タイトリスト913H(2013)

このインプレッションはマーク金井の書かずにいられない(メルマガ版)2015/7/14号掲載されたものです

フィッティングという言葉が認識され、だんだんその内容がエスカレート、精度追求したり、コストを掛けることがさも有益であるという風潮を最近感じている。僕はその大前提として、しっかりセッティングされていることが大切と今後も発信していくつもりだ。

 
セッティングでも一番大事なのは地面から打つクラブのライ角。アイアンならセッティングするために軟鉄素材を使うことが多く、ネックを曲げることで調整できるが、UTとフェアウェイウッドはネックを曲げることができない。可変スリーブはドライバーではポピュラーになりつつあるが、まだUTとフェアウェイウッドでは少数派。僕が作ったマジックマリガンUTは、可変スリーブではないがホーゼル径を広げることで、シャフトの隙間が大きめに出来るようにし、セッティングできるようにしている。

 
今回僕が買ったのは、タイトリスト913H 実はコレは2本目。かなり気に入ってるので2本目だ。タイトリストのUTは、915Hが最新モデルだが、何故か915はヘッドがひと回り小さくなって、形状がずいぶんと変わってしまったから。913Hの形状の方が僕の好みというのもある。タイトリストはUTのシャフトの選択肢が多めで、70g台のカーボンシャフトが選べるのが魅力。僕が中古で買った913Hもランバックス75という70gの純正シャフトが入っている。

913-club_h

さすがマニア好みのタイトリストだ。意外と重めのカーボンシャフトが入ってるモデルが少なく、読者の皆さんも調べてみるとわかると思うが、タイトリスト、ピン、ホンマ、スリクソンぐらいしかない。僕がアナライズUT70というシャフトを作りたくなる気持ちがわかってもらえると思う。そしてヘッド重量もウエイトを交換することで出来る。ウエイトが地面と干渉せず、重心位置にも影響受けないところに配置されている点も見逃せない。

 

トータルにセッティングしやすい913Hのいいところ。しかし可変スリーブの2段階リングは構造が複雑で、ネックも太くなってしまい、ここまで調整幅は必要ないと思っている。僕もマジックマリガンUTの次作についてそろそろ考えないといけないと感じていて、その資料として2本目を購入した。たぶん僕が作るなら、ここまで複雑な調整は必要ない。そもそも弾道調整のために、可変スリーブを使うというのは、僕としてはあまりオススメしない。セッティングの為に可変スリーブを使いたいからだ。十字方向の4段階可変もあれば充分だと思う
フィッティングではなく、セッティング。セッティングなら最小限の調整で充分だからだ

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