カテゴリー別アーカイブ: FW・UT

テーラーメイドM5ロケットフェアウェイウッド(2019)

このインプレッションは、2019年3月のマーク金井の有料メルマガに掲載されたものです。(有料メルマガはこちらからご購読できます)

今年も例年のようにゴルフに行っていない・・ と思っていたら3月になってしまった。今年は暖冬で、僕が毎週通っているガーラ湯沢も、例年の今頃と比べ雪が少ないので景色が違う。しかしゴルフ殆ど行っていないのに、例年以上にクラブを購入しているような気がする。というのも今年はドライバーの当たり年、テーラー、キャロウェイだけでなく、前回紹介したコブラもかなり良い出来だ。

ドライバーばかり注目が高いが、フェアウェイウッドも良いものが目立つ。注目はテーラーメイドのM5フェアウェイウッド。メルマガ読者、それも昔から購読してくれている人は、”あれ”と思ったかもしれない。テーラーメイドはフェアウェイウッドを作るのがとても上手いメーカー、僕も毎年購入してしまうが、いつも購入するのはM1、M2のときは、M2だったし、M3,M4のときはM4を購入している。

ヘッドサイズも大きく、操作性よりも寛容性があるものを歴代選んできた。しかし今回はM5フェアウェイウッドを購入。その理由だが、発売前から気になっていたのがソールのセンターの可変ウエイトの存在。ソールのセンターに配置されて、扇状に移動する。ウエイトの重さはなんと65グラムもある。チタンヘッド+カーボンクラウンで作り出したフリーウエイトを作り出し、65グラム稼ぎ出したわけだ。

フェアウェイウッドのソールの可変ウエイトだが、ティアップして使うドライバーと違って、地面とコンタクトする時に邪魔にならない形状であって欲しいと思う。例えばタイトリスト917F2、F3のSURE FIT CGウェイトを搭載するために、突起があると、使用上は関係ありませんと、メーカーがいかに説明しても気になるもの。古くはテーラーメイドのr7フェアウェイウッドもウエイト収納するための突起があった。

しかしM5フェアウェイウッドは、非常に上手く作られていてソールはフラットになっている。ウエイトの移動範囲は大きくないが、味付けとしては充分有効に感じる。色々試してみたくなったから購入した。今回僕が買ってしまった理由はもう一つある。テーラーメイドは歴代『ツアースプーン』であるとか『TP』であるとか、『TS』であるとか、マニアがグッとくるロフトを少し立てたスプーンを発売していた。何故か最近は日本で発売されていない。

今回、僕は新橋のジーパーズで見つけて、ROCKET3という表示にグッと来て衝動買いしてしまった。3Wのロフトを一度立てただけなのに、ROCKET3なんて名付けるなんて、買い物心をくすぐるのが実に上手い。テーラーメイドはネーミングも上手いが、ビジュアルでのインパクトの付け方が上手い。もちろんチタンヘッド、そしてツイストフェース採用と、機能的にも優れているイメージの出し方も上手い。しかしROCKET3も何故か日本で発売されていない。

US仕様の並行輸入を買ったので、日本では発売されていないフジクラのATOMSというシャフトが入っている。Rシャフトを買ったのは、”US仕様あるある” でシャフトの硬さが気になるから。しかし、最近はワンフレックスどころか、2フレックスぐらい硬いことも珍しくない。計測してみると振動数はなんと268cpmとSとXの間ぐらいの硬さだった。柔らかめを選んだのに、僕が使うにしても少し硬めだった。

ティアップして打ってみると、低スピンでドライバーを打っているような感じがする。飛距離も10ヤードも変わらないだろう。地面から打つには少し厳しいロフトかもしれない。このフェアウェイウッド、ライ角が54度と今どき珍しくフラット。ドライバーの可変スリーブは、意外とデメリットが気になる僕だが、フェアウェイウッドはライ角が変えられる点が嬉しい。テーラーメイドのスリーブは、キャロウェイやタイトリストに比べるとアドレスした時に気にならないし、良く出来ていると思う。

テーラーメイドM5フェアウェイウッドのROCKET3は、ドライバーが苦手という人には、オススメなドライビングスプーンだろう

テーラーメイドM4レスキュー(2018)

このインプレッションは、2018年12月のマーク金井の有料メルマガに掲載されたものです。(有料メルマガはこちらからご購読できます)

2018年ももう終わろうとしている。新製品も年内は出ないし、静かに今年も終わっていくと思われれている人が多いが、2019年の新製品情報は今、真っ盛り。メルマガだから書くけど、先週末にミズノの新製品が発表され、年始早々にキャロウェイ、テーラーメイドが新製品発表会を控えている。新製品が出るということは、現行商品がマークダウンされる。例外的に、マークダウンが遅れることがあるが、こちらもメルマガだから書くが大手量販店の一部は、前倒しでマークダウン価格で販売しているところもある。

