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ドライバー生存率が50%以下のゴルファーは、ドライバーを封印すること考える!

100が切れない、90が切れない。何年ゴルフをやってもこの壁を乗り越えられないゴルファーが少なくありません。練習量の少なさ、コースに出る機会が少ないことも影響していますが、それよりもっとスコアに影響を及ぼしているのが、ティショットでのミス。ハーフにOBを何発も打ったり、池や林に打ち込んでしまうことで、1ホールで大叩きしています。

言い換えれば、100、90、が切れない人は、ティショットでスコアを浪費しなければ、それだけでベストスコアを更新できます。そのためには、ティショットでやるべきことは、飛ばすことでもないし、フェアウェイキープでもありません。ティショットで一番大事なセカンドショットがちゃんと打てる場所に、「とりあえず」ボールを運ぶこと。飛距離は150~170ヤードで十分ですから、「ティショット生存率」を限りなく100%に近づけて下さい。。ティショットで大事なことは、OBや池ポチャ、林、木の根元、フェアウェイバンカーのアゴのそば等に打ち込まないことです。

ここまで読んで、「何だ思ったほど難しくない」「簡単じゃないか」とちょっとでも思っている人は、ゴルフの本当の難しさを理解してません。試していただけるとわかりますが、パー3を除く16ホール、このすべてのティショットでチョロやOB、池ポチャを打たないことは‥‥皆さんが予想するよりもはるかに達成困難なことだからです。

恐らく、100を切れないゴルファーの大半は、「フェアウェイ生存率」は60~70%行けばいい方でしょう。50%以下の人も多いと思います。何故かと言うと、ほとんどのゴルファーは「ティショットは飛ばすもの」「1ヤードでも遠くに飛ばしたい」と考えています。また、狭いホールやOBが多いホールに直面すると、今度は逆に「曲げたくない」「ミスしたくない」とネガティブマインドになってショットに臨んでいます。とりあえず150~170ヤード打つということをやったことがないので、やろうと思っても上手く行かないのです。

では、どうすれば「フェアウェイ生存率」を上げていけるのか?

打ち方も大事ですが、もっと大事なことはクラブ選択。「ティショット=ドライバー」と考えず、ドライバーから7番アイアンぐらいまでを考えて下さい。一昨日のフジサンケイでも300ヤードちょっとのパー4がありましたが、こんなホールならば7番で130ヤードしか飛ばなくても、3オン(ボギーオン)が楽にできるじゃないですか。そうです、パーオンではなくボギーオンすることを考えてクラブを選ぶ。そして、一番ミスが出づらいクラブを選択して打つ。そして、フェアウェイバンカーなどがある場合は、そこに絶対届かないクラブを選択する。

消極的過ぎて面白くない‥‥。

はい、面白くありません。面白いゴルフを堪能したいならばスコアアップは潔く諦めて下さい(キッパリ)。というかティショットで「ギャンブル」を選択するからティグランドで死んでしまい、ボギーオンすらできない。結果、スコアメイクから遠ざかるのです。

一昨年ツアー初優勝と活躍した笠りつ子プロ。彼女が小学生の頃、熊本のゴルフ場取材したことがありますが、その時、彼女が持っていたのは6番アイアンと、パターだけ。2本だけでプレーしてました。当時、彼女の師匠である坂田信弘プロの方針で「下手な子ほどクラブの本数が少ない」という決まり事があったからです。そしてハーフ45を切ったら、徐々に本数を増やしていけるのです。

ティショットで150~170ヤードをちゃんと打つ。クラブは問いません。そして「フェアウェイ生存率」を100%に近づける。これができれば、1ホールでの大叩きは確実に減らせますし、100、90を切るのに何が必要かが見えてきます。


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