フジクラ スピーダーエボリューション4(2017) 

このインプレッションは、マーク金井の有料メルマガに掲載されたものです。(有料メルマガはこちらからご購読できます)

毎年今の時期に、シャフトメーカーの新しいシャフトが発表になるのが定例化している。僕のところへも、発表より相当早い時期から、テストに持ち込まれることが多い。しかし発表前だから画像を出したり、インプレッションしたり、僕はやらないことにしている。最近秋から冬の新製品発表時期より、少し早く発表になるクラブが増えてきた。そういうクラブも、アナライズに持ち込まれたり、コースでテストしたりするのだが、こちらもある時期までは非公開をお願いされてる。

そういうクラブの新製品に、シャフトメーカーの新しいシャフトが、発表前に装着されていることがあり、思いがけず試打できることがある。クラブの新製品が情報公開OKだからといって、シャフトはまだインプレ出来ないのは当然。しかしフライングすれば注目を浴びるだろう、でも僕はやらない。

「新しい○○社のシャフトどうですか?」

と聞かれることも多いが、僕は知らないふりをしているので、「なんだマーク金井はまだ打ってないのか?!」と思われるのが、少しツライ(笑)今回インプレッションする「スピーダーエボリューション4」も実は秋に発表される新製品であるピンG400やマルマン、そしてY社のクラブなどに装着されていたので、何度か試打する機会もあった。僕のインプレッションは基本として、同じフィールドでテストしないと正式にコメントしないことにしていることはメルマガ読者の皆さんはご存知かと思う。

同じ場所、同じボール、同じ計測器、そして同じヘッドで試打しないと、シャフトの本当の姿が見えてこない。僕にはアナライズというテストフィールドがあるし、オンコースでは毎年50回近くラウンドする、赤羽ゴルフ倶楽部のインコースが、テストフィールドとなる。テストフィールドでしっかりテストしてから、シャフトについて言及するというのが僕のこだわりだ。

今回のスピーダーエボリューション4も、フジクラさんが販売店向けのプロモーションビデオ(PV)にも出演している。スピーダーの復活(白いスピーダー)から、エボ、エボ2、エボ3と、今回のエボ4で5年目。もちろん徹底的にテストしている。今回はブラックで硬派なイメージがする。なんとなくコスメが、フジクラの工房向け製品のジュエルラインに似ている。

今回のエボ4、そのジュエルラインのプラチナスピーダーに近いのかなと思っていたのだが、自分のフィールドでテストしてみると、第一印象は間違っていなかった。プラチナスピーダーに近く、材料もほぼ同じ。メーカーはエボ2でやりたかったことをやったと教えてくれたが、エボ4は、あまり動かないシャフト。出演したPVでも喋ったが叩けるスピーダーという印象

打ってみると、振動数よりも、硬く感じる。打点が若干ヒールに当たりやすい傾向がある。これはシャフトの先端がしっかりしていてトゥダウンが少ないからと分析。”叩ける”と感じたのは、動かないという点と、先端剛性の高さを感じたから出た言葉。先端剛性が高いので、打球はスピン量を抑えた球を打ちやすいシャフトだ。

手元はしっかり目で、全体的に動きが少ないので、いつもはSを使っているならSR、場合によってはRと、半フレックスかワンフレックス落としてみるといいだろう。ワンフレックス落としても頼りなさは全く感じない。シャフトを上手く使える人は重量を落としてみると、より飛距離アップが狙えるだろう。自分は○○g台のSと決めずに、周辺のスペックをしっかりチェックすることで、発見がある。いろいろ試してみると面白いシャフトだ。

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