マーク金井blog

カテゴリー: パター、パター練習法

2018年08月07日超私的な提案 バリバリの高麗グリーンで距離感を上手く合わせるコツとは!?

マーク金井YouTube試打 打たずにいられない

今回は フジクラスピーダーエボリューション5です

アナライズから夏季休暇のお知らせ

8/11~16迄お盆休みとさせて頂きます。

発送やメール返信等は休み明けの営業日より順次ご対応させて頂きます。ご迷惑をおかけいたしますが何卒ご了承下さい。※8/12のセミナーは開催されますのでご安心ください。


昨日はフジクラが主催するスピーダーチャレンジのダブルス戦に参加してきました。場所は男子ツアーの最終戦、日本シリーズでもお馴染みの東京よみうりCC。井上誠一氏設計のコースでグリーンはベントと高麗の2グリーン。夏場の暑い時期ということもあって、この日は高麗でのプレーとあいなりました。

マーク金井はマグレガーゴルフのMさんとペア。二人合わせて110歳を超えたおっさんペアでしたが、チームワークが良くて1アンダーでホールアウト。予選通過には1打足りませんでしたが、なんとか4位に食い込むことができました。参加者の多くはプレーする機会が少ない高麗グリーンに苦労していましたが、マーク金井のホームコース、赤羽GCは高麗の2グリーン。日頃高麗でプレーしている人間にとって、高麗はお手の物。昨日も気持ち良くパッティングできましたし、特に距離感に関してはノーミスでした。

 

このバリバリの高麗グリーン。ベントに比べると転がりが遅く、昨日の東京よみうりの高麗も転がりは、スティンプメーターで8~8.5フィート。状態の良いベントグリーンに比べると、グリーンの速さは2~3割ぐらい遅い感じでした。そして、ベントグリーンになれたゴルファーほど高麗グリーンではショートのミスをしがちです。特に雰囲気を出してストロークすると、十中八九、カップの手前に止ります。また、ショートを嫌がってパンチを入れると2メートルぐらいオーバーするミスも出てしまいます。

 

 では、どんなことを心がけてストロークすれば、バリバリの高麗グリーンで距離感を上手く合わせられるのか?

 

一般的には、グリーンが遅い時(ショートしがちな時)は、、、、

 

 1メートルオーバーするぐらいに打つ!!

 

 

というアドバイスがあります。確かに1メートルオーバーするくらいになればショートのミスを減らすことができますが、実は、これはやりづらい方法です。何故かと言うと、本当に1メートルオーバーしてしまったら、返しのパットにプレッシャーがかかってしまうからです。人間の心理としてはオーバーすると「3パット」が頭にちらつくので、実行するのが案外と難しいのです。

 

では、どんなイメージを持てばバリバリの高麗グリーンでショートのミスを減らせ、かつ距離感が良くなるのか?

 

超私的なことを言わせてもらうと、、、、、

 

 

 

ボールが転がるスピードをイメージしながらパットを打つことです。

 

例えば、1mのショートパット。高速ベントグリーンならばゆっくりとボールが転がる感じで打てばちょうど良い距離感になるでしょう。対して、バリバリの高麗グリーンの場合は、高速ベントグリーンよりも3~5割増しのスピードでボールが転がるとちょうど良い距離感でボールがカップインします。

 

どれぐらいのボールのスピードがあれば、自分の打ちたい距離をちゃんと打てるのか。スタート前の練習グリーンでは単に距離感をチェックするのではなく、ボールが転がるスピードと転がる距離の関係をしっかり作っておけばいいのです。ボールが転がるスピードと距離の関係が出来ていれば、インパクトでことさらパンチを入れなくても、ショートのミスはまずでません。バリバリの高麗グリーンでも、イメージした距離(打ちたい距離)をちゃんと打てるようになるのです。

 

 

それと、競技ではなくプライベートのラウンドの時は、ティグラウンドでパットを打つのもいいです。ティグラウンドはバリバリの高麗グリーンよりもさらに転がりません。例えば、ティグラウンドで3メートルの距離を打つとしましょう。この時、「どれぐらいのスピードでボールを転がしてやれば3メートルが転がる」のかをチェックしながら、パット練習をするのです。

 

ゴルフは物理です。

 

 

ボールが転がるスピードが速くなれば、遅いグリーンでもショートのミスは絶対に出ません。また、転がるスピードを意識しながらパットを打てば、どんなストロークをすればいいのかも分ってきます。ちなみに、ボールの転がるスピードを上げるコツはテークバックを大きく取ることよりも、ストローク全体のスピードを上げてやること。特にダウンからフォローにかけてヘッドを加速させる意識を強く持つこと。ヘッドを加速させながらインパクトを迎えると、必然的にボールが転がるスピードも上がってきます。

 

これから9月にかけては暑さが続きますし、暑い時に強いのは高麗グリーン。高麗グリーンでプレーする機会があるならば、ぜひともスタート前の練習でボールが転がるスピードをチェックしてみて下さい~。

 

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追伸、昨日FBに書き込んだ、「ゴルフは○○○に始まり、○○○に終わる」の○○○。超私的な○○○とは、

ゴルフは「勘違い」に始まり、「勘違い」に終わるです。


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2018年08月05日超私的な提案 バリバリの高麗グリーンと相性が良いパターとは!?

