カテゴリー別アーカイブ: ドライバーの真実

寒くて厚着になる冬は、 ドライバーを10g重くして使おう

寒くて厚着になる冬は、 ドライバーを10g重くして使おう

寒くて厚着になる冬は、 ドライバーを10g重くして使おう

寒い寒い日本の冬。ゴルフは寒さと風との闘いになってきます。加えて、防寒ウエアを着用によって体や腕の動きが制限され、イメージ通りのスイングがしづらくなります。 さて、この厳寒時季のゴルフ。ドライバーを上手く打つにはしっかり体を使ってテークバックすることですが、その鍵を握っているのがクラブ重量です。

夏場に比べると冬場は寒さの影響でシャフトのしなりを感じづらくなる分だけ、クラブが軽く感じる傾向があります。そして、厚着している分だけ体が思うように動きません。ですので、冬場は夏場よりも10gぐらい重いドライバーをお薦めします。例えば300gのドライバーを使っているならば310gにするという風にするのです。 クラブを重くするとヘッドスピードを上げづらくなりますが、反面、重さを感じ取りやすいので軌道が安定してきます。

また、テークバックではクラブが重い分、クラブに体が引っ張られるため体をしっかり使えます。 冬にゴルフする機会が多い人は、重めのドライバーを1本用意した方がいいと思いますが、クラブの重さは鉛を使っても調整可能です。ゴルフショップに行けばチューニング用の鉛が数百円で売られています。これをシャフトとヘッドに分けてペタッと張ることで、簡単にドライバーを少し重くできます。

具体的に言うと、シャフトは手元側(グリップの先端側)に5~10g貼ります。ヘッドの方はソールのヒールやトウ部分に5g前後貼るようにして下さい。重くしたいからといって20g以上張るのはやり過ぎです。トータルで10~15gぐらいを目安に貼るといいでしょう。そして、ボールを打ちながら重さ調整し、自分にちょうどいい重さに仕上げます。 クラブは軽い方がヘッドスピードが上がって飛距離が伸びると言われてますが、厚着して体が動きづらい冬場にはこの常識は当てはまりません。クラブは少し重い方が、クラブの重さを利用できる分だけ手打ちを防止できますし、打ち急ぎのミスも防止できます。冬のゴルフでドライバーが苦手な人は、ぜひとも試してみて下さい。

ドライバーはミスの形状で選べ!

ドライバーはミスの形状で選べ!

az_ce_dr021ドライバーを選ぶ場合、多くのアマチュアは構えた時の顔付き、そしてフェースの向きやフェースの分厚さに目を奪われがちです。

確かに、構えた時にボールが上がりづらく感じたり、方向性が出しづらいと感じるクラブは手を出さない方がいいです。プレッシャーがかかった場面では、「何となく構えづらい」クラブよりも「すんなり構えられる」クラブの方が気持ち良くスイングできますし、不安要素が少ない方がミスも減らせます。

ですが、ドライバーを得意クラブにするには顔付きだけで無く、お尻の形状にもこだわって下さい。打球面であるフェースがクラブの顔だとすれば、お尻にあたる部分となるのはバックフェース(フェースの反対側)。ここの形状は、お尻が高いハイバックと、お尻が下がったシャローバックとに大別できます。

では、我々アマチュアはどちらを選べばいいのかというと・・・

選択条件となるのがミスの傾向。例えば、アイアンが得意でドライバーが苦手な人や、ドライバーでテンプラのミスが出やすい人は、シャローバックをお勧めします。このタイプの人はドライバーでも打ち込む傾向があって、それがミスを招いています。しかし、シャローバックならば、お尻が下がっている分だけアドレスで右肩下がりになりやすいため、無意識の内にアッパー軌道で振りやすくなるのです。そしてミート率アップという結果がついきます。

他方、ドライバーでトップやチョロが出やすい人の場合は、ハイバック形状がお勧めです。このタイプの人はすくい打ちし過ぎる傾向があって、それが前出のミスを招くのです。でもハイバックならば、お尻が高い分だけアドレスで右肩が下がりませんから、すくい打ちになりづらいアドレスを作れて、ミスを減らすことができます。

もちろんドライバーでミスを減らすには技術的な裏付けも必要ですが、大半のゴルファーは構えた時に、ボールとクラブの両方を見ています。そして、知らず知らずの内に、その視界の中の情報から、ヘッド形状に見合ったアドレスをしがち。ゴルファーが視覚に左右されることを上手く利用すれば、道具(クラブ)でもミスを減らせるのです。

460cc大型ドライバーと、ヘッド小ぶりなドライバー、求める操作性が全く違う!

