフェアウェイキープして、残り130yをPWで打ちピン奥8メートルに2オン。速さを読み切れず、ファーストパットを3メートルオーバーして返しを外し、3パットしてボギーを叩く。

17番、170y パー3

グリーンは砲台~

グリーンは砲台~

御殿場を象徴するショートホール。下りで池越え、天気が良いと池に富士山が映し出される風光明媚なホール。風の計算が読みづらいのでワンオンが難しい。グリーンは軽い砲台形状なので左右に外すとアプローチが非常に難しい。マーク金井は7番でティショットしてピン奥10メートルにワンオン。1メートルに寄せるものの、セカンドパットがカップのフチでクルッと回ってカップインならず。3パットしてボギーを叩く。

18番、481y パー5

池を嫌がって左に外すとアプローチが難しい~

池を嫌がって左に外すとアプローチが難しい~

左ドッグレッグのロング。左サイドのバンカーを越えると2オンを狙える。ただし、グリーン手前左サイドには巨大な池。そして、グリーン左サイドにはバンカーが待ち構えている。グリーンは2段でピンが奥にあると正確な距離感が求められる。マーク金井はセカンドをPWで刻み、3打目は残り110y。ピンは2段グリーンの上の段。AWで上手打ってピン横3.5mに付けるものの、バーディパットがカップのフチに止まり、2パットのパーでホールアウト。

総評

太平洋アウト

太平洋イン

御殿場はトーナメントコースの割にはフェアウェイが広々としているホールが多く、ティショットでプレッシャーがかかるホールが少なめです。バンカーも要所要所に配されていいますが、「何だこれっ!!」と嘆きたくようなアゴが高いバンカーもありません。池の配置も絶妙ですが、アメリカンスタイルのコースと比較すると、それほどシビアでありません。トーナメントコースらしさを感じるのはグリーンの硬さ。通常のプレー日でもコンパクション21はかなり硬く、100yぐらいからウエッジでフルショットしてもグリーンにボールマークがほとんどつきません。グリーン面が濃い緑なので、見た目は軟らかそうですが実際はかなり硬いグリーン。アイアンでフルショットしてもボールが止まりづらいですし、アプローチも普段よりも球足が伸びます。このグリーンに対してセカンドの距離感、アプローチの距離感が合うか合わないかでスコアがかなり変わるでしょう。

コブラ AMP CELL PROドライバー(2013)

このインプレッションは、2013年2月に書かれたものです
日本でナゼか人気がないブランドがある。アダムスゴルフ、ツアーエッジ、そしてコブラ。どちらも本国アメリカでは人気、特にコブラは、グレッグ・ノーマンがオーナーだった時代もあって、かなりの人気ブランドだった。アクシネット傘下に入ってからも人気は継続して、タイトリストのセカンドブランド的な位置づけだったが、製品は非常にしっかりしており、僕はとても評価している。

そんなコブラだけど、中古ショップに買取に持って行くと、悲しくなるぐらい買取価格が安い。今回のAMP CELL PROドライバーは、GDOのHOTLIST一斉試打で、すごく気に入ったのでジーパーズで購入、25000円だった。ヘッドが4色あって、日本仕様には白があるのに、なぜか米国仕様には白が無い。ホントは白が欲しか
ったが、ソールが白いグレーをチョイス。AMP CELLドライバーでも良かったのだが、PROの方が顔がよかったので、PROを購入。PROに入っている、KUROKAGEという三菱レイヨンのシャフトにも興味があったからという理由もある。

ご存知だとおもうが、コブラも今回からロフト調整機能を謳い始めた。7.5度から10.5度まで可変するとあるが、ロフトが立てばフェースが開き、ロフトが寝ればフェースが閉じるので、従来のカチャカチャと変わらない。コブラにかぎらず、各社とも、今までより調整範囲を広げて、表示が変わっただけの、残念ながらメーカーのご都合主義でしかない。

