ピン シグマGパター(2017)

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GDOのホットリストのテストで60本近くのパターをテストした。加えて月刊ゴルフダイジェストの企画でピンの18本のパターを試打。ドライバーなどと違って、パターはゴルフショップのパター売り場で簡単に試打できるし、だれもが芯でヒットしやすく、ドライバーや他のクラブに比べて、格段に試打できるので、パターの性能も簡単に確かめらそうな気がするはずだ。

しかし

 

以前僕のブログで、僕なりのパターの試打の注意点について書いた

超私的な試打のコツ、パターの特性、性能を見極めるコツとは!?

 

記事を読んでいただいたらわかるように、僕が超私的に分析すると、パターを試打して、性能を見極めるのは非常に難しい。基本的に大きくスイングすると、外力が強く働く。外力が強く働けば働くほど、ヘッドの挙動を感じやすくなり、重心位置の差や、シャフトの保つ特性が感じやすくなる。

 

しかしパターは、フルスイングすることはなく、小さいストロークでヘッドを動かすから、外力が働きにくい。その為、ボールを打つだけではなかなか個々の性能を体感しにくいもの。加えて、ヘッド形状が視覚的に与えるイメージに流され、実際の性能を感じることが難しい。

 

ブログにも書いたが、僕はボールを打つ前に、パターを並べてボールを打たずに素振りを繰返し、重心の位置を感じ、ボールを打つよりもパターの特性を感じやすい。ボールを打ってしまうと、ボールを打つこと自体に気を取られて、距離などを気にして、ヘッドの挙動を感じることを忘れてしまう。まずは重心を感じボールを打つ前にヘッドの挙動から性能を計り知ることが大切

 

振り心地をチェックしたら、ボールを打つ。小さい外力でも、芯に当たりやすいか?!当たりにくいか?!、距離のバラつきはどうか、同じように打ってどれ位距離がブレるかをチェックする。そして最後は方向性だ。最近売れているパターのウリ文句に、『いきなり準回転になる』というのがある。転がりがいいパターというのは、いかにも性能が良いと感じるものだが、パターでも、この言葉を思い出して欲しい。

 

シンゴイズムで片山晋呉プロが言った

『ゴルフは、ボールを止めるゲーム』

 

これはパターも同じ、狙った方向、狙った距離にボールを止めることが大切なのだ。狙ったところにボールが止めれる事ができれば、いきなり準回転にならなくても全然構わない。転がりすぎて狙った所にボールが止められない方が困るのだ。狙ったところにボールを止めることが目的で、準回転は手段に過ぎないことを思い出して欲しい。

もちろん準回転で距離感が合うなら、それは問題ない

今回紹介するのは、ピンのシグマGパター。フェースにTR溝がある。メーカーの新製品発表の時に溝の効果について説明を受けたが、あまり期待していなかった。今回テストして、この溝の威力を痛感した。このTR溝だが、距離感が合う工夫がしてある。打点によって転がりを調整しているのだ。その調整法が面白い。芯で打った時の転がりを抑えていて、フェースの端っこで打った時と、同じぐらいしか転がらない。結果的にどこで打っても、距離感が揃う。

 

フェースの溝の深さを調整することで、つミスヒットしても、芯で打っても転がりが変わらないようなっているのだ。

 

ブログにも書いたように、外力が小さいパターは、意外と打点がずれてしまうもの。特に修羅場をくぐり抜けた上級者はその傾向が強くなってしまうことがある。このTR溝を搭載したシグマGを試してみるといいだろう。

 

シグマGはヘッド形状が16種類もあるので、選択肢が多い。僕はアンサーというモデルと、TYNEと呼ばれるオデッセイの#7みたいな形状が気に入った。選ぶ際は皆さんも、まず素振りしてヘッドの挙動を感じて欲しい。

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