SLDR-S(US仕様)ドライバー(2014)

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マーク金井の書かずにいられない(メルマガ版)2014/11/18号

に掲載されたものです

SLDR-S(US仕様)ドライバー

最近公式発表されたテーラーメイドの売上(世界)は前年比30%ダウンだそうだ。日本はSLDR-SやグローレFがヒットしているので、そこまで落ちているかわからないが、かなり危機感を持っているはず。アメリカより先行してR15を発表したりと、巻き返しをイメージ付けようとしているようにみえる。

 

5年前にT島とPGAマーチャンダイジングショウにオーランドに行った時、ホテルで見たCMに度肝を抜かれたことがある。車を一台買うと、もう一台付けるというCMだった。当時アメリカは、リーマンショック以降、不景気の真っ只中。恐ろしく思い切ったやり方だなと関心した覚えがある。それを思い出したのは僕もよく利用する、アメリカのフェアウェイゴルフのWEBページを見た時、ドライバーをオーダーすると、同じモデルのフェアウェイウッドがユーティリティを1本付けるというのだ・・

 

円安という逆風が気になるが、魅力的なオプションに驚いて即効オーダー。SLDR-SドライバーにSLDR-Sの3HLを付けてもらった。日本だって同じことをやったらいいのに!と思ったのだが、いろいろ諸事情があるらしい。さてこのSLDR-Sドライバー、US仕様と日本仕様の違いは誰が見てもわかるヘッドの色。日本仕様のみ白となっていて、白いからヒットしたんじゃないか?!と思うぐらい。日本人の白好きは、テーラーメイドも良くわかっているようで、次のR15もUS仕様には黒があるが、日本は白のみ。グレーと言っても、日本でも売っているSLD-Sのミニドライバーと同じつや消しのグレーで、SLDRのグレーよりはカッコイイ。

 

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もう一つの違いはヘッド重量で、日本仕様より2g重い206g。何度か書いたが他社は”重ヘッド”をアピールするがテーラーメイドは一度もアピールすることがない。歴代でも重いヘッドが数多くあり、一番多く重いヘッドを作っているメーカーだと思う。これはゴルフクラブ界の七不思議と言ってもいいと思う。日本仕様の204gだってかなり重いヘッドの部類に入る。T島によるとヤフオクには、SLDRやSLDR-S用の軽いタングステンウエイトが売られているそうだ。交換には、蓋をとりはずしたりと簡単ではないが、少し知識があれば出来るようだ。

 

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US仕様と日本仕様の違いで、お約束とも言えるのが純正シャフトの硬さ。US仕様は、硬いだろうと予測してRを選んでみたにも関わらず、計測すると270cpmもあった。アフターマーケットのシャフトの基準で考えてもX相当というあり得ない硬さに驚いてしまった。もう一つの違いはロフト。US仕様はこのヘッドしか見ていないので、ハッキリとはいえないが。日本仕様のロフトは、メーカーが勝手にロフトアップしているのか?!と思うぐらい表示より多くなっている。これはT島が持っているヘッドも同じようにロフトアップされているので、僕は意図的なのか?!と勘ぐってしまうのだが。US仕様はロフト表示と、リアルロフト差が明らかに少ない。

 

日本仕様は、表示ロフト10度に対して、リアルロフトは11.5度
US仕様は、表示ロフト10度に対して、リアルロフトが10.5度

 

ということでUS仕様はフェース角-1度、リアルロフト10.5度と僕にとって理想的な数値となっているのが嬉しい。残された問題はヘッドが重すぎること、ヤフオクで怪しいウエイト手に入れて交換する事も考えたが、冬用ドライバーとして最適だと気がついた。今から冬場になり体が動きにくくなると、ヘッドをシャープに早く振ることが難しくなる。45インチか44.75インチの長さにして、重いヘッドを活かして、ヘッドの重さを利用することで、低スピンのドローンとした球で飛ばせるドライバーができる。ミニドライバー的な使い方で、風の強い河川敷の僕のホームコース、赤羽ゴルフ倶楽部で武器になりそうな予感がするので、テストしてみようと思う。

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