プロギア iDナブラRS02ドライバー(2015)

このインプレッションはマーク金井の書かずにいられない(メルマガ版)2015/6/9号に掲載されたものです

 

今年からプロギアが始めたPRGR RSカップ。ゴルフの活性化、若手プロの試合の場を増やしたいというのは、僕がやっているMMT9の趣旨にとても近いと感じ、応援する意味も込めて、第一回予選大会から出場を決意し出場した。残念ながら予選は通らなかったが、今後も積極的に参加したいと思っている。プロギアが若手プロや競技志向のアマチュアを応援する試合を行うのは実は初めてではない。以前SOTツアーをやっていた流れを受けての開催。トーナメント開催することは大変だ。

 

プロギアは一度開催していたからその大変さを充分に理解しているはず。その上で再びチャレンジするということに頭が下がる

 

そんな流れもあって、以前から気になっていたプロギアのドライバーを購入。ギタリストのCharをCMに登場させているiDナブラRSシリーズのRS02というドライバーだ。プロギアと言えば、アスリート向けのナブラシリーズ、アベレージ向けのeggシリーズ、という2つの商品ラインがあるが、ブレないeggシリーズに比べ、アスリート向けのナブラは紆余曲折があってようやくiDナブラRSシリーズで落ち着いた感がある。
プロギアといえば 黒、銀、赤という3つのラインナップがあり、それぞれ正確付けられていた。赤に名機が多かった。今回のRSシリーズは01が黒、02が銀、そして赤は iDナブラレッドとなる

 

RSシリーズはソールにチェッカー・フラッグのようはコスメを配し、印象を一新、構えてみての特徴は、ゴルファーのアドレス時のライ角を調査し、ライ角を40度にした時にフェース向きがスクエアに見えるようなフェース角に設定している。ドライバーの顔にこだわるゴルファーが多いが、意外と知られていないのは、ライ角が変わるとフェースの見え方が変わることだ。しかしライ角を何度にして計測するか?!というのは統一基準がない。

 

ライ角をまず合わせて、ロフト、フェース角を計測する。
ライ角を固定値にして、ロフト、フェース角を計測する。

 

という2種類の方法がある。

 

アナライズでは、ドライバーはライ角56度の固定値、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンはライ角を合わせての計測となる、GDOの人気連載、マーク金井の試打インプレッションのデータもそれに準ずる。なぜ56度に決めたのかというと、一般的なゴルファーのドライバーの構えからその数値を決めた。一見ライ角に合わせて計測するほうが実態に近いイメージがするが、実はそうではない。ドライバーはティアップして打つクラブ。その為、他のクラブよりもライ角が多様化している。以前は56度のライ角が多かったが、今は64度という超アップライトなドライバーも珍しくない。ライ角が10度近い幅がありが、実際64度などというアップライトな角度に構えるゴルファーなどいない。

 

その為基準値を決めたほうが、ゴルファーの実感に近い僕が思ったからだ。ライ角がアップライトになると、フェースは右を向き、フラットになるとフェースは左を向く。これを覚えておいて損はないだろう。

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RS02だか、打ってみると低重心を感じる。プロギア得意のカーボンクラウンなのかな?!と思って調べてみると、どうやらチタン製のようだ。プロギアはDUOシリーズなどの、カーボンコンポジットのヘッドの名器が数々あるが、チタンを使っても、上手く低重心に作ってある。重心深度が深く、深度と重心距離のバランスも良い。ヘッドの動きに安定感がありミスヒットにつよい点も気にいっている点だ。
可変スリーブだがシンプルで、可変スリーブの弱点であるヒールヒットの弱さにも配慮している。そしてフェースセンターに重心がある点がとてもいい。「そんなの当たり前じゃないの?」という声が聞こえてきそうだが、実は意外とセンターに有るモデルは少ない。フェースの形状を上手く工夫して、ゴルファーの打ちたい場所にスイートスポットがある。この点を僕は高く評価したい。

 

僕の中で非常に評価の高いプロギアのRS02ドライバーだが、残念な点が1つだけある。プロギアといえばシャフトのフレックス表記がヘッドスピードだったが、このモデルからヘッドスピードと、他のメーカーと同じR、Sなどの表記が加わって、W表記となった。これは時代の流れでしかたないだろう。僕が買った純正シャフトはM43とSの表記がある。振動数は231cpmとかなり低め。とは言えヘッドスピード43m/sが対象なら少し柔らかい。そして9.5度表記のヘッドのリアルロフトが8.5度しか無い。

 

ヘッドスピード50m/s用のヘッドに、ヘッドスピード40m/sのシャフトを装着している。流石にバランスが悪い。F1に普通車のエンジンを積み込んだというのは言いすぎだが、ミスマッチ感は拭えない。若干の迷走を感じるが、基本的にロフトをちゃんと選び、しっかりしたシャフトを入れると高いパフォーマンスを発揮してくれる基本性能の高さがあるドライバーだ。

 

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リシャフトして使ってみたいと思う

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