ロイヤル・コレクション BBD306V FW Ti(13度)(2014)

このインプレッションは2014年3月に書かれたものです。

僕は最近ドライバーをどこまで飛ばせるか?!飛距離を求めていろいろ模索している。最近は軽めのヘッドで、ルールギリギリまで長尺化するのがトレンド。先日アナライズで今度発売する長尺用シャフトのプロトタイプを使って試打したが、アナライズのの標準となる計測器フライトビジョンで初めて300yを超えた。(300yを記念して、このプロトタイプも限定発売する予定)しかしコースで実際に試すと、軽いヘッド+長尺の組み合わせは、どうしても球が吹け気味となる。

長尺ドライバーはアゲンストの時など少し使いづらい、逆にあまり飛ばさなくていいホールでのティーショット、そして地面からライナーの球が打ちたい時に重宝する今流行の「ドライビングスプーン」が欲しくなった。残念ながらアメリカのゴルフ情報サイトhttp://www.golfwrx.com/やhttp://www.mygolfspy.com/
などを賑わせる、ピンのラプチャーや、テーラーメイドのSLDR250、キャロウェイのX2HOTの2Wなど、まだまだ日本では手に入らない。アナライズで販売している、リンクスのプレデターV2はドライバーが苦手な人で、ヘッドスピード45m/s以下の人は、バッチリなのだがヘッドスピード47m/sで、スノボ効果で現在上昇中の僕には、その優しさが仇となりスピン量が増えすぎてしまう。

そんな時にジャパンゴルフフェア-でも見たロイコレのチタンのフェアウェイウッドを思い出した。昨年までロイコレは元気がなかったとぶっちゃけ思っていたが、商品をすべて遠藤製作所で作り高級路線を行くようで、今年はやる気充分。新作のBBD306V FW Tiだが、ロフトが13度、15度、17度とライナップされ、ヘッドは大きめ。まさにドライビングスプーン向き。チタンのフェアウェイウッドは、音がいまいちなヘッドが多く、ステンレスのヘッドの方が鋭く弾く音する。やはり地面から打つという前提があるのでヘッドを大型化しすぎる必要が無い、なので特にチタンを使わなくてもいいのでは?と僕は常々思っていた。

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チタンを使ったドライバーは、フェース面積も広いのでいい音が出しやすいが、フェース面積の小さいフェアウェイウッドは、どうしても、安っぽい音になっていまいがちなのだ。実際大ヒットしているゼクシオは、最初はチタンを使っていたが、現在はステンレスに変更されている。しかし最近は初代グローレなどチタ
ンヘッドでもいい音が出せるヘッドが作れるようになってきたし、重量配分の自由度の高さなど、改めてチタンのフェアウェイウッドを見直し始めていたところに、このフェアウェイウッドを見つけたわけだ。

雑誌の取材でテストした時も好印象だったが、ドライビングスプーンと言える13度をテストすると、まさにドライバーが小さくなったと思える形状、そして音もドライバーっぽい爽快感がある。チタンフェアウェイウッドの安っぽい音では無くなっている。それとフェースの弾きが非常に良いことだ。フェースの弾きはフェース形状に大きく左右される。円に近い形状が一番弾きを上手く出せるのだが、フェアウェイウッドは横長で、地面から打つクラブと言う制約で極端なディープフェースには出来ないため、反発が出しにくい。しかしこのロイコレはしっかり出せている。

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ロイコレと言えば上級者向きフェアウェイウッドという印象が今まで強かった。それはきれいな顔つくりの結果、フェース角もオープン度合いが強いせいもあり、表示ロフトよりも、ロフトが立っていて、。測ってみると13度表示で、リアルロフトが10.5度、フェース角が-3度などという、誰が打つの?と言う個体も結構あった。ロイコレが飛ぶと言ってたのは、ロフトが立っていたからという理由もあった。しかしヘッドスピードがない人は、ボールが捕まえられない人には難しいと敬遠された。

しかし、最近のモデルはしっかりと管理されており、僕が選んだ13度表示のヘッドは、リアルロフト13度、フェース角は-1.5度とまさに完璧。実際コースでティーショットしてみると、長尺ドライバーよりあきらかにロフトはこちらが多いけど、低スピン弾道になっている。ヘッドの形状はロイコレで人気だったスーパー
SSというのをイメージさせる。ソール馬蹄形はすでに性能的には意味を持たず、単なるデザインとなってしまっているが、デザインも性能もロイコレの一番良かった頃を思わせる仕上がりだ。

ドライバー2本入れるとか、いろいろ試されているし、僕もいろいろ試してみたが、長尺ドライバーと、ドライビングスプーンを入れるセッティングの有効性を強く確信した。最近ロイコレはヘッドパーツのみでの販売も開始している。相当気に入ったので、アナライズでもやらせて欲しいとお願いしたら、ネット販売は
ダメと断られた・・。アナライズにお問い合わせいただければ、販売させていただく。もちろんシャフトはアナライズW65!チタンヘッドなので安くはないが、ぶっ飛びのドライビングスプーンを手に入れるには、高くはないと僕は思っている。

ロイコレBBD306V FW Ti(13度)+アナライズW65+
———–DATA——————————–
長さ43.25inch/重さ329.8g/バランスD0.5/振動数258cpm/セッターフレックス4.24/表示ロフト13度、リアルロフト13.0度/フェイス角±-1.5度 
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