今年も僕は様々なドライバーを購入したが、結局一番使う機会が多かったのはテーラーメイドのM3 460ドライバー。しかしフェアウェイウッドはテーラーメイドM4オンリーで、

ほかのモデルは買っていない。僕自身、14本でラウンドする機会が少なく、7本選ぶとしたらドライバーの次は、ユーティリティが選ばれて、フェアウェイウッドを使う機会が少ないというのもあるが、M4フェアウェイウッドは非常に良く出来たモデルだと思う。M4フェアウェイウッドにはグラファイトデザインのツアーAD IZ5(S)、IZ6(S)などを入れてみたが、今のエースはフジクラのスピーダーTR569のSを入れている。

フェアウェイウッドの出来が良いということは、同モデルのユーティリティも期待できると僕は思っている。実際M4レスキューは、ボールも上がりやすく、飛距離性能も充分で、

オススメモデルだ。実際に試打した際、非常に高評価したことを覚えている方も多いだろう。今回、某ショップで、ここだけの話先行マークダウン価格で販売してもらった。スチールシャフト装着モデルで1万円中盤の価格で手に入れることができた。どうしてスチール装着モデルを手に入れたかというと、まずは価格が安い。どうせリシャフトするなら、値段は安いに越したことはないからだ。

どんなシャフトにリシャフトしようかな?と悩み瞬間がとても楽しいのは、皆さんも経験があると思う。普段なら迷わず、70グラム台のユーティリティ用シャフトを選ぶ。

アナライズUT70や、アイアン用だけどMCIブラック80などが選択肢に入るが(ちなみにMCIブラック80は、番手ごとに重量フローしているので、UTに入れる番手は70g台となる(Sシャフトの場合)今回は、島田ゴルフのUT用シャフトを入れることにした。重さは100グラムで、Sが振動数280cpm、Rが振動数270cpmのもの。振動数だけを見ると、「硬いのかな」とイメージするが、実際打ってみると程よくしなるから不思議だ。

アナライズのマジックマリガンUTにも、スチールシャフト装着モデルがあるが、NS950が現在のラインナップ、スチールの選択肢が無いのが気になっていた。僕は、ウエッジ以外スチールを使うことはないが、今回「世界で一番やさしいドライバー」を作ってみて、改めてスチールシャフトの良さが再認識。ボヨーンというしなり感が、心地よいだけでなく、インパクトの当たり負け感が無い点も魅力。

今回、世界で一番やさしいドライバー以外も、スチールシャフトをイロイロとテストし、そして島田ゴルフのシャフトに出会った。そういえばアイアン、ウエッジ用を除けば何年もスチールシャフトのテストをしていなかったことに気がつく。カーボンよりも重量があるので、もちろん若干飛距離は落ちるが、島田ゴルフのUTシャフトはしなり感が絶品で、一発で気に入ってしまった。

ということで、M4レスキューでもイロイロ実験して、アナライズマジックマリガンUTにも、島田ゴルフのUTシャフト装着したモデルを追加しようと思う。もともと島田ゴルフのスチールシャフトは、カーボンシャフトの挙動に近いのが特色。T島が生配信の時に「スチールシャフトメーカーで一番、ダイナミックゴールドの呪縛がないメーカー」という説明をしていたが、独自で理想のシャフトを追い求めている感じ昔から好きだったメーカーだ。

ユーティリティに入れる際、24度前後はもちろん、27度、30度などロフト角が大きい番手に、入れてみると面白いシャフトだと思う。

プロギア Q(2018) 

このインプレッションは、2018年9月のマーク金井の有料メルマガに掲載されたものです。(有料メルマガはこちらからご購読できます)

 

ゴルフはスキー、スノボとちがってオールシーズンできる。そのおかげで年間通して新しいクラブが発売される。この1〜2年、僕がゴルフクラブを買ったり売ったりする量が減っている。もちろん自らクラブを作るようになったことが大きい。もうすぐmmウエッジのロフトバリエーションや、mmアイアンが量産体制に入ったところ。

それとゴルフクラブは、あっと驚くような素材や、技術革新が無いまま、マーケティングだけで新製品が発売されるようになり、目先だけ変えて何を買ってもそんなに変わらない印象を抱く製品が増えている。5年前と同じとは言わないが、変化を出しにくく、劇的に進化した特性のクラブを出しづらくなっている。

もう一つはメルマガやブログ、Facebookに書いているがやはり、スイングの重要性だろう。僕はここのところ、練習するのが楽しくてたまらない。スイングプレーンが良くなると、クラブの性能を引き出すことがたやすくなる。自分の弱点をクラブで補う必要がなくなったことも、クラブをあまり購入しなくなった原因の一つと言える。

しかし、コレは面白いなぁと言うクラブがある。先日プロギアの新しいRSを、メーカーさんのご厚意で発売前に、コースで試打する機会に恵まれた、新しいRSについてはそのうちインプレッションすることにして、その時にプロギアのQというクラブがバッグに入っていた。ゴルファーが窮地に追い込まれた時に役に立つクラブというコンセプトで開発されたクラブ。