いきなりコースで使ったけど、60gのシャフトが入ってる割には、クラブが重く感じて、ボールがとにかく捕まらない。確かに総重量が325.2gもあるし、バランスはD5と重いことは重いのだが、振ると実重量よりかなり重く感じる。実は重心距離が長いドライバーは、重心距離が短いドライバーに比べ、同じ総重量でも、振ってみると重く感じる。そして更にシャフトの特性がトウダウンしやすいのだろう。この振りにくさは捕まりの悪い原因の一つといえそう。もう一つの原因は、フェース角が凄くオープンなこと、ノーマルの位置でマイナス3.5度と、チーピンを打つつもりで、ちょうどまっすぐ飛ぶ感じ。これを8.5度にしたらどこへ飛んでいくんだろう?と思う。シャフトは、並行モノらしくしっかりしているので、更に捕まらなさを助長している。

イイ点もある。コブラはデザインが上手い。色が4色あることに加え、ソールのデザインからグリップまで、非常に凝って作っている。ヘッドカバーもカッコイイ。とは言えぶっちゃけコレでは使えないので、早々に処分することに、まるでWBCの侍ジャパン並の久々の手痛い敗戦。

並行モノは敗戦だったが、試打した日本仕様はシャフトがUSTmamiyaのATTAS4Uの特別カラー(白)が入っていて、かなり感じが違う。ヘッド自体は、スイートエリアが広く、ヘッドスピードが速いけど球が曲がる人に、おすすめなクラブであることは間違いない。上手くロフトを調整すれば、平均的に飛ばせるドライバーになると思う。この敗戦っぷりがちょっと悔しいので、日本仕様を買って敗者復活をしかけるようかな・・なんて考えている。
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コブラ AMP CELL PROドライバー+KUROKAGE60G(S)
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長さ45inch/重さ325.2g/バランスD5/振動数262cpm/センター
フレックス値4.72/表示ロフト10.5度/リアルロフト10.25度/フェース角-3.75度
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UT選び、スライサーはウッド型、 フッカーはアイアン型が合う!

UT選び、スライサーはウッド型、 フッカーはアイアン型が合う!

UT選び、スライサーはウッド型、 フッカーはアイアン型が合う!

今どきのアイアンはさらなる飛びを求めてロフトが立っています。ロフトを立てた方がスピンが減ってボールが前に飛んでくれるからです。

ただし、ロフトを立てると弊害もあります。5番ぐらいになってくるとロフトが足りないために、ボールが上がりづらくなります。アマチュアのヘッドスピードだと、6番まではなんとか打てても、5番よりも上はロフト不足が原因で、いい感じで打ってもキャリー不足が発生します。

メーカー側もそれがわかっているので、最近はアイアンセットから5番を省く傾向にあります。大ヒットブランドの「ゼクシオ」もアイアンは6番からPWまでの5本組。5番アイアンはオプション扱いです。

そこで、5番アイアンの代わりとなるのがユーティリティクラブ(以下、UT)。UTはアイアンよりも重心が深いのでボールが上がりやすいくやさしいです。5番の代わりにロフト24度前後のUTを加えれば、アイアンの6番よりも10~15ヤード程飛距離を稼げます。

さてそのUTの選び方。UTは大別すると、フェースがアイアン形状に近いアイアン型と、フェースがFW形状に近いウッド型の2種類に分けられます。どちらのタイプが自分に合うのだろうか、と考えたことはありませんか?

両者は見た目が違うだけでなく、捕まりに影響が出る重心距離も異なります。アイアン型UTは重心距離が36~42ミリと長めなのですが、UTに限らず、ゴルフクラブは重心距離が長い方がヘッドが返りづらいため、引っかかりづらい特性があります。左のミスを減らしたいフッカーには、UTはアイアン型の方が相性がいいでしょう。また、アイアンの流れで使いたい人にはアイアン型の方が構えやすいし、スイングしやすいです。

対して、ウッド型UTは重心距離が33~38ミリと短め。こちらはヘッドを返しやすいので、右へのミスを減らしたいスライサーと相性がいいUTです。そして、こちらはウッドに近い形状。アドレスした時に出っ歯の度合いが強いので、打ち込むよりも払って打つのに適しています。

7代目の「ゼクシオ」が6番からになったことで、これからは5番をアイアンセットから抜くモデルが一気に増えてくるでしょう。ロフト24度以下の5番アイアンは、アマチュアにやさしいクラブではありません。5番の代わりにUTを入れた方が、スコアを確実に縮めることができます。

冬場、ドライバーが苦手なら、ロフト13度の3Wがお勧め!

