マーク金井blog

カテゴリー: ゴルフ業界情報

2018年06月07日超私的な考察 ゴルフ人口を増やすためにゴルフ場がなすべき事とは!?

 

昨日はトーナメント開催でもおなじみの川奈ホテルゴルフコース(静岡県)でPRGRが主催するRSカップに出場してきました。天気は朝からあいにくの雨、トップスタートだったのでコースには朝6時30分に到着しましたが、その時点ですでに雨模様。スタートホールからレインウエアと傘が手放せない天気で、数ホールプレーした時点で、バンカーはすでに水たまりだらけ。グリーンは砲台で水はけが良く、転がりもスムーズで。さすが川奈と思いましたが、雨は止む気配がありません。このまま雨に濡れ続けると風邪を引きそうだったので、9ホールプレーした時点で棄権しました。

川奈は日本を代表するコースで「一度はプレーしてみたいコース」として、多くのゴルファーから注目浴びています。その一方で、都内から行くのは容易ではありません。神田からだと車で片道3時間近くかかりますし、渋滞している所があったりすればさらに時間が掛かります。18ホールプレーするためには朝から晩まで時間を費やすことになります。

 

対して、マーク金井が普段プレーしている赤羽ゴルフ倶楽部は神田から電車で約30分。早朝や薄暮での9ホールプレーならば、半日も費やしません。ゴルフに行っても通常通り仕事ができますし、車がなくても手軽に行けます。今回、川奈でプレーして改めて思ったのが、

 

 

 ゴルフはボウリングやテニスのような手軽さがない。
 ゴルフはスキーやスノボと同じく、プレーするまでの場所が遠い。
 ゴルフは車がないと不便な所が圧倒的に多い。

 

先日、博報堂生活総研が調査したデータ「20代の趣味、スポーツの変化」を見たところ、1992年と2016年では趣向が劇的に変っています。さっと上げると、

減少した主なカテゴリー

ゴルフ  22.1%→6.7%(-15.4%)
スキー・スノーボード  39.2%→11.9%(ー27.3%)
テニス  27.2%→8.5%(-18.7%)
自動車・ドライブ  50.7%→17.5%(ー33.2%)

増加したカテゴリー

パソコン  5.9%→26.5%(+20.6%)
映画鑑賞  40.2%→48.1(+7.9%)
ジョギング・ランニング  7.2%→11.7%(+4.5%)
カメラ・ビデオ撮影  8.2%→15.4%(7.2%)

 

 

34のカテゴリーの中、24年前よりも増加したのは4つのカテゴリーだけ。30ものカテゴリーはすべて減少傾向にあるのです。20代には「自由に使えるお金が少ない」というのもありますが、この数字を見ると、ゴルフだけがガクッと減っていないのが分ります。減り具合で言えば、ゴルフよりもく自動車やテニスの方が深刻です。

 

 

では、どうすればゴルフ人口減少に歯止めをかけられるのか!?

 

 

20代も10年経てば30代、20年経てば40代になります。ゴルフは大人になってから初められる数少ないスポーツであることを考えれば、30代、40代、そして50代からでも始めやすい環境作りが大事なような気がします。具体的に言うと、、、、

 

 遠出をしなくてもプレーを楽しめること。
 あまり時間を掛けないでもプレーを楽しめること。
 公共交通機関でゴルフ場に行けること。
 ラウンドワンのような室内スポーツ施設に初心者向けスクールの設置。

 

この3つをクリアすることができると、ゴルフ未経験者がゴルフに対してのハードルをかなり下げることができるでしょう。現状では多くのゴルフ場が車でないと行きづらいこと、都会に住んでいるとゴルフ場までの距離が遠いという問題を抱えていますが、例えば、赤羽ゴルフ倶楽部のような河川敷コースならば、公共交通機関が利用しやすいです。また、近隣のゴルフ場が相乗りできるクラブバスを運行すれば、車がなくてもゴルフ場に行きやすくなってくると思います。

 

