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マグレガーMT tourney 58(1985?)

このインプレッションは、2012年7月に書かれたものです

先々週週末山口県のアナライズの商品取扱店カッパーワークスさんのイベントがあり山口へ、その途中のゴルフが盛んなエリアである広島でゴルフショップを回った。練習場の横に大きなショップ。そこは地場のゴルフショップダイナマイト。

広島出身のT島の話によると、非常にチカラのあるショップらしい。2FはOUTLETと中古コーナーがあり、壁にはパーシモンが沢山!それも新品。おもわず木目のいいものを物色して購入した。物珍しさはもちろんあったが、購入したのには意味がある。

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週末ゴルファーを寝不足にした全英オープン。僕も取材で何度か訪れたが、90年台前半にニック・ファルドが勝った時はパーシモンだった。今やパーシモンを使ってるプロは誰一人いない。クラブは劇的に進化していて、どれぐらい違うか実際に体感したいと思ったのと、お客さんにも試して欲しかったので試打クラブとして購入。

長さ43インチでスチールシャフト、振動数は277cpmもあるがスチールシャフトは手元がかなりしなる。重さも355gと今タイガーが使っているドライバーよりもかなり重い。

試打してみると230yぐらいしか飛ばない。僕のエースドライバーよりも30yは飛ばない。しかしかなり振りやすく感じる。これは長さと手元のしなりが影響していると思う。この振りやすさを現代のテクノロジーで作るとどうなるか。長さは44インチ、重さは325gぐらいがベストだと思う。そして手元にウエイトを持ってくること、宣伝になるけど、アナライズで扱っているシャフトスタビライザーをつかうと更に振りやすくなる。

PRGRのEggインパクトは長さは43.5インチとこのコンセプトに近いが、肝心な重量が302gと軽すぎる。このパーシモンにヒントを得て「飛ばないドライバー」(といっても5yぐらい最高飛距離が落ちる程度)を開発しようと思った。

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日頃はメーカーの宣伝文句に踊らされていると感じることが多いが、このパーシモンを打つと、クラブの進化を激しく感じる。そして重心距離が短いとボールを操作しやすいことに気がつく。90年台前半までは、パーシモンでないとメジャーは取れないと言われていた。ボールを曲げてこそ、攻略できると言われたからだ。しかし今は460ccヘッドでボールを曲げている。クラブの変化で、求められ
るスイングが変わってくる。重心距離が長くてもボールを曲げてメジャーを攻略している。

当時ジャック・ニクラウスや、ジャンボ尾崎はパーシモンで300y飛ばしていた。ババ・ワトソンやダスティン・ジョンソンはパーシモンで何ヤード飛ばせるのだろう?!と非常に興味がある。一体何ヤードぐらい飛ばすのだろう


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