テーラーメイドSLDRドライバー(2013年)

このインプレッションは2013年7月に書かれたものです

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先週のカナディアンオープンで優勝したB・スネデガー。ボールとアイアンはブリヂストンですが、ドライバーはテーラーメイド。その彼が先週使っていたのが、最新モデルあるSLDR。

先週の有料メルマガでも書きましたが、SLDRは5年前に発売されたミズノドライバー(MP-600)と同じような構造です。ソールにレールが付いていて、そのレール内でウエートが移動します。ウエートをトウ&ヒール方向に移動させることで重心距離距離が変えられるようになっています。MP-600は斬新な設計にもかかわらず、大ヒットには至りませんでした。発売時期が早過ぎたのでしょう。ゴルファーからはあまり支持されず、現在、中古ショップでは1万円前後で売られています。

さて、このSLDR。MP-600はヘッド後方にレールが配されていますが、SLDRの方はフェース側にレールが配され、レール内には18g(米国仕様は20g)のウエートが一個配されています。MP-600は重心が深くなる位置にウエートが配されるのに対して、SLDRは重心が浅くなる位置に配されています。ぶっ飛びスプーン同様、重心を浅くして低スピン弾道を打たせようとする
意図が窺えます。

では肝心の性能はどうなのか?

 

ヘッド形状ですが、R11、R1の流れを汲んでいますが、バックフェースは少し丸み感があります。フェース形状はR1とほぼ同じ。フェースは面長形状ではなくて丸形形状。体積460CCですが重心距離が極端に長くならない配慮が為されています。

カットサンプルでヘッド内部を観てみると、やはりフェースの前側にウエートが配されています。このあたりはロケットボールズに似ています。ルックス的には浅い重心、そして低重心設計です。

では実際に打ってみてどうなのか?

浅重心、低重心ですが、見た目ほど重心は浅くなく、そして低くない感じがしました。

何故かというと、ドロップする感じが手に伝わらないからです。R1と比較すると若干スピンが少ない感じ。マーク金井的にはちょうどいい重心の高さ、ちょうどいい重心の深さ。非常にバランスが良くて扱いやすいドライバーです。その証拠に1発目から芯を喰ってストレート弾道。3発目には280ヤードを越えて曲がり幅は3ヤード。数値が甘めにでる計測器での試打とはいえ、非常やさしく飛
ばせました。3発打っただけで購入決定です。

そして試打して印象に残ったのが打感。テーラーの現行モデル(R1、グローレ)はフェースが硬く、ゴッツという手応えなのに対して、SLDRは打感がややソフト。フェースにボールが乗る感じがして、手に心地良い感触が伝わります。また、球筋をコントロールしやすくなっています。

純正シャフトもそこそこの仕上がりで、R1に比べると少し軟らかめの設定。Sで振動数が250~255cpmぐらい。中間部分がしなる粘り系でタイミング取りやすく仕上がっています。そしてリシャフトする場合(カスタムシャフト装着)、低スピンで飛ばすなら、新しく出たディアマナWやアッタスGOGO。ボール初速を上げたて飛ばすなら、フジクラの新製品スピーダーの装着をお勧めしたいです。

ロケットボールズのモデルチェンジかなと思っていましたが、SLDRはR1と同じカテゴリーのプレミアムドライバ-。プレミアムラインのモデルです。ソールのスライダーはかなりメカニカルですが、クラブ自体は非常にオーソドックスで扱いやすいです。スネデガーだけでなく、国内外の多くのツアープロがSLDRを使いそうな予感がします~。

 

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