冬場、ドライバーが苦手なら、ロフト13度の3Wがお勧め!

冬場、ドライバーが苦手なら、ロフト13度の3Wがお勧め!

寒さが厳しい時期、気温が下がれば下がるほどドライバーの飛距離は落ちてきます。寒いほど厚着するし、体が動きづらくなってくるからです。プロでも10ヤードぐらいは飛距離が落ちると言われています。

では、冬場はどんなドライバーを使えば、飛距離のロスを最小限に抑えることができるのか?

体を動かしづらい状況下では、手打ちになりづらい道具(クラブ)を使うことです。具体的に言うと、軽いクラブよりも重いクラブの方が有利。例えば、普段295gのドライバーを使っているならば、305~310gぐらいのドライバーを使ってみてください。重いほどテークバックで体をしっかり使える分だけ手打ちを防止できるからです。さらに言うと、軽いクラブよりも重いクラブの方が風に強い球を打っていけます。

ただし重くする場合、普段45.5インチならば44.5~45インチという風にクラブを短くすることをお忘れなく。短くするのは重さに対応するためです。ただ重くすると振りきれなくなる弊害が出ることがあります。

そして、重いクラブの応用編として皆さんにお勧めしたいのが、ロフトが少なくて、クラブ重量が重い3Wです。通常、3Wのロフトは15度ですが、モデルによっては13度が市販されています。このタイプで320~330gのものはセカンドドライバーとしてお勧めです。

多くの3Wの長さは43インチに設定されています。ドライバーよりも2インチ以上短い、ということです。重くても振り遅れませんし、短い分だけミート率が良くなります。加えて、3Wはドライバーよりもヘッド重量が重いので、ヘッドの重さで飛距離を稼げます。

ちなみに、ロフト13度というのは地面から打つのは非常に難しいですが、その反面、ティアップして打っても吹け上がりません。ティアップを高くしないで打てるので、テンプラのミスも出ません。ドライバーが苦手な人や、アゲンストの風で飛距離を大幅にロスする人ならば、13度の3Wの方が飛距離を稼げるだけでなく、ミスも減らせます。

中古ゴルフショップに行けば、1万円以下でも13度の3Wを手に入れられます。お勧めはテーラーメイドの初代Vスチール、キャロウェイのスチールヘッド+、ロイヤルコレクションのBBD。これらのモデルはセカンドドライバーとして、大いに活躍してくれるでしょう。

冬場の凍ったグリーンはロフトが多いパターを使おう

冬場の凍ったグリーンはロフトが多いパターを使おう

冬場の凍ったグリーンはロフトが多いパターを使おう

冬場の凍ったグリーンはロフトが多いパターを使おう

寒さが厳しいこの時期、午前中のプレーでやっかいなのが凍ったグリーン。いい球を打ってもグリーンに直接キャリーすれば、ボールは止ってくれません。「コーン」と跳ね上がってグリーンオーバーし、時にはナイスショットがOBになったりもします。

そして、凍ったグリーンはパットも厄介です。完全に凍っていると霜の影響で見ためよりも転がりが遅く、そして転がりが悪くなります。溶けてくれば溶けてきたで、グリーンの表面は霜が溶けた影響で凸凹してくるからです。

では、どんなパターを使えば、凍ったグリーンでカップインの確率を上げられるのか?

いろんなタイプのパターが市販されていますが、この場合、一番こだわりたいのはパターのロフトです。パターは転がすクラブという意識からロフトは「0度」だと思っている人がいますが、それは大きな勘違いです。市販パターを調べてみると少ないタイプだと2~4度、多いタイプだと6~8度ロフトがついています。グリーン上のボールは浮いているように見えて、実はボールの重みでほんの少し沈んでいるため、ロフトが全くついていなければ、ボールの転がりが悪くなってしまうのです。

そして、凍ったグリーンではロフトが多い方が絶対有利です。通常のグリーンよりも凍っている時の方が、グリーンの表面が凸凹しているからです。ロフトが多ければ、ランニングアプローチを打った時のように少しキャリーが出て、表面の凸凹の影響を受けずにきれいな転がりを得やすくなります。意外と思うかも知れませんが、キャリーが出た方がスムーズにボールを転がすことができるのです。

他方、ロフトが少ないパターですと、いい感じでストロークしてもキャリーが出づらい分だけ打ち出し直後に凸凹の影響を受け、ボールが左右にブレやすくなるのです。

1メートルぐらいの絶対に入れたい距離で、打った直後にボールが左右にブレてしまう‥‥。凍ったグリーンで転がりの悪さを感じるならば、道具(パター)にもこだわって下さい。ロフトが多いパターを使えば、今までと同じ打ち方でもボールの転がりが格段によくなってくるでしょう。

ダウンの前半はシャフトを寝かせるイメージで!

