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ロイコレ BBD’S305V(2012)

このインプレッションは2011年12月に書かれたものです
いつにも増してこの時期は試打の仕事が多い。11月は12月6日発売のパーゴルフの仕事で130本、今はGDOの仕事でこれまた100本近く試打している。体力的には結構キツイが、新製品が一挙に打てる機会は僕にとって有難い限り。

逆にそれぐらい打つと、”これは欲しい!”というクラブが出てくるもの、その筆頭だったのが、このロイコレのFW、BBD’S305V。最近のロイコレの上級者向けFWは、ヘッドが小さくなる傾向が顕著だった。しかし昔のロイコレのヒット作、名器と呼ばれるものは、大きめのヘッドで、飛んでボールが上がるというFW必要要素を備えていたから。この305Vはヘッドも少し大きくなって、シャロー。上級者モデルにしては大きめのヘッドで、安心感もある。そしてロイコレ伝統の打感と、音の良さも充分に引き継いでいる。本当にステンレスヘッドを上手く作るメーカー。顔も綺麗で、アマチュアでも十分使える。

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ロイコレの飛びの秘密は、実は表示ロフトよりもリアルロフトが立っているから。しかしボールは上がりやすいので結果的に距離がでる。この14度表示のヘッドも、計測してみるとリアルロフト13度と立ち気味、そしてフェイス角は-1.5度となかなかの開き具合。ロフトが少ないと顔は綺麗に見える、そしてこのフェイス角なので、非常に美しい。しかしヘッドスピードがあって、ボールを捕まえることができないと、低いスライスになってしまう。

リシャフトを前提に買ったのだが、リセールを考えて、グラファイトデザインのTOUR-AD BB6のSの入っているやつをオーダー。このBBは、手元調子で、ATTAS参上のヒットを受けたのか? 、今年は手元調子の新製品が目立つ。今でもFWに愛用者が多いTOUR-ADのPTシリーズを手元調子にしたシャフトなので、FWとの相性も抜群。

打ってみると低スピンで、強い球が出て、高さも出るが吹けない。打感もいい。このセッティングで一度コースで試してみて、新しいランバックスtypeXにリシャフトするか決めようと思う。ボールの上がり具合と捕まり具合もチェック。場合によっては店長の赤坂得意のフェイス角調整してもらい、少しロフトを立てて、少しフェイス角を閉じるかも。市販のクラブは、コストダウンするために、どうしても組み上げはアバウトになってしまう。試打クラブが良くて
、そのクラブを買ってもどうも、試打クラブと違うというのは、組み上げも含めた個体差があるのが原因であることが多い。再度フェイス角調整することで、期待通りになることは決して少なくない。是非アナライズで、調整して欲しい(宣伝です(笑))

ロイコレ BBD’S305V+TOUR-AD BB6 S(3番)
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長さ42.75inch/重さ324.1g/バランスD1.5/振動数270cpm/センターフレックス値4.48/表示ロフト14度/リアルロフト角13.0度/フェイス角-1.5度
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