カテゴリー別アーカイブ: テーラーメイド

テーラーメイドM5ロケットフェアウェイウッド(2019)

このインプレッションは、2019年3月のマーク金井の有料メルマガに掲載されたものです。(有料メルマガはこちらからご購読できます)

今年も例年のようにゴルフに行っていない・・ と思っていたら3月になってしまった。今年は暖冬で、僕が毎週通っているガーラ湯沢も、例年の今頃と比べ雪が少ないので景色が違う。しかしゴルフ殆ど行っていないのに、例年以上にクラブを購入しているような気がする。というのも今年はドライバーの当たり年、テーラー、キャロウェイだけでなく、前回紹介したコブラもかなり良い出来だ。

ドライバーばかり注目が高いが、フェアウェイウッドも良いものが目立つ。注目はテーラーメイドのM5フェアウェイウッド。メルマガ読者、それも昔から購読してくれている人は、”あれ”と思ったかもしれない。テーラーメイドはフェアウェイウッドを作るのがとても上手いメーカー、僕も毎年購入してしまうが、いつも購入するのはM1、M2のときは、M2だったし、M3,M4のときはM4を購入している。

ヘッドサイズも大きく、操作性よりも寛容性があるものを歴代選んできた。しかし今回はM5フェアウェイウッドを購入。その理由だが、発売前から気になっていたのがソールのセンターの可変ウエイトの存在。ソールのセンターに配置されて、扇状に移動する。ウエイトの重さはなんと65グラムもある。チタンヘッド+カーボンクラウンで作り出したフリーウエイトを作り出し、65グラム稼ぎ出したわけだ。

フェアウェイウッドのソールの可変ウエイトだが、ティアップして使うドライバーと違って、地面とコンタクトする時に邪魔にならない形状であって欲しいと思う。例えばタイトリスト917F2、F3のSURE FIT CGウェイトを搭載するために、突起があると、使用上は関係ありませんと、メーカーがいかに説明しても気になるもの。古くはテーラーメイドのr7フェアウェイウッドもウエイト収納するための突起があった。

しかしM5フェアウェイウッドは、非常に上手く作られていてソールはフラットになっている。ウエイトの移動範囲は大きくないが、味付けとしては充分有効に感じる。色々試してみたくなったから購入した。今回僕が買ってしまった理由はもう一つある。テーラーメイドは歴代『ツアースプーン』であるとか『TP』であるとか、『TS』であるとか、マニアがグッとくるロフトを少し立てたスプーンを発売していた。何故か最近は日本で発売されていない。

今回、僕は新橋のジーパーズで見つけて、ROCKET3という表示にグッと来て衝動買いしてしまった。3Wのロフトを一度立てただけなのに、ROCKET3なんて名付けるなんて、買い物心をくすぐるのが実に上手い。テーラーメイドはネーミングも上手いが、ビジュアルでのインパクトの付け方が上手い。もちろんチタンヘッド、そしてツイストフェース採用と、機能的にも優れているイメージの出し方も上手い。しかしROCKET3も何故か日本で発売されていない。

US仕様の並行輸入を買ったので、日本では発売されていないフジクラのATOMSというシャフトが入っている。Rシャフトを買ったのは、”US仕様あるある” でシャフトの硬さが気になるから。しかし、最近はワンフレックスどころか、2フレックスぐらい硬いことも珍しくない。計測してみると振動数はなんと268cpmとSとXの間ぐらいの硬さだった。柔らかめを選んだのに、僕が使うにしても少し硬めだった。

ティアップして打ってみると、低スピンでドライバーを打っているような感じがする。飛距離も10ヤードも変わらないだろう。地面から打つには少し厳しいロフトかもしれない。このフェアウェイウッド、ライ角が54度と今どき珍しくフラット。ドライバーの可変スリーブは、意外とデメリットが気になる僕だが、フェアウェイウッドはライ角が変えられる点が嬉しい。テーラーメイドのスリーブは、キャロウェイやタイトリストに比べるとアドレスした時に気にならないし、良く出来ていると思う。

テーラーメイドM5フェアウェイウッドのROCKET3は、ドライバーが苦手という人には、オススメなドライビングスプーンだろう

テーラーメイドM4レスキュー(2018)

このインプレッションは、2018年12月のマーク金井の有料メルマガに掲載されたものです。(有料メルマガはこちらからご購読できます)

2018年ももう終わろうとしている。新製品も年内は出ないし、静かに今年も終わっていくと思われれている人が多いが、2019年の新製品情報は今、真っ盛り。メルマガだから書くけど、先週末にミズノの新製品が発表され、年始早々にキャロウェイ、テーラーメイドが新製品発表会を控えている。新製品が出るということは、現行商品がマークダウンされる。例外的に、マークダウンが遅れることがあるが、こちらもメルマガだから書くが大手量販店の一部は、前倒しでマークダウン価格で販売しているところもある。

今年も僕は様々なドライバーを購入したが、結局一番使う機会が多かったのはテーラーメイドのM3 460ドライバー。しかしフェアウェイウッドはテーラーメイドM4オンリーで、

ほかのモデルは買っていない。僕自身、14本でラウンドする機会が少なく、7本選ぶとしたらドライバーの次は、ユーティリティが選ばれて、フェアウェイウッドを使う機会が少ないというのもあるが、M4フェアウェイウッドは非常に良く出来たモデルだと思う。M4フェアウェイウッドにはグラファイトデザインのツアーAD IZ5(S)、IZ6(S)などを入れてみたが、今のエースはフジクラのスピーダーTR569のSを入れている。

