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テーラメイド R11Jドライバー(2012)

このインプレッションは、2012年9月に書かれたものです。

先週買ったPINGのAnserドライバーがあまりにフェースが開いているので断捨離することになり、かねてから注目のR11Jを探してみる。

r11j

中古ショップ巡りの新橋パトロールで、いつもチェックするのだが全く見当たらない。しかたないのでつるやゴルフ神田駅前店で購入。聞けばやはり売れていないらしい。日本限定モデルなので、並行輸入品が無い分市場の流通量は減る。新品も売れていないとなると、レア度は増すという具合。

さてR11Jだが、R11SやRBZに比べるとオープン過ぎるものが少なく。今回買ったヘッドも非常に僕好みの顔。そしてソールのフェースアングルを変えるプレートとは関係なく非常に座りがいいし、ロフトとフェース角の見え方も気持ちがいい。可変式のヘッドのドライバーはショップで試打する時はフェースの向きをチェックしない
と、判断ミスを犯す可能性があるので要注意。

ゴルフクラシックの重心データを見ると、重心距離が42.7mmとテーラーでは最長。ディープフェースなのに重心高が低めで、↓の連載にも書いてある重心高2は24.7mmとテーラーの白いヘッドでは一番の飛びスペックになっている。ヘッド重量も198.5g(スリーブを除く)としっかりあり、R11の日本仕様(ウエイトが6g+2g)と同じぐらいある点もいい。純正シャフトで打ってみる。50g台のシャフトだが、ヘッドが重いので総重量が309.6gしっかりありと振動数が251cpmとヘッドスピード43m/sスペシャル的な仕様となっている。

さて試打してみると弾きの良さを感じる。グローレに近い音がして高反発チックに感じる。シャフトをエースのATTAS 4Uの6Sにチェンジして試打してみる。スタジオで打った限りでは低スピンで初速も出る。これは千葉市民で試すのが楽しみ。

しかしテーラーメイドのクラブのヘッドカバーの作りの良さには恐れ入る。最近別売りのヘッドカバーが売れないという話を聞く。純正でこんな手の込んだカバーをつけていれば、別売りのヘッドカバーが売れないのも無理は無い。違いのわかりやすいヘッドとヘッドカバーにコストがかかり、ぱっと見わかりにくいシャフトが手を抜かれていくのが今のゴルフクラブの正体

そのまま使えるクラブがどんどん無くなっていくのが寂しい。

テーラメイド R11Jドライバー9.5度+純正MOTORE50 S
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長さ45.25inch/重さ309.6g/バランスD2/振動数251cpm/センターフレックス値4.04/表示ロフト9.5/リアルロフト11.25度/フェイス角-1.0度
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