カテゴリー別アーカイブ: ウェッジ

アナライズmmウエッジ

このインプレッションは、マーク金井の有料メルマガに掲載されたものです。(有料メルマガはこちらからご購読できます)

今、僕は平昌にいる。もちろん目的はオリンピックの観戦だ。どうしてわざわざ韓国まで観戦に行ったかというと、スノーボードが好きというのはもちろんだが、60歳を迎えるが冬季オリンピックを自分の目でみたことがないから。そして2020年の東京オリンピックに向けての予行演習でもある。物事は一方向から見るのではなく、多角的に観ることでより深く理解できるもの、他所を観ることで、人の振り見て我が振り直せではないけれども、2年後の東京オリンピックがより楽しみになるはずだ。

僕が他メーカーのクラブを積極的に購入し、使用するのも同じ理由だ。アナライズmmウエッジを発売して1年経過する。今ロフトバリエーションを増やすべく、試作の真っ最中。今回特に力を入れて開発したのは、46度、48度といロフトのウエッジ。
今までだったら特に必要ないロフトだろうが、今のクラブセッティングでは重要なポジションのクラブだ。

僕がゴルフを始めた頃、PWのロフトは50度だった。ジャンボ尾崎が作ったアイアンにジャンボMTN3というモデルがあった。この頃からだろうアイアンのロフトが立ち始め、MTN3プロモデルにはP/Sと言う番手が登場する。というのもPWのロフトが48度と立っているから、SWとのロフト差が大きくなってしまうから、AW、P/Sと言うクラブが、クラブセッティングに入ってくるようになった、ちなみにMTN3はP/Sは53度、SWは57度となっている。

いわゆるストロングロフトの走りといえるジャンボMTN3のPWは48度、現在のアイアンセットはどんどんストロング化が進み、PW48度というと、かなりロフト角が大きい部類にはいる。今やプロ、アスリート向けモデルで46度前後が標準で、44度も珍しくなくなってきた。流行りのぶっ飛び系アイアンのPWは38度と、アスリート向けの8番アイアンとほぼ同じロフトだろう。

このロフト角の変化は、ゴルファーにとってプラスなのかマイナスなのか、正直僕にはわからない。このストロング化の流れを受けて、今までのPWと同じぐらいのロフト角のクラブが空白になってしまって、飛距離の階段を作るためには、46度、48度相当のクラブが必要となっている。言うならば現代のP/S的な、P/Aウエッジだろう。

タイトリストなど一部のメーカーは、アイアンセットの流れで48という番手を作っているところがある。しかし圧倒的に少数派で、ウエッジのバリエーションで補うことが多い。しかし大型ヘッドのアイアンセットからの流れで考えると、ハーフショットやコントロールショットを多用するウエッジの形状だと、まず見た目に違和感を感じるはず。

それだけではない。ウエッジ形状とアイアン形状、ロフト角が同じでも、フルショットすると、飛距離の差が出てしまう。僕の感覚では4~8ヤードぐらいウエッジ形状は飛ばない。同じロフトえらんで買ったけど、フルショットすると何故かショートするということが意外と多い。

mmウエッジの46度、48度は、重心位置をコントロールして、アイアン形状と同じぐらいの飛距離が出るように作った。深いキャビティは、フルショットの際に飛距離のばらつきも少ないだろう。まだ試作品なので、発売はまだ先となるが、出来上がったらぜひ購入して欲しい。飛距離の階段がきれいに作られ、きっとスコアアップの武器になると思う。

グランディスタ RS-Wウエッジ

アナライズのセミナーだが、おかげさまで7月開催分も全て満席、アナライズだけなく先月は神戸でも開催した。神戸に行く途中では、新幹線の停電事故に巻き込まれ5時間以上足止めを食らったが、松山英樹らしき人をみかけるなど、YOUTUBEで最近放送してる、生配信、マーク金井”ここだけの話”のネタを仕入れることができた。

セミナーだけでなく、超名門コースの廣野ゴルフ倶楽部、次の日は芦屋カンツリー倶楽部をプレー、いつもと違うゴルフ場でのプレーも楽しめた。ゴルフ場にも地域性が出る、地形であるとか、地面の硬さ、芝の違いであるとかを感じさせる。廣野ゴルフ倶楽部は、河川敷のグリーンより短いのでは?!というぐらいフェアウェイが短く刈り込まれていて、美しかった。練習場のマットは、あまり地面の硬さを感じさせないが、実際のコースでは芝の長さや地面の硬さは、かなり違うもの。

芝の種類もコースによって違うから、練習場で感じないアプローチの時のヘッドの挙動を感じる。残念ながら練習場のマットの上では、何発ボールを打ってもこの違いがわからない。僕が9ホールしかプレーしないのに、足繁く赤羽ゴルフ倶楽部に通うのは、ゴルフクラブ、特にウエッジは芝の上でテストしないと、ソールやバンスがどういう動きをするか本来の姿は見えてこないからだ。

