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弾道が不安定なゴルファーはシャフトのトルクは多めの方が良い

弾道が不安定なゴルファーはシャフトのトルクは多めの方が良い

弾道が不安定なゴルファーはシャフトのトルクは多めの方が良い

弾道が不安定なゴルファーはシャフトのトルクは多めの方が良い

 ドライバーを購入する場合、ヘッドと同じくらいこだわりたいのがシャフトです。クラブメーカーによって装着されるシャフトはそれぞれ異なり、重さ、硬さ、調子、そしてねじれ具合を数値化したトルクがシャフトに表記されています。

 では、どんなシャフトを選べば飛距離と方向性を手に入れることができるのか?

 いくつかポイントがありますが、アマチュアの間で勘違いしがちなのがトルク(ねじれ)です。アマチュアの中にはシャフトのトルクは少ない方が「性能が良くて曲がりが少ない」と思っている人がいますが、これは大きな勘違いです。例えば「9.5度と10.5度」という風にロフト違いのヘッドが選べるのが当たり前でした。それがここにきて新しいタイプのドライバーが出始めています。ヘッドは一種類だけ。ロフトは可変機能を利用することで、ゴルファー自身が自由に設定できるドライバーが登場しています。モデルによっても異なりますが、ロフトを3~4度ぐらい調整できます。さて、この可変ロフトのドライバー。このタイプはシャフト先端に装着されたカートリッジに角度が付いています。そして、そのカートリッジやシャフトの向きを回転させることでシャフトの装着角度を変え、ロフトを「増やしたり、減らしたり」しています。

 では、可変ロフトの能付ドライバーは、従来のドライバーよりも圧倒的なメリットがあるのか?

 今のところ、メリットばかりではありません。ロフト調整機能が付いていると言っても、ソールに対してロフト角が変わっていないからです。具体的に言うと、多くのモデルはロフトを減らす方向に調整するとフェースは右を向き、ロフトを増やす方向に調整するとフェースが左を向く。このため、ロフトを減らす方向に調整すると「捕まりが悪くなり」、ロフトを増やす方向に調整すると「捕まりる度合いが増して」くるのです。要するに、ロフトを変えると、それに連動して捕まり具合も変わってしまいます。その結果、ロフトを減らすとフェードが打ちやすくなる反面、ドローが打ちづらくなる。ロフトを増やすとドローが打ちやすくなる反面、フェードが打ちづらくなってしまう特性があるのです。

 可変ロフトのドライバーは非常に魅力的ですが、スライサーの場合はロフトを減らす方向に調整するとフェースが開いた状態になるためスライスが助長されるリスクが増します。対して、フッカーがロフトを増やす方向に調整するとフェースが閉じた状態になるため引っかけが助長されるリスクが増します。スライサーは標準ポジションよりもロフトを増やす方向に調整するのはOKですが、ロフトを減らす調整すると弾道をコントロールしづらくなるります。逆もしかり、フッカーはロフトを減らす方向に調整するのはOKですが、ロフトを増やす方向に調整するとイメージ通りの弾道が打ちづらくなるでしょう。


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