460CCドライバーと小ぶりなドライバー、求める操作性が全く違う!

460CCドライバーと小ぶりなドライバー、求める操作性が全く違う!

460CCドライバーと小ぶりなドライバー、求める操作性が全く違う!

アイアンやフェアウェイウッドに比べると、ドライバーはここ10年でガラッと変化しました。10年前に比べると、ヘッド体積は150%以上サイズアップ。店頭に並ぶドライバーは今や460CCが当たり前になっています。

さて、このドライバーの大型化。テニスのデカラケ同様、大きい方がミスに強くなります。一般に小さいヘッドよりも大きいヘッドの方が慣性モーメントが大きくなり、打点がブレた時にヘッドがぶれにくい(エネルギーロスが発生しづらい)からです。もちろんヘッドがブレにくいわけですから方向性も安定します。

ただし、この「ぶれにくさ」はメリットばかりではありません。

慣性モーメントが大きいドライバーをクルマに例えるならば、ホイールベースが長いリムジンのようなもの。直進安定性とは引き替えに、操作性が悪くなるのを避けられません。慣性モーメントが大きいヘッドほど、重心距離が長くなってドロー、フェードを打ち分けるのが難しくなるということです。それに加えて、テークバックでフェースを開いてしまうと、ダウンスイングではフェースが戻り切らず、右へのスッポ抜けのミスも出やすくなるのです。

他方、やや小ぶりなドライバー(ヘッド体積440CC以下)の多くは、慣性モーメントの大きさよりも操作性重視。重心距離が短めです。クルマに例えるならば2シーターのスポーツカー。こちらはミスした時に左右に曲がりやすい反面、「ヘッドがぶれやすい」分だけ、操作性に優れています。ドロー、フェードを打ち分けたい人にとっては、非常にやさしいクラブと言えます。

そして、テークバックでフェースを開いて上げる多くのアマチュアにとっては、操作性が高い(重心距離が短い)ドライバーの方が捕まった球を打ちやすくなります。メーカー側もそれが分かっているから、最近は、やや小ぶりなドライバーをラインアップに加えているのです。

大きいヘッド、やや小ぶりなヘッドは見た目が違うだけでなくヘッドの挙動がかなり異なります。そして使い勝手の良さは、ゴルファーによって異なっているのです。ちなみに、ヘッドスピードが遅いアマチュアが飛距離を求めるならば、迷うことなく大型ヘッドをお勧めします。大型ヘッドのほうがインパクトのエネルギーが大きく、より飛ばせる可能性があるからです。

重心距離が長い大型ヘッドはインパクト時のエネルギーが大きい!!

重心距離が長い大型ヘッドはインパクト時のエネルギーが大きい!!

重心距離が長い大型ヘッドはインパクト時のエネルギーが大きい!!

重心距離が長い大型ヘッドはインパクト時のエネルギーが大きい!!

ルールで体積が460CCまでと制限されているドライバー。最近は、大きさをアピールするモデルだけでなく、少し小ぶりに見える(投影面積が小さい)ドライバーも増えてきました。

さて、このドライバー。ゴルファーのプレースタイルに合わせて「大きさ」を選ぶことができますが、もし貴方が飛距離を求めるならば、フェースが面長で、投影面積が大きいヘッドをお勧めします。このタイプは慣性モーメントが大きくて、重心距離も40ミリ以上と長いからです。

では、なぜ大きいヘッド(重心距離が長い)方が飛びに有利なのか?