フェアウェイウッドの出来が良いということは、同モデルのユーティリティも期待できると僕は思っている。実際M4レスキューは、ボールも上がりやすく、飛距離性能も充分で、

オススメモデルだ。実際に試打した際、非常に高評価したことを覚えている方も多いだろう。今回、某ショップで、ここだけの話先行マークダウン価格で販売してもらった。スチールシャフト装着モデルで1万円中盤の価格で手に入れることができた。どうしてスチール装着モデルを手に入れたかというと、まずは価格が安い。どうせリシャフトするなら、値段は安いに越したことはないからだ。

どんなシャフトにリシャフトしようかな?と悩み瞬間がとても楽しいのは、皆さんも経験があると思う。普段なら迷わず、70グラム台のユーティリティ用シャフトを選ぶ。

アナライズUT70や、アイアン用だけどMCIブラック80などが選択肢に入るが(ちなみにMCIブラック80は、番手ごとに重量フローしているので、UTに入れる番手は70g台となる(Sシャフトの場合)今回は、島田ゴルフのUT用シャフトを入れることにした。重さは100グラムで、Sが振動数280cpm、Rが振動数270cpmのもの。振動数だけを見ると、「硬いのかな」とイメージするが、実際打ってみると程よくしなるから不思議だ。

アナライズのマジックマリガンUTにも、スチールシャフト装着モデルがあるが、NS950が現在のラインナップ、スチールの選択肢が無いのが気になっていた。僕は、ウエッジ以外スチールを使うことはないが、今回「世界で一番やさしいドライバー」を作ってみて、改めてスチールシャフトの良さが再認識。ボヨーンというしなり感が、心地よいだけでなく、インパクトの当たり負け感が無い点も魅力。

今回、世界で一番やさしいドライバー以外も、スチールシャフトをイロイロとテストし、そして島田ゴルフのシャフトに出会った。そういえばアイアン、ウエッジ用を除けば何年もスチールシャフトのテストをしていなかったことに気がつく。カーボンよりも重量があるので、もちろん若干飛距離は落ちるが、島田ゴルフのUTシャフトはしなり感が絶品で、一発で気に入ってしまった。

ということで、M4レスキューでもイロイロ実験して、アナライズマジックマリガンUTにも、島田ゴルフのUTシャフト装着したモデルを追加しようと思う。もともと島田ゴルフのスチールシャフトは、カーボンシャフトの挙動に近いのが特色。T島が生配信の時に「スチールシャフトメーカーで一番、ダイナミックゴールドの呪縛がないメーカー」という説明をしていたが、独自で理想のシャフトを追い求めている感じ昔から好きだったメーカーだ。

ユーティリティに入れる際、24度前後はもちろん、27度、30度などロフト角が大きい番手に、入れてみると面白いシャフトだと思う。

2016 マーク金井の気に入ったクラブ ベスト3

このインプレッションは、マーク金井有料メルマガ、『マーク金井の書かずにいられない2016年12月27日号』に掲載されたものです


今年も残り4日となった。今年もいろんなクラブを試打したり、購入したりした。今回は、今年僕が買って、気に入ったクラブのランキングを発表したいと思う。

何度も書いているが、重心位置を可変するクラブが全盛となっている。調整機能を満載し、目先を変えないとクラブが売れない。『多機能にしないとクラブは売れないのではないか?!』というメーカーの強迫観念すら感じてしまう。今回のランキングでは、基本的に調整機能があるクラブは、入っていない。

可変スリーブのものは入っている。これはロフト角、フェース角の可変機能というよりも、シャフトが容易に交換できるという機能を僕は評価している。仕事として便利であるが、「一般ゴルファーにこの機能が必要か?」と言われれば、答えはYESと言い切れないと僕は思う。シャフトを色々変えたいという人にはいいだろが、スコアメイクとしてのクラブセッティングにおいては、シャフトをこまめに変えることは、特にメリットにはならないと思うからだ。

今年のクラブを総括するにあたって、調整機能するクラブに対してなぜ否定的なのか、改めて書いておくことにしよう。確かに便利な機能に感じるかもしれないが、クラブは、ターゲットユーザーを明確にして作られる。そのターゲットユーザーを一番感じられるのが、フェースアングルや、ロフト角、重心角、そして重心の位置だ。それを動かせるということは、クラブの基本設定が無いと僕には感じてしまう。

実際はターゲットユーザーがあり、微調整に過ぎないのだが、メーカーは、『幅広く対応できる』と打ち出している。残念ながら、調味料を入れたからと言って、醤油味のラーメンが、味噌味に変わったりすることは無い。僕の記憶が正しければ、そこを説明しているメーカーは無い。

そして、その目先を変える為の調整機能を実現するために、その造作に重量を取られてしまう。クラブ本来のターゲットユーザーに対して、しっかりと基本設定するべく使われる、重量がそこに奪われてしまい、手段と目的が逆転してしまっているように感じる。試作品としてはいいだろう。どこに重心を配置するか?!移動させることで、ターゲットユーザーに対して、ベストな場所を探れるからだ。