「いいスイング」とは何か? いきなりこんな質問でごめんなさい。

ボクが言う「いいスイング」は形や型です。リズムやタイミングは評価点にはあまり加えません。この2つはスイングを構成する重要な要素でありますが、反面、リズムやタイミングは世界トップクラスの選手でも、心理状態(プレッシャーがかかった時)によって大きく変わることがあるからです。

どこの形(型)を見れば、スイングの良し悪しが分かるのか?

いくつかポイントはありますが、一番大事な場所はトップからダウンの切り返しでのシャフトのポジション。前回の番外編でも書きましたが、トップからクラブを振り下ろした時、一番理想的な形(型)はシャフトがシャフトプレーン(アドレス時のライ角度の延長線)と平行に収り、そしてシャフトはなるべくシャフトプレーンに近づいた状態になっていることです。

そしてシャフトはできるだけ同じ角度でプレーンに戻っていくのが理想型です。

これができていると、ダウンスイング後半からはクラブも体も余計な動きをしません。余計な動きをしなくてもクラブはシャフトプレーンに沿って下りてきますし、インパクトの再現性も高まるからです。タイガー・ウッズ、ジェイソン・デイ、そして一見変則に見えるリッキー・ファウラーもダウンの早い段階で、シャフトプレーンに沿ってクラブ(シャフト)がポジショニングされています。

対して、プロ、アマチュアを問わず、スイングが不安定な人の場合、ダウンの前半でシャフトが立ちすぎていたり、シャフトはプレーンと平行になっていても、シャフトが離れすぎています。

例えば、宮里藍。彼女の場合、テークバックですぐにシャフトの角度が崩れ、そして、ダウンの前半ではシャフトはプレーンと平行になっているものの、シャフトはプレーンから非常に遠い。このため、ダウン後半ではシャフトが寝てしまい(シャフトプレーンよりもヘッドが下に垂れ下がり)、それをリカバリーするためにインパクトで手が大きく浮き上がっています。今週発売のパーゴルフをご覧になっていただくと、シャフトがプレーンから外れている具合が分かります。

体の動きはダイナミックで素晴らしいと思いますが、シャフトの挙動はトッププレーヤーの中ではかなり不安定です。そして、何故かクラブの動きが不安定なのを指摘されることはありません(恐らく、プロの半分以上はそのことを理解しています)。

大事なことなので繰り返しますが、体に余計な動きをさせたくなければ、クラブ(シャフト)に余計な動きをさせないことが不可欠。特に、テークバックの前半と、前述したトップからダウンの切り返し。ここでクラブ(シャフト)のポジション(角度)が、プレーンから外れるほど、スイングが複雑になりますし、たくさんボールを打たないと方向性が安定しません。また、得意クラブと不得意クラブが出たりします。

読者(アマチュア)が体の動きを求めているのか? それともプロ(指導者)がクラブよりも体の動きを説明したがるのか?

どちらが理由なのか分かりませんが、ゴルフ雑誌のレッスン記事の大半は体の動かし方を積極的に教えています。でも誤解を恐れずに言うと、体の動きだけを意識してもクラブのポジションは変わる確率は非常に低いでしょう。

本当にスイングの完成度を上げたいのであれば、まずはクラブの正しいポジションを意識しながら練習すること。ボールをたくさん打つよりも、クラブのポジションを意識しながら30~50球、じっくり時間をかけ、そしてビデオを使って客観的にスイングチェックしながら練習した方がショットは安定しますし、プレッシャーに強いスイングが身に付きます。

正しいゴルフスイングを身に付けることは簡単ではありません。ギターやピアノを覚えたり、踊りを覚えるのと同じぐらいの努力が必要でしょう。でも正しい練習を続ければ、誰でもシングルになれます。