そして、前回のブログでも書きましたが、18ホールではなくて9ホールプレーが楽しめるゴルフ場を増やしてもらいたいです。9ホールならばプレー時間は18ホールの半分。ハーフ休憩で食事をすることもなくなるので、プレー時間を大幅に短縮できます。9ホールがゴルフのスタンダードのひとつに定着してくれば、「とりあえずゴルフを始める」という人達、「ちょっとゴルフしてこようと」する人が増えてくると思います。都心から遠いゴルフ場ならば、都心のゴルファーではなくて地域密着で集客するのも大いにアリです。

 

 

初心者向けゴルフスクールに関しては、ラウンドワンのような複合施設に鳥かごでいいからゴルフ練習できるスペースを作ってもらえると嬉しいです。スポーツジムも大いにありで、スポーツに興味がある人が訪れる場所に、ゴルフができるスペース、ゴルフスクールがあれば、「とりあえずゴルフを始める」人を増やすチャンスが広がります。

ゴルフに限らず、今どきの人は遠くに出かけるよりも近場で楽しむのが当たり前になります。ゴルフも近場で楽しめるという環境が作れれば、劇的にはゴルフ人口を増やせなくても、着実にゴルフを始める人を増やせると思います。ゴルフを始める人が増えてくれば、それに比例して18ホールプレーしたいとか、遠出してでもゴルフをしたい人も増えてくるでしょう~。

 

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2018年04月03日超私的な考察 男子ツアーと女子ツアーの人気度はどれぐらい隔たりがあるのか?

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一昨日から昨日にかけて静岡県の葛城ゴルフ俱楽部に行ってきました。日曜日は国内女子ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」を観戦。翌月曜日は、ヤマハレディースオープンのアフターコンペに参加。アフターコンペのピン位置はトーナメント最終日と同じ位置。グリーンこそ少し遅め(スティンプメーター10.5フィート)でしたが、生まれて初めて、女子選手が戦う舞台でプレーしてきました。

 

ヤマハレディースオープン葛城のヤーデージは6564ヤードでパー72。一番長いパー4は17番で425ヤード、その次に長いのが2番の411ヤード。白ティよりは少し長めのセッティングです。井上誠一氏設計のコースだけあって、グリーン回りはバンカーの配置とグリーン形状の作り方は憎らしいほどプレーヤーに頭を使わせます。16ホールまではなんとか井上氏の罠を逃れてプレーできましたが、17番目のホール(8番)のティショットを引っかけて左にOB。ここでダブルパーの8を叩いてしまい、最終ホールも奥に乗せて、そこから3パットボギー。ちょっとでも気を緩めてしまうと、大きなしっぺ返しを喰らってしまうコースでした。

 

さて、今年初めて国内女子ツアーを観戦しましたが、一番印象に残っているのがホールアウトした選手のギャラリー対応です。練習グリーンに長蛇の列があったのですが、その先で、ギャラリー1人1人に丁寧にサインをしていたのが有村智恵プロ。

 

成績は40位タイと振るわなかったにもかかわらず、暑い中、笑顔を絶やさずにサインを丁寧にされてました。主催者に許可をいただいて動画を撮影し、主催者に許可を取ってその模様をInstagramにアップしました。

 

動画の内容は有村プロがサインを繰り返ししているだけです。ドライバーショットやアイアンショット、パッティングのシーンはまったくないにも関わらず、わずか1時間で再生回数が5000を超え、24時間後の再生回数は3万回を超えました。マーク金井も自分のゴルフ動画をしょっちゅうInstagramにアップしてますが、再生回数は2000~3000回ほど。比べるまでもありませんが、有村プロはその10倍以上の再生回数があり、あらためて女子ツアー選手の人気をリアルに知ることができました。

 

加えて、有村プロは自らもInstagramをやってます。有村プロだけではありません、金田久美子プロ笠りつ子プロらも積極的にInstagramで画像をアップしています。すべてを検索しているわけではありませんが、女子ツアー選手はInstagramやfacebook、Twitterを積極的に活用しています。

 

 

対して、男子ツアーとなるとどうでしょう。片山晋呉プロはInstagramに積極的に画像、動画をアップしてます。塚田好宣プロや塚田陽亮プロがTwitterでつぶやいていますが、それ以外の選手となると女子ツアー選手ほど目立った投稿はありません。自分を積極的にプロデュースしている男子ツアー選手は少ないように見受けられます。

 

 

