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ドライバーのミート率が悪いならばグリップ重量をチェックしよう

ドライバーのミート率が悪いならばグリップ重量をチェックしよう

ドライバーのミート率が悪いならばグリップ重量をチェックしよう


 アイアンやフェアウェイウッド(以下、FW)はそれなりに芯で捕えられるのに、ドライバーを手にすると芯を外すことが多く、ミスを連発してしまう。芯を喰えば飛距離は出るけれど、芯を外すと飛距離がガクンと落ちてしまう‥‥

 こういう場合、クラブでまずチェックしたいのがグリップの重量です。「グリップなんて何でも同じ」と思っている人が少なくありませんが、最近はクラブを軽くするために、軽量グリップを装着するドライバーが増えています。一般的なグリップは50g前後なのに対して、軽量グリップは40g以下。30g前後の超軽量グリップが装着されている場合もあったりします。グリップも軽くした方が、クラブ重量を軽くできるからです。

 しかし、グリップの軽量化はメリットばかりではありません。グリップを軽くすれば振りやすさが増してきますが、反面、手元側の重量が軽くなる分だけ、手の軌道が不安定になるリスクが生まれます。ヘッド側に対してグリップ側が軽過ぎると、ゴルファーによっては力んでコックが早くほどけたり、ダウンスイングで手が浮いた感じになったりしてしまい、打点がバラつきやすくなるのです。

 たかが10~20gの違いと侮らないで下さい。他のクラブに比べて、ドライバーだけグリップが10g以上軽くなっていると、振った感じはずいぶん違います。FWやアイアンに比べて、ドライバーだけミート率が悪いならば、まずはグリップが軽いかどうか調べて下さい(グリップ重量はカタログやメーカーのHPで調べられます)。 そして、ドライバーだけグリップ重量が40g以下ならば、50g前後のグリップに交換してみることをお勧めします。グリップを重くすると、クラブ全体の重量バランスが変わるのでバランスがが軽くなります。もし、ヘッドが利いていないと感じるならば、ヘッド側に重量調整用の鉛を1~2枚張って下さい。これでグリップ交換前と同じバランスに戻り、ヘッドの効き具合も元通りになります。

 ちなみにダウンスイングで手が浮いてシャフトが寝やすい人の場合、グリップ内部に重量調整用の鉛を20~40g程度入れるチューニングもお勧めです。クラブ重量はかなり重くなりますが、こうすることで手元の軌道が安定し、シャフトが寝るのを防止できます。


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