キャロウェイ エピックフラッシュサブゼロドライバー(2019)

このインプレッションは、2019年1月のマーク金井の有料メルマガに掲載されたものです。(有料メルマガはこちらからご購読できます)

先週は、キャロウェイ、テーラーメイドの新製品がついに発表。と言ってもティザー広告が溢れていたので、正直、今更な感じは拭い去れない。キャロウェイの発表会の会場は、ライブハウス。全面大型液晶ディスプレイが配置され、まるで今どきのライブ会場へ来た感じがする。ゴルフクラブのことよりもイメージだけ余計に盛り上げるような過剰な演出が目立った。

発売される、キャロウェイ エピックフラッシュは、フェース設計をAIに委ね、自社のスーパーコンピュータを使って、計算を繰り返し、一般的なパソコンで計算すると34年かかるのがわずか数週間で行ったというアピールをしていた。確かに今まで、AIを使って設計したゴルフクラブというのは聞いたことがない。新しいキーワードを使うと新しいという印象を受けるが、ゴルフクラブはルールに縛られている。

AIをつかってフェース部分を設計することで、フェースの反発をルールギリギリに保ち、そのエリアを拡大する。ということのようだが、今までも様々なアプローチによって、同じテーマでフェースが設計されている。ここだけの話だが、僕は年末にこのエピックフラッシュの2機種を試打することが出来た。もちろん情報を漏らさないという誓約書にサインをしていたから、生配信でも『試打した』などとは言えない。

試打して驚いたのは、打球音の大きさだ。芯にあたっているのに、フェースの薄さを感じる大きな音がする。ぶっちゃけ『フェースが割れたんじゃないか?』と確認したぐらいの激音だった。発売されるのは従来と同じ3機種。エピックフラッシュスター、エピックフラッシュサブゼロ、そして限定のエピックフラッシュ(スタンダード)このスタンダードは他国では、スタンダードとなり、アジアではスターが標準モデルとなる。

僕が試打したのは、エピックフラッシュスターとサブゼロ。大きく変わったのはサブゼロだろう。GBBエピックサブゼロは、アンチチーピンモデルで、僕が打つと右にしか行かなかった。しかしエピックフラッシュサブゼロは、GBBエピックサブゼロやローグサブゼロに比べて捕まりがいい。重心距離も今までよりも少し短くなっていると感じた。石川遼も今週開催のシンガポールオープンでエピックフラッシュサブゼロを使うとのこと。

GBBエピックサブゼロは、インパクトの際にどうしてもフェースが開いてしまっていたが、その度合もかなり減った。超私的に言うとG400レベルには捕まるようになった。僕が普通に打つと軽いフェードが出る、以前は右へすっぽ抜けるような球しかでなかった。重心距離は短くなったが、重心深度が浅いのは相変わらずで、低スピン弾道が打ちやすい。歴代モデルは、スターとサブゼロはかなり特性が違っていたが、少し近づいたと言えるだろう。

G400のLS-TECよりもボールを捕まえやすいと僕は感じた。面白いのは純正シャフトで、エピックフラッシュスターは、先端が動いてボールが捕まえやすいフジクラ製、サブゼロは先端がしっかり目で、ボールが捕まりすぎないグラファイトデザイン製となっている。エピックフラッシュスターは重心が深く、サブゼロは浅め。

今回からサブゼロにも、ウエイト位置がスライドして重心距離が変えられるペリメーターウエイトがついた。僕的には、フェースセンターに重心位置がくるのがあくまで理想なので、あまり必要性を感じないのだがこの機能を待っていたという人もいるだろう。果たしてキャロウェイ、テーラーメイド、ピン、どのモデルが市場で支持されるか楽しみだ。

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