マーク金井のここだけの話 8月6日21時から生配信決定

今回はマーク金井が、皆さんの質問にお答えする、オールリクエスト特集となっております。マーク金井にコメント欄にて質問してください。(コメント欄にコメントするには、YouTubeのアカウントを作って、アナライズチャンネルのチャンネル登録して頂く必要があります!ぜひこの機会に、チャンネル登録お願いします)


昨日は朝4時30分に起きて赤羽ゴルフ倶楽部で早朝9ホールプレー。スタート時間は6時ちょうど。この時間だと気温は30度あるかないか。風も生温い感じではなく、わずかですがひんやりしています。早起きさえちゃんとできれば、この時期は早朝9ホールがゴルフプレーにもっとも適していると思います。

赤羽は2グリーンで、2グリーンとも高麗芝。高麗はベントに比べると暑さに強い芝ですが、転がりはベントほどスムーズではありません。スティンプメーターは7~8.5フィートぐらいなことが多いので、ベントに慣れたゴルファーには「遅い」「思ったほど転がらない」ために、ロングパットだけでなく1m前後のショートパットでもカップに届かないミスが出やすいです。加えて芝目も強く、ベントのように流し込んで打つとカップ際で左右に切れることが多々あります。だからでしょう、「ベントよりも高麗が好き」というアマチュアゴルファーはそれほど多くありません。

 

さて、この高麗グリーンのパッティング。

 

 

昨日のFBで、高麗グリーンと相性が良いのは○○○のパターというのをアップしました。コメントを数多くいただきましたが、、、、

 

 

 正解は浅重心のパター!!!!!!

 

です。ヒントはすでに画像でもアップしてますが、昨日使ったナイキのT字型のようにヘッドが薄べったい形状なほど、重心は浅く(浅重心)になります。対して、ネオマレット(大型マレット)形状になっているほど、重心は深く(深重心)になります。

 

 

 では、なぜバリバリの高麗グリーンでは、今どきの深重心パターよりも浅重心パターの方が相性が良いのか?

 

 

重心の深さが異なると、ストロークのしやすさが異なります。転がりが遅くてもショートしないようにするには(距離を合わせるには)、ボールをしっかりヒットする必要があります。浅い重心のパターはヘッドの操作性が高く、しっかり打つ(パチンと打つ)のに適しているのです。重心が浅くなるほどストローク中、ヘッドの追従性が高くなるからです。逆に言うと、ネオマレットのように重心が深いパターというのは、ストローク中、ヘッドの追従性は高くありません。このタイプはゆったりヘッドを動かす方が挙動が安定するので、転がりが早いベントグリーンと相性が良くなります。

 

 

他にバリバリの高麗グリーンと相性が良いのは、、、

 

 グリップは細め
 ロフトは多め
 ヘッドは軽め

 

 

ロフトが多めなほど、打出し直後にボールがキャリーする(宙に浮く)ので、芝目の影響を軽減できます。ヘッドが軽方が操作性が高く、かつインパクトが緩むのを軽減できます。グリップも細めの方が操作性が高く、かつパチンとしっかりヒットしやすくなるのです。

 

 

ちなみにバリバリの高麗グリーンと相性があまり良くないのが、、、

 

 極太グリップ
 ロフトが少ない
 ヘッドが重い

もちろん、これらのパターで高麗グリーンを上手く攻略するプレーヤーもいると思いますが、一般的には、極太グリップは手首を使わないでゆったりストロークするのに適しています。ロフトが少ないパターはキャリーが出づらい分だけ、打出し直後に芝目の影響を受けやすくなります。重いヘッドは操作性が悪いことと、ヘッドが重いほどにインパクトで緩むミスが出るリスクも高まります。

 

40年前と違って、現在の日本のコースの多くは年間通してベントグリーンが主流です。高麗グリーンでプレーする機会が少ないゴルファーが数多くいますが、高麗は高麗ならではの良さもあると超私的に思っています。高麗グリーンは度胸が試されるし、距離感だけでなく芝目を読む技術も求められるからです~。

 

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マーク金井YouTube試打 マーク金井の打たずにいられない

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2017年12月05日超私的な考察 宮里優作がやっているクロウグリップと相性がいいパターとは!?

