スイングするときは外側の目を利用する

(形)をチェックする時は‥‥自分の感覚に頼るのは禁物。必ず、客観的な方法に頼って下さい。具体的に言うと、デジカメ、ビデオ等の画像を利用し、スイングの型(形)がどんな風になっているかを自分の目で確認することです。

なぜ、自分の感覚に頼ってはいけないのか?

それを説明する前に、ちょっとした実験をやってみましょう。道具は何も必要ありません。鏡や窓ガラス(自分が写って見える)前で両足を揃えて立ったら目を閉じます。そして目を閉じた状態で両腕が地面と水平になるように、腕をピンと伸ばしましょう。腕を伸ばしたら目を開いて、両腕がどんな高さになっているかチェックしてみて下さい。

察しのいい人はもうお分かりでしょう。

そうです。自分では地面と水平に両腕を保っているつもりでも、大抵の人は左手の方が高かったり、右手の方が高かったりすることが‥‥めずらしくありません。高さが揃わない理由はいくつかありますが、大抵の人は、「自分の感覚と実際の型(形)にズレが生じやすい」のです。

もうひとつ理由があります。ゴルフのスイングを評価する場合、その評価基準となる目(レンズ)の位置は自分の目ではなく、自分の外側にあります。スイング軌道をチェックする場合は、飛球線の後方です。このため、自分の目からどう写るかを基準にして練習するよりも、外側の目からどう見えるのかを確認した方が、イメージと実際の動きとの間に「ズレ」「錯覚」「勘違い」のたぐいを確実に減らせるからです。

例えば、自分ではヘッドを真っ直ぐ引いているつもりなのに、デジカメでスイング画像を撮ったら‥‥ヘッドが極端にインサイドに上がっている‥‥ゴルフにおいてはこういうエラーが生じやすいです。エラーの原因は自分の感覚、自分の目線に頼っているからです。外側の目でチェックしていないから、「大きな勘違い」が発生していることに気づかないのです。

練習しても上手くならない‥‥、何年やってもスライスが治らない‥‥。こういう負のスパイラルに陥っている人を見ていると、自分の感覚に頼り過ぎ、外側から自分のスイングを分析することをほとんどやっていません。メンタルバリアーが非常に高いです。逆に、短時間で上達する人を見ていると、自分の感覚ではなく、客観的な視野を持っています。そして、違和感に対して非常に柔軟でメンタルバリアーが非常に低い。この差が、上達の差になっているとボクは見ています。

ゴルフに運動神経がどれぐらい必要なのかは分かりませんが、自分の感覚に頼らないで客観的に自分を分析する。これをちゃんとやれば、練習しても上手くならない‥‥なんてことは絶対にならないでしょう。

Facebook にシェア
Pocket
LINEで送る

カテゴリー

コメントは停止中です。