シャフトの「粘り」と「弾き」の見極め方

「このシャフトは弾き感がいいよね~」「このシャフトは粘り具合が絶妙で振りやすい~」等々‥‥

シャフトのキャラクター(テイスト)を評価する上で必ず出てくるのが「粘り」と「弾き」。感覚的な表現ですが、ゴルフ雑誌やシャフトメーカーのカタログには良く出てくる言葉です。

さて、この「粘り」と「弾き」。実際にボールを打った時に粘った感じがするシャフトを「粘り系」、実際にボールを打った時に弾いた感じがするシャフトを「弾き系」と分類しています。ボクもシャフトを試打した時に、そのように評価を下してましたが、最近は数値でも分類するようにしています。何故かと言うと、数値には錯覚や誤解が入る余地が無いからです。

では、シャフトのどこの数値を見れば、「粘り系」と「弾き系」を分類できるのか?

只今、発売中の「チャレンジ リシャフト2011」(学研)でヤードスティックの山代谷哲男さんも解説していますが、シャフトの手元側と中間部分の硬さの違いをチェックするこで、そのシャフトが「粘り系」なのか「弾き系」なのか分類できます。

例えば、今ボクが使っている「クレージーTJ46」というシャフト。クレージーはすべてのモデルで「弾き感」が強いシャフトとして定評ありますが、このシャフトの剛性分布を調べると手元側が硬いだけでなく、中間部分もかなり硬めです。このため切り返した時にシャフトの中間部分のしなりが少なめ。結果、ダウンからインパクトにかけてシャフトが小さく鋭くしなり戻るために、多くのゴルファーは「弾き」を感じます。また、調子との関係で言えば手元調子系のシャフトの多くは「弾き系」です。

典型的な弾き系シャフト
・クレージーはほぼすべてのモデル
・ディアマナDシリーズ、ディアマナアヒナ
・FUBUKIα、Kシリーズ
・ATTAS 4U
・TOUR-AD BB、GTシリーズ
・鎬シャフト
・ワクチンコンポ

対して、クレージー同様、シャフトの手元側が非常に硬いシャフトとして、グラファイトデザインのEVシリーズがあります。こちらはクレージーとは対象的に、手元側に対して中間部分がかなり軟らかく設計されています。手元側と中間部分の落差が大きいタイプは、切り返した時にシャフト大きくしなる。いわゆるムチを振った時のようにシャフトが大きくしなった感じになるために、多くのゴルファーは「粘り」を感じます。そして一般的には、中間部分が硬くないシャフトの方がシャフトのしなる量が「多い」と感じます。

典型的な粘り系シャフト
・ロッディオSシリーズ
・ツアーAD EVシリーズ
・ランバックス TypeS

弾性率が高い繊維を使うと弾き感が増す場合もありますが、それよりも弾きに影響が大きいのは「シャフト中間部分の硬さ」です。クレージーの場合もそうで、弾性率が高い繊維を使っているだけでなく、他のシャフトに比べると中間部分が非常に硬く、それが「シャープな弾き感」を生み出しているわけです。

同じ振動数のシャフトを比較した場合、「弾き系」のシャフトの方が振った時に「硬く」感じますし、ゴルファーによってはタイミングが取りづらく感じたりします(シャフトの遊びが少ないため)。対して、「粘り系」のシャフトの方が振った時に「軟らかく」感じますし、しなりを感じやすいためにタイミングが取りやすく感じます。

ちなみに、ボクがシャフトを評価する場合、この数値だけでなく、しなり戻りのスピードも考慮します。しなり戻るスピードが遅く感じるタイプは「粘り系」、しなり戻るスピードが早く感じるタイプは「弾き系」に分けています。

飛距離アップを狙うにしろ、方向性を安定させるにしろ、ゴルファーに必要なシャフトは自分のタイミングとシャフトの挙動がマッチしたシャフトを使うことが不可欠です。シャフトのテイストとスイングのマッチングについては、また機会を改めて説明しましょう。

プロやトップアマが古いFWを好んで使うには理由がある!!