アナライズからのお知らせとお詫び

ゴルフの竪琴ですが、部品メーカーの一部が倒産して入荷が止まってしまいました

今後の入荷状況ですが、残念ながら不透明です。状況が分かり次第告知します。入荷時期がはっきりしないので予約受け付けておりません。ご容赦いただければとおもいます

(お問い合わせいただいても、申し訳ありませんがこちらも状況がわからないのでお答えできないのでご遠慮いただければ幸いです

アナライズのYOUTUBEチャンネル

飛距離アップセミナーその3配信開始しました

ぜひご覧ください


国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」、最終日のアウトで6アンダーのスコアを叩きだした宮里優作選手がインでもバーディーを2つ取り、62のビッグスコアでホールアウト。2位に6打差、通算15アンダーで優勝。この優勝により逆転で賞金王に輝きました。選手会長が賞金王になったのは初めてことだそうで、日本シリーズの勝利で賞金王になったのは2000年の片山晋呉選手以来、2度目の快挙です。

 

 

宮里選手といえばアマチュア時代からショットメーカーとして定評がありますが、今シーズンはパッティングのスタッツ(成績)が劇的によくなっています。2017年シーズンの平均パット数は1.7420で1位。2位は賞金ランク2位の小平智選手の1.7509です。ちなみに、平均ストロークは小平選手で70.02で1位、宮里選手が70.16で2位です。

 

宮里選手のスイングは教科書にしたくなるようなオーソドックスなスイングですが、パッティングはかなり独特。なんと言っても特徴的なのがグリップです。左手は普通に握りますが、右手はペンをもつような独特の握り方になっています。パッと見たら、ゴルフのグリップに見えないような左右非対称なグリップをしていますが、これはクロウグリップと呼ばれる握り方で、宮里選手だけでなく、ツアープロの間ではこの握り方をしている選手が少なからずいます。

 

 

 さて、このクロウグリップ。

 

見た目はかなり独特ですが、最大のメリットは右手首が変な動きをしづらいことになります。右手はペンを持ったような感じでグリップに添えるだけ。アドレスで作った右手の形をキープしやすく(右手が悪さをしずらく)、ストロークが安定します。方向性が良くなるのに加え、インパクトでパンチが入ったり、緩んだりしづらくなる分だけ距離感も安定します。

 

もちろんクロウグリップにも短所があって、遅いグリーンだとイメージ通りにボールを転がすのが難しくなります。右手を添えるだけのクロウグリップだとボールをしっかりヒットしづらいからです。もしもグリーンが芝目の強い高麗グリーンしかなかったとしたら、クロウグリップでパッティングするプロは出てこないでしょう。

 

 

クロウグリップは高速グリーンと非常に相性が良いグリップですが、グリーンの速さだけでなく、パターとの相性もあります。宮里選手はセンターシャフトのマレット型パターを使っていますが、まさにこのタイプがクロウグリップと相性が良いです。具体的に言うと、クロウグリップにはマレット型や大型ヘッドで慣性モーメントが大きいパター、加えて、ヘッドを真っ直ぐ動かすのと相性が良いフェースバランス(センターシャフト)のパターが非常に相性が良いです。

 

宮里優作のクラブセッティング ゴルフクラシック1月号より

 

また、パターに装着するグリップは細くて繊細なタイプよりも太くて鈍感なタイプの方が相性が良さそうです。

 

 

クロウグリップをよくよく見ると、右手の形は長尺パターを打つ時の右手のグリップとほぼ同じ。クロウグリップは通常の長さのパターで長尺パターのように「ゆっくり、真っ直ぐ」ヘッドを動かせる握り方とも言えます。

 

ゴルフは物理です。

 

パッティングが得意な人にとってはクロウグリップは異形なグリップに見えますが、パッティグを不得手にしている人にとってはクロウグリップは、異形ではなくて合理的に理に叶っているグリップなんです。

 

アナライズからもうすぐ新しいパターが発売されますが、そのパターも大型ヘッドで慣性モーメントが巨大。センターシャフトのフェースバランスです。通常のグリップはもちろんのこと、クロウグリップにも非常に相性良く仕上がっています~。

 

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2017年09月28日超私的な提案 アプローチで寄せワンの確率を上げる意外なコツとは!?