プロギアは、革新的な構造のクラブを多く作り出しているが、ラウンド中の明確なシーンを再現し、それに向けてピンポイントで対策できるクラブづくりが得意だ。僕も購入し、MSウエッジを作る時に参考にした名器R35は、溝規制を対策しなおして発売から、すでに13年も経過し地味に売れているそうだ。

スコアメイクに直結したクラブ作りは、プロギアの真骨頂と言っていいのではないだろうか? 特徴はソールが三角形となっていて、ロフト28度、33度のユーティリティタイプ、ロフト18度、23度のフェアウェイウッドタイプ、どちらもヘッド小ぶりで、ヘッドスピードはやや遅めの人をターゲットしにしているようだ。ソールの三角形で、ラフやベアグラウンド、バンカーからも打ちやすくなっている。僕はティショットやフェアウェイから使ったが、ボールも上がりやすく、とても使い勝手が良かった。

僕は少ないクラブでラウンドすることを推奨しているが、ドライバーとQ、あとはウエッジ、パターで充分ではないかと思う。ヘッドが小さく、シャフトは短め、でスイートエリアはさほど広くはないと思うが、芯で捉えやすいクラブ。唯一殘念なのは、シャフトが軽いものしかラインナップにないということ。

50グラム台だけで、スチールと重めの柔らかいカーボンなどあると、このクラブの恩恵に預かれる人が増えていいと思う。例えばフジクラが出しているオニキススピーダーのようなシャフトを入れると年齢層も広がり、使いたくなる層が増えて面白いだろう。レディースシャフト装着モデルは要望が多く、製品化が決まっているそうだ。

できるだけ、本数を絞ってセッティングしていれば、用途のはっきりしたこういうクラブを1本足すこともできる。できれば練習場よりも、コースで試打して欲しいクラブだ。

PXG0811LXドライバー、0341Xフェアウェイウッド、317Xハイブリッド

PGAツアーで使用プロが増えているPXGのクラブ。今月行われた、AT&Tバイロン・ネルソン選手権でも、クラブ使用契約を結んでいるビリー・ホーシェルが優勝するなど、テレビ観戦していても「PXG」の文字を目にする機会が増えてきたと実感する。

僕は、昨年の今頃、まだほとんど情報がない頃にPXGの0311アイアンを試打して、気に入って購入した。僕の大好きなピンのアイアンのテイストを感じていたら、元ピンのクラブデザイナーのNO2とNO4が、PXGに移りこのクラブを作ったということで、「やはり」と思った。

僕はピンのアイアンのG25とG30を今でも愛用している。ピンのアイアンのコンセプトが好きだからだ。

・ヘッドが大きめ
・オフセットがしっかり入っている(グースが付いている)
・ソール幅広い
・バンス角が強い
・ライ角が選べる

僕がアイアンに求めるすべての要素が詰まっているから、PXGのアイアンをどうして購入したか?!というと

メルマガ読者ならご存知だろうが、僕は新しいものが大好き!当時まだ日本では認知度も低く誰も持っていなかったPXGだからという理由が一つ。そしてピンのアイアンのコンセプトを全て持っていて、更に上回るものを感じたから。

ピンのアイアンは一部の物を除いて、一般の工房ではライ、ロフト角調整ができないが、PXGは軟鉄鍛造素材だからできる。そして軟鉄鍛造で中空、そのなかにポリマー樹脂が注入されていて、フィーリングもいい。
テクノロジーの高さ、精度の良さ、ヘッドサイズの割にミスヒットにも強い。ピンと同じコンセプトを持ち、更に上を行ってると感じたから。

もちろん、価格はピンの遥かに上を行ってるので、コストパフォーマンスは、メルマガだから書くが、ピンに軍配が上がる

しかし、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティは購入に至っていない。またまたメルマガだから、ぶっちゃけ書くけど、”僕は”、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティにおいて、ピンを特別上回る点を感じなかった。もちろんネジでの重心位置の調整など手の込んだ造作はあるが、僕は重心位置の移動については、あまり肯定的ではないのは、読者の皆さんはご存知かと思う。

今回、PXGのドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティに新しいモデルが追加された。モデルチェンジなのか?バリエーションなのか?WEBサイトをと並列に並んでいるのに、わかりにくいが、構造からすると、モデルチェンジのように感じる。

3つとも、クラウンにカーボンが配置され、ソールには樹脂をつかっているようだ。

ドライバーは0811Xと0811LX、PXGの0811ドライバーはヘッド重量が205gぐらいあり、ハードヒッター出ないと扱いにくかったのだが、今回はヘッドが8g軽いLXというモデルが追加された。スリーブ込みで200gを切るので、かなり扱いやすくなった。という印象だ。どちらも若干スピン量は減ったかなと思うが、あまり触手は伸びなかった

