タイトリスト 913H

このインプレッションは2013年6月に書かれたものです
僕のエースドライバーと、アイアンはタイトリストVG3であることは、ご存じの方も多いはず。どちらも完成度が高くとても気に入っている。しかしドライバーと比べて、フェアウェイウッドとユーティリティが今ひとつ僕には刺さらなかった。何が悪いというわけではないのだけど、形状的にもフィーリング的にも、今ひとつ満足するレベルに仕上がっていないのだ。

一方同じくタイトリストの913シリーズのフェアウェイウッドは、この連載でもレポートしたようにMr.フェアウェイウッドと言える存在。激戦区である僕のフェアうウェイウッドコレクションに生き残っている名器。最近買い物が過ぎてなかなか順番が回って来なかったけど、913Fと同時にユーティリティの913Hも以前から購入していた。この913シリーズは、ご存知のようにプロモデルで、ツアープロの使用者が多い。確かにドライバーやフェアウェイウッドは、ボールがしっかり捕まえれる、ヘッドスピードがあるゴルファーがターゲットになっている。

しかし913Hは、プロモデルというイメージを持っているゴルファーが試打すると、「あれ?」と思うぐらいやさしさに振ってある。確かにある程度ヘッドスピードは必要だが、プロモデルにしてはボールは捕まりやすい。

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ドライバー以外のクラブは、地面から打つことがほとんどなので、ライ角が非常に大切。僕はアイアンのライ角はもちろん大切だけど、アイアン以外のフェアウェイウッドやユーティリティもライ角を気にして欲しい。メルマガ読者ならこの話は、耳にタコが出来るぐらい、いつも書いている話。そして身長の高い僕のこだわりは、アップライトなクラブ。タイトリストはアメリカのメーカーらしく、地面から打つクラブはライ角がアップライト。この913Hもそうだ。僕はあまり弾道調整機能(カチャカチャ)が付いているクラブは好きではないが、フェアウェイウッド、ユーティリティに限っては賛成派。理由はライ角の調整が出来るからだ。913Hはもともとアップライトな上に、調整できるのでその点が気に入って購入していた。

フェアウェイウッドのネックはスリムになったが、ユーティリティはまだ太さが気になるのが残念。913Hに限らず、913シリーズで褒めずにいられないのは、シャフトのバリエーション。カーボンシャフトだけでも3種類もある。カーボンの70g台と90g台がえらべるのはタイトリストぐらいだと思う。僕が買ったのはタイトリストMOTORE7.5という純正カーボンシャフト。アイアンがカーボンシャフトなので、重すぎないシャフトをチョイスした。

ヘッド形状は、僕が長年使っていたテーラーメイドのレスキューMID TPに似ている点も気に入ったポイント。僕はユーティリティはアイアン感覚で打ちたいタイプ。少しグースが入っているので、スッと打ち込んでいけそうなイメージが湧く。ロフトバリエーションが、17,19,21,24,27度と多いのも魅力。プロモデルなのに27度があるのは珍しい。その24度を4番、27度を5番アイアンの代わりに使いたかったので選んだ。

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アイアンもそうなのだけど、フラットで捕まらないクラブを捕まえて飛ばすか、少しアップライト目な自然に捕まりやすいクラブを、オートマチックに打つタイプにわかれると思う。僕は迷うこと無く後者。913Hは捕まりやすいし、カチャカチャでフェースアングルも調整できるので、オートマチックに打って行きたい人にピッタリだ。

残念ながら、程よくスピンがかかり、狙った距離をしっかり打てるユーティリティなので、低スピンのぶっ飛び系ユーティリティではないが、アイアン感覚でピンを狙っていける、コントローラブルさが魅力。正直飛距離は期待できないが、それはユーティリティにとってデメリットではないと思う。

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タイトリスト913H(24度)+MOTORE7.5
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長さ39.25inch/重さ370.4g/バランスD1/振動数272cpm/センターフレックス値5.11/表示ロフト24度/リアルロフト22.5度/フェース角-0.5度
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