テーラーメイドグローレGドライバー(2015)

このインプレッションはマーク金井の有料メルマガで2015年9月8日に配信されたものです

 

先日テーラーメイドの新製品発表のラウンドイベントがあった。何の発表か、正式なアナウンスがなかったので、もしかしてアメリカですでにティザー広告を頻繁にしている『M1ドライバー』かと思ったいたが、グローレの新しいモデル『グローレGドライバー』の発表だった。グローレはもはや、テーラーメイドの主力モデルとなっている。

 

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日本限定モデルのグローレは、元々ゼクシオの対抗ブランドとして世に出たモデル。発売当初は人気が出なかったが、徐々に評価が高まり、女子プロからシニアプロまで使用して、一般アマチュアにも人気が出た。その後グローレリザーブや、2代目グローレを発売したが、ヒットした理由が掴めていなかったのか、残念ながらヒットしなかったが、おかげて今も中古市場で高価で流通しているのが初代グローレ。僕もまだ使っている名器だ。昨年の秋発売されたグローレFは久々の大ヒットとなり、初代グローレの中古の人気が収まるかと思われたが、以前続いている。

 
グローレFは、僕のエースドライバーだが、初代グローレに比べるとややアスリート志向が強くなっている。その間を埋めようとしたのが今回発売となった『グローレ?Gドライバー』だ。ゼクシオの対抗ブランドとしての原点に戻っているグローレG、

 

そもそもゼクシオは、団塊の世代をターゲットに開発された経緯がある。ゼクシオが発売されて、すでに15年経過しているが、同じようにターゲットユーザーも高年齢化している。対処年齢は65歳、OVER60と設定されて作られている、ゴルフ人口はどんどん減っていて、底辺拡大と言ってるゴルフ業界であり、クラブメーカーだが、エントリー向けのクラブよりも、あくまで現在のメインターゲットに集中している現状は残念に思う。高齢化とは言え、あくまでルールには逆らわず、高反発には手を出さないそうだ。

 

さてグローレG、見た目はインパクトがある形状。OVER60と言うだけあって、シャフトは40g台、クラブの総重量も263g(Rシャフト)と軽量。しかしこれにはギミックがある。グリップの重量が25gと一般的なグリップの約半分しかないのだ。カタログを見るだけでは、軽くて速く振れそうと思う人が多いかもしれないが、手元の重量が軽すぎると、振りづらく感じる。僕とT島のブログを読んでいただいていると、理由がわかると思うが、手元の重量を増やすとミート率があがると、ミズノが初心者向けのクラブに、カウンターウエイトを装着している。

 

今回の試打ラウンドでは、各組一人テーラーメイドの所属プロが組み合わされていたが、僕の組のプロは、一発目からすごいチーピンがでていた。グリップの軽さの影響もあるだろうと推測した。『グローレG』はボールが捕まる設計となっている。僕がスライスを打つつもりで、ちょうどストレートが打てる感じだ。

 

かなりのアンチスライスのクラブと言えるだろう。誰もが飛ぶクラブと言うのは存在しない。合う合わないがハッキリ出るクラブと言える。スライサー向けとして、ここまで特化することは僕は評価したい。日本のメーカーは、なかなかターゲットに特化したクラブを作ろうとしないが、グローレGはハッキリとスライサー向けで、スライサーが飛距離を伸ばすことが出来る可能性を秘めている

 
グローレGとグローレFが発売されたから、初代グローレの魅力がなくなるか?!といえば、帯に短し襷に長しで、初代グローレのニュートラルな部分の魅力が今更ながら際立ったと思うのは僕だけではないだろう。

 

しかし、グローレGはスライサー向け、グローレFは、セミアスリート向けで、初代グローレの代わりではないと位置づければ違和感は無い。つくづく名器のあとのクラブづくりは難しいと感じる

 

 

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