テーラーメイド M1ドライバー(2015)

このインプレッションは、マーク金井の有料メルマガ「マーク金井の書かずにいられない」で2015年10月27日に書かれたものです

 

ゼクシオ9が発表となると、ほぼ同時期にテーラーメイドの新しいドライバーM1が発表された。新製品発表会とか無く、メールでの情報公開だったが、すでにM1ドライバーは、米ツアーや、プレジデントカップなどで、ジェイソン・デイや、ダスティン・ジョンソンが使って注目を浴びている。発表と同時に契約プロが殆ど使用を開始、注目を浴びているが、日本の発売は12月予定と、まだまだ先。アメリカではすでに発売されていて、T島が購入していたので、僕も負けじと購入した。499ドルと高価だが、早く打ってみたくて購入した。

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テーラーメイドだが、日本ではゼクシオ9の対抗モデルとして、グローレを発売し、最新作グローレGも売れていると聞く。日本ではプレミアム価格帯が売れているが、アメリカでは499ドルと、他メーカーと横並びの価格で販売されている。親会社であるアディダスが、売却を検討していると発表するほど、苦戦しているテーラーメイド本社にとって、期待の新作であるM1は大胆にもヘッドをカーボンコンポジットにしてきた。

テーラーメイドは積極的にカーボンコンポジットのヘッドを作っていた。グローレリザーブ、二代目グローレは大胆にカーボンコンポジットを取り入れていたことは、昔からのメルマガ読者なら覚えていると思うが、僕の危惧通り売れなかったと聞く。売れなかった原因はフェースにカーボン素材を使ったことにより、打球音に爽快感がなかったこと、そしてフェースの反発を確保するためか、超ディープフェースにすること。その2つが原因ではないかと僕は推測している

今回のM1ドライバーは、フェースがチタンで、クラウンがカーボンのツートンカラーで斬新。発想としては、大ヒットしたPRGRのDUOと同じだろう。クラウン部分がたわみ、低重心化も図れる。加えてヘッドの重量も落とせ、フリーウエイトも増やせる。フェースの上部3センチは、チタンで、カップフェース構造化に対応したのだろう。インパクトの時、フェースから15mmぐらいまで、かなり衝撃を受けるからというのもあるだろう。そのおかげもあるだろう、カーボンコンポジットのヘッドとして、僕が打った中で一番いい出来だ。

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調整機能が満載のM1だが、シンプルにクラブとしてとてもいい。重心位置を計測してみたが、非常にニュートラルで驚いた。

重心距離38mm
重心深度38mm

フェースのセンターと重心位置が合っている点がいい。僕にはフェードとドローに調整できる、横へのスライド機能は使う必要が無い。フェースセンターに重心位置があるクラブは、非常に扱いやすいので、僕の評価がグッと上がる。非常にニュートラルで、調整がほとんど必要ないM1ドライバー、非常に高く評価して僕のエースになる可能性が高い。実際打ってみると低スピンで強い球が打てた、あまりに良いのでいきなり大洗GCである試合に投入することにした。

このドライバーは、重心位置が浅くもない。ロフトアップも必要ない。ロフトのバリエーション9.5度、10.5度、12度とある。この3年テーラーメイドが打ち出してきたこと。R1では、最適ロフトで飛距離アップと言って、ロフトが一種類のヘッドを発売。その後ローフォワードCGと浅くて、低い重心のSLDRを発売。SLDRが売れないと、ロフトアップを打ち出す。何か思いつくまま訴求したが、いつのまにか何事もなかったかのように戻っている。
戻るのはいいが、ゴルフ界を引っ掻き回したことを、ゴルファーは覚えていることを忘れないほうがいいだろう

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