しかしフェアウェイウッド0341Xとユーティリティ0317Xは、かなりの変化を感じた。カーボンクラウンとソールの樹脂などで構造がかわり、打ち出しが少し高くなり、低スピン感が増した。僕はソール形状の変化により、地面とのコンタクトにしっかり感が出てきたように感じる。僕が作ったマジックマリガンFWに、近い感じでバンスが充分にあるアイアンを打っている感触に近いものがあるのだ。

これはフェアウェイウッド、ユーティリティに共通して感じたこと、ユーティリティは特に、前作よりも気持ちアップライトに感じて、幾らするのかわからないが、かなり欲しくなって衝動買してしまいそうだ。

グローブライド オノフ黒スプーン(2017)

片山晋呉プロと一緒に書いたシンゴイズム。お陰様で高評価をいただいている。実は取材に二年半かけていて、僕はカメラマンとして、ロープの中から写真を撮ったりと、徹底的に彼のゴルフに近づいて取材した。そのお陰で、彼のクラブ遍歴をしっかりとチェックできるという嬉しい誤算もあった。

 

新しいもの好きで有名な片山プロだが、気に入った物を長く使う一面も持っている。新しいクラブもいろいろテストするが、ドライバーは、結局フォーティーンの2012年モデルCT-112に戻ってしまう。CT-112のヘッドは10個以上ストックしているそうだ。いろいろテストするがいつも本妻に戻ってしまう1Wだが、3Wには本妻がいないので、この2年半でもかなり変化している。

 

昨年は夏前からホンマのTW727がエースだったが、調子を上げてきた、日本オープンぐらいからは、ずっと同じモデルに固定。それはグローブライドのオノフ黒スプーンだ。ちょうど夏ぐらいに、所属しているイーグルポイントゴルフクラブでの練習を取材に行ったが、このプロトタイプのスプーンを徹底的にテストしている姿を密かにチェックしていたが、ついに製品化された。

 

こちらのスプーンはチタン製で、シンゴイズムの表紙で片山プロが持っているクラブが、このクラブ。発売前のフライングで本来はNGなのだが、発売3ヶ月前からしっかりと写っている。ソールとクラウンにも溝がある。アダムスのクラブのように溝をつかってヘッドをたわませて反発を稼いでいると思われる。これはメルマガだから書くけど、ホットリストで試打したフェアウェイウッドの中では、掛け値無しで飛んだ一本だ。

 

ヘッド形状は3Wなのだが、弾道がドライバーみたいに飛んでいく。フェアウェイウッドは、飛距離も欲しいが、ボールを止めたいという局面がある。ロフトは15度で、打ち出し角が高く、スピンが少ないのでかなりの低重心だと推測できる。低重心なクラブは、ボールの捕まりがわるく、球が滑るように感じるものだが、15度もロフトがあるとこの滑りがない。球のつかまりには、フェース角や重心位置が深く関係あるが、ロフト角も重量な要素であることを再認識させられた。

 

たぶん片山プロ用には、この15度だけでなく13度ぐらいのものも作っているだろう。地面からグリーンを狙うのには15度を選ぶだろうが、ティショットに多用するなら13度がいいだろう。どちらにせよヘッドスピードと技術があればいいが、アマチュアでは、ティショットでも13度は球が滑るんじゃないかと推測する。

 

大切なことで繰り返すが、ボールの捕まりは、フェース角、重心距離、重心深度、重心深度、この4つに加え、ロフト角が非常に大切。ロフト角が大きくなるとつかまりもよくなる。逆に小さくになると捕まりも悪くなる。

 

少し残念なのはロフト角16度の4Wがあるのだが、ヘッド素材も構造もスプーンとは違う。こちらも6万円でいいから、チタンを使った同じ構造で作ってほしかったと思う。ヘッドスピードが45m/sを切るアマチュアにとっては、地面から打つなら、低重心で打ち出しが上がるとは言え、16度~17度ぐらいあったほうが、ボールが上がり、捕まりもよく使い勝手がいいからだ。まだまだ、スプーンは15度前後という固定概念が強いのはわかるが、非常に出来がいいだけに、少し残念に感じた。

 

このフェアウェイウッドは、スプーンだけ6万円(税前)と高価だが、間違いなく購入するだろう。

2016 マーク金井の気に入ったクラブ ベスト3

このインプレッションは、マーク金井有料メルマガ、『マーク金井の書かずにいられない2016年12月27日号』に掲載されたものです


今年も残り4日となった。今年もいろんなクラブを試打したり、購入したりした。今回は、今年僕が買って、気に入ったクラブのランキングを発表したいと思う。

何度も書いているが、重心位置を可変するクラブが全盛となっている。調整機能を満載し、目先を変えないとクラブが売れない。『多機能にしないとクラブは売れないのではないか?!』というメーカーの強迫観念すら感じてしまう。今回のランキングでは、基本的に調整機能があるクラブは、入っていない。