設計者の意図が、不明確になる。いや設計者のいないクラブ。半完成品に感じるからだ。『最後の仕上げはゴルファーが行って下さい』と言っているのと同じに、僕は感じてしまうから・・・もちろん最後の仕上げは自分でしたいという人にはいいだろう。

まずは

『テーラーメイドM2ドライバー』

ご存知テーラーメイドのセカンドブランドとなるドライバー、面白いのは、テーラーメイドもキャロウェイもセカンドブランドのクラブのほうが、歴代よく出来ていること・・すべての機能を「全部のせ」にすることなく、制約の中でカタチにしていくからではないか?!と僕は感じている。

調整機能があるトップブランドのM1よりも、M2のがニュートラルな特性となっていて、M1よりも捕まりがいい。ミスに対する寛容度も高くなっている。捕まりがいい と言っても、スライサーがストレートボールになるクラブではない。基本的に捕まりは抑えてあるが、M1と比較しての話だ。ここは誤解しないで欲しい。

今年、タイガー・ウッズが復帰に際して選んだのは、このM2ドライバー。僕の一押しをタイガーが選んでくれたのは、かなり嬉しい出来事だった。

『テーラーメイド グローレF2ドライバー』

こちらもM2と同じように、重心位置の調整機能がない。プレミアムブランドでも日本のユーザーは、調整機能をアメリカほど評価していいないことをしっかり掴んでいることを理解している。こちらはグローレFよりも、初代グローレに近い。ボールが捕まる点もいいだろう。ヘッドの挙動はニュートラルで、ヘッド重量が重すぎない点もいい。クラブを長くしたい人には、M2よりもこちらを勧めたい

『テーラーメイド M2フェアウエイウッド 3HL』

ロケットボールズやX-HOTが、発売されて以来、飛ぶスプーンというカテゴリーが出来上がってしまった。飛ぶスプーン、飛ぶのはいいのだが、飛びに特化しずぎて、地面から打つには、プロ並みのヘッドスピードが必要となってしまった。実際、日本のツアープロでも、『飛びすぎて使いにくい』という声が出るほど・・こうなってしまうとアマチュアでは、なかなか太刀打ちできない。

シングルプレーヤーでも『5Wはいいのに、3Wが打てない』

という人が多いという話を聞く。ここまで低スピンになってしまうと、3Wのロフトは16度~17度は欲しくなってしまう。テーラーメイドのM2の、US仕様はその点を考慮しているのか16.5度のロフト設定、3HLがあるので安心だ。そしてネックには調整機能がないのもシンプルでいい。

価格的にもメリットが有る、セカンドブランドは価格も安く、若い世代が使いやすくなっている。日本のメーカーは、若い世代が使える価格設定のクラブを作らない。作っても初心者向けにして、カッコよくない。アナライズのクラブは、若い世代の人も使えるように低価格で、デザインもこだわっている。

調整機能満載のクラブは、まだ来年も発売されそうだが、僕は基本性能にこだわり、若い世代も買いやすい価格にこだわり、デザインもこだわって、クラブを作っていこうと思っている。

テーラーメイドM2フェアウェイウッド(2016)

僕のエースドライバーは、テーラーメイドM2ドライバー、メルマガ読者の皆さんは御存知かと思うが、もちろんM1も購入した。僕にとってM1の売りである、重心位置の移動はあまり興味が無い。M1自体は、ウエイトを動かさない、ニュートラルポジションが理想的だった。

 
約三ヶ月後に発売されたM2ドライバーは、M1と比べてヘッド重量が5g軽く約200gと僕の理想値に近い、重心位置は動かないがこちらも全く問題ないので、エースドライバーはM1からM2ドライバーへ変更。M1ドライバーは、当初人気だったが、今は評価が分かれているという話。ヘッド重量がハードヒッターにはいいかもしれないが、僕らにはヘッドが重すぎる。

 
M1ドライバーが発売された時同時に、M1フェアウェイウッドも購入した。ドライバーと同じように、こちらも重心位置が調整できるし、可変スリーブが付いていると盛りだくさん、低重心で低スピン弾道で気に入っていた。どんなに気に入っていても、M2ドライバーがいいので、M2フェアウェイウッドが欲しくなってしまうのが僕の性分。

M2フェアウェイウッドは、重心も移動できないし、可変スリーブもないが、僕は基本『引き算の人間』必要ない機能はいらないし、ウエイトも可変スリーブもあまり動かさない。シンプルでソールだけ見ていると、名機ロケットボールの後継モデルのようだ。可変スリーブでないのでネック周りもスッキリしている。

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M2フェアウェイウッドは、現在ツアー使用率NO1だそうだが、性能もさることながら、ネックがすっきりして構えやすく、接着スリーブのほうが、ダイレクト感があるし点がツアープロの支持を得ているのではないかと思う。

 
今回はジーパーズで購入。番手は僕の好きな3HLを選択、16.5度というロフトは使い勝手が良さそうだ。シャフトはUS仕様なので、フジクラが作っている純正シャフト TM REAX 65。ドライバーが50g台なので、フェアウェイウッドのシャフトは60g台が理想的なウエイトフロー。これが日本仕様となると、ドライバーと同じ50g台の純正シャフトが入っていて、長さが短い分2g軽くなっている。日本仕様のがしっかり作られていると言われているが、アメリカの方がセッティングの原則を守っているというのが面白い