今回、試打したのは吉田一尊プロが作ったグランディスタRS-Wと言うウエッジだ。まずはソール形状に目が行く、バンス角が大きく、ワイドソールであることに気がつく。ソール形状からダウンブローにヘッドを入れたくなるウエッジだ。吉田一尊プロのデザインしたクラブは、ドライバーRS-01なども僕は持っているが。クラブの機能について理解度が高いことは打ってみるとすぐにわかる。このウエッジも例外ではない。

まずはソール形状、僕の作ったmmウエッジと同じ発想を感じる。そして形状はティアドロップ型で、リーディングエッジがまっすぐでキャロウェイの名器「X-TOURウエッジ」と雰囲気が似ていて、僕の好きな形状だ。この時点で基本的に、ソールが上手く使えて構えやすいよく出来たウエッジであることがわかるが、それだけではなく独自の試みがあることを感じた。

それはネックが長く、出来るだけ重心高を高くしたいことがわかるが、更にセルと呼ばれるプラスティックやセルロイド製の部品がタングステンという比重の重い金属で作られていて、15gもある超高重心を狙っている。

ウエッジでスピンを掛けたいと思った時に、実は芯で打ってはいけないのをご存知だろうか?!

えっ芯で打っちゃいけないの?!

実は芯で打つよりスピンが掛かる打点があるのだ。「ギア効果」と言う言葉は聞いたことがあるだろう。芯よりトゥ側でうつとフック回転、ヒールで打つとスライス回転かかる。これは「横のギア効果」と呼ばれている。横があるなら、縦もあるだろうと察しの良い方ならピンとくるはずだ。「縦のギア効果」は芯より下で打つと低く飛び出しスピン量が多くなり、芯より上で打つと高く飛び出しスピン量が減る。重心高2、有効打点距離といわれる数値は、縦のギア効果で低スピンで打てる面積を増やすことが前提だ。

話がズレたので元に戻そう。このウエッジは重心位置を高くすることで、縦のギア効果を狙って、スピン量を増やそうとしているの。加えてハイバウンスなので、地面とコンタクトするとフェースが立つ方向に動くので、ダブルでスピン量のアップを狙っている。溝をチェックしたが、彫刻ではなくプレスのようだが、スピン量はかなりのレベルで、僕が作ったmmウエッジを上回るかもしれない。溝でスピンがかかるわけではないので、それを理解した上の設計だろう。

このRS-W、ハイバウンスだが、ソールのトレーディングエッジ側(後方側)を丸く落としているので、フェースを開きやすいし、抜けもよいだろう。オートマチックにも使えるが、フェースを開いたりと技術を持っている人が技を活かせやすいと思う。コースで使ってみると、このウエッジの良さが充分理解できるだろう。お値段はかなりプレミアムだが、初心者から上級者まで幅広く使えるウエッジだと思う。

ピン GLIDEウエッジ(WS)

このインプレッションは、マーク金井有料メルマガ「マーク金井の書かずにいられない」2016年9月28日に配信されたものです

 

先週はセミナーやテレビの収録、チャレンジツアーのインタビューなどで、かなりハードな一週間だった。どんなに忙しくても、習慣となっているのが、中古ショップと量販店の定点観測。

 

つるやゴルフ神田駅前店、JYPERS新橋店、ゴルフガレージ新橋店。この3店はヘビーローテーションに入っていて、特に中古ショップのゴルフガレージ新橋店(旧ゴルフパラダイス)は、僕がデザインした、マジックマリガンSSウエッジを新品で販売してくれていることもあって、どんなに忙しくても欠かさず通い情報交換に余念がない。

 
嬉しいことにマジックマリガンのウエッジは、新品でよく売れるが、買い取りがほぼゼロ。使った人も性能に満足してくれているようで、なかなか中古売り場に並ばない人気商品と言ってくれる。お世辞でも嬉しい事を言ってくれるので、思わずゴルフガレージで衝動買いしてしまうことが多い。

 
今回は、僕のウエッジのライバルとなりそうなウエッジを見つけて衝動買い。記憶力の良いメルマガ読者は、「あれグライドウエッジ持ってなかった?!」と思ったかもしれない。僕が持っているのは、グライドウエッジでも”ES”というモデルで、ソール形状だけでなく、ヘッドの形状も通常のグライドウエッジとかなり違う。名器ピンアイ2っぽいフォルムで、ソールもほぼ同じ。今回僕が買った”WS”は、名前がWSというぐらいだから、ワイドソールで、形状はベーシックなティアドロップ型。今、見た目が普通で実はやさしい軟鉄のウエッジを試作しているので、良さげなウエッジがあると衝動買いしてしまう。

 

タイトリストのボーケイに比べると知名度は低いが、ピンのグライドウエッジは、ソールバリエーションも多く、ライ角も選べるので僕的にはオススメだ。特にこの”WS”はソール幅が広いだけでなく、ヒール部分も落とされていないので、上級者っぽく見えて、実はやさしいウエッジが欲しい人にはオススメだ。

 
ピンはライ角が選べるのもいい。今回衝動買いした決めてだが、実はライ角がピンのカラーコードで白だったこと。白といえばかなりアップライトで僕のほぼ適正ライ角だ。店頭に並んでいるのはカラーコードが黒ばかりで、白はそれより4段階もアップライトなので、なかなか見かけることはない超レアスペック。