トーナメント会場のサインの列もしかり。石川遼プロ、松山英樹プロが出場すると長打のサインの列ができますが、それ以外となると、、、、サインを求められる選手は女子ツアー選手よりも少ないのが現状だと思います。

 

サインの数がプロの人気と直結するわけではありませんが、米ツアーを観ていると数多くの選手がトーナメントでプレーした直後、サイン攻めにあっている姿を観ます。タイガー・ウッズやローリー・マキロイだけでなく、多くの選手が当たり前のようにサインをしていますし、当たり前のようにInstagramやTwitterに投稿をし、当たり前のように自己プロデュースをしています。

 

 

インターネットが当たり前になり、スマホが当たり前になり、SNSが当たり前になった今、ゴルフ業界に限らず人気商売の仕事をする人は、自分のことを自分で宣伝するのが当たり前になっています。

 

 誰かがギャラリーを連れてきてくれる。誰かが自分を宣伝してくれる、、、

 

もしも男子ツアー選手がそんな風に考えているのであれば、女子ツアーの人気に追いつくのは非常に難しくなりますし、残酷なことを言わせてもらうと、女子ツアーと男子ツアーの格差がますます広がってしまうのは間違いないでしょう~。

 

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2018年04月01日超私的な考察 男子下部ツアーが生放送されることのメリット、デメリットとは!?

 

プロ野球が開幕しました。マーク金井は東京ドームで巨人vs阪神戦の開幕カードを観戦してきましたが、6時のプレーボールの時にはほぼ満員。4万人を超える観客の中で阪神が勝ちました。昨日の第2戦は中盤まで阪神がリードするものの、6回に巨人が逆転、そこから追加点を着実に奪った巨人が勝ちました。これで両者1勝1敗の五分。今日の第3戦も大いに盛り上がることは間違いありません。

 

 

プロ野球は東京ドームの他でも開催されていますが、どこのスタジアムも昔に比べると確実に観客動員数は増えています。小学生の頃、52年ぐらい前から甲子園球場でプロ野球観戦をしてますが、その当時は今ほど観客は入ってませんでした。大学生の頃、今から40年前ぐらいでも、現在に比べると観客は多くありません。テレビをつければ巨人戦のテレビ中継があったにもかかわらずです。それが今では、地上波でのプロ野球中継は激減しているにも関わらず、どの球団も観客動員数を伸しています。

 

ではゴルフはどうでしょう。国内女子ツアーが開幕し、毎週のように地上波でテレビ中継がなされています。生中継ではなく録画収録が多いですが、テレビ観戦できるのはゴルファーにとってありがたいことです。そして、そして国内男子ツアーに関しては、レギュラーツアーの下部ツアー、「チャレンジツアー」は今年から、インターネット動画サイト

 

AbemaTVが全試合、生中継を始めます!!!!!!

レギュラーツアーでも全試合、生中継はやったことがありません。にも関わらず、下部ツアーであるチャレンジツアーで全試合、生中継をやるのです。これを野球に例えるならば、1軍の試合ではなく、2軍の試合を全試合、生中継やるのと同じことです。

 

これにともない、現「チャレンジトーナメント」を改め「AbemaTVツアー」へ名称変更がなされています。さらに「AbemaTVツアー」オリジナル施策として、ラウンドガールや、主催者推薦枠の一部から「AbemaTV推薦枠」を毎大会設けるなど、新しいツアー中継に取り組んで行くそうです。

 

AbemaTVは完全無料のインターネット動画サイトですので、スマホやPCで手軽に、かつ無料でゴルフトーナメントを視聴できます。生中継を望んでいるゴルフファンにとっては非常に嬉しいことだと思いますが、生中継というのはリアルタイムな魅力がある半面、番組編集の時間がありません。生中継でクオリティの高い番組を作るのは、録画放送よりも大変な作業になります。加えて、何が起こるか分らないので、アナウンサー、解説者のアドリブ力も求められます。でも、これらは番組を作って行けば、徐々にこなれてくるので心配はないでしょう。

 