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M2はフェースが黒いのでフェース面が見えづらく、ロフト角が少なく見えるものだが、ロフト16.5度の割にはフェース角が大きく見える。もちろんいつものように計測してみると、ロフトは18.5度もあった。フェース角は-0.75度とフックではないので、個体差はもちろんあるだろうが、ロフト多めで作っている意図を感じた。一時テーラーメイドはロフトアップとしきりにアピールしていたが、今は全くスルー。しかしフェアウェイウッドは、勝手にロフトアップしているのが面白い

 

ロフト角が18.5度だから、ボールが上がりすぎるかなと、少し危惧していたが、打ってみるとなんの問題もなかった。イマドキの低スピンのフェアウェイウッドは、イマドキのボールを打つとスピン量が不足する事が少なくない。僕がマジックマリガンFWで17度を作っているのも、そんな理由がある。

 

地面から打つなら、よほどのハードヒッター以外は、17度から18度ぐらいのロフトが欲しいものだ。ジーパーズだが以前のようにUS仕様と日本仕様の価格差が無くなっている。US仕様は基本的に表示フレックスよりも硬いのは、流石に皆さんお気づきかと思う。だいたいワンフレックスは硬くなっていると思ってもらっていいだろう。今回はRシャフトを買ったが、43インチで振動数が275cpmとかなりの硬さ。日本仕様のSよりしっかりしている気がする。

 

ヘッドスピードが43m/s以下だと、US仕様のRでも厳しいかもしれないので、購入するなら日本仕様かリシャフト前提となる。しかしUS仕様でないと3HLは手に入らない。なんとももどかしい状況である

打ち出しが高く、低スピン弾道が打てる3HLは魅力的、重心距離もフェアウェイウッドとしては長めの34mmなのでつかまり過ぎないのも魅力的、シャフトが気になるなら、アナライズのw65を入れると完璧になるだろう(宣伝)
是非試してほしい組み合わせだ

テーラーメイドM1フェアウェイウッド(2015)

このインプレッションは、マーク金井の有料メルマガ、「マーク金井の書かずにいられない」で2015年11月10日に配信されたものです

テーラーメイドのM1の日本発売日が12月5日と決まった。M1ドライバーは2本購入するぐらい気に入っている。すでに試打した同業者の評判もすこぶるいい。ドライバーの評価も高いが、フェアウェイウッドの評価もかなり高い。僕もフェアウェイゴルフで購入してしまった。テーラーメイドは基本的にロフトラインナップは豊富なほうだが、日本ではロフトは15度からとなっている。しかしUSツアーの選手には3+に当たる13度を提供しているようだ。日本ツアーにはまだだそうだが、これは僕もミニドライバー的に使いたいので是非発売して欲しいと思う。

 

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さてM1フェアウェイウッドだが、フェアウェイウッドはドライバーと違って、奥行きがないので、ウエイトの溝がT字になっていないし、縦にはウエイトが動かない。しかし、R15では横のが一つだったウエイトが、2つになっている。僕はウエイトを基本的に調整しないのであまり興味が無いが、このM1フェアウェイウッドは、ドライバーと同じく、重心の位置が非常にいい。フェースのセンター、それも低い位置にある。テーラーメイドは、フェアウェイウッドを作るのが実に上手い。

 

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M1フェアウェイウッドは、可変スリーブを採用している。何度か書いているが、カチャカチャはドライバーよりもフェアウェイウッドにメリットがあると思っている。それは、ライ角が簡単に調整できるから。ついでに書いておくが、テーラーメイドのスリーブには、HIGH、LOWと書いてある。この表記ももうやめたほうがいいだろう。弾道の高さよりも、フェース向きが変わることや、ライ角が調整できることの方がメリットだと僕は思う。さてM1フェアウェイウッドだが、イマドキのフェアウェイウッドにしては、ライ角が56.5度とフラット。僕にはフラットすぎるのでアップライトポジションに調整した。
US仕様の純正シャフトは、ドライバーと同じくKUROKAGE シルバー60R、非常に気に入ってるシャフトだ、硬さもちょうどいい。実際打ってみると低スピン弾道が打ちやすいし、地面からでも打ち出し角の高い球が打てる。低重心のメリットが充分に発揮されているからだろう。
ディープフェースでは無く、フェースの高さは33mm、ボールが上がりやすく見えるように、35mmのフェース高さの上2mmはクラウンと同じ白く塗装されている。非常にバランスがいいM1フェアウェイウッド、3+の13度、3HLの17度と組み合わせたい。非常に飛距離が出て、ボールも上がるので、エースになりそうな予感がする

 

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テーラーメイド エアロバーナーフェアウェイウッド(2015)

このインプレッションは マーク金井が”まぐまぐ”から毎週火曜日配信している有料メールマガジン マーク金井の書かずにいられない(メルマガ版)2015/4/21号に掲載されたものです

 

今年はマスターズのテレビ中継をほぼ全部観た。優勝候補のジョーダン・スピースがワイヤートゥワイヤーの完全優勝という展開。結果だけ見ると接戦ではないので、ウトウトしてしまいそうだが、名人たちのマネジメントや技の素晴らしさで、例年のように睡魔に襲われることがなかった。ジョーダン・スピースは3日目の16番以外、危なげはなかったとは言え。21歳とは思えないプレーぶりが印象的だった。仕事がら選手のクラブはチェックしている。彼はタイトリストの契約プロ、すべて最新モデルでセッティングされている。アイアンは最新のAP2 714だった。

 

