PRGR RED505ドライバー(2010)

アナライズで再販を開始した、ゴルフの竪琴の売上が止まらない。僕の飛距離が50歳を過ぎてもどんどん伸びているのは、竪琴と出会ったことも大きな要因だと思う。僕は常々「ゴルフは関節技だ」と言ってきた。筋力がなくても、関節をキッチリと使うことで、飛距離が伸びるし、スイングプレーンがよくなるからだ。その関節技をブラッシュアップしてくれたのがゴルフの竪琴。しかし僕の今の目標である315yという飛距離は、それだけでは達成しない。

筋力がなくても飛ばすためには、関節を上手く使うことと、ルールギリギリの長尺化というのが僕の最高飛距離への戦略だ。長尺化というのはただ伸ばせばいいわけではない。長尺ドライバーの大切な要素にヘッド重量がある。僕のエースドライバーの1つであるグローレも長尺向きのヘッド。ヘッド重量が195g(スリーブ込み)前後と比較的軽めなので46インチ前後で仕上げるにはとてもいい。しかしルールギリギリの48インチとなるとグローレでは重い。僕の理想としては185g前後が理想かな?!と感じている。

長尺用のシャフトはアナライズでも只今製作中。各社の長尺用シャフトも取材などでチェックしている。ではヘッドはというと、もちろんいろいろと、ヘッドデータを分析して長尺にはどれがいいか?!と常に研究をしている。もちろん新製品も候補に上がるが、そうでないものにも名器が多い。それでなくても中古クラブ大好き人間のマーク金井は、中古ショップめぐりをしつつ物色している。そんな時に出会ったのがPRGRのRED505だ。イマイチ程度が悪かったので、その中古ショップでは買わず、GDOのサイトをチェックすると、マークダウン品が14000円で売られていて即ポチってしまった。

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PRGRというと、歴代客層に合わせて三兄弟を発売してくる。過去のリバースチタンから、iDナブラシリーズまで、三兄弟戦略は続いている。クラブにうるさい人なら、気がついていると思うが、どのモデルも何故か赤が一番出来がいい。特に二代目のリバースH/S赤チタンは、1999年に発売されると契約プロがこぞって赤を選んで使った。この三兄弟は歴代 黒がプロ、上級者、銀がセミアスリート、アベレージ、赤がシニア、レディースと、カテゴリー分けされているのだが、プロが赤を選んて飛ばして話題となった。

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最新のiDナブラシリーズもシニア向けのiDナブラREDを僕は一番評価している。というわけでRED505も以前から、僕の究極の長尺用のヘッドとして候補にあったわけだ。マークダウン品と言え14000円はあり得ない。僕はクラブもご存知のようにクラブの設計に携わるようになった。素材や構造を考慮して、だいたいヘッ
ドの原価というのが、わかるようになっている。すると「僕が作ったら幾らになるか?!」と言う視点が生まれてきた。残念ながら460ccのヘッドで、この構造で、185gのヘッドを作るとすると14000円では収まらない。もちろん14000円で買えるのは嬉しいが、業界的には先行きが不安になる。

PRGR RED505 ヘッドデータ(表示ロフト10.5度)

重量   185.9g
重心距離 36.5mm
SS高さ  32.5mm
重心深度 38.75mm
ヘッド高 53mm
つかまり係数 1.06(重心深度÷重心距離)

重心深度がかなり深く、つかまり係数は1.0を超えているので、つかまりが良さそうなヘッドだ。ややシャローだが重心位置も低い。表示ロフトは10.5度だが、どうももっと少なく見える。ロフト7.5度だが、重心深度が非常に深いPRGRのegg1的なコンセプトも感じる。計測するとリアルロフトが9.5度とやはり表示より少なめだった。

このヘッドを使って、色んな長尺シャフトのテストを行っていこうと思う。アナライズの長尺用のシャフトはこのヘッドで全てテストされている。長尺に適したヘッドはなかなか無いのが、最適なのはなかなか無いので、いいものを見つけた!という気がしている。

 

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