超私的なゴルフ場調査~太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)

マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は男子ツアーでもおなじみの太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)。国内ベストコースランキングではつねにトップ10にランクインし、アマチュアが「一度はプレーしたいコース」の代表格です。タイガー・ウッズが18番で劇的なチップインを決めた「EMCワールドカップ2001」の開催コース。ホールは杉や檜にセパレートされ、富士山も間近に見渡せます。関東圏のゴルフ場ですが、全国各地からゴルファーが来場しています。都心からだと100キロ以上ありますが最寄りインターからほど近く、日帰り可能なコースです。神田からだと約1時間40分。設計は加藤俊輔。先週土曜日にメンバー2名同伴でプレーしてきました。

6月13日プレー。
スタート時間 8時17分(ハーフ休憩あり)
天候は快晴。微風、ときどき強めの風。
梅雨時期にもかかわらず朝から快晴。
スタート時間の気温はすでに25度を超え、プレー中の体感温度は25~27度。

概要

開場日:1977年 4月 26日
コース設計・改造:加藤俊輔
コース面積:91万平方メートル
ハウス面積:3,128平方メートル
7246ヤード   パー72(フルバックティ)
コースレート:73.9
6484ヤード パー72(レギュラーティ)
コースレート:70.2
JGA KGA加盟
ベント、1グリーン
キャディ付き乗用カートでのプレー

アクセス

車利用の場合
東名高速/御殿場より約9km(約20分)

電車利用の場合
■小田急あさぎり号
御殿場駅(新宿から1時間40分)下車、タクシー15分。
■東海道新幹線
三島駅(東京から1時間)下車タクシー40分。
クラブバス有り

マーク金井は御殿場ICのビジネスホテルに前泊してコースに向かいました。神田からは首都高から東名高速に乗り、御殿場ICで降りてコースに。コースまではトータルで約1時間40分でクラブハウスに着きました。帰りは東名高速が都心付近で渋滞したこともあって、神田までは2時間15分ほどかかりました。東名高速が渋滞するかしないかで、かなり所要時間が変わるコースです。

クラブハウス

写真 3 (9)

写真 1 (11)

近代建築な2階建て。正面玄関入って右側に受け付け。左側にロッカールームと風呂場。階段を上がった2階にレストランとコンペルーム。レストランからは18番ホールの池と、グリーンをパノラマ写真のように見渡せます。トイレはすべてウォシュレット付きで。洗面台には歯ブラシも常備されています。1階のロビーにはゴルフ雑誌がたくさん置かれています。ゴルフショップは別の建物にあって、クラブ、ウエアが豊富に揃っています。マーク金井はラウドマウスの半ズボンを衝動買いしました(笑)

練習場

クラブハウスから少し離れてますが広々としたドライビングレンジと、これまた広々としたアプローチ&バンカー練習場が完備されてます。スタート前にドライバーからウエッジまでじっくり練習できます。

写真 3 (8)

フェアウェイ  短く刈り込まれディボット跡も少なめ
ラフ      脱出に苦労するほど長くない

グリーン    サンドグリーンで手入れが行き届き、表面は非常に硬い
コンパクションは21
スティンプメーターで9.5フィート

バンカー    要所要所にバンカーが配され、砂も軟らかめ。
アゴの高さも変化に富んでいる

マーク金井はレギュラーティーでプレー。インからのスタートですが、読みやすくするためにアウトからホール紹介していきましょう。

1番、416y パー4

太平洋1番

グリーンは砲台~

グリーンは砲台~

富士山を背にして豪快に打ち下ろすミドルホール。軽く左ドッグレッグしており、コーナーにはフェアウェイバンカー。ティグラウンドからは見えないが左サイドには池も待ち受けている。右サイドにもバンカーがあるがフェアウェイは広い。マーク金井はロフト12度のキャロウェイX2ホットでティショットでフェアウェイ中央をキープ。残り150yを9番で打つと引っかけて左のラフ。アプローチはグリーンの硬さを気にしすぎて6メートルショート。傾斜と富士山からの芝目を読み切れず2パットでボギーを叩く。グリーンは受けグリーンで、奥や左右に外すと傾斜が強く寄せづらい。

