テーラーメイドM3 440ドライバー(2018)

このインプレッションは、2018年5月のマーク金井の有料メルマガに掲載されたものです。(有料メルマガはこちらからご購読できます)

 

今年、目立って確実に売れているのはテーラーメイドのM3,M4ドライバーだろう。テーラーメイドはマークダウンという手法をゴルフ業界に持ち込んだ、批判はあるだろうが販売の新しい流れを作ったことは間違いない。テーラーメイドM3,M4は契約プロも新製品に切り替えているし、契約外の選手も使っている点も見逃せない。

昨年は、キャロウェイがジェイルブレイクというテクノロジーをキーワードに使い、飛ぶというイメージを醸し出しブレイク、今年のテーラーは、ツイストフェースというテクノロジーをキーワードとして、曲がらないイメージを醸し出しているのもヒットの原因だろう。ブログにも書いたが、スイングロボットで打っても、ツイストフェースの効果はないが、人間のスイングを分析し、トゥヒットする場合はフェースクローズになりやすい、ヒールヒットする場合、フェースオープンになるという傾向を補おうとこのツイストフェースは生まれた。

この傾向が当てはまらない場合は、逆効果になることは間違いない。ツイストフェースのツイスト部分は、フェースセンターより意外と外れた場所。単純にフェース向きはそのままで、打点がズレたら逆効果だろう。80%はその可能性が高いと思う。そもそも、フェースセンターで安定して打てるツアープロの打点では関係ない場所だ。

とは言え、オンプレーンスイングが出来るハードヒッターやプロゴルファーにとって、M3・440理想的なドライバーと言える。というのは重心距離が長すぎないこと、そして重心深度が浅めということ、M3はウエイトを動かすことによって、重心位置が動かせるが、基本的にその傾向は変わらない。

 

重心位置が長すぎて、重心深度が深いドライバー、オンプレーンに振ればふるほど打ちづらいものでインパクトでフェースが開きやすい。そう言うクラブはシャフトがややアンダーに入らないと上手く打てないからだ。M4に比べて、M3のほうがプロに人気なのも頷ける。僕のドライバーはM4だがDタイプ、重心距離はM3よりもやや短い。僕もスイングプレーンがかなり変わって、以前と比べて重心距離は長すぎないものを選ぶようになってきた。

ヘッド重量が204グラム(スリーブ込)と重いが、交換できるウエイトが、アマゾンやヤフオクなどで手に入るようになってきたので、ヘッド重量のダウンも出来るようになってきた。もちろんメーカー純正品ではないので、改造は自己責任となる。僕の理想的なヘッド重量は198〜200グラムにも調整できるようになってきた。(あくまで自己責任だが)

キャロウェイは日本市場に向けて、ヘッドを軽くしている。細かな心配りかと思う。この点はテーラーメイドも見習って欲しいポイント、もう一つ言えばそろそろヤマハのようにヘッド単体での販売をしてほしい。アナライズの試打シャフトは全てテーラーメイドのスリーブが付いている。純正シャフトを開発しないというのは、利益率の向上につながるし、ヘッドだけでの販売を喜ぶユーザーは多いだろう。

影響力の大きいテーラーメイドがぜひ取り組んで欲しいと思う。発売当初は購入を見送ったテーラーメイドM3・440ドライバー、松山英樹も使っていることだし、再度購入を健闘したいと思う。

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