マーク金井blog

カテゴリー: ゴルフボール

2015年01月23日タイトリストの最新ボール「プロV1」「プロV1x」超私的インプレッション!!

昨日は久しぶりに朝から晩まで取材と撮影に明け暮れました。朝イチに平川CC(千葉県)にてタイトリストの主力ボール「プロV1」と「プロV1x」の最新ボールを試打。コースで実際にラウンドしながら、ドライバーからアイアン、アプローチ、そしてパッティングでじっくりと打ち比べてきました。すでに昨年秋から多数のツアープロが使っいますが、今日が正式な記者発表日です。

 

写真 4 (26)

そして午後からは、キャロウェイの最新ドライバー「XRドライバー」を神田のスタジオにて試打。こちらは2月下旬発売。同社のX2ホットのモデルチェンジという位置付けのクラブです、主にアベレージ向けのカテゴリーだそうです。マーク金井は最近、キャロウェイのビッグバーサα815を使っていますが、815と比べるとオフセンターヒット(芯を外して打った時)で、飛距離の落ち込みが少ないのが特徴だと、メーカー側はアピールしています。

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夕方からは、大阪のシャフトメーカー「レーブ アーマード レディ」をこれまた神田のスタジオで試打&撮影。さすがに3本目となるとテンションが下がり気味になるのですが、動画のカメラが回るとテンションが一気に上がりました(笑)。カメラが回ると、ヘッドスピードは通常通り46m/sに上がり、飛距離データも満足行くモノでした。シャフトのインプレについては、ゴルフ雑誌「アルバ」で詳しく語りますが、スピン量が実に安定しくれるのが気に入りました。70g台と普段よりも重いのですが、振るとそれほど重さを感じません。45インチと普段よりは少し短めのセッティングにしたのですが、振り遅れない、イメージ通りのスピードでシャフトがしなり戻るのが気にいりました。

 

1日に3つも試打をすると何が何だか分からなくなりそうですが、マーク金井の場合は全然平気です。1日3人と名刺交換すると名前を覚えられないくせに、試打では100本でも、全部記憶に残ります。人間の脳は都合良く出来ていると聞いたことがありますが、自分の興味があるジャンルでは、脳内ハードディスクが正確にデータを記憶します。

 

そこで今回のエントリーは、プロV1&プロV1Xの試打インプレッション。

 

 まずは、従来のプロV1&プロV1Xとどこがどう違うのか?

 

一番の違いはカバーです。

 

写真 1 (44)

 

従来のプロV1&プロV1Xに比べると、当たらしいプロV1&プロV1Xはカバーが軟らかさが手に伝わります。ドライバーで打っても、アイアンで打っても、ウエッジで打っても、パターで打ってもカバーが軟らかい。そして、軟らかいからかも知れませんが、従来よりもカバーが少し分厚く感じました。プロV1&プロV1Xは従来モデル同様、新しいボールもウレタンカバー。そして、サーモセット・ウレタン(熱硬化性ウレタン)。金型にウレタンを流し込み、キャスト成型で熱を加えてウレタンカバーに成形しています。

 

カバーが変わったことで、プロV1&プロV1Xともスピン性能が向上しています。

 

従来モデル同様、新しいボールもウレタンカバーですが、新しいプロV1&プロV1Xは従来のボールよりも打感がソフトになり、そしてスピンがかかりやすくなりました。打ち比べると、従来モデルよりも10%ぐらいスピン性能がアップしています。それでいて、ボールの反発は落ちてません。マーク金井はプロV1Xを使っていますが、新しいプロV1Xはドライバーでもアイアンでも打感が0.5ランクほど打感がソフト。硬さの順序を作ると、

 

従来のプロV1X(一番硬い)
新作のプロV1X
従来のプロV1
新作のプロV1(一番軟らかい)

 

こんな感じです。これまでのプロV1Xがちょっと硬く感じる人には、新しいプロV1Xはちょうどいいでしょう。ブリヂストンの新しいB330もそうですが、アスリート向けのスピン系ボールは、打感がソフトにしていくのがトレンドのような気がします。

 

硬さに関してはプロV1XはブリヂストンのB330に比べると少し硬めで、スリクソンのZ-STAR XVに比べると少し軟らかく感じます。もちろん硬さの差は微妙です。

 

プロV1に関しては、従来モデルよりもさらに軟らかくなっており、インパクトでボールのつぶれが大きめです。インパクトで重い手応えがあり、従来モデル同様、プロV1Xに比べるとやや低めの弾道が打ちやすく仕上がっています。

 

マーク金井は打感がハードなボールが好きなので、プロV1とプロV1Xを打ち比べたら、すぐにプロV1Xが気に入りました。従来品よりも少し軟らかくなりましたが、ドライバーやアイアンでフルショットするとコアのソリッド感(硬い感じ)があって、ボール初速が気持ち良く出てくれます。打ち方によっても変わってきますが、ドライバーの飛距離性能はプロV1Xの方が高弾道でキャリーを稼ぎやすい分だけ、プロV1よりも少し有利な感じがしました~。

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アナライズからのお知らせ

1月25日(日)

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2014年12月05日アゲンスト風でも飛距離が落ちにくいボールの選び方とは!?

