テーラーメイド ロケットボールズSTAGE2ドライバー(2013)

このインプレッションは2013年5月に書かれたものです

僕がRBZのフェアウェイウッドを非常に高く評価しているのをご存知だろう。初代のUTも使っているし、新しいSTAGE2のフェアウェイウッドも買った。しかしドライバーは全く評価していいなかった。もちろん試打した結果のこと。重心距離がテーラーメイドのドライバーとしては最長なのに、スリーブのポジションがノーマルで、かなりのオープンフェース。重心位置も低くなくスピン量も多めで、僕が打つとすべてに右へのスッポ抜けした球しかでなかったからだ。

今回GDOの試打で、STAGE2を試打してみて、初代の悪い部分が改善されていると感じたので、JYPERSで並行輸入品を買ってみた。ブログに書いたように値段も魅力的だ。初代の並行はクラブが軽い割に、シャフトが硬かったのである程度覚悟はしていたつもりだったが、STAGE2を買ってみて驚いた。総重量が299gで純正シャフトのSの振動数がなんと269cpm。

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これは覚えておいて欲しいポイントなのだが、同じ振動数のシャフトだと軽いほうが硬く感じる。50g台で振動数が269cpmなのと70g台で振動数が269cpmだと圧倒的に50gのが硬く感じるのだ。数値と人間の感性のギャップがそう感じさせる。

いきなりコースで打ってみると、強いフォローとは言え、いつもの千葉市民の1番ホールで、低く強い球がグリーンのエッジ近くまで飛んでいった。特徴としてはフェードで打っていると低スピンで飛距離が出るが、ボールを捕まえようとすると、途端にヘッドがピーキーに動きチーピンになってしまった。ヘッドの挙動が落ち着かないのだ。最近僕が注目しているのが、

重心深度(GD)÷重心距離(GL)

この数値が1だとニュートラルな挙動となり、これが極端に低くなると、挙動が不安定になる。逆に1より大きいと挙動が安定していく。というのが僕の仮設だ。STAGE2を計測してみると、重心震度(GD)32mm÷重心距離(GL)40mm=0.8

僕のエースドライバーである2本のデータを出してみた

タイトリストVG3
GD41.5mm÷GL41.0mm=1.01
グローレ
GD38.5mm÷GL41.2=0.93

この他もいろいろチェックしてみたが、僕の感覚として0.93から1.03の範囲に入るヘッドがニュートラルな挙動と感じているようだ。その基準から見るとGD÷GLが0.8と極端に少ないSTAGE2は、データ的にもかなり異色であることがわかる。

(この数値は今からドンドン検証して行きたいと思っているので、期待して下さ
い)

STAGE2だが、千葉市民ゴルフ場で打った時に僕がスリーブで調整したロフトは12度だったが、そこまでロフトを増やしてもボールが上がらない。重心深度の浅さが影響しているのだろう。フェードで打つと棒球で距離が出そう。捕まえに行くとコントロールが難しくチーピンしか打てない。ヘッドデータを見て試打する前からある程度推測がついていたが、僕は検証しないと気が済まないタイプ。おかげで重心深度と重心距離の関係が、だいぶ確信に変わってきた。

このモデルで面白いのは、日本仕様の方が、総重量とシャフト重量が重いこと。今まで並行輸入品と言えば、重くてシャフトが硬いのがお約束だったが、初代ロケットボールズから軽くて硬いというクラブも出てきた。どちらにせよ並行輸入品はほぼ純正シャフトが使えないのは、覚悟の上購入して欲しい。テーラメイドにかぎらず、海外ブランドは日本仕様も低価格化が進んでいて、明らかにシャフ
トをコストダウンしている。僕の作ったシャフトを試して貰える機会が増えると嬉しいのだが・・

さすがにこのクラブは、手元に置いておいても使う機会がないと思い、速攻手放すことにした。

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テーラメイド ロケットボールズSTAGE2+純正シャフト(US仕様)
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長さ46.0inch/重さ299g/バランスD3.5/振動数269cpm/センター
フレックス値5.35/表示ロフト9.5度/リアルロフト8.5度/フェース角-2度
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