ヤマハRMX116ドライバー(2015)

このインプレッションはマーク金井の有料メルマガで2015年10月13日に配信されたものです

 

 

ヤマハのリミックスは、今回発表のモデルで4代目、今回から新しいブランド戦略から、『インプレス』が外れてRMXとなった。インプレスというとアベレージゴルファー向けのイメージを、アスリートブランドにしたかったのだろう。01、02、ツアーと3モデル展開だった前作から、今回は116、216と2機種となった。116は01とツアーを足して2で割った感じ、216は02の後継と言う感じだ。僕は2代目(前前作)のツアーを愛用していて、今でも持っている。バランスの取れた名器だと思う。今回はヤマハ116ドライバーをレポートする

 

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そもそもRMXのツアーも今回の116も契約プロである、藤田寛之の意見がかなり反映されている。歴代、重心距離が短く、低重心なヘッドだが、今回は更に低スピン化されている。アナライズに導入したディテクトのインパクト解析できるシステムが入り、僕が確信していたスイングとクラブの関係が証明された。ヤマハにも同じシステムが入っているそうで、開発担当者と深い話をすること
が出来た。

 

藤田寛之はこの15年で、平均飛距離が23y伸びたとメーカーは言っているが、実はこれはロジックがある。もちろんクラブの進化ではあるが、藤田プロのスイングの変化によるところも大きい。彼はアタックアングル(ヘッドの入射角)がドライバーでも極端なマイナス。つまりダウンブローなインパクトだった。飛距離を追求する場合に、これは効率が悪かったのだ。年々アタックアングルが改善されてきたらしい。メルマガだから書くけど、このことはメーカーも認識している。インパクト効率が悪かった。打ち出し角が低く、スピン量が多かった。つまりスピンロフトが高すぎたのだ。
高スピンの原因としては

・クラブのロフトが大きい
・スピンロフトが高い。
・使っているボールの種類
・ボールがクラブに当たった場所が重心位置より低い

 

の4つがあげられると思うしかし、藤田プロの理由はスピンロフトが高いということにつきるだろう。そして皆さんこの中で聞き覚えがないかもしれないのがスピンロフトではないだろうか?!スピンロフトとは

スピンロフト=インパクトロフトーアタックアングル

 

たとえばインパクトロフトが10度で、アタックアングルが-2度(ダウンブローだとマイナス、アッパーだと+)
10-(-2)=12度がスピンロフトとなる

 

ダウンブローに打つと、スピンロフトは増える。藤田プロフェードを打とうとして、ヘッドが上から入り、スピンロフトが増えてしまい飛距離をロスすることが多かった。それをクラブで解決しようとして、低重心で重心距離が短くモデルを作っている。インパクトロフトがアッパーな僕らが打つと、スピンロフトは減りすぎてドロップしてしまうぐらい低スピンになる。

 

ヤマハは、ヘッドとシャフトをバラバラに売ることを始めてる。すでに4代目となったいまは、ヘッドだけで買う人がかなり多いそうだ。このモデルからオリジナルで純正シャフトを作るのをやめている。カチャカチャなのにコストが掛かってない純正シャフトを買わされるのは、歓迎できない。カチャカチャをやっている全メーカーは、バラ売りを考えて欲しいと思う
116だが僕が打ったインプレッションは、重心距離が短く操作性はいいが、インサイドからヘッドを入れると、チーピンになってしまう。大きなスライスを打つつもりでスイングして、やっと真っ直ぐ飛ぶ感じだ。逆にフェードを打ちたい人は、低スピンの弾道が打ちやすいだろう
僕が愛用していた2代目インプレスRMXツアーは、同じような特性を持つヘッドだが、重心距離が短いヘッドでも、フェースのセンターに重心があると不思議と打ててしまうもの。この116もウエイトで重心位置を変えることが出来る。そう言えば2代目インプレスRMXツアーのウエイト位置を少し変えていたことを思い出した
試打ラウンドの時に、同じ位置で試してみればよかったと少し後悔している

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