 
アイアンのライ角を気にする人は多いが、不思議とウエッジを気にする人は少ない。アナライズにライフィッテングに来ていただいた皆さんのほとんどの方が「ウエッジもライ調整が必要ですか?!」と聞かれる。メルマガ読者の皆さんが覚えていてくれると嬉しいのだが、ロフト角が大きいクラブほど、ライ角の影響を受けやすい。ロフト角ゼロだと、ライ角が変わっても全く影響を受けないが、ロフト角が大きくなればなるほど、影響を受けやすい。ロフト角が25度以上からはっきりと影響が出始め、40度を超えると極端に影響を受ける。

 
視覚的にこちらを見てもらえばわかりやすいと思う

ウエッジはロフトも大切だけど、バンス角、ライ角も大切です

ライ角が適正でないデメリットは他にもある。こちらは可視化しにくいのだが、ソールの接地面が変わることだ。クラブのソール、特にウエッジはソールが命。ライ角が適正であることを前提に、ソールはデザインされる。設計通りにソールが地面にコンタクトしない
と、その性能を発揮することができないのは、深く考えなくてもわかるだろう。

 

特に、ソールのヒール部分がどう当たるかが、ソールデザインの鍵。ライ角が適正である必要が、これでわかってくれたら嬉しい。グライドウエッジの”WS”(ワイドソール)は、本格的に見えて、実はソールがミスを助けてくれるウエッジ。必ずライ角をチェックして購入してほしい。

 

アナライズでは、ライフィッティングをやっているのでこちらも利用してくれると嬉しい。なお有料メルマガ会員は、このサービスを無料で利用することができる。(調整料は別途必要、要予約)ぜひライ角の大切さを実感してほしい

az_ce_pt006

マックダディーフォージドウエッジ(2016)

このインプレッションは、マーク金井有料メルマガ「マーク金井の書かずにいられない」2016年9月13日に配信されたものです

 

ゴルフ雑誌やWebで、僕の試打の記事やタイアップ広告をメルマガ読者も目にしてくれることがあると思う、ドライバーやシャフトなどがメインで、パターとウエッジはあまり見たこと無いのではないだろうか?!メインに売りたいものを宣伝したいというのもあるだ
ろうが、僕にはショートゲームというイメージがないのだろう。実際パターとウエッジはあまり話がこない。

 

しかし皆さんご存知かと思うが、僕が最初にデザインしたクラブは、ドライバーでもアイアンでもなく、MSウエッジという世界で一番ミスが出にくいウエッジだ。もちろん理由があって、アマチュアにとって一番スコアアップにつながる可能性があるクラブ、発売した当時「プロ仕様」のウエッジばかりだったから。このウエッジの必要性を感じ開発した。

今でこそ、アマチュアがスコアアップするために必要な機能をそなえたウエッジが増えてきたが、MSウエッジを発売した5年前は、ほとんどのメーカーは、そんな発想を持っていなかった。MSウエッジの原型となる、クリーブランドのニブリックぐらいだった。

 

そんな僕のこだわりを知っているのか、今回キャロウェイから新しいウエッジのタイアップの仕事が来た。御存知の通り僕は、気に入ったクラブしかタイアップには出ない。今回も事前に製品を送ってもらって、試打した上で取材に行った。これはメルマガだから書く
けど、試打する際に、ライ角を僕の適正ライ角に、調角していいか?!と聞いたら、発売前なので、メーカーが難色を示したので、断ろうと思っていた。

 

ウエッジのライ角の重要性は、僕が常々ブログでも書いていること。メーカーも理解してくれたようで、「どうぞお好きに調整してください」ということで、お話をお受けした。さてそのウエッジだが・・・

 

マックダディフォージドウエッジ


キャロウェイには現在、マックダディ3ミルドウエッジ、マックダディPMウエッジ(フィル・ミケルソンモデル)が現行商品としてある。がどちらも実は軟鉄鋳造。今回はフォージドの名を冠しているだけあって、軟鉄鍛造となっている。まず製造法のちがいもあるが、僕が気に入ったのは、ウエッジの形状だ。

 
ティアドロップ型のヘッド形状に加え、ストレートなリーディングエッジで非常に構えやすい。この形状、何か懐かしいなと感じたのは、僕がMSウエッジを使う前に、非常に気に入ってつかっていたキャロウェイの初代Xツアーウエッジとよく似ているから。

 
Xツアーウエッジは、当時メッキ、ノンメッキ含め10本近く所有していて、今でも何本か持っている。そのXツアーウエッジに形状がよく似ているマックダディフォージドウエッジだが、唯一決定的に違うのが、ソール形状だ。ヒールとトゥを落とした多面ソールに加
え、スリクソンのアイアンのように、ソールが山形になっている。

 
スリクソンのアイアンのように極端な段差はないが、バンスが聞いている前面と、バンスが無くスパっと落としている後面があるソールは、スタジオのマットの上から打ってもヌケの良さを感じる。芝の上から打っても同じ印象で、フェースを開かなくても簡単にロブ
ショットが打てる。ヘッドを上から入れる人よりも、シャローな入射角の人に向くソール形状だ。

