ブリヂストン ツアーステージGR(2013)

このインプレッションは2013年11月に書かれたものです

最近元気がないブリヂストン。今度の新製品はかなり気合が入ってる。新製品の記者発表会は、ブリヂストンオープン開催中の袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コース。練習日とは言え、発表会にはブリヂストン契約ブロが勢ぞろいで、気合の入り方が半端ではなかった。

メーカーが気合を入れたからといって、クラブに気合が入るとは限らない。しかし今回のGRは、見た目が大きく変わった。黒に黄色を大胆に配置、ブリヂストンがアメリカで展開しているブリヂストンゴルフのデザイナーの仕事のようだ。クラウンには大胆にグラフィックが入り、初代バーナーに似ているような気がする。もしかしたら同じデザイナーなどと、アメリカ発だけに想像が膨らむが、一目見て今までのGRとは違うデザインとわかるのは評価したい。

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GRというブランドは、少しやさしい初中級者でも使えるTOURSTAGEという印象があったが、中途半端な印象も拭えなかった。今年も数々の新製品が発表されいるが、GRはクラブとしての基本的なスペックがしっかりしている。

長さ、ヘッドの重量、シャフトの重量、グリップの重量で、クラブの基本的な性格は決まってしまう。

GRは純正シャフトで長さ45.5インチ、総重量305.5gとなっている。僕がドライバーのベンチマークとして使っているのが、15年ぐらい前に大ヒットしたセイコーS-YARD T301、こちらも総重量305gとしっかりとした重量があった。これは僕の個人的な指標だが、1Wで45インチ前後で300gを切るというのはスイングに少なからず影響すると思っている。しかし300gというのは、販売店的には売りづらい、セールスポイントにならないと、還元されないと聞く。今までほど重心距離が長くない、たぶん僕の打った感じでは38mm前後かなと思う。ヘッド重量もスリーブを入れずに測ると191g、スリーブを入れると198gぐらいになり、重すぎず軽すぎず僕にとって最適重量となっている。

デザインは派手だが、ツボを抑えていると感じるGR。打ってみるとビックリ、グラファイトデザインの新しいシャフトMT装着しているモデルで、ボール初速72m/sが出た。(ユピテルでの計測)この72m/sは、僕的には最高レベルの数値。メーカーはクラウンの溝がたわんで、初速が出るというが僕にはよくわからない。ただルールギリギリの反発を狙って、フェースを削っているのではと思うぐらいの初速の速さ。

形状も今までの、面長感はなくなりよりアスリートが好む仕上がりとなっている。ひとつどうしても書いておきたいことがある。GRは今回から可変スリーブを採用して、カチャカチャできるようになった。しかし何処かの外ブラのように、何ヤード調整できるなどと謳っていない。ライ角やフェース角が調整できるとしか書いていない。こんな真面目なブリヂストンに好感が持てる。あたかもそれで全て調整できるようにカタログに書くのは簡単だが、人間がスイングロボットではない点を忘れていないブリヂストン。GRでの復活を祈っている。

さて皆さん気になるのは、グラファイトデザインの新しいシャフトMTシリーズだろう。一言で言えば弾いてボール初速が出るシャフトだ。MT6Sで振動数262cpm、センターフレックスが4.77と中間剛性がしっかりある。ただし中間剛性がしっかりあるということは、スイングが乱れると(スイングプレーンが)ボールもそれに素直に反応する。USTMamiyaのATTAS 4Uに近いが、更に特化させた感がある。女子プロが好んで使いそうなシャフトだ。

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