活躍したジャスティン・ローズやダスティン・ジョンソンはテーラーメイドと用具契約結んでいる。マスターズは選ばれた一部の選手しか出られないが、その選ばれた選手がエアロバーナーブランドを使っていることだ。少し前までバーナーブランドは、アメリカの大手ゴルフショップチェーンに売られていた。テーラーメイドがそのショップだけのオリジナル商品としてバーナーブランドのクラブを作っていた。バーナーの代わりに作ったのがロケットボールズブランド、その後ジェットスピードを出し、エアロバーナーブランドを立ち上げた。

 

エアロバーナーは価格も安く、テーラーメイドにとってセカンドブランドといってもいいだろう。コストパフォーマンスに優れたブランドをプロが使っているという懐の太さがある。日本のメーカーも以前はセカンドブランドがあったが、今はどこも姿を消している。例えばダンロップはゼクシオブランドの下に、ハイブリッドというブランドがあった、そのハイブリッドを積極的にプロが使う想像してもらうと、懐の太さ度合いが理解してもらえるはずだ。

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エアロバーナーだが、フェアウェイウッドで定価28000円!、マスターズで優勝争いをしているプロが使っているフェアウェイウッドとほぼ同じものが、実売2万円ちょっとで買えてしまう。おまけにマークダウンではなく出たばかりの新製品。コストパフォーマンスにすぐれたセカンドブランドとは言え、これは嬉しい事だろう。

 

反面クラブとして成立しているか?!と言ったら首を傾げるところがある。テーラーメイドのクラブは総じて、ヘッドには凄くお金がかかってるが、シャフトは明らかにコストダウンの痕跡を感じる。それと気がついてない人が多いと思われるが、グリップもコストダウンしている点も気になる。

 

スペック的には、ロケットボールズの頃に比べると、3Wで315gと総重量が重くなっているが、まだまだ軽い。セカンドブランドのメイン客層を考えると、ちょうどドライバーの適性重量ぐらいの重さしか無い。残念ながらあと10gぐらい思さがほしいところ。

僕はクラブの顔をあまり気にしないが、このエアロバーナーはカチャカチャがないペンシルネックなので、スッキリとして構えやすい。ピンやタイトリストは、アドレス時の座りが悪くフェースが開いてしまうのが僕はどうも苦手なのだが、ポンと地面においてアドレスしても、座りがよいのがテーラーメイドの伝統だ。

クラウンはスリットが入っていて、空気抵抗が減ると謳っているが、残念ながら”僕は”感じなかった。ソールのスリットは、今までのモデルで一番広く空いている。こちらはフェースの弾きの良さに影響がある気がする。ヘッド体積も大きめで、低スピンで強い弾道が出る性能の高さは、HOTLIST2015の試打でも実証済みだ

 

しかし純正シャフトが残念で、クラブとしては半完成品という印象は拭えない。ヤマハのように、ヘッド単体で販売して欲しい。陳列しにくいというなら、シャフトに棒でも入れて、クラブっぽくして販売するのはどうだろう?! クラブセッティングについて書いている連載でも書いているように、クラブは14本のセッティングの中の収まりが重要。半完成品という意味は、ゴルフは、クラブは1本だけ使うゲームではないからだ。確かに軽いシャフトをつけると、飛距離的には有利だが、60g後半から70gぐらいのシャフトを装着して販売しないことには、重量のフローが上手くいかない。とはいえ市販の人気シャフトは上代4万円前後と非常に高価だ。勧めてもなかなか、リシャフト出来ないもの・・

 

手前味噌だが、マーク金井設計のフェアウェイウッド用シャフトW65当たりを採用すると問題は綺麗に解決する。この度価格改定して更にお求めやすくなった。エアロバーナーは、定価も安く安く手に入る分、その分シャフトにまわすと、「フェアウェイウッドが苦手・・」と言うゴルファーがかなり減ると僕は思っている。

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現在W65の数が残り少なくなってきているが、追加分が入荷したらエアロバーナーに装着して販売する予定。ぜひよろしくお願いします(笑)

アナライズwebサイト 人気コンテンツ マーク金井のクラブ指南更新しています今回はPGAツアープロに人気の エアロバーナーですhttp://www.analyze2005.com/?p=3930

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年7月27日

テーラーメイド ロケットボールズステージ2ツアー(2013)

このインプレッションは マーク金井が”まぐまぐ”から毎週火曜日配信している有料メルマガ

マーク金井の書かずにいられない(メルマガ版)2015/1/27号に掲載されたものです

 

ゲレンデが無い地方でも、精力的にどこへでも行くマーク金井。先週は大阪にあるつるやゴルフ本店へプレゼンへ行った。SSウエッジを4年ぶりにモデルチェンジするのだが、そのプレゼンに。

 

自動車のフルモデルチェンジサイクルは、4年から6年と長いが、ゴルフクラブは売れないのもあって、タイトリストとダンロップのゼクシオが2年サイクル、ピンは1年半、と例外があるが、ほぼ1年でモデルチェンジと、そのサイクルが10年前、20年前と比べてどんどん短くなってきた。新製品が出ると、ゴルフ雑誌に広告が載り、TVCMが流れたりと露出は確実に増える。ゴルファーの買い替えのきっかけが生まれるのは確かだが、このモデルチェンジサイクルの副産物が、マークダウンだ。

 

