コブラ FLY-Z+ドライバー

このインプレッションはマーク金井の書かずにいられない(メルマガ版)2015/5/26号に掲載されたもので

 

ゴルフクラブを買う機会が増えると、赤羽ゴルフ倶楽部の薄暮プレーに足がむく機会が増える。9ホールだけのプレー、ゴルフ場まで電車を使えば30分で到着する。練習場に行くより手軽にプレーが出来るのが嬉しい。プレーだけでなくゴルフの観戦も楽なコース、もうすぐMMT9をここで開催するが。気軽にトーナメント観戦ができるのも魅力。場所的に観戦しやすいのが赤羽ゴルフ倶楽部だとすると、アメリカではPGAが作った、観戦しやすさを前提にしたスタジアムコースがある。そこで行われたPGAのツアー選手権とても見応えがあった。

 

石川遼の活躍も記憶に新しいが、なんといってもリッキーファウラーの活躍が凄かった。 この大会の週の月曜日、スポーツイラストレイテッド誌に、「PGAツアーで最も過大評価されている選手は誰か?」というPGAツアープロから聞き取ったとされる匿名アンケートの結果が掲載された。

同率1位となったのが、リッキー・ファウラーとイアン・ポールターの2人。その悪名を晴らそうとしたのか?はわからないが、同じ週の週末にリッキー・ファウラーが大活躍して、第五のメジャーといわれるツアー選手権を勝ってしまうというドラマチックな結末だった。僕はその興奮も冷めやらぬまま、つるやゴルフ神田駅前店で、ファウラーが使っている『コブラ FLY-Z+ドライバー』を買いに行った。

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ファウラーが、最も過大評価されている選手なら、コブラは、日本で最も過小評価されているメーカーではないだろうか。アメリカ国内では第5位前後の位置にあるメーカーで評価も高いのだが、日本ではいつも安売りされているイメージが強い。お店ではマークダウン品ばかり目につき、新製品を置いている店が少ない。それが負のスパイラルをくりかえし現状のネガディブなブランドイメージになっている。
日本でもクラブの評価は決して低くない。HOTLISTJAPANでもコブラは数多く受賞しており。今回購入した『コブラ FLY-Z+ドライバー』はゴールドを受賞、僕も高く評価した。性能云々もあるが、ファウラーの18番のティショットに惚れて衝動買いした(笑)
メルマガ読者なら記憶にあると思うが、僕は重心距離が変わるドライバーはあまり評価していない。それは見た目でゴルファーが感じる芯の位置というのがあり、それとズレるとゴルファーとの親和性が悪くなる。ゴルファーはフェースのセンターに芯があると、無意識に感じていて、本能的にそこでインパクトしたいと感じてスイングする。重心距離が変えられるというのは、その位置からのズレが顕著にでやすいからだ。
逆に僕が評価するのは、重心深度が変えられるヘッド。深度を変えることでゴルファーの違和感があまり感じることなく、スピン量や捕まりなどの性能を変化させることが出来る時代が来たことを実感できるクラブだ。シャフトもUSTMamiyaのアッタス6スターをヘッドと色を揃えて装着している点も見逃せない。これは前作のBIO セル+ドライバー、ZLアンコールドライバーなども同じ手法を用いて、オシャレなイメージを作ろういう努力を感じる。お値段は定価で8万円(税前)と強気の値付けに売れるのか?!心配してしまう。ピンJAPANのように世界統一価格にすれば、一気に人気が出そうだと思うのは僕だけだろうか?!
試打した感想は、ピンのG30と似ているという点。飛距離製の高く、直進性も高いドライバーだ。話はそれるが僕はピンのアイアンとドライバーは高く評価している。個人的にアイアンは使っているが、ドライバーは使っていない。アドレスした時にソールすると、フェースが開いてしまう。タイトリストも同じように開くのだが、このフェースが開いてしまうのが苦手なのだ。ソールしない人は何の問題もないのだが、僕は気になってしまう。その座りの悪さがコブラにはないのが、G30と一番の違いだろう。フェース角を測ってみたら-1.5度ぐらいと僕にとってちょうど良い数値。人間の目は個人差もあるが、-0.5から
-1度ぐらいでちょうどスクエアに見えるもの。-1.5度は気持ちオープンフェースに見えるので、とても構えやすい。
もうひとつ良い点は、可変スリーブを感じさせないネック形状でネック周りがスッキリとしてて構えやすい、加えてスリーブの重量も軽そうなこと。しかしこのスリーブのロフト表記がギミック感を誘う。ロフトがダイレクトに書いてあるので分かり易いが。アップライトポジションでは10.5Drawと表記される。アップライトになるので、Drawと表記してある模様だ。アップライトになるとボールが捕まるというのは間違いないが、ロフトが多い場合はかなり影響があるライ角も、ロフトが減れば減るほど影響が少なくなってくる。ドライバーのロフトでは球筋への影響はゼロではないが、いきなりドローが打てるほどではない。

『コブラ FLY-Z+ドライバー』は重心距離が40mmを超えるが、重心深度とのバランスがいいので、振り遅れたり、フェースが被ったりというミスが少ない。しかしスイング中フェースが開く人は、使えないドライバーだ。リッキー・ファウラーのようにシャットフェースのスイングを覚えると、重心高が低く、市販ドライバー中最大級の『重心高2※』 28mmとい低スピン弾道が打ちやすいヘッド性能を活かせ、強弾道で飛ばせるだろう。
シャットフェースの練習は、僕のブログを参考にして欲しい

http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=12433

『重心高2※』とは、クラウン側からフェイス面上の重心までの長さ。有効打点距離とも呼ばれる。ティアップして打つドライバーでは、実際にボールを捉える場所(打点)がここになる。重心高2でとらえたボールは、ヘッドとボールのギア効果でバックスピンが抑えられた放物線の弾道になりやすい(ゴルフクラシック重心ハンドブックより引用)

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