可変スリーブのものは入っている。これはロフト角、フェース角の可変機能というよりも、シャフトが容易に交換できるという機能を僕は評価している。仕事として便利であるが、「一般ゴルファーにこの機能が必要か?」と言われれば、答えはYESと言い切れないと僕は思う。シャフトを色々変えたいという人にはいいだろが、スコアメイクとしてのクラブセッティングにおいては、シャフトをこまめに変えることは、特にメリットにはならないと思うからだ。

今年のクラブを総括するにあたって、調整機能するクラブに対してなぜ否定的なのか、改めて書いておくことにしよう。確かに便利な機能に感じるかもしれないが、クラブは、ターゲットユーザーを明確にして作られる。そのターゲットユーザーを一番感じられるのが、フェースアングルや、ロフト角、重心角、そして重心の位置だ。それを動かせるということは、クラブの基本設定が無いと僕には感じてしまう。

実際はターゲットユーザーがあり、微調整に過ぎないのだが、メーカーは、『幅広く対応できる』と打ち出している。残念ながら、調味料を入れたからと言って、醤油味のラーメンが、味噌味に変わったりすることは無い。僕の記憶が正しければ、そこを説明しているメーカーは無い。

そして、その目先を変える為の調整機能を実現するために、その造作に重量を取られてしまう。クラブ本来のターゲットユーザーに対して、しっかりと基本設定するべく使われる、重量がそこに奪われてしまい、手段と目的が逆転してしまっているように感じる。試作品としてはいいだろう。どこに重心を配置するか?!移動させることで、ターゲットユーザーに対して、ベストな場所を探れるからだ。

設計者の意図が、不明確になる。いや設計者のいないクラブ。半完成品に感じるからだ。『最後の仕上げはゴルファーが行って下さい』と言っているのと同じに、僕は感じてしまうから・・・もちろん最後の仕上げは自分でしたいという人にはいいだろう。

まずは

『テーラーメイドM2ドライバー』

ご存知テーラーメイドのセカンドブランドとなるドライバー、面白いのは、テーラーメイドもキャロウェイもセカンドブランドのクラブのほうが、歴代よく出来ていること・・すべての機能を「全部のせ」にすることなく、制約の中でカタチにしていくからではないか?!と僕は感じている。

調整機能があるトップブランドのM1よりも、M2のがニュートラルな特性となっていて、M1よりも捕まりがいい。ミスに対する寛容度も高くなっている。捕まりがいい と言っても、スライサーがストレートボールになるクラブではない。基本的に捕まりは抑えてあるが、M1と比較しての話だ。ここは誤解しないで欲しい。

今年、タイガー・ウッズが復帰に際して選んだのは、このM2ドライバー。僕の一押しをタイガーが選んでくれたのは、かなり嬉しい出来事だった。

『テーラーメイド グローレF2ドライバー』

こちらもM2と同じように、重心位置の調整機能がない。プレミアムブランドでも日本のユーザーは、調整機能をアメリカほど評価していいないことをしっかり掴んでいることを理解している。こちらはグローレFよりも、初代グローレに近い。ボールが捕まる点もいいだろう。ヘッドの挙動はニュートラルで、ヘッド重量が重すぎない点もいい。クラブを長くしたい人には、M2よりもこちらを勧めたい

『テーラーメイド M2フェアウエイウッド 3HL』

ロケットボールズやX-HOTが、発売されて以来、飛ぶスプーンというカテゴリーが出来上がってしまった。飛ぶスプーン、飛ぶのはいいのだが、飛びに特化しずぎて、地面から打つには、プロ並みのヘッドスピードが必要となってしまった。実際、日本のツアープロでも、『飛びすぎて使いにくい』という声が出るほど・・こうなってしまうとアマチュアでは、なかなか太刀打ちできない。

シングルプレーヤーでも『5Wはいいのに、3Wが打てない』

という人が多いという話を聞く。ここまで低スピンになってしまうと、3Wのロフトは16度~17度は欲しくなってしまう。テーラーメイドのM2の、US仕様はその点を考慮しているのか16.5度のロフト設定、3HLがあるので安心だ。そしてネックには調整機能がないのもシンプルでいい。

価格的にもメリットが有る、セカンドブランドは価格も安く、若い世代が使いやすくなっている。日本のメーカーは、若い世代が使える価格設定のクラブを作らない。作っても初心者向けにして、カッコよくない。アナライズのクラブは、若い世代の人も使えるように低価格で、デザインもこだわっている。

調整機能満載のクラブは、まだ来年も発売されそうだが、僕は基本性能にこだわり、若い世代も買いやすい価格にこだわり、デザインもこだわって、クラブを作っていこうと思っている。

フォーティーン Hi877ユーティリティ(2016)

このインプレッションは、マーク金井有料メルマガ「マーク金井の書かずにいられない」2016年12月1日に配信されたものです

先日のJTカップで日本の男子ツアーも終了。僕がゴルフ雑誌に関わり始め、トーナメントの取材を初めて30年経ったので、ブログにて振り返った。ファッションの流行は、周期的に昔は流行ったことが、新しい要素を加えてリバイバルされ、それが繰り返される。