マークダウンも、買い替えのきっかけとなるとなるが、値引率が高く単価が極端に下る。モデルチェンジサイクルを短くして、マークダウンで処分するという構図が、定着しつつあるが、確実にメーカーの首を絞めていると僕は思っている。

 

 

一つは、マークダウンを待って新製品を買い控える

 

とくに2年周期のモデルチェンジサイクルの商品はこの傾向が強い。人気があるからずっとユーザーが「狙って待っている」のだ

 

もう一つは、初心者向けのクラブが作れない。

 

モデルチェンジサイクルが長かった頃、大手メーカーには今よりモデル数が多く。カタログも今の3倍ぐらいの厚みがあった。その中にかならず低価格で、初心者が使用することを考えた仕様の初心者向けクラブがあったものだ。その初心者向けのウッド、アイアンなどを組み合わせ、キャディバッグまでセットにした商品もカタログに載っていたものだ。しかしカタログは薄くなり、初心者モデルは消えた。

 

僕みたいにゴルフだけでなく、スキーやスノボをやる人は、スキー、スノボ売り場に行く機会もあるだろう。そこで一番メインの場所に置かれているのは。

 

「スノーボード3点セット、スキー4点セット」だ。

 

気の利いた店なら「このままゲレンデに直行セット」なんてPOP(値札)が踊っている。価格設定もスキー場でレンタルセットを何度借りたと思えば、元が取れるか?!という絶妙なポイントを突いている

 

初心者向けクラブコーナーがあったり、「このままゴルフ場に直行セット」が置いてるゴルフショップがあるだろうか?!。どんなクラブも1年経てば、初心者向けクラブよりも安くなってしまうから、どこのメーカーも初心者向けクラブなど作ろうとしないし、作れないのが現状だ。僕はスノボやいろいろ事を始めるのが好き。だから初心者の気持ちが理解できる。メーカーでは必要ないと判断するのもわからないことはないが、初心者用クラブの必要性をとても感じてしまうのだ。

 

話がそれてしまった、それてしまったついでに書くが、ゴルフ場のレンタルクラブの稼働率もかなり低いし、用意しているレンタルクラブもかなりチープ。ゴルフ場にはレンタルクラブがあるのかも表記していない有り様。併設のゴルフスクールも無い。

 

それに比べイマドキのスキー場は至れり尽くせり、予算に応じてレンタルも選べるし、スクールのプランも豊富だ。スキー場とゴルフ場を比べるとゴルフ場が恐ろしく閉鎖的なことが、だれにでもわかるだろう。

ゴルフ業界活性化が叫ばれているが、このゴルフへのハードルの高さは、スキーやスノボなど、他の業態から見ればよくわかると思う。

 

話を元に戻そう

 

そのプレゼンで寄ったつるやゴルフ本店で見つけたテーラーメイドのロケットボールズStage2 TOURフェアウェイウッドの値段に驚いた。なんと9,800円!僕は間違いではないかと思ったぐらいの衝撃だった。人気メーカーの主力商品だったクラブが、9,800円、どんなに安く作っても18,000円ぐらいで売らないと、利益は得られないと思う。

 

今初心者向けクラブを作っても、ツアープロ向けクラブより高くなってしまう。メーカーは誰も買わないと思うから作らない。しかしマークダウン品というのは、不定期商品で供給が不安定。エントリーユーザーがいつもそのモデルを買ったり、買い足したりできるとは限らない。マークダウン品から初心者に合うクラブを選んで、それを組み合わせるのは、なかなか大変だ。エントリーユーザーに必要なクラブを安定的に供給出来ない仕組みとなっている。先程も書いたが、ゴルフをやってみようという人には、あまりにハードルが高くなっているのが現状だ。

 

試打してみると、新製品と何の遜色もない。これが9,800円で売られるとは・・・テーラーメイドは昔からフェアウェイウッド作りが上手い。僕が選んだ理由は値段もあるが、ロケットボールズStage2のTOURは、可変スリーブとなっていて、R15フェアウェイウッドと共用できるというのもあって選んだ。ロフトは13度、ミニドライバー的な使い方を狙っている

 

純正シャフトのスペックは
総重量321.1g
バランスD2
振動数261cpm
ロフト角12.5度
フェース角-1.25度

 

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ロケットボールズStage2は、ロケットボールズの純正シャフトが軽すぎたためか、60g台のシャフトが採用されている。この改善点はいいと思うが、残念ながらヘッド性能は高いのに、純正シャフトのクオリティがイマイチ。クラブ自体は安いが、使えるようにするには、リシャフトが前提となる僕はアナライズw65に変更した。

 

飛距離データ等は僕のブログで取り上げているので、チェックして欲しい

http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=11424

 

先週ミニドライバーの顔について書いたが、このロケットボールズStage2TOURは、フェアウェイウッド顔、FP値が少ないテーラーメイド独特の顔作りとなっている。飛距離性能も充分だが、ミニドライバーとして使うなら、キャロウェイX2HOT PRO DEEPのドライバー顔のが好みだ。

 

テーラーメイド SLDR-S フェアウェイウッド 2014

このインプレッションはマーク金井の有料メルマガ ”マーク金井の書かずいいられない” で2014年9月18日に配信された原稿を元にしています

 

