SRIXON Z565ドライバー(2016)

先週ダンロップの新製品発表会があった。ゼクシオはモデルチェンジしたばかりなので、必然的にSRIXONの新製品とピンと来る。発表会の後、座間キャンプのゴルフ場で、試打ラウンドが予定されていたが、僕は予定があり、行けなかったので、6/20に行われたメディア向け試打会に参加した。

前作は、545、745、945と3モデル発売されていたが、今回から2モデルに変更。ヘッドが大きい順に、565シリーズ、765シリーズの2モデルだ。以前は松山英樹仕様とも言える9シリーズは、7シリーズに統合された。

 
ダンロップとしては、松山英樹が未だに使っている8年前のモデルZR30をなんとか新しいモデルに変えさせたいと思っているはず。765リミテッドというモデルが、松山モデルに該当する。こちらは可変スリーブではなく、ウエイトの位置もフェース側になっていて、ZR30と同じように浅重心になっていると思われる。テストで使っているが、まだ変更には至っていないようだ。

 

いろいろ試打して、僕は565ドライバーが気に入ったので、今回はこれをレポートしてみよう。ビジュアル的には、黒とシルバーを大胆に取り入れていてワールドワイドモデルという感じが好印象。しかし今回のテーマとも言える、『波動で飛ばす』というキーワードには正直首を傾げたくなった。イマドキのゴルフクラブはルール規定により、性能を劇的にアップできないのだが、無理やり言葉で目新しさを出している気がして、あまり期待していなかった。

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しかし実際クラブを手にとってみて、打ってみて、計測してみると。いい意味で期待を裏切られた。キーワードは、波動で飛ばすというまるでオカルトだが、今までの545が正常進化していることを感じたからだ。構えてみると投影面積が大きく、まるでゼクシオだ。しかし目をつぶって打っても性能的に違いがわかる。ゼクシオはボールを捕まえに行くヘッドの挙動だし、565はつかまる動きがかなり抑えられているからだ

 

打感だが、ゼクシオは、フェースが弾く感じだが、565はフェースにボールが乗る感じがしてアスリート好み。ヘッド重量もゼクシオが197gで、565がスリーブ込で202gと、対象ユーザーで変えてきている。565はソール後方に、ウエイトが配置されており、ヘッド重量が調整できる点も嬉しいポイントだ。

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さて565のインプレッションに戻ろう。試打した感じは、前作よりもボール初速が出るようになっている。そして、ボールの捕まりが抑えられていて、10.5度でもボールが楽に上がらない。9度はこのさらに傾向が強くなり、僕が打ってもボールが捕まらなかった。意外とハードなロフト設定になっているので、ロフト角を大めを選んで、可変スリーブでロフトを増やせばいいだろう。重心角は22度、ゼクシオ9が26度だから、かなり意図的に捕まりを抑えているのがわかる。
そして今回装着されているオレンジ色のMiyazakiシャフトは、ニュートラルで癖がなく、今までよりも随分硬さも抑えられ、扱いやすくなった。前作よりも捕まえが抑えられていて、明らかに違うのは直進性の高さ。フェースのラウンドが減り、曲げることよりも直進性が格段によくなった。僕が普通に打つと綺麗なフェードで、スピン量も2500cpm前途と安定している。極端に曲げに行かないかぎり曲がらない点が気に入った。

 
昨年までダンロップ契約プロは、女子だけでなく男子プロも、ゼクシオを使う事が多かったが、今回の新作ではかなりSRIXONに移行しているという話だ。ボール初速も出るし、ミスヒットに強い。波動の意味はまだわからないが、非常によく出来たドライバーだと思う。

 

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