 
ハイバンスに慣れている僕が、バンカーショットを打つと、「うまく打てた!!」と思っても5yぐらいショートしている。砂にヘッドを落として終わりよりも、砂を薄く取りスパーンと振りって行くと、スピンが掛かるバンカーショットが打てるだろう。

 

ロブショットが打ちやすいソール形状にどうしてなるのか?!それはやはり契約プロの意向が強く反映されているからにほかならない。ミケルソンや石川遼などPGAツアーを主戦場とするプロのリクエストがあるからだろう。このウエッジも、石川遼モデルという位置づけで販売されると思う。

 

ロブショットを多用したいコース。たとえば砲台グリーンで、グリーンが硬いコースなどで威力を発揮するこのウエッジ、特に井上誠一や上田治設計のコースでは武器になると思う。僕はロブショットを多用するタイプではないが、形状がとても気に入ってるウエッジ
なので、しばらくつかってみることにする。

ミズノ T7ウエッジ(2017)

このインプレッションは、マーク金井有料メルマガ「マーク金井の書かずにいられない」2016年8月30日に配信されたものです

 

以前はゴルフフェアに合わせて新製品が発売されていたが、今はどんどん前倒しされて、気がついたら一年中新しいクラブが発売されているような錯覚に陥ることがる。それに伴い、一年中メディア向け試打会が行われる。発売日より先行して行わるため、情報公開日
なるものが定められ情報公開を制限されたり、書いてもいいけど『なんとなく発表していますよ』とか『あまり大ぴらじゃなく』というかなりファジーな注文をされることもある。

 

 

試打会と言っても、いろいろな環境で行われる。一般の練習場、インドアのシミュレーションゴルフ、そしてゴルフ場での試打ラウンドなどなど・・残念ながら一般の練習場だと、レンジボールと呼ばれる団子ボールを使うし、シミュレーションゴルフのデータは、かなり曖昧なので、僕は積極的にあまり打たない。できれば僕のテストフィールドである、神田のスタジオを使って、信頼している計測器を使い、自分の愛用ボールを使ってテストしたいと思う。

 

 

最近は、試打ラウンドと言う機会が増えてきた。芝の上から打てるのが最大のメリット。そしてプレッシャーを感じたまま打てるので、クラブの隠れた姿が見えてくることが出来る。しかし他の参加者を見ていると、試打ラウンドなのに、スコアをしっかり付けて、スコアを気にしたり、『何しに来てるの?!』と思う人が少なくない。僕は他の連載で書いているので、覚えている方も少なく無いだろうが、ラウンド中に例えテストとは言え、同じ所からボールを2つ打ったりするのは、あまり好きではないので、試打ラウンドが完璧かといえばそうでもない。

 

 

 

 

今回、ミズノのウエッジT7の試打ラウンドは、川口市浮間ゴルフ場のショートコースを貸しきっての試打会。ラウンドしながらテストするのかな?!と思ったら、ショートコース3ホールを使って、80yのグリーンまでの打席、100yのグリーンまでの打席、そしてコ
ースの芝の上でどこでもショートアプローチが出来るという環境。しっかし距離はレーザー計測器で測っていて、100yの打席には、トラックマンも用意されている。

 

 

 

こんなキッチリとセッティングしているのは、クラブに自信があるんだなと感じさせる。ボールはミズノのMPなどウレタンカバーのボールが用意されている。僕はいつも自分が使っているタイトリスト プロv1XとブリヂストンのツアーB330Xを持ち込んだ。他に自
分のボールを持ち込んでいる人はいないようで、まだまだ僕の視点に迫る奴はいないなと、少し安心した。やはりボールの違いはとても大きい。自分の愛用ボールを使うことで、見えてくることは少なくないからだ。

 

 

さてミズノのT7ウエッジだが、一度刻みのロフト設定と、バンス角もバリエーションが多く、バンスによってソール形状を変えている。T島がブログに書いていたが、練習場のマットの上では、ロウバンスが有利だろうが、芝の上では評価が一変する。いつもはなか
なか気が付かないことも、良い環境で条件が整えば、凄く大切なことに気が付いたり参加者も多くなる

 

 
残念なのは1度刻みのロフト設定だが、ライ角は1度刻みとなっていない。ライ角は3種類、ノーマル、フラット、アップライトしか用意されていない。残念ながら、自分の最適ライ角を知っている人はほとんどいないので、しかたがないかもしれないが、ゴルフクラブは半完成品。最後に微調整して、セッティングすることで、自分にピッタリのクラブが出来上がることを知っておいたほうがいいだろう。

 

 

 

打感、音は好みがあるが、僕は個人的には、軟鉄鍛造に拘ってはいない。ライ角が調整できる素材であればなんでもいい。しかし軟鉄鍛造のボールに分厚く当たる振動を嫌いな人はいないだろう。T7はスピン量も安定していて、美しいヘッド形状が魅力。残念ながら打感がいいからスコアがよくなるわけじゃないが、しっかりと手間とコストをかけて作っているウエッジであることは間違いない。

 

 

 