アナライズからお知らせ

12月7日

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国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が開幕しました。寒くてつめたい雨の中、初日6アンダーでトップに踊り出たのは小田孔明選手。現在賞金ランクトップの小田選手が出だしリードしました。賞金ランク2位の藤田寛之選手は1アンダーの9位タイ。マーク金井が注目している石川遼選手はイーブンパーの14位タイ、片山晋呉選手は2オーバーの24位タイとやや出遅れています。

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写真はGDOより転載 GDOの記事は写真をクリック

 

そして、今日は日本シリーズの2日目です。マーク金井はというと「ゴルフパートナーカップ」の全国大会に出場のため、戸塚CC(神奈川県)でプレー中。このブログがアップされる頃にはハーフターンでお昼ご飯を食べていると思います。戸塚のフルバックともなれば、攻めごたえは十分過ぎます。ハーフ40ぐらいを目標スコアに設定してプレーに臨みますが、果たしてどんなスコアになっているのやらです(笑)

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さて、今日のエントリーは冬場のボールの選び方です。マーク金井が普段使っているボールは、

・ナイキ RZNブラック
・ブリヂストン B330
・タイトリスト V1X
・テーラーメイド ツアープリファードX

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ブリヂストンゴルフのBシリーズはウレタンカバーで4種類展開している

 

いずれのボールもウレタンカバーのスピン系ボールで、打感が硬いボールです。昔から打感が硬い方が好みなこともあって、兄弟ボールの場合、どの銘柄でも一番硬いボールをチョイスしています。しかし、冬場になると、特に風が強くなるとボールを変えることが多いです。具体的に言うと、同じウレタンカバーのスピン系ボールならば打感が軟らかいボール、もしくは最近流行の飛距離追求型の中間系ボールをチョイスします。具体的に言うと、

 

・ナイキ RZNホワイト
・ブリヂストン B330RX
・タイトリスト VG3
・テーラーメイド グローレUD

 

これらのカテゴリーのボールはいずれもヘッドスピードが遅めの人向け、飛距離重視なボールですが、実は、スピン系ボールに比べると風の影響を受けづらく、アゲンストでも飛距離が落ちづらく、横風でも風の影響を受けづらい特性があるのです。何故かというと、フルショットにおいては、硬いボールよりも軟らかいボールの方がバックスピンが減るからです。

 

ゴルフボールは軟らかい方がスピンがかかる。
ゴルフボールは打感がソフトな方がスピンがかかる。

そう思っているゴルファーが少なくありませんが、物理的にはノーです。物理的な現象としては、

 

ゴルフボールはつぶれない(硬い)方がスピンがかかる。

 

のです。スピン(正確にはバックスピン)とは、説明するまでもなくボールが逆回転することですが、この逆回転が多ければ多いほどスピンがかかり、風の影響を受けやすくなります。

 

では、スピンはどうやって発生するかと言うと、

 

ゴルフボールに発生するスピン(バックススピン)は、インパクト時のボールの大きさによって変わり、ボールが大きい(硬くて変形しづらい)ほど、「テコの原理」によってスピンが多くかかります。インパクトでボールが潰れづらい(大きい)ほど、ボールの中心(力点)から作用点(外周)までの距離が長くなり、その結果、より多くの力がボールに働いてスピン(バックスピン)が強く発生します。

 

対して、軟らかいボールほどインパクトでボールが変形(潰れる)する分だけボールが小さくなります。結果、軟らかいボールほど、ボールの中心(力点)から作用点(外周)までの距離が短くなり、その結果、多くの力が働かない分だけスピン(バックスピン)の発生が弱くなるのです。

 

ゴルフにはさまざまな錯覚、都市伝説のたぐいがありますが、ボールにおいて勘違いが一番多いのは硬さとスピンの関係です。大事なことなので繰り返しますが、

 

軟らかいボール≠スピンがかかる
硬いボール≠スピンがかかりづらい

風が強いと、スピンがかかりやすいボールほどスピンコントロールも難しくなります。スピン系のボールを使ってナイスショットしても強いフォロー風が吹けばボールはまったく止まりません。逆にアゲンスト風が強ければ、ディスタンス系ボールでもグリーンにピタッと止まります。これを考えると、風が強い日はスピン系のボールよりも、ディスタンス系ボールの方がメリットが多いでしょう。なので、冬場になるとマーク金井のキャディバッグにはスピン系ボールとディスタンス系ボールが混在してます~。

