ピン G クロスオーバー (2016)

このインプレッションは、マーク金井の有料メルマガ、「マーク金井の書かずにいられない」で2016年1月26日に配信されたものです

 

新製品は出そろった感があるが、今年に入っても新製品発表会は続いている。僕はと言えば、今年まだゴルフは一回も行っていないが、スノボは週2回のペースで通っていて、すっかりスノーボーダー。しかしクラブの試打は、ドライバーを20本以上こなし、いつもと変わらないペースだ。

 

 

先日もピンの新製品発表会があった。ピンのGシリーズがモデルチェンジ。前モデルはG30だったが、今度はただの ”G”となった。僕は、最近一番乗ってるメーカーはピンと思っているけど、このGシリーズは流石に出しすぎと思うぐらいラインナップが多い。アイアンはGアイアンのみだが、ドライバー3種類、フェアウェイウッド3種類、そしてユーティリティ2種類と言う具合だ。

 

 

というのも今までiシリーズとGシリーズがあったのだが、iシリーズはアイアンだけとなり、他は全てGシリーズに統合されたようで、ターゲット層も広くなる分モデルも増えるということだろう。今日発表されたテーラーメイドのM2、テーラーメイドもMで統一するようで、アメリカのメーカーはよりシンプルな商品構成にしようという意図を感じる。

 

 

ピンの新製品の中で、とりわけ気になったのが、Gクロスオーバーというアイアン型ユーティリティ。なんとこのユーティリティの18度でババ・ワトソンは280y飛ばしたということで話題となっている。日本ではユーティリティと呼ばれるが、海外ではハイブリッドクラブというのが一般的。意味はクロスオーバーというのとほぼ同じ意味だと思うが、ユーティリティとアイアンのクロスオーバーと言う位置づけのクラブが、Gハイブリッドだ。3番が18度、4番が21度、5番が24度と言う構成となっている。

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僕が打っても216y飛んだGクロスオーバーだが、見覚えがある形状だ。芸術やファッションの世界では、「歴史は繰り返す」と言われているが、ゴルフクラブも同じ、中空で、大型のヘッドは、プロギアのZOOMiに似ている。ZOOMiが弁証法的発展しているのが、G クロスオーバーと僕はそう見えた。ゴルフの歴史は古い、新しいクラブには、かならずベースとなるクラブがあるものだ。

 

 

クロスオーバーの特性を、表現しているのが、ババ・ワトソンがこのクラブを打っている動画だ。ターフを全くとっていないし、ソールが地面に触れてもいない。それで芯に当たるというのは、超低重心ということだろう。アイアンヘッドだと芯の上で当たると、極端に飛距離が落ちるものだが、中空構造で芯の上で売っても飛ぶのが特徴だろう。フェースの弾きもいいし、僕の予想だが、今は5番までだがもっとロフトが多い番手も発売されるのではないかと見ている

 

 
アイアンのウッド化が進んできている。僕は常々アイアンセットは7番からと予想していたが、今は少し違う。アイアンセットというのは無くなってしまって、ユーティリティセットとウエッジセットに分かれてしまうのではないかと最近思うようになってきた。このクロスオーバーが7番か8番まで作られ、それ以降はロフトの立ったウエッジで繋がる。もうアイアンはウエッジしか残らない時代がくるかもしれない。

 

 

もう一つ関心したのは、このクロスオーバーはピンらしく、カラーコードがしっかりとあり、ライ角が選べること。地面から打つクラブは、ユーティリティだろうと。ライ角は大切なのだ。残念ながら従来のハイブリッドにはカラーコードが選べないが、ピンならきっとやってくれるとこのクロスオーバーを見て思った

 

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