外ブラのウエッジに押されているウエッジ市場、メイドインジャパンの巻き返しに期待したいものだ

RAZZLE DAZZLE CS-01W ウエッジ(2015)

このインプレッションは、マーク金井の有料メルマガ、「マーク金井の書かずにいられない」で2015年12月22日に配信されたものです

 

11月に、カリスマフィッター鹿又さんのお店、ゴルフマジックが主催する試打会が、千葉にあるジャパンゴルフスクールと言う練習場で開催された。大手のクラブメーカーは参加していないが、シャフトメーカーと地クラブメーカーが試打できる。日本一マニアックで大規模な試打会だろう。遠方の方が泊りで来られる価値があるのではないか?!思うぐらいの価値があると思う

 

そんな試打会の中で、鹿又さんが「マークさん、是非これを打って欲しい」と、ある試打打席に連れて行かれたのがRAZZLE DAZZLE(ラズルダズル)というメーカーのブースだ。この舌を噛みそうなメーカー、出来たばかりで12月5日にCS-01Wを発売したばかり。バックフェースにCNCで、非常に凝ったデザインを施し、かなりのワイドソールとなっている。

 

2015-12-15 09.36.46

 

鹿又さんは、僕の好みは充分承知してくれている。MSウエッジも高評価してくれた彼が、「打って欲しい」というだけあって、ソール形状を見ると、ワイドソールに加え、ハイバウンス。ソールについて「わかっているなぁ」と思えるウエッジとなっている。
このメルマガでは何度も書いているが、まずワイドソールでも、ヒール側をしっかりと残していること。ショップの床でソールすると、どうしてもフェースが被ってしまうし、練習場のマットで打つとこの部分が跳ね過ぎてしまい。評価が下がってしますだろう。しかし現場(芝の上)ではこの部分がダフリのミスを緩和してくれる。練習場で抜けがいいウエッジは、芝の上でも抜けて過ぎてしまい、芝の中にリーディングエッジが入ってしまい。ヘッドを入れる位置がシビアになってしまうのだ。

 
ソール形状の工夫はそれだけではない、ソールのトゥから3分の1は落とされていてる。ワイドソールにするとソール部分にウエイトと取られる、アイアンのヘッド重量は300g前後が一般的、ウエイト配分が難しい。トゥ側を落とすことで、その余ったウエイトを、ソールの幅に使える。加えて実際上手いプレーヤーは、アプローチやバンカーの時には、ライ角よりもアップライトに構える事が多く。ソールの残りの3分の2しか使わないことがほとんど。ネック部分から、半分ぐらいがソールの一番美味しい部分を上手く活かして作ってある。

 

 

しかしこのウエッジ、上手く使えない人がいるだろう。それはスイングプレーンが悪い人だ。T島がブログに、「以前はMSウエッジがうまく使えなかった」とよく書いているが、このソールの美味しい部、プレーンが悪く、シャフトが寝て入る人が使うと邪魔になり、ヘッドがボールに対して上手く入っていかない。ゴルフの竪琴で、右手が上のスイングをしっかりと覚えると、このRAZZLE DAZZLEのウエッジ、とってもミスに強いし、クラブがミスをカバーしてくれるだろう。特にソールを上手く使える人が打つと、バンス角がしっかりと機能し、ヘッドが手前から入っても、ミスの度合いがかなり減るはずだ。フェースがボールに乗る感じは、かなりの快感だろう

 

 

このウエッジは、練習場で使うと、ソールが跳ねる感じがするだろうから、敬遠する人がいるはず・・

 

決して大手メーカーでは作れないだろう。しかし

 

 

いいスイングをした時に、確実に結果が出るウエッジ

 
僕も購入したいと思う。T島は早々に購入して愛用しているらしい。彼曰く「以前僕が作ったT島ウエッジに、似ていて現場に強い」と、かなり気に入ってる様子。唯一難点は、意外と高価なこと、CNCを大胆に使っているので、仕方ないのだろうが・・少し懲りすぎて価格が少々高めなのは少し残念だ。このウエッジのよさを広い層に理解してもらいたかった。しかしスイングプレーンのいい人が、一度打ってみると、このウエッジの良さはすぐに理解できるだろ。

 

バウンスマジックウエッジ(2015)

このインプレッションは、マーク金井の有料メルマガ、「マーク金井の書かずにいられない」で2015年11月24日に配信されたものです

僕はブログも毎日書いているが、Facebookもよく利用している。発言するだけでなく、いろんな人の発言もまめにチェックしている。最近はFacebookを使った広告も活発になってきた。毎日いろいろなFacebook広告が登場する中、気になる広告を発見した。それがバウンスマジックウエッジだ。

12688151_1707935869444412_131892506414350720_n
メルマガ読者は、僕がバウンスの重要性をしつこいぐらい説いているので、バウンス と書いてあるだけで反応しそうなことは想像してくれるだろう。『バウンスマジック』という響きだけで、ポチっとしてしまった。商品が届いたので、チェックしてみた。バウンスは12度ということだが、打った感じは18度ぐらいに感じる。
それというのもヒールエンドまでしっかりとソールがあり、加えてトレーディングエッジまで、ソール面を落とすこと無くバウンスがしっかりと機能するようになっている。ワイドソールを言っても、普通は徐々にソール面を落としていくもの。非常に実戦的でバンカーやラフで活躍してくれそうだ

