テーラーメイド SLDR-S フェアウェイウッド 2014

このインプレッションはマーク金井の有料メルマガ ”マーク金井の書かずいいられない” で2014年9月18日に配信された原稿を元にしています

 

今巷ではテーラーメイドと言えば、グローレFが注目されている。プロの評価も高く、メディア関係者も絶賛しているクラブで、僕も高く評価している。グローレの評価も高いけど、この間のテーラーメイドの販売不振から脱出するきっかけとなりそうなのが、SLDR-Sドライバーだろう。この連載でも取り上げたが、”LOFT-UP”していない10度のクラブを試したら、非常に結果が良かったので、初代グローレに変わって現在エースドライバーとなっている。カチャカチャはついていないが、僕らはリシャフト前提で買っているので、シャフトの挿入角度を一度決めれば、もう変えることはない。

 

 

カチャカチャは出る球筋によって毎回変えるものではなく、最初に決めたら触らないに越したことはない。僕らはシャフトのテストを日常的にするので、頻繁にカチャカチャするが、挿入する角度はいつも同じだ。カチャカチャが無いメリットは、構えやすさだ。特にSLDR-Sはペンシルネックと言われる細いホーゼルになっており、ネック周りがスッキリとしてとても構えやすい。T島が以前ブログに書いていたが、なかなか体感はできないだろうが、厳密に言えばカチャカチャは構造上、パワーロス感じは否めないし、打感も変わる要素を持っている。

 
話をSLDR-Sのフェアウェイウッドに戻そう

 

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フェアウェイウッドもカチャカチャではなく、ペンシルネックを採用している。ドライバーよりもヘッドが小さいフェアウェイウッドの方が、ネック回りの構造で違和感を持ちやすいことは、少し考えればわかるだろう。アナライズにリシャフトで持ち込まれたSLDR-S フェアウェイの形状を改めてみて、その雰囲気の良さに思わずつるやゴルフ神田駅前店で衝動買いしてしまった。

 

 

ネック形状に加えて今回一番の魅力は、ロフト設定だろう。僕は初代ロケットボールズのころから3HLが必要と言い続け、アナライズで僕の作ったアナライズW65限定販売したりしていたのだが、なかなか日本で発売してくれなくて、SLDRのフェアウェイウッドになって2年遅れでやっと日本仕様にラインナップされはじめた。LOFT-UPの必要があるのは、ドライバーよりもフェアウェイウッド。

 
ドライバーはボールの上がらない、捕まらないドライバーを作ってしまったのでLOFT-UPを掲げたテーラーメイドだが、フェアウェイウッドについてはあまり触れていない。14度のドライバーを発売してしまっているのに、スプーンは15度と、誰が考えても「?」な戦略をとっていた。14度のドライバーが必要なら17度のスプーンが必要なのだが、あまり触れずにSLDRフェアウェイウッドなど販売している。少々キツイ事を書いてしまったが、アマチュアがロフト選びを見栄で選んでいる中、「LOFT-UPキャンペーン」を行ったおかげで、9度がカッコイイとかではなく、11度など大きいロフトを選んでも恥ずかしくなくなったのは、テーラーメイドのおかげだろう。

 
SLDR-Sフェアウェイウッドはドライバーと同じく、並行のヘッドはシルバー。日本仕様は少し高いが、やっぱり白いヘッドのがクラブとしてカッコイイので、日本仕様を購入。カスタムシャフトを選ぼうかと思ったが、売価が2万円近く差があるので、純正シャフトを購入。この純正シャフトが意外といい。総重量は318gと、ドライバーが300g前後のセッティングであればちょうどいい感じ。

 
純正シャフトはSで振動数が256cpmだから、Rは240cpm前後だろうと推測する。SLDR-Sはアスリート向きと言うイメージがあるが、このスペックだとアベレージゴルファーにちょうどいい感じ。テーラーメイドはこのクラブを訴求する先を間違えているのではないか?と思う。クラブとしてのポジションづけは非常に大切なだけに、曖昧な感じが残念に思える。

 
値段的に安いなと感じるピンの世界標準価格設定だが、現在販売不調なテーラーメイドは値引きも大きくなっている。ロフト2度大きい分ボールも上がるし、ミスにも強い、バランスのとれたヘッド性能となっている。LOFT-UP2度の効果はドライバーよりも、フェアウェイウッドのが全然大きいことを是非体感して欲しい。

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