テーラーメイド エアロバーナーミニドライバー

このインプレッションはマーク金井の書かずにいられない(メルマガ版)2015/6/2号に掲載されたものです

今年は、昨年にもましてトーナメント会場に足を運ぶつもり。すでに日本プロゴルフ選手権やサロンパスカップをはじめツアーの現場をチェックしている。男子ツアーはもとより、女子ツアーでもPAR3以外のPAR4,PAR5でフェアウェイウッドをティーショットで使うプロが本当に多くなっている。クラブはボールの進化に加え、トーナメントセッティングが、より厳しくなってきて、点で狙うコースマネジメントが求められていることが原因ではないかと思う。

日本のプロはまだ使っている人がごく少ないが、フェアウェイウッドから進化したミニドライバーというジャンル。僕も昨年より使い始め、今では欠かすことの出来ないクラブとなっている。僕のミニドライバー好きは、メルマガ読者ならご存知だと思けど、なかなか日本では人気が出ない。ミニドライバーといえばテーラーメイド、キャロウェイが有名。最近ではフォーティーンもブラッシーという形で参戦してきているが、やはりこの外ブラが双璧だと思う。僕はX2-HOT PRO DEEPを愛用しているが、どこかから新製品が出ると必ずチェックして衝動買いしてしまう。
2015年も新しいクラブが次々と発表されたが、ミニドライバーが得意なテーラーメイドでさえ、一本も新しいモデルが発売されていなくて寂しいなと思っていた。そしたらゴルフライターのT君が、「USでは売っていて、ジーパーズにエアロバーナーのミニドライバーがありましたよ!」と教えてくれた。

 

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日本では普通のフェアウェイウッドの15度、19度しか販売されていないが、アメリカでは、ヘッドが大きい12度、14度が発売されているそうだ。T君は12度にするか14度にするか悩んでいるらしい。早速ジーパーズに買いにいくと、14度は見当たらず、12度しか在庫がなかった。何本もアドレスして顔をチェックした結果、どれもロフトが表示ロフトの12度よりかなり大きくみえた。

その中から一番好みに近いものを選び、アナライズに持ち帰って計測したらロフト角が13.5度、フェース角が-0.5度となっていた。最近一切ロフトアップと言わなくなったテーラーメイド。こっそりとロフトアップしていた。フェース角が-0.5度とオープンだから、確信犯に違いないと思う。組立誤差でロフトが増えているなら、フェース角はクローズになってしまうからだ。

日本仕様との違いは(といってもフェアウェイウッドとの比較)、純正シャフトとネックに付いているフィン。エアロバーナーというぐらいだから空力に気を使っているモデル。日本仕様にはないこのフィンは、残念ながら効果がありそうに見えないだけでなく、製造する時に出来る『バリ』に見えてしまった(汗)

誤算だったのは純正シャフト。テーラーメイド全般、特にロケットボールズからの流れをくむシリーズ、歴代軽くて硬いものが多く全く期待していなかったが打ってみるとなかなか良い。並行品の純正シャフトは硬く、振動数が277cpmもあるが、打ってみるとしなりを感じてなかなかよい。買って2週間近く経つがまだリシャフトしていない。最終的には何か入れようと思うが、素直な特性で特に困っていないのでそのままにしている。
もう一つは、地面から打てる点。13.5度とロフトが多めとは言えボールは上りやすいと言えるだろう。テーラーメイドのミニドライバーは、FPが少なめでフェアウェイウッド顔なのだが、FPが増えて少し解消されて気持ちドライバーっぽい顔つくりになってきた。キャロウェイのX2HOT PRO DEEPほどではないが、僕にとっては嬉しいポイントだ。
残念なのは価格。円安がモロに影響しているのだろう。3万円近くしてドライバーより高いのでは?!と感じるぐらい。ちょっと気軽に買える値段ではなくなってきている。ミニドライバーは上級者の刻み用ティーショットのイメージが強いが、実は初心者のティーショット用に最適。短くてミートしやすい、重心距離が短めで、ボールが捕まえやすい。ロフトがあるので曲がりにくい。と初心者のファーストドライバーに適している。

実際、構造上低スピンで強い弾道が打ちやすいのミニドライバー。1発の飛距離はドライバーに負けるが、平均飛距離はドライバーを上回るのではないかなと思うぐらい。まだ使ったこと無い人は是非試して欲しい

エアロバーナーはその候補に入れていいミニドライバーだと思う

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