 

80年代終わりから90年代にかけて、ゴルフクラブの大いなる変革期だった。ボールは糸巻きから2ピース(ソリッドボール)へ、パーシモンから、カーボンを経て、メタル、そしてチタンドライバーへ、クラブの大きな変化は、素材の変化により劇的に変わっていく。

 

そんな中で登場したのは、プロギアのインテスト(正確にはインツという横浜ゴムの子会社が販売していた)というクラブ。当時はアイアンでもウッドでもなく、ウッドからアイアンまで、境目無くつながること、それをノンリニア思想と名付け、このクラブが生まれた。今でこそ、ユーティリティとかハイブリッドと言われているが、当時はそういう言葉はなく、その特異な色から自然発生的にタラコと呼ばれるようになった。

 

インテストは、竹林隆光氏が設計したのは有名だが、竹林さんが作ったクラブメーカーフォーティーンから生まれたのが、インテストを彷彿させる色と形状の、「Hi877」だ。色はバナナのような黄色で、型番も877(バナナ)と、タラコに対抗していてバナナを印象づける作りとなっている。やはり色が変わっているので、SNSなどでも話題となっているようだ。

タラコから30年を経て発売されたバナナだが、30年の進化を感じるのだろうか?!T島が借りていたのを試打してみたが、インテストを試打した時の衝撃はなかった。当時はユーティリティと言うものがなかった、いやショートウッドも市民権を得ていない、キワモノクラブだった時期だから、アイアンと比較して劇的に打ちやすいという評価になった。

 

しかし、現在ユーティリティというジャンルが確立している。確かにアイアンより打ちやすい、アイアン型ユーティリティとしてはよく出来ていると思うが、ウッド型ユーティリティのミスヒットの強さには及ばない。そして、衝撃を感じなかったもう一つの理由は、アイアン自体の30年の進化だ。

 

アイアンはこの30年で劇的にやさしくなった。飛んで上がる、それこそユーティリティのようなアイアン。すでに、ユーティリティとアイアンの境目が不明瞭になり、ノンリニア思想は、すでに思想でなく現実となってしまった分、衝撃を感じなかったのではというのが、僕なりの分析だ。

 

バナナは、この30年の進化のスピードには追いついていないと僕は感じた。しかしさっきも書いたように、アイアン型ユーティリティとしては魅力的だし、色は斬新なものがあるので、欲しい人は魅力的だろう。


年配のゴルファーは、アイアン形状が好きで、ウッド型ユーティリティに馴染めない人も多いと聞く。そんな人は一度試してみることをオススメする。

ナイキ T-100ハイブリッド(2008)

このインプレッションは、マーク金井有料メルマガ「マーク金井の書かずにいられない」2016年10月25日に配信されたものです

 

僕のブログやFacebookをチェックしてくれているなら、ご存知かと思うが、昨年に比べてトーナメント会場に足を運ぶ回数が激増している。縁あって片山晋呉プロを少しサポートしているから。メルマガ読者なら片山プロはゴルフの竪琴を2014年から使ってくれているのを覚えてくれているはず。竪琴だけでなく、今年になって、超柔らかシャフトの練習器具である、イージーフレックスも使い始め。最近では、T島が自作したプレーンボードも使ってくれている。

 

そんな縁もあって、トーナメント会場の練習場にいて片山プロと話していると、ハン・リープロや、正岡竜二プロなども、アドバイスを求めて声をかけてくれるようになった。トーナメント会場でもっと僕の練習器具を使ってくれるプロが増えてくれれば嬉しい

 

日本オープンも練習日も含め毎週会場に足を運んだ。ハードなコースセッティングは、テレビ観戦した人も充分伝わったと思うが、実際コースに足を運べば、残念ながら、この凄さは実際に見ないと理解できてないと思う。その激しいセッティングの中で、松山英樹のプレーは流石だった。米ツアーの経験を充分活かしたと言えるだろう。僕はブログでこの大会ではショットメーカーが活躍すると予想したが、予想した選手が上位に入って満足。

 

片山プロも難コースで実力を発揮するタイプ。今回はドライバーを抜いて、このコースに挑んだ。ドライバーが無いと、距離的には不利だが、距離を稼ぐだけではこのコースを攻略できない。先週のメルマガに書いたが、ラフは池と同じ。ラフに入れてしまうと、最低でも+0.5打、+1打は当たり前だから、残り距離が少々増えても、フェアウェイキープが大前提。松山英樹もティショットでは3番アイアンを多用していた。

 

イマドキの1wは、14本の中で1本だけ特性が大きく異る。その点、3Wやユーティリティをティショットで使うと、スイングに統一感が出る。片山プロはティショットを少しどちらかに曲げて打ちたいタイプだから、その統一感は大切だろう。今回片山プロがティショットに多用したのがロフト15度のスプーンと16.3度のユーティリティ。いつも使っているモデルではなく、2008年に福岡の古賀ゴルフクラブで開催された日本オープンで勝った時に使っていたのを、それ以来引っ張り出して使ったそうだ。