2番、394y パー4

太平洋2番

真っ直ぐなミドル。ティからは右サイドにバンカーがあるのが見えるが、実は左サイドには池が待ち受ける。レギュラーティーだと250y以上飛ぶと池に捕まるリスクが高まる。風はややフォロー。ティショットはロフト12度のキャロウェイX2ホット。右にプッシュアウトしてバンカー右のラフ。残り150yを8番で打ってグリーン左側のエッジに運ぶ。ピンまで約10メートルをパターで打って50センチに寄せて、パーでホールアウト。グリーン右手前に大きなバンカーが待ち受けているので大きめに打ちたくなるが、ここも奥に外すとアプローチが難しい。

3番、517y パー5

太平洋3番

見た目よりも打ち上げが強い~

真っ直ぐなロングだが、富士山方向に向かってじわじわ打ち上げるロング。フェアウェイは広々しているが左に外すとセカンドが打ちづらい。右サイドがベストルートだが、右にはフェアウェイバンカーが待ち構えている。マーク金井はドライバーでティショット。引っかけを嫌って右にプッシュアウトしてフェアウェイバンカーに打ち込む。そこから21度のユーティリティで左ラフに運び、3打目は残り90y。打ち上げが強くグリーン面はまったく見えない。AWで打ってピン奥4メートルにつけるものの、下りの速いラインにビビってしまい、30センチショートしてパーでホールアウト~。

4番、161y パー3

打ち下ろしで風の計算が難しい~

打ち下ろしで風の計算が難しい~

富士山を背にして打ち下ろすショートホール。手前に池があるので大きめに打ちたくなるが、グリーンは受けているので奥に外すと下りのアプローチが残る。風が吹くと距離感が非常につかみづらい。ティが少し前にあったこともあり、マーク金井は9番アイアンでティショット。力んでグリーン左奥に外すものの、ピン横2メートルに2オン。パーパットはラインを読み切れずカップの左フチをを通過してボギーでホールアウト。

5番、365y パー4

グリーン左奥に富士山~

グリーン左奥に富士山~

じわじわと打ち上げるミドル。御殿場コースの中ではフェアウェイがタイトで、なおかつ左サイドには大きなフェアウェイバンカーが配される。マーク金井はミニドライバーでフェアウェイをキープするものの、ボールはターフが削り取られたディボット跡。セカンドはライに負けてザックリ。残り50yからの3打目はピン奥2メートルにピタッと付けるものの、下りのラインをびびってショートして2パット。あっさりボギーを叩く。グリーンはポテトチップのようなうねりがあり、奥からは強い下り傾斜のラインが残る。

6番、512y パー5

5番の折り返しで打ち下ろしで軽く右にドッグレッグしているロングホール。右サイドのバンカーを越えると2オンを狙えるが、反面、左サイドはOBラインが浅い。引っかけ、チーピン球を打つと即死する。グリーン手前には巨木、グリーン右サイドには大きな池が待ち構えている。距離的には短いが、その分だけグリーン周りはシビア。マーク金井はティショットを右のバンカーに打ち込み、そこからユーティリティで脱出。残り130yの3打目は9番アイアン。アゲンストの風を意識し過ぎて強く入り、ピン奥15メートルに3オン。ファーストパットを50センチにつけてパーでホールアウト。

8番、377y パー4

バンカーがひとつもないホール~

バンカーがひとつもないホール~

強い左ドッグレッグで打ち上げのミドル。ティからグリーンまでバンカーはひとつもない。ショートカットを狙いたくなるが、引っかけると林がスタイミーになってノーチャンス。右サイドから確実に攻めていきたいホール。マーク金井はティショットを引っかけて左のラフ。2打目はフェアウェイに出すだけ。3打目は残り120y、PWで打って3メートルにつけるもののパーパットはカップをかすめてボギーでホールアウト。ここもグリーンは強い受けグリーン。奥からは触っただけでどこまでも転がりそうなラインが残る。

9番、384y パー4

太平洋9番

左サイドの林は禁物~

クラブハウスに向かって打つ、軽い打ち上げのミドル。池越えだが、これはほとんどプレッシャーにはならない。フェアウェイは広々しているが、左サイドの林に打ち込むと脱出が非常に難しい。セカンドはみためよりも打ち上げでグリーン手前には横長の大きなバンカーが待ち構えている。バンカー同様、グリーンも横長。セカンドはグリーンにきっちりキャリーできるショットを打たないとパーオンできない。ショートするとバンカーショットは目玉になりやすい。アプローチはグリーン右サイドからの方が打ちやすく、寄ワンも狙いやすい。