インパクトゾーンでヘッドは反時計回りに回転しています。このため重心距離が長い方が、シャフトを軸としたヘッド速度(重心部分の速度)が早くなってきます。このため、シャフトを動かすスピードが同じ場合、重心距離が長い方がヘッドスピードが上がるからです。

もうひとつの要素が慣性モーメントの大きさ。慣性モーメントが大きいヘッドはヘッドが回転しづらいですが、上手く回転させると大きなエネルギーが出ます。このため、慣性モーメントが小さいヘッドよりも当たり負けしません。インパクト時のエネルギー効率が高くなる分だけ、ボール初速が上がり、それが飛距離アップにつながってくるのです。

団扇をイメージしてください。小さい団扇より大きい団扇の方が風を多く発生させられますよね。これと同じく、ドライバーの場合も大きい方がエネルギーが出るのです。

もちろん、前回も説明したように重心距離が長い大型ヘッドには「捕まりづらい」、「ボールを左右に曲げづらい」等のデメリットもあります。しかし、ヘッドスピードが46m/s以下のアマチュアゴルファーの場合、そのデメリットを差し引いても、エネルギー効率が高い大型ヘッドを使った方が、クラブで飛距離アップを狙えます。

パワーがあって、自分でヘッドスピードを上げられる人は、自分の打ち方に道具(クラブ)を合せた方がいいでしょう。でも、そうでない人が飛距離アップを狙うならば、道具(クラブ)に自分を合わせる。重心距離が長い大型ヘッドを今から使いこなせば、50歳を越えても、60歳を越えても飛距離を伸ばすことが可能です。

ドライバーの顔をチェックして左右の曲がりを解決しよう!

ドライバーの顔をチェックして左右の曲がりを解決しよう!

ドライバーの顔をチェックして左右の曲がりを解決しよう!

ミスショットを減らしスコアをまとめるポイントはいくつかありますが、ティショットで重要なのは飛距離アップよりも左右の曲がりを抑えること。100以上叩してしまう人の場合、ティショットでOBや池、林に打ち込む回数を減らせば、それだけでハーフ3打ぐらいスコアを縮めることができるからです。

では、どんなドライバーを選べば左右の曲がりを軽減できるのか?

球筋が不安定な人の場合、こだわってほしいのがフェースの向きです。ドローやフックが持ち球ならばドローやフックを打ちやすい顔のクラブ、フェードやスライスが持ち球ならばフェードやスライスが打ちやすい顔のクラブを選びましょう。

具体的に言うと、ドローやフックが持ち球の人の場合、ライ角がフラット気味で、オープンフェースのモデルを選んで下さい。左曲がりが持ち球の場合、左に出て左に曲がる球を打ったらOB等の大トラブルに巻き込まれます。しかしオープンフェースのドライバーならば、構えた向きよりもボールを右に打ち出しやすくなる分だけ左への大曲がりを減らせるからです。それだけではありません、ドローやフックが持ち球の場合、オープンフェースの方が打ち出し方向にフェースが向く分だけ構えやすく、スイングに好影響が出ます。

他方、フェードやスライスが持ち球の人の場合は、ライ角がアップライトで、フックフェースのモデルを選んで下さい。右曲がりが持ち球の場合、右に出て右に曲がる球を打ったら即、アウトです。でも、フックフェースならば、構えた向きよりもボールを左に打ち出せる分だけ大曲がりを減らせます。また、スライサーの場合、フックフェースの度合いが強い方が「捕まる」「右に行きづらい」イメージが出る分だけ、アウトサイド・インの軌道になりづらいメリットがあります。

やさしいクラブ、ミスが出づらいクラブというのはゴルファー、特に持ち球によってガラッと変わります。球筋が不安定、コースに出ると曲がり幅が大きくなる人は、打ち出し方向にフェースが向いている「顔」のクラブを選んで下さい。

最近は、捕まり具合を変えないでフェースの向きだけを簡単に調整できるドライバーも登場しています。コースに出るとイメージ通りの球が出づらい人には、やさしいドライバーになるでしょう。

ドライバーのシャフトは年々軟らかくなっている!

