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ボルビック ビビッドボール

このインプレッションは、マーク金井の有料メルマガに掲載されたものです。(有料メルマガはこちらからご購読できます)

新製品も出尽くして、ホットリストも発表になり、僕も週二で赤羽ゴルフ倶楽部に通い、ゴルフシーズン真っ盛り。新製品が出尽くし、打たずにいられないのネタに困る時期がやって来ようとしているが、今年はなぜか全然そんな気配がない。スノボのレベルが上がると、ゴルフもレベルアップする。やはりレベルアップするとテンションが上がるもの。

アナライズでは、スコアアップできるクラブや練習器具、セミナーなどを開催しているのは、ゴルフをレベルアップしてもらうことで、みなさんに、ゴルフが楽しくなってもらい、ゴルフの活性化に少しでもつながることを願っているから。上達するとゴルフに行きたくなる。停滞しているとゴルフに行きたくない。それは僕だって同じ、今、ゴルフの調子がとてもいい!、今ゴルフが楽しい。

ゴルフが楽しいというのは上達に限ったことではない、新しいクラブやグッズを買うとテンションが上がるもの。今回はボルビックというメーカーの、ビビッドというボールを紹介する。文字ではこの衝撃を伝えれらないのが残念だが、たぶんはじめてみるとこのボールの発色に

「なんじゃこりゃ」

と驚くだろう。それぐらい発色がいい蛍光色のボールで楽しい気分になる。ボルビックというと、ミネラルウォーター?!と思う方が居ると思うが、
韓国のボールメーカー。アスリートライクなボールを作っているメーカーではないなという印象だったが、最近米国女子ツアーで、使用者が増えているらしい。ツアープロが使っているのはこのビビッドというボールではなく、ウレタンカバーのボール。今年ババ・ワトソンが契約して話題となった。ババ・ワトソンがつかうS4というボールは、カバーがピンクだが、ウレタン素材。ピンクのドライバーをつかうババだから、ピンクのボールを使いたかったのかもしれない。

カラーボールというと最近流行っていると思っている人が多いが、実は昭和40年台にカラーボールブームがあった、プロツアーでも、確か、出口栄太郎プロが使って
優勝したりと実は歴史がある。今回のとりあげるボルビックのビビッドは、ウレタンカバーでないディスタンス系のボール。日本にも蛍光色で有名なキャスコのKIRAというボールがあるが、KIRAよりも更に発色が良く眩しいぐらい。発色がいいのはわけがある、表面がマット仕上げというかつや消しなのだ。つや消しだから発色がいいのか、他に秘密があるのかわからないが、とにかく一度実物を見て欲しい。写真は僕のブログで紹介しているの見てみて欲しい。

このボールを手にしたのは、ナイキがゴルフクラブ、ボール事業から撤退して、ナイキのスタッフが、色々な会社に転職した事情もある。ボルビックにも、僕の仲の良いスタッフが入ったので、一度試して欲しいゴルフフェアの時に、いわれて1スリーブ貰っていたを思い出したから・・ゴルフフェアは3月、まだまだスノボシーズンだったので、すっかり忘れていた(汗)

ではインプレッションしてみよう。

ビビッドはディスタンス系なのでスピン量は少なめ、気持ちスリップする感じで飛んでいく。僕が打つとアイアンの飛距離は10yぐらい伸びる。アプローチでもスピンで止めることは出来ない。ドライバーの飛距離性能も高い。しかしそれより、まずコースで使った時に驚くのは、視認性の良さだ。ボールをすごく見つけやすい。これを使うとロストボールは確実に減るだろう。ボールを曲げて同伴競技者に迷惑をかけている人は是非使うといいだろう

僕が提案したいのは、100が切れない人、90切れない人にまず使ってほしいこと。ドライバーも曲がりにくいし、アイアンも飛ぶというわかりやすい理由ではない。

「ボールが止まりにくいから」

ボールが止まらないと思ってゴルフをすると、できるだけセーフティな場所に打つ習慣がつく。例えばバンカー超えたとこにあるピンを狙うと止まらないので、グリーンの広い所に打つ。など、リスクの高い攻め方が出来ない

常にボールが止められないことを前提に、コースマネジメントを覚えると、バーディは減るかもしれないが、ダブルボギー以上は劇的に減るはず。そもそもバーディが何個も取れるなら、100は打たないだろう。しかしそれに気がついていないから、90も100も切れないのだ。

