コブラF8+ドライバー(2018)

ゴルフクラブが順調に売れているという話を聞いた。しかし売れているメーカーは限られていて、M3,4のテーラーメイド、ローグのキャロウェイ、そしてゼクシオのダンロップ。売れているクラブとそうでないクラブが、はっきり分れているそうで、この3社以外のメーカーは苦戦しているという話。二極化するのはクラブだけではない、ゴルフシューズはプーマのイグナイトパワーアダプトディスクシューズが売れているという。

プーマ?そう言えば、プーマはコブラと同じ会社だったな?、最近コブラのクラブを見ないな?と思っている人は少なくないだろう。日本のwebサイトを観るとわかるように、2年前から更新が止まっている。しかし米国ではちゃんと新製品が出ているようで、僕が新橋のJYPERSに行ったときに、並行輸入でしっかりと置いてあった。

馴染みのJYPERSのスタッフに話を聞くと、日本で新製品をリリースしてないので、並行輸入が人気だそうだ。リッキー・ファウラーなどの人気プロが多いコブラだから、熱いファンが少なくないという。そもそもコブラの歴史は比較的新しく、グレッグ・ノーマンとジョン・デイリーが使って注目を浴びた。一時期はグレッグ・ノーマンが会社を所有していたこともあったが、アクシネットグループの傘下となり、タイトリストのセカンドブランド的位置づけで展開された。

その後、傘下を離れ現在は、プーマの傘下に入ったが、現在ニューモデルの日本仕様は販売されていない。メルマガ読者の皆さんは、僕が昔からプーマのクラブが好きなのをご存知かと思う。今回もリッキー・ファウラー仕様のキングF8+ドライバーを購入した。アクシネットではセカンドブランドだった影響だろか?どうしでもセカンドブランドのイメージがして、割高感を感じてしまうのが残念だが、クオリティーはとても高い。

噂のツイストフェースも、コブラが先に製品化しているらしい。今回はソールのウエイト用のレールは無くなり、2つのウエイトの位置を変えるというシンプルな構造となった。僕的には、位置も悪くないし、効果も期待できるのでこの変更は評価したい。自由にウエイト位置を変えられるというのはメリットに感じるかも知れないが、レールを作るには溝を切って、そこに造作が入る分、ウエイトを食ってしまう。

そこに重量を取られと、必然的にウエイト自体の重さが減ることになり、移動の効果も減ってしまう。イメージに流されず、タネと仕掛けを考えて評価することが大切だ。今回の目玉はウエイトよりもフェース部分のCNC加工、スイートエリアに円形の溝が入っている。YONEXのE-ZONE GTドライバーは縦にフェースを研磨してスピン軸が傾くのを防いでいるようだが、コブラのCNCはフェースの厚みをコントロールすることで、高い反発するエリアを拡大させることに注力しているようだ。

テーラーメイド、キャロウェイと同じように、カーボンクラウンを採用して低重心化を測っている。ヘッドの特性はG400や、M4に近いものを感じる。これぞアメリカのドライバーだ!という重心距離が長く、重心深度も深くなっている。面白いのは、テーラーメイドが、諦めてしまった可変スリーブを使って1つのロフトで、ロフトバリエーションを廃止していること。テーラーメイドは、1モデルで終わったが、コブラはずっと続けている。

打ってみると、直進性が高く低スピン弾道が打ちやすいドライバー。CNCフェースのせいか、打感もかなりいい。グリップエンドをみると、どこかで見たセンサーが付いている。僕もテストしたアーコス360という、センサーが最初からグリップに装着されている。昨年よりコブラは、純正グリップにアーコスのセンサーを搭載して、弾道の軌跡や距離、さまざまなデータを、iPhoneのアプリに表示できるようになっている。

(Androidもあるが、日本では正式にサポートされていない)

コブラは昔から、非常に挑戦的でいろいろなテクノロジーを試す傾向がある。若々しいイメージがするメーカーでこのドライバーは、総重量も320グラムを超え、純正シャフトはRシャフトで振動数は250cpmとかなりしっかりしている若者仕様。残念ながら日本のメーカーは、一番売れる超高年齢層をターゲットにしたクラブばかり発売され、外ブラの日本仕様も意識的に軽量化やスペックダウンしている。

コブラのターゲットは、ずばり若いゴルファー。日本でなかなか人気が出ないのも、この層のゴルファーが少ないことに他ならない。若いくて、ゴルフを始めたばかりのゴルファーにもオススメしたいドライバーだ。残念ながらスライサーには向かないので、まずはフレループでボールを捕まえることを覚え、コブラのドライバーに挑戦して欲しい

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