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アマチュアゴルファーがドライバーを買い替える場合、一番こだわるのは飛距離アップでよすね。その願いに応えるべく、メーカー各社も最新モデルでは「前作よりも10ヤードアップ」などと飛びを強くアピールしています。

さて、ドライバー選び。道具(クラブ)で飛距離をアップを狙うポイントはいくつかありますが、最新モデルで注意したいのがシャフトの硬さ。一般的な硬さはRですが、5年前のRは振動数240cpm前後が平均でした。それが2011年モデルになると220~230cpmが標準。同じRでも5年前と今とでは、ワンランク以上軟らかくなっています。

メーカー、モデルによっても硬さの基準は異なりますが、ゴルフショップに並んでいるマチュア向けドライバーの大半は、Rシャフトだと昔(10年前)の女性用ぐらい軟らかくなっているのです。

 何故、こんなにもシャフトが軟らかくなってきたのか?

 一般的に、アマチュアのヘッドスピードだと、軟らかいシャフトの方がインパクトゾーンでシャフトのしなりを利用できるため、ヘッドスピードを上げやすいからです。メーカーもそれが分かってきたから、シャフトの硬度設定を下げてきました。

 もうひとつの理由はアベレージゴルファーの高齢化です。10年前も現在もメーカーがメインユーザーと考えているのは団塊世代。その世代のパワーの衰えに合わせて、モデルチェンジごとにシャフトを軟らかくしているのです。アマチュアゴルファーの多くは、年をとってパワーが衰えてもシャフトは以前と同じ硬さで打ちたい・・・という欲望を深層下で持っていて、そのマーケット心理を満たすための変化です。

 ですので、シャフトの硬さについては「パワーが落ちたから」といって、普段よりも柔らかいシャフトを選ぶ必要はありません。また、団塊世代ゴルファーでも人並み以上のパワーがあるならば、今までよりもワンフレックス硬めにした方が、しなり具合が合ってきます。

そして、30~50歳代のゴルファーに関しては、「自分はRでちょうどいい」と決めつけず、SRやSも試打することを強くお勧めします。軟らか過ぎるとしなりを使える反面、体をしっかり使ってスイングしづらくなるからです。

 最新ドライバーはヘッドスピードが40m/sぐらいでも、SRやSを使いこなせるようになっています。

スライサーは小顔フェース、 フッカーは面長フェースを選ぼう

スライサーは小顔フェース、フッカーは面長フェースを選ぼう。

スライサーは小顔フェース、フッカーは面長フェースを選ぼう。

ルールでヘッド体積の上限が460CC以内に規制されたこともあり、ここ数年、ドライバーは460CCが主流。テニスのデカラケ同様、大きい方が見た目に安心感がありますし、ミスヒットした時にもヘッドがブレにくいことがアマチュアゴルファーにとって大きなプラス要素だからです。

しかしその一方で、体積440CC以下のモデルも同時に用意されるようになってきました。例えば、ブリヂストン、ダンッロップスポーツ、ミズノ、ヤマハなどは、同じブランドで体積が異なるヘッドを2種類以上ラインアップ。ゴルファーのニーズに合わせてヘッドサイズを選べるようになっています。

 では、大きいヘッドと小さいヘッドとではどちらの方がアマチュアに扱いやすいのか?

 体積だけに目を奪われるのではく、フェースやヘッドの形状をチェックすれば、それがどんな特性のドライバーなのかおおよそ分かります。

 例えば、スライスを軽減したいならば、ヘッド体積が小さめでフェースが小顔、そしてヘッドの奥行きが深いタイプがお勧めです。専門的に言うと、このタイプは重心距離が短めで、ネック軸周りの慣性モーメントが小さめ。ネック軸周りの慣性モーメントとはヘッドの返りやすさの目安で、これが小さいほどヘッドが返しやすく、ボールの捕まりが良くなってきます。加えて、ヘッドの奥行きが深くなるほど重心アングルが大きくなりやすい。結果、インパクトゾーンでフェースが開きづらくなる分だけスライスを軽減できます。

 他方、引っかけやフックを軽減したいならば、ヘッド体積が大きめでフェースが面長なものをチョイスしましょう。そしてヘッドの奥行きは、あまり深くないタイプがお勧めです。このように設計されたヘッドは構造的に重心距離が長くなります。ネック軸周りの慣性モーメントも大きくなり、フェースが返りづらくなる分だけ、左へのミスを軽減できます。また、ヘッドの奥行きが深くない、いわゆる洋梨形状は重心アングルが小さめ。インパクゾーンでフェースが被りづらくなる分だけフックを軽減できます。

