PRGR egg1ドライバー+Analyze T300

このインプレッションは2014年6月に書かれたものです

飛距離の追求に余念がない僕は310yを目指して長尺ドライバーを社内、社外にかかわらず色々実験を繰り返している。その結果僕にとっての最適ヘッド重量が、クラブの長さごとに明確になってきた。


シャフトも今までは60g台にこだわってきたが、50g台、40g台もテストしている。もちろんアナライズオリジナル長尺用シャフトも半年前からテストにテストを重ねてきている。6月にEVEN7月号の長尺用シャフト特集の取材の裏話を、今より30y飛距離を伸ばすクラブ選びで書いた。

何故か「長尺用」とつくと、長さを感じないように手元をしっかり目に作るシャフトメーカーが多い。唯一マスダゴルフだけ手元のしなりを感じる長尺用シャフトを作っている。ピンフラッグなど、棒状の物が長くなると先端と棒の重さで、手元からしなってしまう。ゴルフのシャフトも長くすればするほど、しなりを感じやすくなり、頼りないとイメージしやすくなる。

現在のカーボンシャフトのレベルだと、普通に作っても頼りなさは感じないが、手元を意図的に硬くすることで、長いものは頼りないという固定観念からの、本能的な反応を防ぐことが出来るのだ。マスダゴルフの長尺用シャフトや、土曜日にアナライズに届いた、アナライズの新しい長尺用のシャフト「T-300」も、手元調子ではないが、あえて手元のしなりを感じるようにしている。そしてシャフトに仕事をさせるべく、センター部分を少し硬めにして、先端部分はしっかり目なのだが、あえてヘッドをトウダウンさせやすいシャフトになっている。

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なぜかトウダウンというのは、あまり良くないことのように語られることが多いが、実際シャフトのキックは2次元ではなく3次元的な動きで、トウダウン=シャフトのキックと言っても過言ではない。つまりトウダウンの量というのはシャフトにとって重要なポイントとなるのだ。

トウダウンしやすいシャフト=しなりもどりさせやすいシャフト。

アナライズのシャフトは、グリップスピードを減速させやすさを狙っていつも作っている。今回のT-300も、グリップ減速のタイミングをつかみやすく、シャフトのしなり戻りをコントロールしやすくなっているので安定した飛距離を実現できる。

T島ブログに書いてあるように、入荷した長尺用のT-300を早速プロギアegg1に入れて試打していたので、製品版となったT-300のシャフトのインプレッションを兼ねて試打することに。平均290yを安定して超えるデータとなった。金曜、土曜と2ラウンドこなしてさすがに疲れていた体調を考えると、飛距離性能はかなりのものと推測する。この体調では自己最高記録更新は難しいが、それを差し引いてもPRGR egg1の飛距離性能の高さは充分感じることが出来た。ボールの捕まりもいいので、ロフトが少なくても安心な点もいいだろう。

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プロギアのegg1はロフトが7.5度と立っている分、超深重心にしてボールの打ち出し角アップを狙っているヘッド。ボール初速はしっかり出るのだが、僕が打つとスピン量が少し多くなってしまう。さすがにルールギリギリいっぱいの47.75インチ(ヒールエンド法)では、思うようにビュンと振りきれないオーバースペック感を感じてしまう。

思えばこのシャフトのプロトタイプで300yを超えた時も47インチで組んだ。長尺化で一番むずかしいのは、長さを何インチにするか?!ということになると思う。ここが一番奥が深いと感じた。今回はシャフトの塗装も一工夫して、先端から真ん中にかけて白く、グラデーションを挟んで手元は黒と、スキーのストックのように短く見える工夫をしてみた。これが見た目もかなりカッコよく自画自賛している。

プロギアegg1(7.5度)+アナライズT300
———–DATA————————————————
長さ47.75inch/重さ307.5g/バランスD4/振動数245cpm/センターフレックス4.11/表示ロフト7.5度/リアルロフト7.5度/フェース角±0度
(アナライズのヘビーグリップ60gを装着)
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