こういうウエッジ、メーカーが作りたくても作れない。その理由は、メルマガの連載『クラブの目利きを極めましょう』でも書いたが、販売店の硬い床の上にソールすると、フェースが反時計回りに30度ぐらい回転してしまう。そんなウエッジは、バウンスマジックと、僕が作ったリンクス SSマジックマリガンウエッジぐらいだろう。類推すると、相当クラブをわかっている人が作ったのではないかと思った。

 

すると何故か、バウンスマジックの会社から、僕に連絡があった。何でだろう?!と思えば、僕のインターネットラジオにも出てくれた、PGAの広報を務める槙岡プロと、槙岡プロの大学の同級生であるトム金沢さんが作っているというではないか。そんな縁でトム金沢が神田のスタジオに遊びに来てくれた。
トム金沢さんは、日大ゴルフ出身で当時はレギュラーだった実力を持つ、全米オープンの一次予選を通過して、アジア最終予選に参加したこともあるそうだ。今はプロテストを受ける準備をしているそうだ。ダイワUSAに居た人で、そのままアメリカでクラブを作り始めたそうだ。アメリカにはもちろん、ゴルフの大型量販店があるが、ゴルフ場のプロショップで買う人が日本に比べて非常に多い。もちろん試打は芝の上から、そうなるとどんなクラブが必要なのか、どんなクラブがミスに強いのか、そのプロショップにいる、プロが教えてくれるそうだ。

トム金沢さんは、日本のゴルファーのゴルフショップでのクラブの選び方に疑問を持ち、店で売ることを考えていないとのこと、Amazonと楽天のみで販売している。しっかりと動画をつかって機能を解説したり、実際に打てるイベント等で、使用者の声を集めそれをWEBショップで、発表している。
このウエッジ、とても芝の上で使いやすいが、インパクトで手が浮く、アンダー傾向の人が打つとトップしか出ない。このウエッジでアプローチを練習すれば、ヘッドがきっちりと上から入り、上手くバウンスが使える打ち方がマスターできるのは、僕が作っているウエッジと同じ。ロウバウンスのウエッジが好きで、バウンスマジックのソールが邪魔になると感じる人は、自転車に乗れてない可能性が高いので要注意だ。
練習場のマットの上で打つと、バンスでロフトが立って低く出て、強烈なスピンが入った球が打てる。バウンスマジックやMSウエッジ、SSマジックマリガンウエッジなどでアプローチを練習して、バンスを上手く使い低くてスピンの入った球が打てるようになれば、自転車に乗れる可能性が高くなる。
コースでは、バンカーやラフで活躍してくれるので、ハイバウンスのウエッジが使えるように練習してみて欲しい。練習器具としても面白いウエッジだと思う

ピン グライドウエッジ ESソール(2015)

このインプレッションは、マーク金井の有料メルマガ、「マーク金井の書かずにいられない」で2015年11月17日に配信されたものです

僕のエースアイアンは、ピンのGシリーズが指定席となっている。現在G25、G30どちらも使っている。ウエッジもピンがエース。G25アイアンのウエッジはヘッドも大きく、ハイバンスでソール幅も広いので、G25アイアンを使っていなくても、ウエッジだけ買ってもいい名器だと思う

ピンは、単品ウエッジも人気で、先週三井住友VISAマスターズに出場していた、ババ・ワトソンはグライドウエッジを愛用している。僕の周りでも評価の高いウエッジだ。ふらりと寄ったゴルフパートナー日本橋室町店に、グライドウエッジが3本まとめて置いてあった。ピンはライ角が選べるのが魅力だが、まるで僕のために用意したのか?!と思いたくなる、カラーコードはグリーン。かなりアップライトの仕様で、なかなか市場に出回らないのに加え、3本まとめて買うと安くしてくれるというの衝動買いした。

main (4)
グライドウエッジは、ソールがスタンダード・ソール(SS)、ワイド・ソール(WS)、シン・ソール(TS)、そしてピンアイ2形状のESと4つのソール形状をラインナップしている。(54度以上)今回買ったのはESソール、ソールの真ん中がえくぼのようにヘコんでいる。エクボと言えば、僕が作ったEKBウエッジや、フォーティーンのC030ウエッジなどいろいろ発売されている。この形状は昔からある、コンソールというウエッジが元祖かと思うが、ウエッジを使い込んでいくと、ソールがエクボのようにヘコんでいくことがある。これを最初から大胆に作ったのがコンソールウエッジ

 
このヘコむメリットだが、まずリーデイングエッジが地面に入っていき、そしてトレーディングエッジ寄りのエクボのお尻部分が、かなりのハイバンス効果になり、跳ねてくれる。いきなり跳ねたら、ヘッドがボールの下に入っていかないので、バンカーでホームランしやすい。EKBウエッジはこの形状を極端にして、まずリーディングエッジが、砂に入りやすく、そしてエクボの後ろ側が強烈に跳ねて、バンカーから簡単に出てくれる。反面芝の上で使うと、ヘッドが入っていってしまうので、ダフってしまうため、バンカー専用としている