10番、372y パー4

軽い打ち下ろしで真っ直ぐなミドル。天気が良いと左手に富士山を見ながらティショットを打っていける。左サイドにバンカーが配されるがフェアウェイは広く、気持ち良くドライバーを振っていける。セカンドからは軽い打ち下ろし。グリーンは強い受けグリーンで奥に乗せると、ここも強烈な下り傾斜のパットが残る。マーク金井はフェアウェイキープから残り120yをAWで打って、ピン横6mに2オン。ファーストパットを50センチに寄せてパーでホールアウト。

14番、367y パー4

池はグリーンぎりぎりまで食い込んでいる~

池はグリーンぎりぎりまで食い込んでいる~

真っ直ぐなミドルだがフェアウェイの両サイドにはバンカー。グリーン手前には大きな池が配されている。ティショットをフェアウェイキープしても油断できない。グリーン手前の池が気になって大きめに打つと、強い下り傾斜のパットが残るから。グリーンは縦長なので左右に外すとアプローチが非常に難しい。マーク金井はティショットをフェアウェイキープするものの、残り130yのセカンドを少しダフって池ポチャ。池の手前から4打目の打って2パットでホールアウト。ダボを叩く。ちなみに石川遼クンはこのホールを苦手にしていて、トーナメントではダボを良く叩くらしい。

15番、354y パー4

太平洋15番

距離は短いが戦略的なミドル。ドライバーでティショットを打つと下り傾斜にボールが止まりやすい。右サイドのフェアウェイバンカー付近にボールを止めるとセカンドが打ちやすい。グリーンは左側が谷のように凹んでいて、左に打つとボールはグリーン外までこぼれ落ちる。ここも強い受けグリーンで奥に乗せると下りの速いラインが残る。ティショットをUTで打ってフェアウェイキープして、残り130yをPWで打ちピン奥8メートルに2オン。速さを読み切れず、ファーストパットを3メートルオーバーして返しを外し、3パットしてボギーを叩く。

17番、170y パー3

グリーンは砲台~

グリーンは砲台~

御殿場を象徴するショートホール。下りで池越え、天気が良いと池に富士山が映し出される風光明媚なホール。風の計算が読みづらいのでワンオンが難しい。グリーンは軽い砲台形状なので左右に外すとアプローチが非常に難しい。マーク金井は7番でティショットしてピン奥10メートルにワンオン。1メートルに寄せるものの、セカンドパットがカップのフチでクルッと回ってカップインならず。3パットしてボギーを叩く。

18番、481y パー5

池を嫌がって左に外すとアプローチが難しい~

池を嫌がって左に外すとアプローチが難しい~

左ドッグレッグのロング。左サイドのバンカーを越えると2オンを狙える。ただし、グリーン手前左サイドには巨大な池。そして、グリーン左サイドにはバンカーが待ち構えている。グリーンは2段でピンが奥にあると正確な距離感が求められる。マーク金井はセカンドをPWで刻み、3打目は残り110y。ピンは2段グリーンの上の段。AWで上手打ってピン横3.5mに付けるものの、バーディパットがカップのフチに止まり、2パットのパーでホールアウト。

総評

太平洋アウト

太平洋イン

御殿場はトーナメントコースの割にはフェアウェイが広々としているホールが多く、ティショットでプレッシャーがかかるホールが少なめです。バンカーも要所要所に配されていいますが、「何だこれっ!!」と嘆きたくようなアゴが高いバンカーもありません。池の配置も絶妙ですが、アメリカンスタイルのコースと比較すると、それほどシビアでありません。トーナメントコースらしさを感じるのはグリーンの硬さ。通常のプレー日でもコンパクション21はかなり硬く、100yぐらいからウエッジでフルショットしてもグリーンにボールマークがほとんどつきません。グリーン面が濃い緑なので、見た目は軟らかそうですが実際はかなり硬いグリーン。アイアンでフルショットしてもボールが止まりづらいですし、アプローチも普段よりも球足が伸びます。このグリーンに対してセカンドの距離感、アプローチの距離感が合うか合わないかでスコアがかなり変わるでしょう。

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