今巷ではテーラーメイドと言えば、グローレFが注目されている。プロの評価も高く、メディア関係者も絶賛しているクラブで、僕も高く評価している。グローレの評価も高いけど、この間のテーラーメイドの販売不振から脱出するきっかけとなりそうなのが、SLDR-Sドライバーだろう。この連載でも取り上げたが、”LOFT-UP”していない10度のクラブを試したら、非常に結果が良かったので、初代グローレに変わって現在エースドライバーとなっている。カチャカチャはついていないが、僕らはリシャフト前提で買っているので、シャフトの挿入角度を一度決めれば、もう変えることはない。

 

 

カチャカチャは出る球筋によって毎回変えるものではなく、最初に決めたら触らないに越したことはない。僕らはシャフトのテストを日常的にするので、頻繁にカチャカチャするが、挿入する角度はいつも同じだ。カチャカチャが無いメリットは、構えやすさだ。特にSLDR-Sはペンシルネックと言われる細いホーゼルになっており、ネック周りがスッキリとしてとても構えやすい。T島が以前ブログに書いていたが、なかなか体感はできないだろうが、厳密に言えばカチャカチャは構造上、パワーロス感じは否めないし、打感も変わる要素を持っている。

 
話をSLDR-Sのフェアウェイウッドに戻そう

 

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フェアウェイウッドもカチャカチャではなく、ペンシルネックを採用している。ドライバーよりもヘッドが小さいフェアウェイウッドの方が、ネック回りの構造で違和感を持ちやすいことは、少し考えればわかるだろう。アナライズにリシャフトで持ち込まれたSLDR-S フェアウェイの形状を改めてみて、その雰囲気の良さに思わずつるやゴルフ神田駅前店で衝動買いしてしまった。

 

 

ネック形状に加えて今回一番の魅力は、ロフト設定だろう。僕は初代ロケットボールズのころから3HLが必要と言い続け、アナライズで僕の作ったアナライズW65限定販売したりしていたのだが、なかなか日本で発売してくれなくて、SLDRのフェアウェイウッドになって2年遅れでやっと日本仕様にラインナップされはじめた。LOFT-UPの必要があるのは、ドライバーよりもフェアウェイウッド。

 
ドライバーはボールの上がらない、捕まらないドライバーを作ってしまったのでLOFT-UPを掲げたテーラーメイドだが、フェアウェイウッドについてはあまり触れていない。14度のドライバーを発売してしまっているのに、スプーンは15度と、誰が考えても「?」な戦略をとっていた。14度のドライバーが必要なら17度のスプーンが必要なのだが、あまり触れずにSLDRフェアウェイウッドなど販売している。少々キツイ事を書いてしまったが、アマチュアがロフト選びを見栄で選んでいる中、「LOFT-UPキャンペーン」を行ったおかげで、9度がカッコイイとかではなく、11度など大きいロフトを選んでも恥ずかしくなくなったのは、テーラーメイドのおかげだろう。

 
SLDR-Sフェアウェイウッドはドライバーと同じく、並行のヘッドはシルバー。日本仕様は少し高いが、やっぱり白いヘッドのがクラブとしてカッコイイので、日本仕様を購入。カスタムシャフトを選ぼうかと思ったが、売価が2万円近く差があるので、純正シャフトを購入。この純正シャフトが意外といい。総重量は318gと、ドライバーが300g前後のセッティングであればちょうどいい感じ。

 
純正シャフトはSで振動数が256cpmだから、Rは240cpm前後だろうと推測する。SLDR-Sはアスリート向きと言うイメージがあるが、このスペックだとアベレージゴルファーにちょうどいい感じ。テーラーメイドはこのクラブを訴求する先を間違えているのではないか?と思う。クラブとしてのポジションづけは非常に大切なだけに、曖昧な感じが残念に思える。

 
値段的に安いなと感じるピンの世界標準価格設定だが、現在販売不調なテーラーメイドは値引きも大きくなっている。ロフト2度大きい分ボールも上がるし、ミスにも強い、バランスのとれたヘッド性能となっている。LOFT-UP2度の効果はドライバーよりも、フェアウェイウッドのが全然大きいことを是非体感して欲しい。

テーラーメイド グローレ5W(2012)

テーラーメイドは、今年も次々に新製品が出る。僕のエースドライバーはVG3と
グローレ。発売からもうすぐ一年経つので、そろそろマークダウンされる。グロ
ーレはジャパンアジアモデルで、いい意味でテーラーメイドらしさがない。ドラ
イバーはチタンの鍛造フェース、遠藤製作所で作っているという噂。

女子ツアーだけでなく、最近はシニアツアーも使用者が増えてきている。理由は
やはり飛距離、噂によると今まで青木功だけCMの関係で使うことができたが、ほ
かのシニアのプロにも支給が始まったようだ男子ツアーも飛ぶという評判なので、
使いたいという声が多いが、イメージ戦略なのかR1やロケットボールズ(RBZ)
しか支給しないらしい。

さてこのグローレだが、実はユーティリティもフェアウェイウッドも出来が非常
に良い。特にフェアウェイウッドは女子ツアーで人気。男子ツアーで人気のRBZ
よりも断然使用者が多い。今回僕はアナライズのフィッティング用のヘッドをテ
ストしたくて、グローレとR11Sを購入した。どちらも5番ウッドにしたのは、18
度というロフトなのだが、ヘッド体積が195ccと3Wと同じ。であることと、ヘッ
ド重量が214.9gと重めの3Wと同じぐらいであること。察しの良い読者ならお分か
りだろう。RBZの3HLと同じコンセプトのクラブを作ってしまおうということ。で
きることならこのヘッドの「5」という数字を3HLに書きなおしてしまいたいと
思うのは、僕だけではないはず。ヘッド重量から考えると42.75インチぐらいで、
理想的なスペックの3HL的ウッドが完成しそうだ。

