Titleist ボーケイウエッジ SM5 TypeK

このインプレッションは まぐまぐから配信されている 有料メルマガ「マーク金井の書かずにいられない」で2014年10月14日に配信されたものです

ドライバーの多様化に気がついている人は多いだろうが、ウエッジも多様化されてきている。ボーケイやクリーブランドなど、同一モデルでもソールのバリエーションがかなり増えていたりのだが、オフセットの強いウエッジというのは面白いことになかなか製品化されない。最近ではマスダゴルフのウエッジぐらいだろうか?!形状についてはなかなか保守的なジャンルといえる。しかしドライバーと同じように、何か新しいテクノロジー的なことを入れないと気がすまないようで、いろいろな試みが後を絶たない。

 

 

ウエッジのスピン性能が問題視され、ルール変更によりアイアンの溝が規制され始めた結果、大手メーカーはこぞって様々な手段に取り組んでいた。大手メーカーだから、数値データで検証している風ではあるが、溝の本数を増やしたけどいつの間にか、元に戻り最近ではフェース面に肉眼では段差を感じないぐらいの、ミーリングなのだろうか?!特殊な細かい溝を配置してきている。僕は溝を増やした時も、フェース面の特集な処理も、効果が無いとハッキリと言い切っている。ボールとフェース面の接地面積がスピンに影響する。溝はタイヤの溝と同じで、草(芝)を切って出る水分を排水することが主の目的で、溝自体でかかるスピンはたいしたことがないからだ。かつてピンはU字になった深い溝をフェースに配置して、ルールで規制について、裁判になったこともあった。ゴルフのルールは効果があることにはものすごく厳しい。新しく規制されない程度のものは効果的ではないというシンプルに判断していいと思っている。

 

さて話を元に戻そう

 

数年前までウエッジで人気なのは、多面ソールのウエッジだった。多面になるということは、ソールが地面に当たりにくくなり接地面積が減るということ。なにか抵抗が少ないほうがミスしにくいイメージを持つ人が多いかもしれないが、逆にソールを積極的に使えないので、ミスには弱くなる。多面ソールは技術を持っている人が、積極的に技術を使いやすいように考えられているものだ。プロと同じウエッジを望む人が多い影響もあって、ウエッジはどんどん難易度を増していった。しかし最近その傾向が一段落。多面ソールももちろんあるが、シンプルなワイドソールなウエッジをプロも好んで使うようになってきた。セッティングが厳しいといわれるPGAツアーでも、ボールの進化により、シンプルな技術を使って確実にピンに寄せてくる選手が増えてきたそうだ。

 

そんなウエッジがタイトリストボーケイSM5のKウエッジ。やっとウエッジらしいウエッジが出たと思う。特徴はプロが使うとは思えないぐらいのワイドソール。ソールは広いが丸みを帯びており、バンスのカタログ表記が11度というわりには、バンスが当たっている感じが弱い。しかしプロが使うボーケイの中では飛び抜けてやさしい。

 

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もし別売りのウエッジを買うなら選択肢に入れてもいいだろう。軟鉄鋳造なのでライ角も調整できる。ヘッドの大きいアイアンセットと組み合わせても違和感がない点もいいだろう。僕ならソールをフラットにしてバンスの効果をもっと発揮させる用に作りたい。とはいえ使い勝手はとてもいいウエッジ。そうそうアナライズもソールの広い見た目はプロ仕様、打つとやさしいウエッジをもうすぐ販売する。僕の一言を解決するのに凄く苦労したみたいだけど、いいウエッジができたと思う。

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