それよりも危惧したいのはギャラリー数の確保です。マーク金井は何度かチャレンジツアーを現地観戦、現地取材してますが、どの試合もギャリーはまばら。当たり前と言ってしまえばそれまでですが、男子のレギュラーツアーの10分の1以下。試合によっても変ってきますが、ギャラリーが100人いるかいないかという感じ。ギャラリーがまったくいない組も珍しくありません。それが毎試合、毎試合、「AbemaTVツアー」で放映されるとなるとどうでしょう。「よしっ、俺が次の試合観にいってやろう」という気概がある人もいるかも知れませんが、「なんだ全然人気がないんだなぁ」と感じる人も少なからずいると思います。

 

JGTOは全試合生中継できることを手放しで喜んでいるとは思いませんが、マーク金井がもしもJGTOのトーナメントディレクターであるならば、早急にやりたいことがあります。それは、とにかく「AbemaTVツアー」の試合会場にギャラリーを集めること。とりあえずの目標は500人。500人のギャラリーがスタートホールのティグラウンドを取り囲めば、プライベートコンペをやっている感じではなく、ゴルフトーナメントの雰囲気が出ます。誤解を恐れずに言えば、チャレンジツアーで大事なことは賞金額を上げることよりも、ギャラリーを確実に500人以上集めることだと思います。

 

 

大会初戦のNovil Cupでは、横峯さくらプロが出場することで話題を集め、多くのギャラリーがつめかけたそうです。男子の試合に女子選手が出場、それも有名選手が出場するというのはかなりのインパクトがあります。興業的には大成功と言っていいと思いますが、さすがに毎試合、女子選手を出場させるというわけにはいきません。「AbemaTVツアー」のことですから、すでに次の手、その次の手を考えているとは思いますが、派手なことではなく、地道な集客活動も必要です。

 

地道な集客活動をする一番確実な方法、それは出場選手が声を変えて自分でギャラリーを増やすことです。演劇、ボクシング、格闘技とかでは選手がチケットを売るのは当たり前ですし、選手が集客をすることも当たり前。ゴルフも選手が集客することを地味にやり続けていけば、ギャラリーを増やせます。逆に言うと、誰がギャラリーを連れてきてくれるなんて思っていたら、ギャラリーを増やすことは非常に難しくなるでしょう。

 

例えば、ひとりの選手が5名集めることができれば、それだけでトーナメント会場には500名以上のギャラリーを集めることができます。マスターズとか全米オープンとかを観ている人にとって500人ってすごく少ないと思うかも知れませんが、それは大きな勘違いです。下部ツアーで500人のギャラリーを集めることは、マスターズで3万人のギャラリーを集めることと同じかそれ以上、手間暇かかるでしょう。集客に必要なことは、運営スタッフ、そして選手が開催されるゴルフ場の近隣に日参し、大会ポスターを貼り、チラシを配り、そしてチケットを配り歩く。大会会場に足を運んでもらうことを地味に地味にやっていくことです。そうしないと、「AbemaTVツアー」に申し訳ないです。

 

 チャンスはピンチでもあるのです。

 

AbemaTVツアー」が全試合生中継やるということは、主催者、そして選手たちにとっては自分達の人気の度合いが赤裸々になること。まったく言い訳ができない状況下で試合をするということにもなるのです~。

 

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2018年03月27日超私的な提案 ゴルフフェア2018で一目惚れしたゴルフ用品とは!?

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先週金曜日に開幕したジャパンゴルフフェア2018。昨年に続きパシフィコ横浜での開催は2度目となり、マーク金井も3日間連続で会場に足を運ばせていただきました。これまでよりも通路の幅が広くなったからだと思いますが、展示ブースから展示ブースへの移動がスムーズになり、かつ会場内で立ち話や、記念写真を撮りやすくなったのが個人的には良かったと思います。会場の両サイドに設置された試打ブースは打席からネットまでの距離が妙に長くなっているのが気になりましたが、短いよりは長い方が弾道をチェックできるメリットがあります。

 

 

今回のゴルフフェアでは、PRGRヤマハが12年ぶりにブースを出し、テーラーメイドも久しぶりにブースを出しています。その半面、これまで常連だったメーカーが出展を控えてました。今回元気だと感じたのはレーザー距離測定器、そしてGPS方式での距離測定器。セルフプレーがすっかり定着したことに加え、2019年のゴルフルール改正で距離測定器が使用しやすくなる可能性が高いこともあって、さらなる普及を目指している感じがしました。