ボールが止めれる というのは凄いことだ、しかしスピン系のボールというのは、上手く打てると止めることができるが、上手く打てないと止まらない。いいショットと悪いショットの差が大きく出やすい。ビビッドをはじめとするディスタンス系ボールは、上手く打てても止まらない、、上手く打てなくても止まらないと、この差が少ないのでスコアが安定する。

70台が出したいというならスピン系を使いこなして欲しいが・・そうでないなら、ディスタン系を使ってマネジメントを覚えてみるといいだろう。技術的なことはさておき、このボールをつかっていると何となく楽しい気分になる。それだけでも買う価値があると思う

90切り、100切りを狙っているなら、このボールを使って、ボール無理に止めないマネジメントを覚えて欲しいと思う。きっとそのレベルを超えても役に立つはずだ

PRGR RSスピンボール(2016)

このインプレッションは、マーク金井有料メルマガ「マーク金井の書かずにいられない」2016年11月22日に配信されたものです

僕はゴルフクラブを毎年たくさん購入する。このメルマガを愛読してくれている皆さんは、ゴルフクラブを購入する頻度は高いが、エースとなるクラブはなかなか変わらないことに気がついてくれていると思う。

実はボールも同じ

 

アナライズのスタジオのボールは、毎年一気に新しいボールと入れ替えて、1年を通じ同じボールを使うことにしている。同じ条件下でテストしないと、クラブの微細な差が出てこないからだ。

 

スタジオで使うボールは、日頃僕が愛用しているボール、もしくはそれに近いものに限定してある。僕が実戦で使うのはウレタンカバーのボールのみ。市販されているウレタンカバーのボールだが、ほぼテストしていると言っていいだろう。ボールのテストだが、クラブを変えないから、その差がわかりやすい。

 

クラブもボールもテストは常時しているが、そのテストをするためには、テストの原則が必要、その原則が↓である

 

・ボールを変えない=クラブの差がわかりやすい
・クラブを変えない=ボールの差がわかりやすい

 

僕がエースクラブやエースボールをなかなか変えない。変えれないのは、僕のこだわりによる部分が大きいが、職業的理由も大きい。

 

最近僕はボールを変えた。ブログやFacebookをチェックしてくれている人は、写真がしきりに載るので、気がついている方も少なくないと思うが、それはプロギアのRS SPINというボールだ。

 

今、えっプロギア?!と思った方が少なくないと感じた。クラブやボールを選ぶ上で、皆さんが支配されることに「先入観」というのがある。ボールといえば「タイトリスト」「ブリヂストンゴルフ」「スリクソン」と頭に浮かぶだろう。僕はいろいろテストをする上で、先入観を捨てて素直にデータや、フィーリングを受け入れることが出来るようになって来た

 
アマチュアのテスターが、クラブをテストする企画があると、ここだけの話だが、ブランドイメージという先入観に流されていて、それだけで評価しているように感じる。僕らプロの試打者とアマチュアゴルファーの試打と一番の差は、この先入観がほとんどなく、ブランドイメージに流れないことだろう。

 

さて話をプロギアのボール RS SPINに戻そう

 

ボールはディスタンス系とスピン系に分かれるが、RS SPINは名前の通りスピン系で、ウレタンカバー。僕はウレタンカバーのボールしか使わない。ゴルフはポジション取りが大切だからだ

 

飛ぶボール=止まらない
止まるボール=飛ばない

 
ボールは、打ち出しの高さで止めるか、スピンを欠けることで止めるか、と2つの要素で止まり具合が左右される。片山プロの言葉ではないが「ゴルフはボールを止める(狙ったところに)スポーツ」と狙ったところに飛んで、止まることが僕にとって一番気になるところ。プロギアはずっとボールを販売していて、歴代ほとんどテストしているが、3ホールでテストをやめることばかりだった。しかしこのボールは、18ホールだけでなく、ずっと使おうと思ったが、残念ながら置いている店が限られていて

 

プロギアの担当者に「どこの置いているの?」

 

と販売店を教えてもらったくらい。しかし平塚哲二プロや矢野東プロがボールを変えただけある傑作ボールといえるだろう。好みが分かれるのは、

打感はしっかり目であること

 

僕は昔からしっかり目の打感を好んでいるので、全く問題ない。スピンの量も適量だ。しかし売れるのか?!と言ったら、大ヒットというのは難しいかもしれない。まず販売店が限られていること、そして先程書いたブランドイメージの問題だ。

 

ボールは1スリーブ買って、試してみればいいし、ダメだったらやめればいい。マーク金井が勧めるこのボールだから、試してみても損はないと思う