ブリヂストンゴルフ J15アイアン(2014)

このインプレッションは マーク金井が”まぐまぐ”から毎週火曜日配信している有料メールマガジン マーク金井の書かずにいられない(メルマガ版)2015/3/17号に掲載されたものです

 

HOTLISTの試打で一気にアイアンを打ってみて気がついたことがあった。昨年までは、大ヒットモデル、ゼクシオをターゲットにした。アイアンを各社作っていたが、今年は何やら傾向が違う。明らかにタイトリストAP2に対向するアイアンがやたら増えていた。

 

確かにヘッドも小さく、マッスルバック並でシャープなのに、やさしさもあるAP2が人気なのはよくわかる。しかし残念ながら複合素材などをいかに頑張って使ったとしても、ヘッドの大きさでほぼ機能は決まってしまう。

 

「150y先のアイランドグリーンに乗せたら、100万円あげます!」

 

と言われた時に、迷わず選ぶアイアンが何か?! これが、僕のアイアン選びの基準。クラブにロマンは求めないのがマーク金井的選択だ。スコアを合理的にいかに作るか?!それ以外に要素は必要ない。

 

コンパクトなヘッドが特に目立つ2015年発売のアイアンセットだが、僕好みの大きめのヘッドのアイアンが見つかった。それはブリヂストンゴルフのJ15アイアンだ。ツアーステージブランドが無くなり、ブリヂストンゴルフと言うブランドになっていて、イメージはアスリートライクに感じるかもしれない。しかしこのJ15アイアンは、ヘッドが大きくゼクシオ並みの大きさがある。形状はアスリートゴルファーも違和感を持たない、ブリヂストンゴルフのコンベンショナルなモデルをそのまま大型化した感じ。大きくても、違和感がなく構えられる。大型ヘッドには少しオフセットが欲しいものだが、こちらも絶妙な加減でついている。

 

j15_main

 

このジャンルのアイアンは、ピンのG25やG30など外ブラが圧倒的に得意な印象

 

だが、日本のメーカーでもやればできることを証明してくれた。もう一つ僕がこだわるのがバンスの有無、ソールをじっくりみると、バンスがあまりついてないように見えるが、打ってみるとバンス感があってヘッドが手前から入っても救ってくれる。ソール形状はフェース側はバンスが付いていて、バックフェース側はフラットと、ソール形状をかなり工夫しているようだ

 

 

これは自己責任でお願いするが、J15アイアンヘッド素材は、ステンレス鋳造製だけど、ライ調整ができた。(マーク金井及びアナライズはこの件について一切責任を取りません。あくまで自己責任で取扱ください)残念ながら軟鉄鍛造ヘッド程は曲がらないが、この点は高く評価したい。各社、ステンレス鋳造でもライ調整できるアイアンがあるが、公にしたがらない。何故か僕にはコッソリ教えてくれる。堂々とカタログに明記するべきだと思うのだが、それを嫌がる原因があるのだろう。

 

もうひとつ気に入ったのは、純正カーボンシャフトが少し重めの60g台が入っている。僕には少し軽いが、一般的なゴルファーも幅広く使えるだろう。このアイアンを使えばスコアが出せるはず。日本のメーカーは、ゴルファーが喜びキーワードを満載して、目先の新しさを追い求めているが、単にスコアが出せるシンプルなアイアンがあればいいと僕はつねづね思っている。このJ15アイアンは、そのシンプルさに潔さを感じる。パープレイが何度も出るレベルの人でも十分満足できる性能だと僕は思う。誤解を恐れず言うと、AP2の操作性が必要なレベルのアマチュアは、ほんの一握り。「若い時の苦労は買ってでもし
ろ」というが、難しいアイアンを買うということは、苦労を自分で買っているに等しい。J15アイアンは、人気が出るか微妙だが、僕はこういうアイアンこそ売れてほしいと思う

 

 

アナライズWEBサイト人気コンテンツマーク金井のクラブ指南今回は ブリヂストンゴルフのJ15アイアン http://www.analyze2005.com/?p=3910

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年6月24日

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