ゴルフフェアではゴルフクラブ、シャフト、グリップ、そして様々なゴルフ関連商品が展示されてますが、今年のゴルフフェアで一目惚れした商品があります。そこで今回はゴルフフェア2018会場で一目惚れしたアイテムを3つ紹介します。

 

一目惚れ その1 両面フェースドライバー

 

開催初日、ゴルフェア会場で最初に出会ったのがクラバーさん。クラバーさんに「何か面白いモノありました?」と尋ねて教えてもらったのが、右打ちも左打ちもできるドライバーです。出展ブースで両面ドライバーをじっくり見ると、右打ち用ドライバーのバックフェース側を大幅にデザイン変更することで、左打ちできるフェースがくっついてます。
左右のフェース形状が少し違うのはご愛敬ですが、実は、マーク金井も両面フェースのクラブを作る構想があったのですが、先を越されてしまいました。両面にフェースがあると右打ち、左打ちができますが、実は、練習器具としてもスグレモノなんです。両面にフェースがあるクラブを振ることで、テークバックでフェースを開く癖や、インサイド・アウトに振りすぎる癖を解消することができるのです。

 

一目惚れ その2 PRGRQシリーズ

 

「誰かが、どこかで救われる」のキャッチコピーとともに登場した。Qシリーズ。飛距離に特化するのではなく、アマチュアのスコアメイクに特化したコンセプトのクラブをPRGRは出してきました。PRGRのこの姿勢に一目惚れし、なおかつクラブのロフトピッチが5度刻みなのもGOODです。マーク金井も現在、ミスに強くスコアが良くなるアイアンを作ってますが、こちらも番手間のロフトピッチは5度です。シャフトが軽いのがちょっともったいない感じがしますが、コースに出た時の窮地を救うというコンセプトのクラブを市販化したことは嫉妬すら感じてしまいました。

 

 一目惚れ その3 キャロウェイパークゴルフ用クラブ

 

 

キャロウェイのブースの裏側にひっそりと展示されていたのが、パークゴルフ用のクラブ。2モデル展示されており、ひとつは2ボールがデザインされたタイプ、もうひとつはビッグバーサのタイプです。どちらもパークゴルフのルールに則ってデザインされており、長さは同じ。フェース面のロフトもパークゴルフのルールに則って0度です。パークゴルフは関東エリアでは馴染がありませんが、関東以外のエリア、例えば北海道、九州、そして長野エリアでは「ゴルフよりも手軽にできるスポーツ」として流布しています。

 

 

パークゴルフで使うクラブは1本だけ。長さはパターと同じぐらいなので、クラブの持ち運びは手軽です。コースはパターゴルフよりも少し長いぐらいですので、プレー時間もそれほどかかりません。通常のゴルフとは勝手が違いますが、クラブでボールを打って、打ったボールをカップ(穴)に入れるというところはゴルフとまったく同じ。加えて、クラブの形状はセンターシャフトのパターとほぼ同じ。重心距離がないクラブでボールを打つので、野球やテニスと同じ感覚でボールを打つことができます。

 

 

ゴルフをプレーしている人にとってパークゴルフは物足りなさを感じることもあるかと思いますが、ゴルフをやったことがない人にとってパークゴルフは、参入ハードルが非常に低いのですぐにプレーを楽しめます。パークゴルフを始めることが、ゴルフを始めるきっかけになる可能性も大いにあると超私的に思っています。

 

ゴルフの楽しみ方、ゴルフの始め方はバリエーションが増えた方が参入する人が増えるのは間違いありません。今年からマーク金井パークゴルフを本格的に始めたくてウズウズしています~。

 

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2018年01月11日超私的な提案 50歳を過ぎてからドライバーの飛距離を伸すコツとは!?