 一般的にはヘッド体積とフェースの大きさは比例しますが、意図的にそう作っていないドライバーもあったりします。ですので、ドライバーを選ぶ場合、単純に体積だけで性能を決めつけるのは禁物。フェースの形状、ヘッドの奥行きもチェックしてから購入を検討した方がいいでしょう。

弾道調整機能付きドライバーを活用して、最適ロフトに!!

弾道調整機能付きドライバーはリアルロフトがガラッと変わるぞ!!

弾道調整機能付きドライバーはリアルロフトがガラッと変わるぞ!!

2008年用具ルール改正で調整機能が認められ、同年から様々な調整機能がついたクラブが発売されています。メーカーによって方法は異なりますが、大別するとシャフトを脱着することで弾道調整できるタイプと、ヘッドに装着される重量調整ネジを取り替えることで重心位置を移動できるタイプとがあります。

さて、この弾道調整機能ドライバー。シャフトを脱着することで調整できるタイプの特徴は、フェースアングルをガラッと変えられることです。

例えば、スライサーが右へのミスを軽減したい時はフックフェースに調整。フックフェースにすれば、最初からフェースが左を向いているので、その分だけスライスを軽減できます。対して、フッカーが左のミスを抑えたい時はオープンフェースに調整。オープンフェースにすれば、最初からフェースが開いているので、その分だけフックを軽減できるからです。ちなみに、この方法は昔からあって、プロでもドライバーの捕まり具合を調整したい時は、シャフトの装着角度をわざと変えることでフェースアングルを調整していました。

そして、このタイプのドライバーを購入する時はロフト選びに注意が必要です。シャフトを脱着する方式の場合、フェースアングルを変えると、それに伴ってリアルロフト(実際のロフト)が変わります。例えば、フックフェースに調整した場合、ニュートラルな状態よりもリアルロフトが1~2度増え、その分だけボールが高く上がります。逆に、オープンフェースに調整した場合、ニュートラルな状態よりもリアルロフトが1~2度減り、その分だけ弾道が低くなってくるのです。

ですので、シャフト脱着式の弾道調整機能付きドライバーを購入する場合、ロフト選びに慎重になってください。

スライサーの場合、いつも通りのロフトだとボールが上がり過ぎてランが出なくなる危険性があります。普段、10度を使っているならば9度を選んだ方が、ちょうどいい高さの弾道が打てるでしょう。

他方、フッカーの場合、いつも通りのロフトだとボールが上がり切らない危険性があります。弾道調整機能でオープンフェースにして使うならば、ロフトは普段よりも1度増やして下さい。例えば、普段9度ならば10~11度を選ぶ。10度を選んでもリアルロフトは増えません。この方が弾道の高さがちょうど良くなります。シャフト脱着式のドライバーを購入する場合は、「自分は10度がぴったり」と決めつけず、調整機能を生かしたロフト選びが大事なのです。

トップが浅くなりやすい人はドライバーのヘッドを重くしよう!

トップが浅くなりやすい人はドライバーのヘッドを重くしよう!

トップが浅くなりやすい人はドライバーのヘッドを重くしよう!

近年、ルール改正でクラブの調整機能が認められたこともあり、新しく発売されるドライバーは調整機能付きのモデルが当たり前のようになって来ました。

大別すると、ヘッドとシャフトが脱着するタイプと、ヘッドに脱着式ネジを埋め込むタイプ、そして両方できるタイプとがあります。脱着式はフェースの向き、ロフト、そしてライ角が調整可能。対して、ヘッドに脱着式のネジが装着されているタイプは、ネジを移動することで重心位置の変更が可能。また、ネジの重さを変えることでヘッド重量を変えられます。

さて、この調整機能ドライバー。それぞれにメリットがありますが、もし、トップの位置や切り返しに問題を抱えているならば、ヘッド重量を調整できるドライバーをお勧めします。ゴルファーの腕前にかかわらずヘッド重量が変わると、トップの大きさ、切り返しのタイミングが変わってくるからです。

