テーラーメイド ロケットボールズステージ2ツアー(2013)

このインプレッションは マーク金井が”まぐまぐ”から毎週火曜日配信している有料メルマガ

マーク金井の書かずにいられない(メルマガ版)2015/1/27号に掲載されたものです

 

ゲレンデが無い地方でも、精力的にどこへでも行くマーク金井。先週は大阪にあるつるやゴルフ本店へプレゼンへ行った。SSウエッジを4年ぶりにモデルチェンジするのだが、そのプレゼンに。

 

自動車のフルモデルチェンジサイクルは、4年から6年と長いが、ゴルフクラブは売れないのもあって、タイトリストとダンロップのゼクシオが2年サイクル、ピンは1年半、と例外があるが、ほぼ1年でモデルチェンジと、そのサイクルが10年前、20年前と比べてどんどん短くなってきた。新製品が出ると、ゴルフ雑誌に広告が載り、TVCMが流れたりと露出は確実に増える。ゴルファーの買い替えのきっかけが生まれるのは確かだが、このモデルチェンジサイクルの副産物が、マークダウンだ。

 

マークダウンも、買い替えのきっかけとなるとなるが、値引率が高く単価が極端に下る。モデルチェンジサイクルを短くして、マークダウンで処分するという構図が、定着しつつあるが、確実にメーカーの首を絞めていると僕は思っている。

 

 

一つは、マークダウンを待って新製品を買い控える

 

とくに2年周期のモデルチェンジサイクルの商品はこの傾向が強い。人気があるからずっとユーザーが「狙って待っている」のだ

 

もう一つは、初心者向けのクラブが作れない。

 

モデルチェンジサイクルが長かった頃、大手メーカーには今よりモデル数が多く。カタログも今の3倍ぐらいの厚みがあった。その中にかならず低価格で、初心者が使用することを考えた仕様の初心者向けクラブがあったものだ。その初心者向けのウッド、アイアンなどを組み合わせ、キャディバッグまでセットにした商品もカタログに載っていたものだ。しかしカタログは薄くなり、初心者モデルは消えた。

 

僕みたいにゴルフだけでなく、スキーやスノボをやる人は、スキー、スノボ売り場に行く機会もあるだろう。そこで一番メインの場所に置かれているのは。

 

「スノーボード3点セット、スキー4点セット」だ。

 

気の利いた店なら「このままゲレンデに直行セット」なんてPOP(値札)が踊っている。価格設定もスキー場でレンタルセットを何度借りたと思えば、元が取れるか?!という絶妙なポイントを突いている

 

初心者向けクラブコーナーがあったり、「このままゴルフ場に直行セット」が置いてるゴルフショップがあるだろうか?!。どんなクラブも1年経てば、初心者向けクラブよりも安くなってしまうから、どこのメーカーも初心者向けクラブなど作ろうとしないし、作れないのが現状だ。僕はスノボやいろいろ事を始めるのが好き。だから初心者の気持ちが理解できる。メーカーでは必要ないと判断するのもわからないことはないが、初心者用クラブの必要性をとても感じてしまうのだ。

 

話がそれてしまった、それてしまったついでに書くが、ゴルフ場のレンタルクラブの稼働率もかなり低いし、用意しているレンタルクラブもかなりチープ。ゴルフ場にはレンタルクラブがあるのかも表記していない有り様。併設のゴルフスクールも無い。

 

それに比べイマドキのスキー場は至れり尽くせり、予算に応じてレンタルも選べるし、スクールのプランも豊富だ。スキー場とゴルフ場を比べるとゴルフ場が恐ろしく閉鎖的なことが、だれにでもわかるだろう。

ゴルフ業界活性化が叫ばれているが、このゴルフへのハードルの高さは、スキーやスノボなど、他の業態から見ればよくわかると思う。

 

話を元に戻そう

 

そのプレゼンで寄ったつるやゴルフ本店で見つけたテーラーメイドのロケットボールズStage2 TOURフェアウェイウッドの値段に驚いた。なんと9,800円!僕は間違いではないかと思ったぐらいの衝撃だった。人気メーカーの主力商品だったクラブが、9,800円、どんなに安く作っても18,000円ぐらいで売らないと、利益は得られないと思う。

 

今初心者向けクラブを作っても、ツアープロ向けクラブより高くなってしまう。メーカーは誰も買わないと思うから作らない。しかしマークダウン品というのは、不定期商品で供給が不安定。エントリーユーザーがいつもそのモデルを買ったり、買い足したりできるとは限らない。マークダウン品から初心者に合うクラブを選んで、それを組み合わせるのは、なかなか大変だ。エントリーユーザーに必要なクラブを安定的に供給出来ない仕組みとなっている。先程も書いたが、ゴルフをやってみようという人には、あまりにハードルが高くなっているのが現状だ。

 

試打してみると、新製品と何の遜色もない。これが9,800円で売られるとは・・・テーラーメイドは昔からフェアウェイウッド作りが上手い。僕が選んだ理由は値段もあるが、ロケットボールズStage2のTOURは、可変スリーブとなっていて、R15フェアウェイウッドと共用できるというのもあって選んだ。ロフトは13度、ミニドライバー的な使い方を狙っている

 

純正シャフトのスペックは
総重量321.1g
バランスD2
振動数261cpm
ロフト角12.5度
フェース角-1.25度

 

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ロケットボールズStage2は、ロケットボールズの純正シャフトが軽すぎたためか、60g台のシャフトが採用されている。この改善点はいいと思うが、残念ながらヘッド性能は高いのに、純正シャフトのクオリティがイマイチ。クラブ自体は安いが、使えるようにするには、リシャフトが前提となる僕はアナライズw65に変更した。

 

飛距離データ等は僕のブログで取り上げているので、チェックして欲しい

http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=11424

 

先週ミニドライバーの顔について書いたが、このロケットボールズStage2TOURは、フェアウェイウッド顔、FP値が少ないテーラーメイド独特の顔作りとなっている。飛距離性能も充分だが、ミニドライバーとして使うなら、キャロウェイX2HOT PRO DEEPのドライバー顔のが好みだ。

 

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