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一昨日(平成30年1月9日)、キャロウェイの新製品「ROGUE」の記者発表がありました。昨年大ヒットしたEPICの流れを汲んだモノ作りがなされてますが、EPICのモデルチェンジではなく、新しいブランドとして売り出されます。名前がまったく違うわけですから当たり前と言えば当たり前な展開です。

 

ROGUE(ローグ)の発表前のキャッチコピーは「エピックを超えなければ出す意味がない」。なんとも挑戦的で魅力的なコピーですが、ローグの特徴は、、、

 

常識を変える、「飛距離性能」「やさしさ」「フィーリング」。

 

エピックの飛び性能を踏襲しつつ「やさしさ」を増しているのがローグということになるようです。実際、クラブを見比べてみてもローグの方がヘッドが大ぶりで、見た目のやさしさを強くアピールしています。重心が深くなるような設計もなされているので、エピックよりもローグの方がボールが上がりやすくなっているのでしょう。記者発表の席ではエピックよりもローグの方が慣性モーメントが10%増したとコメントされていたことを考えると、重心距離も少し長くなっているのかも知れません。

 

 

シャフトのバリエーションも豊富でストックシャフト(純正シャフト)で40g台、50g台、60g台をチョイスできます。3つの重量帯をラインアップすることで、40歳以下、50歳代、そして60歳代のゴルファーをカバーしようと考えているのでしょう。これは非常にユーザーにはありがたい配慮で、他のメーカーもぜひとも追従してもらいたく思っています。手前味噌ですが、アナライズのクラブもシャフト重量のバリエーションがあり、ウッド用シャフトは40g台、50g台、60g台、そして65g台の4つの重量帯をラインアップしています。

 

キャロウェイに限りませんが、新製品を出すときメーカーはマストセールスポイントとして「さらなる飛び」をアピールしています。来週発売されるピンテーラーメイドの新製品も「さらなる飛び」「史上最高の飛距離」を謳ってくるはず。実際、プロゴルファーがテストした場合、このキャッチコピーには嘘偽りがなく、新製品で飛距離アップを実現していると思います。

 

 

 では、アマチュアゴルファーがこれらの新製品を使えば、「さらなる飛び」を手に入れられるのか?

 

結論から先に言うと、「さらなる飛び」を得られるとは思いますが、プロに比べると「飛び」の恩恵を受ける度合いが少ない人の方が多いでしょう。ゴルフクラブは楽器と同じで、演奏者(プレーヤー)がどんな風に楽器(クラブ)を使うかで音色(飛距離)が変わってくるからです。誤解を恐れずに言えば、道具が進化すればするほど、上手な人が得られるメリットが大きく、下手な人は得られるメリットが小さくなるのです。

 

今どきの進化したゴルフクラブはパワーがなくても、スキル(技術)が高ければ道具の進化の恩恵を存分に受けることができ、飛距離を伸すことができます。ドライバーのヘッドがパーシモンでシャフトがスチールの時はパワーがなくては飛距離は出ませんでしたが、今どきの大型ヘッドでシャフトが軽いカーボンの時代は、パワーがなくても飛距離を出せます。スキル(技術)があれば、50歳を過ぎても、60歳からでもドライバーの飛距離を今よりも20ヤード伸すことは可能なんです。

 

では、どんなスキル(技術)があれば、50歳過ぎてもドライバーの飛距離を伸ばせるようになるのか?

 

50歳以上のゴルファーが飛ばすために必要なスキルは、、、

 

・エネルギー効率が高い(エネルギーロスが少ない)インパクト
・テコの原理を上手く使うこと
・シャフトのしなりを上手く利用すること

この3つです。この3つをスイング中に実現できれば今どきの進化したドライバーの性能を100%引き出せますし、50歳過ぎても飛距離を20ヤード以上伸すことも十分可能です。もちろんこの3つを会得することは簡単ではありませんが、ベンチプレスで100キロ持ち上げたり、フルマラソンを3時間以内で走るような体力は必要はありません。50歳過ぎた人で1日1万歩ぐらい歩ける体力、駅の階段を上り下りできる体力が備わっていれば、ことさら筋トレしなくても、会得できるスキルです。

 

 

50歳過ぎたら体力が落ちて飛距離も落ちるのは致し方ない、、、

 

 

それをカバーするために新しいドライバーを手に入れることは至極真っ当なことです。しかしながら、道具に頼って飛距離を伸すには、プレーヤーが道具の良さを引き出せるようになっていることです。次回は50歳から飛距離を伸すために必要なスキルの磨き方についてじっくり説明致します~。

 

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