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テーラーメイドR11Sフェアウェイウッド

このインプレッションは2012年6月に書かれたものです

いつものゴルフショップ新橋パトロールで、JYPERSに行きR11Sフェアウェイウッドを購入。話題のRBZツアーを買ったのだけど、スピンが多いので手放した

R11Sフェアウェイウッドのがアメリカでの売価は高いはずなのに、RBZと同じ価格というのはなかなか商売上手。R11Sがお買い得に感じてしまうから不思議だ。今まで使っていたのはR11フェアウェイウッドの14度だし、ドライバーもR11Sを買ったので、R11Sのフェアウェイウッドも買ってみた。

r11sfw

パッと見るとソール部分の色が違うぐらいで、何がちがうのかわからない。ドライバーはソールのプレートが5角形だけど、こちらは今までどおり三角形。ほんとに区別がつかない。見た目でちがうのはクラウンのロゴぐらいか? ヘッドサイズ、フェイスの厚み、も変わらない。ほんとに変わったのは、ソールの三角形のプレートが薄くなったぐらい。

プロからあの部分が打ち込んだらつっかかりそうでイヤと言われていたそうで、ほんとそれぐらいしかわからない。これがほんとのマイナーチェンジ。R11Sはヘッドサイズ20ccアップ、ヘッドの投影面積アップ、シャローフェイスとかなりの変化しているのとは対照的だ。

弾道調整機能が付いているとはいえ、大切なのはノーマルの位置の時のフェース角とロフト角。驚いたのはお店に並んでいた中で一番フェイスが開いてないのを買ったのにもかかわらずフェイス角は-3.5でロフトが14度とかなりオープンフェースの度合いが強い。

テーラーのフェアウェイウッド最近の特徴はリアルロフトが多い。これをスクエアにしたら16度を軽く超えてしまう。ロフトは立っているものを選んだほうがいいという傾向が出になっている。そして並行はアルディラのRIPというシャフトが入っているが、これが日本のアンダースペック症候群をあざ笑うかのようなハードスペック。Sシャフトで振動数273cpm、センターフレックス5.25と僕の
今のエースのアッタス参上6Sの振動数263cpmセンターフレックス4.44に比べるとワンフレックス以上は硬い。

僕は並行品を買うとき基本的に、ヘッド買いと言ってヘッドだけ使ってリシャフト前提なので問題はないが、そのまま使いたい場合はフレックスにくれぐれも注意してほしい。実際打ってみるとドライバーほど変化を感じないが、ソールの出っ張りが引っかかりそうもない感じがする。

ヘッドカバーがさらに刺繍が増えてコストアップしている。なにかテーラーメイドはアパレルブランドになっていく感じがする。たしかにヘッドの機能は上がってきているが、僕は品質管理が雑になっているような気がしてならない。先週中国に行ってきて、下請け製造工場の関係者といろいろ情報交換した際、大手メーカーのコストの締め付けがハンパじゃないことを聞いたが、これは品質管理にも
出てきている気がする。本末転倒にならないようにお願いしたいものだ。

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テーラーメイドR11S 14度+アルディラ RIP phenom s(純正)
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…——————————–DATA—————————–
長さ43nch/重さ347.6g/バランスD3.5/振動数273cpm/センターフレックス値5.25/表示ロフト14度/リアルロフト14度/フェース角-3.5度
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