 

一昨日の火曜日、PRGRが主催するRSカップに出場してきました。RSカップは年間4回開催されており、今回が最終戦でした。場所は老舗名門、大利根カントリークラブ西コース(茨城県、1960年開場)。西コースのコースレートはなんと、74.2。2014年、2015年には国内男子ツアーダイヤモンドカップも開催されています。

競技はシングルス部門とダブルス部門があって、シングルスは男子プロ2名と、アマチュア2名が同組でプレー。こちらはフルバックから打ちます。ダブルス部門の方はアマチュア2チームが同組で、スクランブル方式でプレー。こちらは競技の敷居を下げる意味もあって白ティからのプレーです。

 

マーク金井はもちろんシングルスで出場。毎回、上位10名が決勝大会に出られますので、目標は10位以内です。今回は44名の出場でしたが、なんとかトップと1打差の2位タイ(カウントバックで3位)に入れました。第2回大会はギリギリ10位だったので、4戦中、2戦で予選通過。プロと一緒にガチンコでプレーするのは心地良い緊張感が得られますし、なによりプロのショットを間近で観ることができるのはすごく勉強になります。

 

今回シングルスの結果ですが、アマチュア部門はトップが80ストローク、最下位が102ストローク。予選通過の10位のスコアは83ストロークでした。トップと10位との差はわずか3ストロークというは、まさに接戦です。マーク金井にも優勝のチャンスがあったと言えばありましたが、実は、かなり危なっかしいプレーでした。と言うのも、最終ホールの9番では、3メートルの下りのパーパットを残してました。下りでスライスライン、もっとも苦手なパットです。これが1発で決まってパーで終わって「81」が出たのですが、もしも外して3パットをしてたら、あっけなく予選落ちでした。勝負は下駄を履くまで分らないといいますが、まさにそんな感じだったのです。

 

今回、改めて自分のプレー内容を分析してみると、普段とかなり様子が異なることに気づきました。

△◎△◎○○△+4△ 42(16)
213111232

○△○○○○○□○ 39(13)
121221121

 

前半のインは2バーディー、4ボギー、2パー、1ダブルパーの42(パット数16)
後半のアウトは1ボギー、1ダボ、7パーの39(パット数は13)

 

3パットが1回あったにも関わらず18ホールのパット数は29。これは普段よりも6ストロークぐらい少ないです。そして何と後半のインではパーオンしてのパーは2つだけで、残りの5ホールはボギーオンしてワンパットしてのパー。こう書いてしまうと、アプローチが冴えていた感じになりますが、実情はまったく逆。18ホールで寄せワンパーを7つ、バーディーを2つ取ってますが、「OK」の距離につけたのは1ホールだけ。残りの8ホールのパーパットは2m前後ばかり。寄り切らない距離がスコンスコンと入りました。ちなみに、3パットした時は、ファーストパットを50センチに付け、お先を外して3パットしてます(笑)。

まったくもって偶然ですが、アプローチを打って、ナイスアプローチで1m前後のパーパットを残すことが1度もありませんでした。超私的なことを言わせてもらうとマーク金井は80センチ~1.2mの距離が一番苦手ですし、一番良く外します。何故かと言うと、、、

 

80センチ前後は入って当たり前。外せない距離!!!!!

だからです。なまじゴルフ歴が40年以上と長いこともあって、外せない距離になればなるほど自分で自分にプレッシャーをかけて余計なことが頭をよぎり、ストロークが怪しくなるのです。対して、ワンピン前後の距離(2m)だと、外せない距離という感じになりません。入ったら嬉しいし、外れてももそれほど腹が立たないのです。なのでストロークが怪しくならないし、「外せない」なんて余計なことを考えない分だけ気楽にパットが打てるのです。

 

アプローチで寄せてパーを取ることを「寄せワン」と言いますが、ことショートパットが苦手な人間に関して言えば、寄せすぎないことの方がパーで上がれる確率が上がりますし、外してもそれが後を引きません。後を引かない方が次のホールのティショットで余計な力みも抜けて、すんなりと打っていけます。

 

バーディチャンスもしかりで、外せない距離に乗せて外すとボクシングのボディーブローのようにダメージが残り、何度もバーディチャンスを外すと、必ずと言っていいほど、チャンスを逃した次のティショットで何かやらかしていまいます。

 

ゴルフは確率のゲームですが、ショートパットに難を抱えている人の場合、ピンの近くに乗せたことと、パットが入る確率というのは必ずも一致しません。ショートパットに難を抱えている人の場合、アプローチを寄せすぎない(OKの距離は除く)方が、寄せワンの確率が上がることが少なからずあるのです~。

 

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2017年08月17日超私的な試打インプレ テーラーメイド スパイダーツアーBLACK