 

 

片山プロにモデル名を聞いたのだが、覚えていないらしく、当時契約していたナイキのユーティリティであることはわかった。僕が見たところ、2004年に発売されたナイキT100ユーティリティにそっくりだが、ソールの部分が少し違うが、たぶんT100のプロトタイプだろう。17度のロフトのモデルのロフトを少し立てて使っているようだ。

 

ナイキがクラブ事業から撤退する時に、ブログにナイキの歴代名器について書いた。その中で一番はフェアウェイウッドのT40ツアー、超低重心で僕も長く使ったモデル。T40のTはタングステンの略、ソールに40gのタングステンが配置されているという意味。

 

40gでもすごいが、このユーティリティはT100だから100g。かなりの低重心で、ティアップして打っても、ドライバーのような弾道で飛んでいくこちらも名器だ。しかし使いこなすにはパワーが必要だ。そして低重心にするとボールは捕まりが悪くなるので、フッカーには良いが、フェード系だとあまりオープンフェースにしないほうが良いだろう。

 

地面から打つなら20度が限界、片山プロのように17度だと、ティアップしないとつかえないが、スプーンぐらい距離が出せそうだ。中古でT島は3000円ちょっとで買ったらしいが、中古市場でも品薄でなかなかみつからないようだ。

 

低重心でボールを上げにくい分、シャフトはウッド用が入るようになっていて、シャフトでボールをできるだけ上げたいという、メーカーの意図が窺い知れる。皆さんも購入してリシャフトする時は、ウッド径(8.5mm)のシャフトしか、リシャフトできないので注意してほしい。

 

ナイキのクラブは、プロダクトとしてもいい物が多かった。特にフェアウェイウッドやユーティリティに名器が多く、またこんなユーティリティを発売してほしかったと思う。ほんとに撤退が残念でならない

ナイキ VAPOR FLYフェアウェイウッド

このインプレッションは、マーク金井有料メルマガ「マーク金井の書かずにいられない」2016年8月23日に配信されたものです

 

 

『事件は現場で起こっている』

 

 

とはよく言ったもので、僕は定期的に中古ショップや、量販店に顔を出して、実際にクラブが幾らぐらいで流通しているかチェックしている。実は、ゴルフクラブに関わる人の多くが、ゴルフにもあまり行かない。ゴルフショップにも行かないというのが、残念ながら
悲しい現実。リアルな現実をしっかり見ることで、何か大切なことが見つかると僕は信じているので、僕は定点観測を怠らない。

 

ナイキショックの話は、このメルマガでもしてきたが、ナイキのプロダクトを僕もしっかりと残しておきたいので、何を買おうか悩んでいた時に見つけたのがこれ 『ナイキ VAPOR FLYフェアウェイウッド』の3+だ。僕はスチールヘッド3+を皮切りに、テーラーメイドファイヤーソール、そしてナイキのT40など、ロフトの立ったフェアウェイウッドが大好き。それに加えてナイキは昔からフェアウェイウッドを作るのが得意なメーカー。特にT40は非常に長く使った。今でも持っているぐらい気に入ってる超低重心のフェアウェイウッドだ。

 

広島のトップアマからプロテストを受けて合格し、シニアツアーで活躍している田村尚之プロは、未だにこのナイキT40フェアウェイウッドを使っていると言う話、今見るとヘッドが小ぶりで、フェースの反発も今風ではないが、超低重心でコントロール性が高い名器だった。この名器は、VR-PRO LIMTEDから、VAPOR PROフェアウェイウッドへと進化し、そしてこの『VAPOR FLYフェアウェイウッド』が最後のフェアウェイウッドとなる。

このフェアウェイウッドは『コンプレッションチャンネル』とよばれる、ソールのフェース側ギリギリにある溝によって、フェースの反発を確保しているのが特徴。溝といえばアダムスからテーラーメイドというイメージが強いが、ナイキはVR-PROの時代から取り組んでいる。反発と芯の広さを感じるのだが、ウッドのキャビティバッグ構造の効果は、今だから言うけどよくわからない。アイアンのキャビティバック構造は、慣性モーメントを増やしたり、重心深度を深くする狙いがあるが、ナイキがウッドで謳っていたのは、浅重心であったりする・・計測してみても、ちっとも浅重心ではない、まあリブが入ったりするので、剛性は上がるはずだが、ナイキに限ったことではないが、毎年モデルチェンジの弊害を感じる部分だろう。

 

ナイキのクラブが、素晴らしかったのは、国産メーカーもしくは、外ブラの日本仕様のプロダクトは、グローレみたいに、団塊の世代をターゲットにしてしまう。アスリートモデルと呼んでいるモデルでさえ、団塊の世代もなんとか使える感じを出そうと、軽いシャフ
トを入れてしまうが、このクラブは、324gとしっかり重量がある。若い人が純正シャフトでも使えるクラブというのは、実はかなり珍しい