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グローレのヘッドはオールチタン。チタンのヘッドは打感と音がイマイチといわ
れることが多いが、グローレは心地よい打球音と打感。僕が愛用しているアダム
スのスピードラインスーパーXTDに似ている。ドライバーと違ってフェース側に
2つウエイト調整できそうなウエイトがあるのもいい感じ。試打してみて驚いた
のだが、R11Sよりも平均して5ヤードは飛んでいる。明らかにボール初速が速く、
フェースの弾きの良さを感じるヘッドだ。可変スリーブのノーマルポジションで
ロフトは18度だが、フェース角が+1度あるので、17度で±0度の3HLが出来上がる。
純正シャフトはSで振動数が262cpmと意外にしっかり目。そもそもアナライズシ
ャフトの試打用なので、ヘッド買い目的だから問題ない。面白いのがこの純正シ
ャフト、RBZの純正シャフトよりも重量がこと。僕はこの辺にテーラーメイドの
ブランドの位置づけの歪を感じずにはいられない(笑)

スタジオ用に買ったが、もしかして僕のエースになるかもしれない。いや3HLっ
て書いてあれば間違い無くエースかもしれない。マークダウンで値段が下がりそ
うなので、もう1本たぶん買ってしまうだろう

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テーラーメイド グローレ5W(表示ロフト18度)+GL550純正(S)
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長さ42inch/重さ311.4g/バランスD2/振動数262cpm/センター
フレックス値4.12/表示ロフト18度/リアルロフト18度/フェース角+0.5
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テーラーメイド ロケットボールズ 3HL(17度)

このインプレッションは2013年6月に書かれたものです

僕の有料メルマガの連載から生まれた電子書籍、ロケットボールズ完全使いこなし術。おかげさまで好調に売れている。初代ロケットボールズのほうが優れているわけではないが、この連載でとりあげた3HLを試してみたくなった。

僕のヘッドスピードだったら、3Wでも充分ボールも上がるが、重宝するのはこの17度というロフト。地面から打ってもボールも上がり、ロングの2打目でグリーンを狙いやすい。これならフェアウェイウッドが1本でよくなるので、セッティングの幅が広げることも出来る。

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ダイヤモンド・オンラインの名器自慢という連載で、森下千里ちゃんとの対談でも、初代ロケットボールズを取り上げた。彼女もロケットボールズを使っているようだが、3Wが打てないと悩んでいた。残念ながら僕は常々言ってるが、ヘッドスピード45m/sは無いと、よほどミート率が高くないとロフト15度のスプーンを使いこなせるのは難しい。千里ちゃんは、プロ・アマで一緒に回った片山晋呉プロにそのクラブは打ちこなせないと、ハッキリいあわれたと、軽く怒っていたけど残念ながら全くの同意見。ヘッドスピードがあっても、シングルハンデぐらいの腕前が無いと、15度前後のスプーンはスコアアップに繋がらない。奇跡の一発が出るが、逆に傷口を広げることのになりやすい。(ティショットで使うなら別)

しかしロフトが2度増えるだけで、かなり状況が変わってくる。さすがにヘッドスピード40m/s無い森下千里ちゃんには無理だけど、ヘッドスピード43m/sぐらいのゴルファーにはピッタリとなってくる。みんな3Wの3という数字に呪縛があるのか、これが4と書いてあるのと、3とかいてあるのでは反応が違う。実際、森下千里ちゃんも、「キャディさんスプーン!」と言いたいという気持ちもわからなくはない。この3HL、ロフトは4W並だが、クラブの長さとヘッドの大きさは3Wと同じ。だから4Wとも違う。シャフトが長いほうがヘッドスピードが上がるので、ボールは上がりやすくなるし、ヘッドが大きいほうが安心感がある。まさに名前通り3HLなのだ。

そんなスプーンが打てないけど打ちたいという層にピッタリの初代ロケットボールの3HL、日本仕様に3HLは無いは残念、そして並行シャフトはやはり軽くて硬い。総重量が312.6gと軽く、振動数はなんとRで273cpmと、アフターマーケット用のシャフトのS並となっている。今回は日本で買えないので、サンディエゴのフェアウェイゴルフで5本も仕入れた。アナライズで作ったW65のロケットボールズカラーのシャフトを入れて、販売してみたかったから。

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残念ながら送料入れなくて1本175ドルで、この円安。中古を買ってリシャフトするよりも随分割高になってしまうが。マーク金井の指示の下キッチリ仕上がった、初代ロケットボールズの3HLに、アナライズのW65もしくは、W65+が入ったクラブ、飯場したら一瞬で売り切れてしまった。

T島がいうには、17度のヘッドを、フェースアングルを開いて、16.5度ぐらいにするのも面白いと言っていた。何かと使い勝手のよい3HL(17度)かもしれない。

テーラーメイド ロケットボールズ 3HL(17度)+並行純正R
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総重量312.6g/バランスD3.5/振動数273cpm/センターフレックス値/5.21表示ロフト17度/リアルロフト17.5度/フェース角-0.5度
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