ブリヂストンゴルフ JGRドライバー(2015)

このインプレッションはマーク金井の有料メルマガで2015年9月14日に配信されたものです

 

日本のゴルフメーカーと言えば、ブリヂストンとダンロップだろう。その2つのメーカーだが、ゼクシオと言う大ヒット作が継続しているダンロップは、スリクソンブランドがやや低迷。ブリヂストンは全体的に低迷していたが、一昨年のツアーステージGRの大ヒットから、ブリヂストンゴルフの立ち上げで息を吹き返しつつある。ブリヂストンのクラブは、過去Xドライブ405を最後に、僕のキャディバッグに収まることはなかった。それというのも必要以上に重心距離が短いモデルが多いから。
日本のメーカーは、所属プロの意見を強く反映してクラブを作っている。一方アメリカのメーカーは、クラブとしての理想を求めてクラブを作り、『使いたければ使えば?!』と言う感じのようで、かなりスタンスの違いがある。多くの所属プロを抱えていたブリヂストンは看板プロの意見をしっかりと聞く分、重心距離が短いモデルが中心となってしまったのではないか?!と僕は推測している。

 
先週 北海道の恵庭カントリー倶楽部で、ネスレ日本マッチプレーを観たが、ブリヂストンの契約プロは、宮本、近藤プロなど、ややオープンフェース気味なトップで、いい球を打つプロが多かった。不思議なことにシャットフェースのプロが一人も居ない。そんな中でアスリートブランドとシニア向けブランドの間に位置する、GRがモデルチェンジ。名前もツアーステージGRだったのが、ブリヂストンゴルフ JGRとなった。

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前作のGRは、ブリヂストンにしては重心距離が長いモデル(他のメーカーに比べるとまだ短いが)ニュートラルな性格でフェースの弾きがよく僕も薦めていたモデル。その性格を引き継いで、進化させた今回のJGRはブリヂストンとしてはじめて重心距離が40mmを超えた。重心深度が浅いとヘッドの挙動が不安定となることは知られているが、重心距離が短いと操作性は良くなるが、ピーキーな挙動が顔をだす。

 

クルマのハンドルを思い出してもらうとわかるはずだ。トラックやバスは、直径が長いハンドルで、少し切ってもなかなかハンドルが切れていかない。逆にレーシングカーは、少し切っただけでカーブを曲がれるぐらい反応性がイイ。日本のプロは操作性を求め、球筋を操りたがるが、海外のプロは、安定感を求めているのが対照的と言えるだろう。飛距離的にも重心距離が長いほうが有利、
JGRかなり気に入ってしまった。

 

もう一つ気に入ってるのが、可変スリーブを使ってない点だ。僕は今後可変スリーブ装着モデルは、減ってくると思っている。もちろん無くなることはないが、一部のモデルだけになるのではと推測している。シャフトの入れ替えが簡単にできたり、ロフト、フェース角の微調整が出来るとはいえ、可変スリーブの重量とスペースは、設計上かなりの制約となるからだ。固定ネックは構えや
すく、設計の自由度も高い。ロフト、フェース角などの微調整も、リシャフト時には若干出来る

 
ウエイト調整用のネジは2gと10gが付いている。ヘッド重量は198gだそうで、僕にとってはベストなウエイト。ウエイトは別売りで用意されている。ウエイトを変えるだけで、プロ向けもシニア向けも同じヘッドが使える。もちろんロフトは何種類か用意してもらう必要がある。ウエイト調整できることはメリットだが、弾道の変化というのはそろそろやめにした方がいいと思う。残念ながら劇的には変わらないからだようやくブリヂストンゴルフにも、シャットフェースで使えるクラブが出てきて嬉しく思う

 

 

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