グライドウエッジは、極端にエクボを効かせていないので、フェアウェイでも、バンカーでも両方使える。塚田好宣プロも、バンカーとラフにはとってもいいと絶賛していたそうだ。ESはソールだけでなく形状もピンアイアン2に似ている。以前ピンアイ2を使っていたので、この形状に違和感はないが、独特な形状だけに好みは分かれるだろう
G25ウエッジの方がオートマチックで簡単だが、グライドウエッジもプロ仕様のウエッジの割には、極端に難しくないので、幅広く使えると思う

マスダゴルフ スタジオウエッジM425

このインプレッションは マーク金井が”まぐまぐ”から毎週火曜日配信している有料メールマガジン マーク金井の書かずにいられない(メルマガ版)2015/4/24号に掲載されたものです

 

僕は基本的に、重心距離が長いクラブが好き。メルマガ読者ならお気づきだと思うが、使っているクラブのほとんどがそうだ。アイアンもピンのG30や、タイトリストVG3(二代目)など重心距離が長いものを好んで使っている。皆さん勘違いしているのは、グースだと引っかかるという誤解だ。重心距離が40mmを超えると、ボールが右に行きやすい。グースが付いていることでマッチング
が良くなる。グースで引っかかるという人は、スイングのどこかに問題点があるという事実を受け止めて欲しい。

 

僕が最近使ってる マスダゴルフの軟鉄鍛造キャビティアイアンCB01も重心距離が長く、グースがしっかりついている。しかしなぜかイマドキのウエッジは、出っ歯かストレートネックのものがほとんど。イマドキと書いたのは、ジャンボ尾崎が全盛だった時代は、今では考えれないぐらいのグースがついているウエッジばかり。ゴルフ雑誌も日本の芝にはグースと相性が良いとしっかり書い
てあったのだが(笑)。

しかしタイガー・ウッズが出っ歯のウエッジで大活躍すると、いつの間にか出っ歯のウエッジばかりになってしまった。

しかしグースのついているウエッジが、密かに話題となっている。それはマスダゴルフのスタジオウエッジM425だ。ジャンボ尾崎が、2013年つるやオープンで、男子レギュラーツアー初のエージシュートを達成した時に、このウエッジのプロトタイプを使っていて話題となった。その後製品化された。

key-m425

 

僕も、以前から欲しかったのだが、品薄のためになかなか手にはいらなかった。今回マスダゴルフのCB01アイアンを買って、グースのついたウエッジが欲しくなった。ので、満を持して購入。最近は少しグースも減って(といっても、ボーケイなど使っている人は驚くぐらいグースがついている)更に僕好みになっていた。
購入するとお決まりのライ角調整。ウエッジは67度に調整するのだが、クラフトマンの赤坂が「えっ」っと声を上げるぐらい柔らかかったそうだ。さすがマスダゴルフ、素材はこだわっている。ライ角を調整すると、ソールに調整痕が付いた。一応傷がつかないように、ライ調整器とウエッジの間には、素材の柔らかいアルミなどを挟むが、それでも痕が付く。柔らかい鉄を使っているのは、材料を調整した時にわかる。
逆読みすると、ライ角が曲がりにくいというのは、鉄が硬いということ、打感にこだわるなら、調整痕が残るぐらいの柔らかい鉄を使ったものを選ぶべきだ。調整痕がついたとクレームを入れる人が使う道具ではないことを理解して欲しい
打感が良いとフェースが薄い、というのは例え軟鉄鍛造でも両立できない。打感は素材と、厚みが何よりも効くからだ。そしてライ角が適正でないと、正しくフェースに当たらないので、打感は悪くなることを知っておいて欲しい。

僕が気に入った理由はもうひとつある、ソールのヒール側が張り出しが強く、バンスがしっかりついていること。MSウエッジにも言えるのだが、こういうヒールバンスがしっかりあるウエッジは、練習場のマットで打ってみると、スイングの良し悪しがよくわかる。ダウンで『右手が上』のスイングが出来ないと、ソールが邪魔になって打ちにくくなる。ドライバーの右プッシュ、チーピンで悩んでいる人は、練習場のマットの上ではソールが弾かれてトップするだろう。

 

m425_photo01

ロウバンスのウエッジで無いとうまく打てない人は、スイング的に欠点があるかもしれないので、チェックしてみて欲しい。

コースで使ってみると、グースがある方がハンドファーストに打ちやすいことがわかるはず。ヒールバンスも効いているので、ボールの手前から滑ってくれる。今度発売されるSSウエッジのセカンドバージョンも、グースネック+ヒールバンスである。

こういうウエッジを使ってアプローチ練習すると、スイングも良くなるし、アプローチも上手くなる。道具はスイングを変えるが、ウエッジをいい方向に変えるとスコアアップにもつながるので、是非試してみて欲しい。

 

アナライズWEBサイト の人気コンテンツ マーク金井のクラブ指南 更新しています http://www.analyze2005.com/?p=3917

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年7月4日

アナライズ リアルウエッジ(T島ウエッジ)(2014)