 

 

この3+だが、表示ロフトは13度だが、計測してみると11.75度とかなり歯ごたえがある。実際に試打してみるとフェースの弾きの良さ、打感の良さをすごく感じる。低重心ではないが、ロフトが小さいこともあって、適度なスピン量で飛距離も稼げる。可変スリーブなので、ロフトを増やすことも可能だ。

 

 

クラブを作っている僕がからすると、こんなクラブは1万ちょいでは、原価ぐらいではないかと心配する。こんな値段で結果売られる、厳しいゴルフクラブ事業に見切りをつけたくなる気持ちが、少しわかった気がした。

テーラーメイドM2フェアウェイウッド(2016)

僕のエースドライバーは、テーラーメイドM2ドライバー、メルマガ読者の皆さんは御存知かと思うが、もちろんM1も購入した。僕にとってM1の売りである、重心位置の移動はあまり興味が無い。M1自体は、ウエイトを動かさない、ニュートラルポジションが理想的だった。

 
約三ヶ月後に発売されたM2ドライバーは、M1と比べてヘッド重量が5g軽く約200gと僕の理想値に近い、重心位置は動かないがこちらも全く問題ないので、エースドライバーはM1からM2ドライバーへ変更。M1ドライバーは、当初人気だったが、今は評価が分かれているという話。ヘッド重量がハードヒッターにはいいかもしれないが、僕らにはヘッドが重すぎる。

 
M1ドライバーが発売された時同時に、M1フェアウェイウッドも購入した。ドライバーと同じように、こちらも重心位置が調整できるし、可変スリーブが付いていると盛りだくさん、低重心で低スピン弾道で気に入っていた。どんなに気に入っていても、M2ドライバーがいいので、M2フェアウェイウッドが欲しくなってしまうのが僕の性分。

M2フェアウェイウッドは、重心も移動できないし、可変スリーブもないが、僕は基本『引き算の人間』必要ない機能はいらないし、ウエイトも可変スリーブもあまり動かさない。シンプルでソールだけ見ていると、名機ロケットボールの後継モデルのようだ。可変スリーブでないのでネック周りもスッキリしている。

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M2フェアウェイウッドは、現在ツアー使用率NO1だそうだが、性能もさることながら、ネックがすっきりして構えやすく、接着スリーブのほうが、ダイレクト感があるし点がツアープロの支持を得ているのではないかと思う。

 
今回はジーパーズで購入。番手は僕の好きな3HLを選択、16.5度というロフトは使い勝手が良さそうだ。シャフトはUS仕様なので、フジクラが作っている純正シャフト TM REAX 65。ドライバーが50g台なので、フェアウェイウッドのシャフトは60g台が理想的なウエイトフロー。これが日本仕様となると、ドライバーと同じ50g台の純正シャフトが入っていて、長さが短い分2g軽くなっている。日本仕様のがしっかり作られていると言われているが、アメリカの方がセッティングの原則を守っているというのが面白い

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M2はフェースが黒いのでフェース面が見えづらく、ロフト角が少なく見えるものだが、ロフト16.5度の割にはフェース角が大きく見える。もちろんいつものように計測してみると、ロフトは18.5度もあった。フェース角は-0.75度とフックではないので、個体差はもちろんあるだろうが、ロフト多めで作っている意図を感じた。一時テーラーメイドはロフトアップとしきりにアピールしていたが、今は全くスルー。しかしフェアウェイウッドは、勝手にロフトアップしているのが面白い

 

ロフト角が18.5度だから、ボールが上がりすぎるかなと、少し危惧していたが、打ってみるとなんの問題もなかった。イマドキの低スピンのフェアウェイウッドは、イマドキのボールを打つとスピン量が不足する事が少なくない。僕がマジックマリガンFWで17度を作っているのも、そんな理由がある。

 

地面から打つなら、よほどのハードヒッター以外は、17度から18度ぐらいのロフトが欲しいものだ。ジーパーズだが以前のようにUS仕様と日本仕様の価格差が無くなっている。US仕様は基本的に表示フレックスよりも硬いのは、流石に皆さんお気づきかと思う。だいたいワンフレックスは硬くなっていると思ってもらっていいだろう。今回はRシャフトを買ったが、43インチで振動数が275cpmとかなりの硬さ。日本仕様のSよりしっかりしている気がする。

 

ヘッドスピードが43m/s以下だと、US仕様のRでも厳しいかもしれないので、購入するなら日本仕様かリシャフト前提となる。しかしUS仕様でないと3HLは手に入らない。なんとももどかしい状況である

打ち出しが高く、低スピン弾道が打てる3HLは魅力的、重心距離もフェアウェイウッドとしては長めの34mmなのでつかまり過ぎないのも魅力的、シャフトが気になるなら、アナライズのw65を入れると完璧になるだろう(宣伝)
是非試してほしい組み合わせだ