テーラーメイド RSi 1 アイアン

このインプレッションは2015年5月5日配信の有料メルマガ『マーク金井の書かずにいられない』に掲載されたものです

僕が試打するクラブはドライバーが多い。雑誌の企画もドライバーがほとんど。しかし個人的に購入するクラブは、なぜか?!フェアウェイウッドが多い。一番買わないのはアイアン。クラブをしょっちゅう買ったり打ったりするのは大好きだが、気に入ったクラブは長く使う。特にアイアンは距離感が大切なので、必然的に長くなる。この距離感はスコアにも反映されやすく、PGAツアーの全ショットデータをビッグデータにしたショットリンクを分析して書かれた『ゴルフデータ革命』にも書いてあること。Strokes Gained-Tee to Green(グリーンに乗せるまでに稼いだ打数)は、アイアンショットの精度が必要となる。この精度を高める為に何が必要か?!もちろん練習は必要なのだが、僕の考えはもっとシンプルだミスヒットに強いアイアンを使うこと。先日試打したアイアンは、今後のアイアンの進化の方向を示していると感じた。それはテーラーメイドRSi1アイアンだ

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テーラーメイドのアイアンは、最近『スピードポケット』といわれる、ソールの溝が特徴。この溝は縦の打点のブレ、特にトップ目にあたった時にミスの度合いを緩和させてくれると僕は感じた。このRsiシリーズになると『フェーススロットテクノロジー』と言われる縦の溝も追加してきた。テーラーメイドは革新的なチャレンジをするメーカーだが、結果が出なければただのギミックに過ぎない。僕が効果を感じないこともたまにあるが、この縦の溝『フェーススロットテクノロジー』意外と効果が出ていて、スイートエリアが確実に増えていると感じる。Strokes Gained-Tee to Greenが確実に稼げそうなアイアンだ。

僕としては一気に衝動買い候補にあがったが、大きな問題点が2つある。
この縦のスリットを入れることで、同じロフトでも少し飛距離が出る。ボールが潰れることで距離感を出しているアイアンショットで、フェースの弾く感じがあると距離感を出しにくい。たかが3yから5yの誤差なのだが、アイアンは飛びすぎても困る。落とすポイントが3y変われば、攻め方もかわってしまう。打球音の印象から来ているのかもしれないが、従来の僕の感覚とのズレが気になるところ。
もう一つの問題点だが、RSiシリーズは、RSi1、RSi2、RSi TPと3つのラインナップがある。 TPは軟鉄鍛造とステンレスのハイブリッド素材なので、ライ角は調整できるが、RSi1と2はどちらもステンレス素材。ライ角の調整が難しそうなのだ。難しそうと書いたのは、ネックに溝が切ってあって、いかにもライ角調整を前提にしていそうだから。
日本ではこの溝について全く触れていない、テーラーメイドのアメリカのWEBサイトをチェックしてみたが、溝については同じく触れていないようだ。しかしオンラインショップがあり、ライ角がカスタマイズできるようになっている。なんと±4度まで0.5度刻みでライ角がオーダーできる。(同じくロフト角も)最近テーラーメイドは日本でもオンラインショップを始めた。カスタム対応しているが、シャフトが選べるだけで、ライ角を選択できない。

なかなかアメリカのメーカー公式WEBサイトを見る機会も、オンラインショップもチェックしないが、この日米の差に愕然とした。ピンは日米同じようにカスタム対応しているのに、テーラーメイドは日本では、ライ角を全く無視している。世界のトップブランドであるだけに、残念でならない。逆を言えば、要望があるから対応しているということ、アメリカのゴルファーはライ角の重要性をしっかりと認識しているが、日本のゴルファーは気にしていないということ。僕はアナライズを作って10年、ライ角の重要性をしつこいぐらい唱えているつもり。しかし現状は変わっていない
しかし諦めることなく、ライ角の重要性を発信していこうと思う
US仕様のテーラーメイドRSi1アイアン、5番のライ角は61.75度と日本仕様に比べて1度アップライト。僕の適正ライ角は5番で65度。日本仕様ではとは4度の差があるが、アメリがでカスタムすれば、僕の適正ライ角に注文することが可能。RSi1アイアンが猛烈に欲しくなってしまった

 

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