タイトリスト 913D2ドライバー

このインプレッションは まぐまぐから配信されている 有料メルマガ「マーク金井の書かずにいられない」で2014年9月30日に配信されたものです

 

9月は軽井沢の世界アマから始まり、白山ビレッジでのチャレンジツアーで解説やラウンドレポートをしてきた。男子のレギュラーツアーも秋の陣となり、メジャーな試合が続いて行く。海外ではライダーカップが終わり、早くも2015年PGAツアーが開幕して、ゴルフシーズン真っ盛り。

 

同じくゴルフショップは新製品シーズンがもうすぐ開幕するが、今それ以上に賑わっているのが、マークダウン商戦である。新品クラブの半分を超えるマークダウン商品。新製品が発売される=旧モデルがマークダウンされる。という構図がゴルフショップの繁忙期に影響を与えている。これはゴルフクラブに限ったことではない。自動車業界も、限定オプションを付けて、モデルチェンジ直前の車を大幅値引きして売っている。

 

今週のパーゴルフでも特集されていて、ゴルファーの注目の高さが伺える今期のマークダウン商品。今回の目玉は、ピンのG25、キャロウェイのレガシーブラック、スリクソンのZ725、525、ブリヂストンのXドライブ709、そして一番の目玉はタイトリスト913シリーズだろう。タイトリストのフラッグシップモデルは、2年周期のモデルチェンジサイクルをしっかり守っている。同じように2年周期で売られているのはダンロップゼクシオぐらい。新品の賞味期限が90日前後と言われるゴルフクラブにおいて、この2つのモデルの賞味期限は群を抜いて長いと言えるだろう。

 

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すでにツアーでは新しいモデル915シリーズが投入されているが、切り替えていないプロも数多く居る。僕がチャレンジツアーの会場でチェックしてみても、まだまだ913シリーズは現役で活躍していた。これは913の戦闘力の高さの証明だろう。つるやゴルフ神田駅前店に、予約していたYESパターを取りに行ったら、913D2が27000円で売られていたので、思わず衝動買い。現役のツアープロが使っているクラブが、3万円を軽く切る価格で販売されているなんて、クラブ好きには嬉しいだろうけど、クラブ設計に携わっている僕として複雑な気分。まさに痛し痒し、メーカーは自分で自分の首を絞めていると言える。よほど前作を上まわらないと、売れないと言えるだろう。

 

 

僕もタイトリスト915シリーズはもちろんテストした。間違いなく買うだろうが、
910から913に変わった程の衝撃は受けなかった。タイトリストと言えばマッスルバックアイアンなどプロが使うクラブと言うイメージが強いが910シリーズから、ずいぶんやさしいドライバーになっている。910から913はフェースの素材が、鋳造チタンから鍛造チタンに変わり、今回の915ももちろん鍛造チタンフェースで、前作の弾きの良さが引き継がれている。今回はソールに溝を大胆に配置してヘッドのたわみで、ボール初速を狙っている。今年は各メーカー、ヘッド自体のたわみを利用するのがトレンドようだ。

 

 

話を913に戻そう。

 

僕が買ったのは913D2というヘッドが460ccと大きいタイプ。913D2の僕のポジショニングは「フェースが右を向いているゼクシオ」もちろんゼクシオよりもヘッド重量も重く、装着されているシャフトも重くてしっかりしているが、見た目も大きくミスヒットにも強い。純正シャフトは55gで少し軽めだが硬すぎず、70台から100切ったぐらいでラウンドする人が充分使いこなせるモデルで、そのレベルの人に是非使って欲しいクラブ。重心深度も深く、重心距離も長めで、捕まり係数のバランスもとてもいい。

 

 

ヘッド重量も、ウエイトを変えれ調整できるので、いろいろなシャフトに対応できる、カスタマイズしやすさも魅力。ドライバーは910シリーズからスリーブが共通(915シリーズとも共通)なので、今まで自分に相性が良かったシャフトを簡単に入れ替えることが出来る点も魅力だろう。

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