このインプレッションは マーク金井が”まぐまぐ”から毎週火曜日配信している有料メルマガ

マーク金井の書かずにいられない(メルマガ版)2015/1/15号に掲載されたものです


 

前回はキャロウェイのマックダディー2ツアーグラインドウエッジを取り上げた。ゴルフのクラブというのは、スコアが良くなるように作られているはずだけど、実際には性能よりも、夢を売っている部分が強くあるように思える。

 

 

石川遼が使っている、マルチグラインドと言われるトゥとヒールを落とした見るからに抜けが良さそうなウエッジは、いかにも憧れのプロが使っている雰囲気を醸しだしてカッコいいものだ。特に練習場で打つと、ヘッドが地面とコンタクトしても、”スッと”抜けるので、打ちやすく石川遼に近づけた気がするもの。しかし実際コースで使うと、ザックリしやすい傾向が強い。練習場のマットのしたはコンクリートだが、コースの芝の下は地面だ。バンスがないと跳ねてくれないので、ちょっと手前からヘッドが入ると、ザックリしてしまう。

 

 

ドライバーと違って、パターやウエッジはプロが使っている憧れの道具をそのまま使えると思いがちだが、実はアプローチやパターの方が技術の差が如実に出るのだ。ブログやメルマガでも、僕はクラブにロマンを求めないと書いている。全くゼロかと言われれば、ゼロではないけどクラブは合理的な方がいいと思う。

 

 

しかし、あまり合理的なクラブを作ってしまうと、伝統と慣習的な視点から作られてきた今までのクラブとかなり異なった形状となる。見るからに優しそうと思ってくれる人はいいけど、”変なクラブ”と思われる。MSウエッジやSSウエッジ、SSアイアンなど、僕が作ったクラブは、”スコアアップ”という目的を置いていて、そこから全て考えられている。その合理性は時に独特な形状となってしまう

 

 

この合理的なクラブを使ってくれているユーザーは、”そうまでしていいスコアを出したいか?”と言われるそうだ。残念ながら僕にそういう言葉を投げかける人は今までいなかったが。T島などは、MSウエッジは”簡単だからミスできない”と逆にプレッシャーを感じていたそうだ。簡単ですよ!と言って売ってるスタッフが、簡単なウエッジでミスができない!というわけだ。僕としてはそれぐらいのプレッシャーに勝ってもらわないと困るのだが(笑)

 

 

そんなT島が、ロマンあふれる形状で、実はやさしいというウエッジづくりに挑戦した。リアルウエッジという商品名があるのだが、誰が言い出したか”T島ウエッジ”いう呼び名が一般的となっている。今までプロトタイプしか試打してこなかったが、数が少なくなってきたので、僕が使いたいので製品版を作った。

 

 

 

wg00028

 
製品版に辿り着くまで、3度も仕様変更を行ってきた、T島ウエッジ。僕が”気になる”という表情を察してか、当初より、かなりオートマチックな機能を増してきた。その分プロトタイプよりやさしさを感じる。ワイドソールにしたいので、鍛造のタネから作る必要があったのだが、あまりワイドソールを感じさせないようになっている。ヒールを若干落とし込んでいるが、実はヒールバンスが効いている。これがコースでやさしい秘密。

 

練習場で打つと、このヒールバンスが跳ねてしまって抜けが悪いと感じやすい。特にスイングプレーンが悪いと、それを顕著に感じる。しかしヒールバンスがあると、インパクトでバンスが跳ねてインパクトロフトが立ち縦のギア効果でスピンが掛かる。

 
ロウバウンスのウエッジのほうがスピンがかかると思っている人が多いが、実は意外とスピンはかからない。バンスが邪魔にならないので、ロブショットなど打ちやすいが、地面とコンタクトしても、バンスがないので縦のギア効果が働かない。打ち出しが高い球は意外とスピンは少なくなってしまうのだ。

 

T島ウエッジをはじめ、アナライズのMSウエッジやマジックマリガンウエッジが打ちづらいと感じている人はもちろんいるだろう。ヒールが跳ねすぎてハーフトップ気味にミスがでる。ゴルフの竪琴で言えば「右手が上」のインパクトとなっていない可能性が高い。これが出来るとウエッジのソールが使えるので、面白いぐらいアプローチがやさしくなる。
ドライバーだけでなく、ウエッジはスイングプレーンの悪さが顕著に出るクラブ。アナライズで打っているウエッジは、僕がメルマガやブログでしつこく書いている、「アーリーリリース」「ハンドファーストインパクト」「ヘッドが垂れる」「右手が上」このキーワードが出来ているかどうか、試されている練習器具でもある。

 

 

T島は、T島ウエッジを作る前に、MSウエッジを使いこなそうと、アンダー星人から脱出できたと言っている。T島ウエッジでも同じ効果がある。みなさんもMSウエッジT島ウエッジを使って、きれいなスイングプレーンを身につけて欲しい

 

アナライズWEBサイトの人気コンテンツマーク金井のクラブ指南 更新しています今回は自社製品で申し訳ありません・・アナライズT島ウエッジですhttp://www.analyze2005.com/?p=3871

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年5月13日