谷口徹プロが長く愛用するキャロウェイ「スチールヘッド」

谷口徹プロが長く愛用するキャロウェイ「スチールヘッド」

「FWは難しい」と感じているならば、今使っているFWのシャフトの重量をチェックして下さい。ドライバーと同じか、ドライバーよりも軽いシャフトを使っているならば、ミスの原因はクラブにもあります。FWはロフトが少し多めでシャフトを少し重くする。これだけでずいぶんと打ちやすくなりますし、ミスショットも確実に減らせます。

ではヘッドでは、どこにこだわればいいのか?

ヘッドに関しては、やさしさを求めるのか、飛距離性能を求めるのかで選び方がガラッと180度変わります。

まずやさしさを求めるならばポイントは3つ。

・とにかくフェースが薄べったい(シャローフェース)
・とにかくヘッドが大きい(投影面積が大きい)
・とにかくフェースが出っ歯になっている(フェースプログレッション大)

FWのやさしさとは「ボールの上がりやすさ」です。FWが苦手な人はボールがちゃんと上がらないのが悩みの種だからです。フェースが薄い方が見た目にやさしく、スピンもかかりやすいのでボールが上がりやすい。シャローフェースなほどすくい打ちのミスも出づらくなります。投影面積が大きいFWは見た目に安心感あり、物理的には慣性モーメントが大きくなりやすい分だけ、ミスヒットにも強い。そして、最後のフェースブログレション。出っ歯は見た目に構えづらいですが、フェースが前に出ている方がボールを広いやすい分だけボールが上がりやすくなるからです。

具体的なモデルとしてはマルマンの歴代シャトル&シャトルエースシリーズは、上記の3つの要素がすべて盛り込まれ、非常にやさしいFW。純正シャフトが非常に軽い(50g以下)ので対象ユーザーが非力な人や女性に限られますが、やさしさは群を抜いています。やさしいFWを求めるならば、中古で歴代シャトルを購入して60~70gのシャフトにリシャフトするのもありです。他ではプロギアのeggシリーズやマグレガーのマックテックもやさしいFWの代表格です(いずれもシャフトが軽いので、一般アマチュアが使うには、リシャフトが必要)

次に、飛距離性能を求めるならば、中古のFWがオススメ。ツアープロの使用率が高い旧モデルのFWはぶっ飛び指数が高いです。具体的に言うと、キャロウェイの初代スチールヘッド、2代目スチールヘッド+。テーラーメイドのファイアーソール、初代Vスチール、、初代バーナーTP。クリーブランドの初代ハイボア。ナイキのT40ツアー。

これらのFWに共通しているのは、とにかく重心が低いこと。ドライバー同様、FWも低重心なほどスピンが減り、放物線弾道で飛距離を稼げます。ただし、低重心に作るほどボールが上がりづらく(スピンがかかりづらいために)、難易度が増してきます。このため、多くのメーカーはモデルチェンジのたびに低重心の度合いを減らす傾向にあり(ボールを上がりやすくするために)、最近のモデル、そして新製品では低重心に作られるFWが非常に少ないです。ツアープロが昔のFWを長く使うのは、昔のモデルの方が「飛ぶ弾道を打ちやすい」ことを肌で感じているからです。

しかし最近、この飛ぶ弾道を打てるとプロで話題になり大ヒットしたのがロケットボールズです。古いFWをロケットボールズに乗り換えたプロが多く出ました。しかし、道具を変えることに抵抗があるプロも多くいて、まだ古いFWをバッグに入れている場合もあります

そして、ここからは裏技。FWをセッティングする場合、番手によってわざとクラブの性能を変えてやるのもアリです。

例えば、3W、5Wはボールをやさしく上げたいならば「シャローで出っ歯」なタイプをチョイス。オートマチックにボールが上がってくれる7Wは「ディープで低重心」タイプをチョイスする。7Wだけ吹き上がらないタイプを使うことで、吹き上がりづらい弾道を手に入れられ、風に強い弾道を打つことができます。そして、こういう場合もシャフトだけは、ちゃんと同じタイプ、重量フローを意識してリシャフトする。

ヘッドが異なってもシャフトがちゃんと揃っていれば、番手の流れが崩れることはありません。それぞれの番手で個性を活かしながら、かつ全体の流れを良くできます。

中古ショップに行けば、プロが使っているFWも1万円以下で手に入れることも可能です。リシャフト前提でお買い得な中古FWを購入。FW選びは、これが一番賢い選択だとボクは思います。