例えば、トップが浅くなりやすい人や、打ち急ぎやすい人は、重いネジを装着することでヘッドを少し重くしてみましょう。テークバックは自分の意志で行いますが、途中からはクラブ(ヘッド)の重さによっても腕や体が引っ張られます。このため軽いヘッドよりも重いヘッドの方が、トップが深くなりやすいのです。加えて、ヘッドの重みを感じやすくなる分だけ打ち急ぎのミスを減らせます。個人差はありますが、一般男性の場合、ヘッドを198~202グラムにすると、重さを感じてトップが深くなってきます。

他方、オーバースイングになりやすい人や、クラブをしっかり振り切れないと感じるならば、ネジを交換して軽めのヘッドに調整しましょう。目安としては192~196グラムぐらいがいいでしょう。調整前よりもヘッドを3~6グラムほど軽くすれば、トップがコンパクトになってきますし、ヘッドの重さに負けないでしっかり振り切れます。ただし、ヘッドが軽くなり過ぎると手打ちになる危険性があります。46インチ以上の長尺ドライバーでなければ、192グラムまでに止めておいた方がいいでしょう。

ちなみに、冬場にシャフトのしなりを感じにくい人や、厚着するとトップが浅くなりやすい人にも、ヘッド重量を変えられるドライバーは使い勝手がいいです。ネジ交換でヘッドを3~5グラム重くすると、ヘッドを重くすることでシャフトがしなりやすくなりますし、重くなった分だけ手打ちを軽減できます。

ドライバーを試打する時は、かならず打ち出し角度もチェックすべし

ドライバーを試打する時は、かならず打ち出し角度もチェックすべし

ドライバーを試打する時は、かならず打ち出し角度もチェックすべし

ここ数年登場したドライバーの多くは、従来モデルよりも0.5~1インチ長く作られています。

この長尺効果でヘッドスピードが上がりやすくなっていますが、さらなる飛びを求めるならばロフト選びにもこだわりが必要です。そのためには「自分は10度がピッタリ」という風に、頭ごなしにロフトを決めてしまわないことです。

 ドライバーの実際ロフト(リアルロフト)はメーカー、モデルによって違います。また、同一モデルであっても、モデルチェンジするとリアルロフトの設定が異なる場合もあります。例えば、ロフト10度と記してあっても、Aというモデルはリアルロフトが9度、対してBというモデルは12度ということがあるのです。このため、「自分は10度がピッタリ」と決めつけてしまうと、ボールが高く上がり過ぎたり、上がり切らないでキャリー不足に陥る場合も出てくるのです。

 では、何を基準にしてロフトを決めればいいのでしょうか?

 アマチュアの多くは、なぜかロフトが少ない方が「飛ぶ」と思っています。このため、クラブメーカー側はそれを配慮し、アベレージ向けモデルほど表示ロフトよりもリアルロフトを大きくしがちです。ですのでアベレージ向けを購入する場合、試打してボールが上がり過ぎるならば、普段よりもロフトを1度減らして下さい。その方が球の高さがちょうど良くなって飛距離を稼げます。

 他方、プロ、アスリート向けモデルは吹け上がりにくくするために、表示ロフトとリアルロフトが同じか、リアルロフトの方が少ない場合があります。ですので、試打してボールが上がらないと少しでも感じたならば、見栄を張らないでロフトを1度増やす。そうすることでキャリー不足が解消され、飛ばすことができます。

 そしてゴルフショップで試打すれば、大抵はヘッドスピード、飛距離だけでなく、打ち出し角、スピン量も計測してもらえます。試打する場合、ヘッドスピードが上がっているかどうかだけでなく、打ち出し角もチェックする事をお忘れなく。ヘッドスピードが40m/s前後ならば、理想的な打ち出し角は14~16度、45m/s以上の人ならば、理想的な打ち出し角度は12~14度。これらの打ち出し角になりやすいロフトをセレクトすれば、クラブの性能をより引き出し、飛距離アップを手にすることができます。