アナライズmmウエッジ

このインプレッションは、マーク金井の有料メルマガに掲載されたものです。(有料メルマガはこちらからご購読できます)

今、僕は平昌にいる。もちろん目的はオリンピックの観戦だ。どうしてわざわざ韓国まで観戦に行ったかというと、スノーボードが好きというのはもちろんだが、60歳を迎えるが冬季オリンピックを自分の目でみたことがないから。そして2020年の東京オリンピックに向けての予行演習でもある。物事は一方向から見るのではなく、多角的に観ることでより深く理解できるもの、他所を観ることで、人の振り見て我が振り直せではないけれども、2年後の東京オリンピックがより楽しみになるはずだ。

僕が他メーカーのクラブを積極的に購入し、使用するのも同じ理由だ。アナライズmmウエッジを発売して1年経過する。今ロフトバリエーションを増やすべく、試作の真っ最中。今回特に力を入れて開発したのは、46度、48度といロフトのウエッジ。
今までだったら特に必要ないロフトだろうが、今のクラブセッティングでは重要なポジションのクラブだ。

僕がゴルフを始めた頃、PWのロフトは50度だった。ジャンボ尾崎が作ったアイアンにジャンボMTN3というモデルがあった。この頃からだろうアイアンのロフトが立ち始め、MTN3プロモデルにはP/Sと言う番手が登場する。というのもPWのロフトが48度と立っているから、SWとのロフト差が大きくなってしまうから、AW、P/Sと言うクラブが、クラブセッティングに入ってくるようになった、ちなみにMTN3はP/Sは53度、SWは57度となっている。

いわゆるストロングロフトの走りといえるジャンボMTN3のPWは48度、現在のアイアンセットはどんどんストロング化が進み、PW48度というと、かなりロフト角が大きい部類にはいる。今やプロ、アスリート向けモデルで46度前後が標準で、44度も珍しくなくなってきた。流行りのぶっ飛び系アイアンのPWは38度と、アスリート向けの8番アイアンとほぼ同じロフトだろう。

このロフト角の変化は、ゴルファーにとってプラスなのかマイナスなのか、正直僕にはわからない。このストロング化の流れを受けて、今までのPWと同じぐらいのロフト角のクラブが空白になってしまって、飛距離の階段を作るためには、46度、48度相当のクラブが必要となっている。言うならば現代のP/S的な、P/Aウエッジだろう。

タイトリストなど一部のメーカーは、アイアンセットの流れで48という番手を作っているところがある。しかし圧倒的に少数派で、ウエッジのバリエーションで補うことが多い。しかし大型ヘッドのアイアンセットからの流れで考えると、ハーフショットやコントロールショットを多用するウエッジの形状だと、まず見た目に違和感を感じるはず。

それだけではない。ウエッジ形状とアイアン形状、ロフト角が同じでも、フルショットすると、飛距離の差が出てしまう。僕の感覚では4~8ヤードぐらいウエッジ形状は飛ばない。同じロフトえらんで買ったけど、フルショットすると何故かショートするということが意外と多い。

mmウエッジの46度、48度は、重心位置をコントロールして、アイアン形状と同じぐらいの飛距離が出るように作った。深いキャビティは、フルショットの際に飛距離のばらつきも少ないだろう。まだ試作品なので、発売はまだ先となるが、出来上がったらぜひ購入して欲しい。飛距離の階段がきれいに作られ、きっとスコアアップの武器になると思う。

Facebook にシェア
Pocket
LINEで送る

カテゴリー

コメントは受け付けていません。