アナライズよりお知らせ

本日より営業開始します。弊社の夏休み中に発注いただいた商品は、本日より随時発送します。お時間のかかる商品もございます。しばらくお待ち頂く場合がありますので、ご容赦いただければと思います


お盆休みの最中、本を100冊ほど、カメラを2台、レンズを3本ほど、そしてゴルフクラブを10本ほど断捨離しました。いずれも断捨離の基準は決まっていて、ある一定期間使ってない(本の場合は読んでいない)モノは、たとえ好きなモノであっても手放すようにしています。好き嫌いが基準になるよりも、使う使わないを基準にした方が、自分の中で踏ん切りが付けやすいからです。

 

今回クラブの断捨離で一番多かったのはパターです。マーク金井は公私ともに認めるパター下手なこともあって、衝動買いすることが一番多いのもパター。断捨離後でも手元にパターは10本以上ありますが、一番多いのはセンターシャフト形状のパター。ざっと見渡しだけでも、

 

リンクスナチュラルパターMM(センターシャフト)
・テーラーメイド スパイダー(センターシャフト)
ピン シグマGタイン(センターシャフト)
・オデッセイ #7(センターシャフト)
・オデッセイ 2ボール(センターシャフト)

 

 

センターシャフトが断トツで多く、他のパターもマレットがほとんです。対して、ピン型は大学生の時に購入したピンパルと、ナイキのマキロイモデルぐらいしか持ってません。フェースバランス(重心距離がゼロ)のマレット型の方が構えやすいし、シャフトの軸線上でボールを打てる分だけ、やさしいと感じているからです。

 

にも関わらず、最近エースパターとなっているのがこれっ!!

 

 テーラーメイドのスパイダーツアーBLACK!!!!!

 

世界ランク1位のダスティン・ジョンソンが使っているパターです。これのヘッドが赤いバージョンはセルヒオ・ガルシアが使って今年のマスターズに勝っています。どちらもネオマレットですが、センターシャフトでもありませんし、フェースバランスでもありません。

テーラーのパターと言えば、松山英樹選手が使っているTPコレクション・ミューレンが売れまくってますが(松山選手が使っているモデルはプロトタイプなので、市販品と異なります)、このスパイダーツアーBLACKは出始めの時に比べると、値段も落ち着いています。新橋ジーパーズで何気にボールを転がしてみたら、いい感じだったので衝動買いしました。

 

REDももちろんありましたが、打比べてBLACKにしました。この2つは、ヘッドの色が違うだけではなく、インサートの素材が違います。

 

REDは樹脂
BLACKはアルミニウム

 

BLACK(黒)の方が、インパクトの手応えがしっかりしていて、音も好みだったのです。ちなみにこのパターはマレット型ですがフェースバランスではありません。ヒール側にネックが付いていて、シャフトはストレート。当然、この形状ではフェースバランスにはならず、ピン型やL字型のように重心距離があります。

 

 

すでにホームグラウンドの赤羽ゴルフ倶楽部で2回使いましたが、1~2mのショートパット(クラッチパット)で抜群の安定感があります。

 

アドレスした時、無意識の内にフェースが左を向く癖があるのですが、このスパイダーツアーBLACKはそれが出ません。普通に構えるとフェースが開いた感じになるために、フェースが左を向きづらいのです。加えて、ストローク中に重心距離を感じので、インパクトで突っつく(右に押し出す)感じになりません。重心距離を感じる分だけ、インパクトに向けてフェースを少し返す(ボールを捕まえようとする)動きが入り、これで真っ直ぐ転がりやすくなるのです。ヘッド形状はネオマレットなのに、L字パターを打つような感覚でストロークできる点が気に入りました。

 

 

重心距離があるパターは、引掛けにくい。引っ掛けにくいことが分るから右に押し出すようなストロークになりづらい分だけ、直進性がいい転がりを得られるようになりました。

 

ネオマレット(大型マレット)というと、フェースバランス形状になっているのが当たり前で、このスパイダーツアーBLACKはL字感覚で打てる打てるパター。常識外れな形状のパターですが、通常のL字型に比べるとヘッドが大きい分だけ慣性モーメントが大きく、ミスにも強くなっています。

 

10年ぐらい前、2ボールブレード(これも重心距離があります)を長くエースとして使ってきたのですが、このスパイダーツアーBLACKは、2ボールブレードをストロークした時と似た感覚があります。

 

パターには新車効果というのがあります。いつまで使うのかは定かではありませんが、今のところはクラッチパットを打つのが楽しく、そしてクラッチパットが確実に決まってくれるとスコアも確実に良くなります~。

 

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