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片山晋呉プロが使用しているのが、随所で目撃されております。

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2014年09月04日世界女子アマチュア選手権現地レポート その1 

昨日から、世界アマチュア選手権が始まりました。世界アマは男女でやりますが、開催日は一週間異なります。今週(9月3~6日)が女子、来週(9月10~13日)が男子です。

開催コース 軽井沢72東コース(押立、入山)

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4日間競技で、選手は2つのコースを交互にプレー。競技は国別団体戦で、3人がプレー。
3人の内、上位2名のスコアをカウントします。国によっては2名で参加しているところもありました。参加国は50カ国。日本選手は‥‥

勝みなみ(世界女子アマランキング25位)
松原由美
岡山絵里

 

の3選手。初日を終えて日本はイーブンパーで16位タイ。上位は‥‥

-9 カナダ
-7 韓国
ー4 フランス
-3 インド
   アイルランド
   イタリア
-2 メキシコ

ちなみに下位は

49位 ガボン   +39
50位 ウクライナ +41

 

でした。試合経過はこれくらいにしておいて、今日からはマーク金井の超私的な世界アマレポートをお届けしたいと思います。大会初日の今日は、午前10時半頃コースに到着。選手ウオッチングするために練習場に行ってみたら‥‥

 

馬越コース2番~

馬越コース2番~

 

誰1人いません。ボランティアの方々がボールを黙々と回収しています。それもそのはず。
トップスタートは午前6時45分。最終スタートが11時15分。すでにすべての選手はコースに向かっていました(笑)。誰もいなくても、そこはマーク金井のことですが転んでもただでは起きません。練習場ではどんなボールが使われているのか調べてみたら、

 

・タイトリスト

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・スリクソン

世界女子7

ブリヂストン

世界女子6

 

選手はこの3つの銘柄から好きなボールを選べます。ちなみに、用意されているボールの数はメーカーによって異なり、ざっくり観ると

・タイトリストが7割
・スリクソンが2割
・ブリヂストンが1割

 

ちなみに、ブリヂストンのボールは本日(9月4日)発売されるB330でした。練習場は大会コースから約800mほど離れており、選手は大型バスで送迎されてます。洋芝ということもあって、打席はディボット跡だらけ。9ホールのコース、馬超コースの2番ホールが練習場となっていました。

そして、練習場につきものといえばメーカーのツアーサービス。プロトーナメントだと所狭しとクラブメーカーの大型トレーラーが並んでいます。世界アマだから何社かサポートしていると思っていたら‥‥ミズノのツアーバンが待機してました。

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練習場の道路を挟んだ反対側に東コース(大会使用コース)があります。サクッと横切ってコースに出てみると‥‥世界各国の選手が黙々とプレーしてます。ギャラリーは無料で観戦できますが、プロトーナメントのようなローピングはありません。間近で選手のプレーを観ることができます(選手に迷惑がかからない範囲で)。アマチュア競技ということもあるんでしょう。目立ったギャリーがいたのは日本チームぐらい。他の組は、ギャラリーはほとんどいません。一緒に歩いているのは選手のコーチとか家族ぐらい。どの選手も黙々とプレーしています。

世界女子2

世界女子8

そして、その黙々感を感じさせるのがプレースタイル。どの国の選手もキャディがいません。全員セルフプレーで、9割ぐらいの選手は手引きカートを使い、1割ぐらいの選手は担いでプレーしています。MMTも担いでプレーする大会ですが、世界アマは9本のクラブ制限はありません。担いでプレーしている選手もキャディバッグには14本のクラブがきっちり入っていました。

 

世界アマチュアなんだからプロの試合みたいに帯同キャディがいると思っていただけに、
セルフプレーというには大いに驚かされました。どの選手もクラブを自分で運び、距離はレーザー式距離測定器を使っています。レーザー式距離測定器に関しては、ほとんどの選手がブッシュネルを使っていました。

 

世界女子9

 

52年ぶりに日本で開催された世界アマチュア選手権。世界アマという大舞台にも関わらず、歩きのセルフプレーというのは驚きました。これを観ただけでも軽井沢に足を運んだ甲斐がありました~。超私的な世界アマレポートはまだまだ続きます~。

大会の模様はこちらからインターネット動画配信されます。

(ゲスト解説にマーク金井もでてます)

↓クリック

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アナライズからのお知らせ

9月7日

4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)

10時開始 14時30分開始

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開催場所

〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階

アナライズ 神田スタジオ

  • アナライズはお待ちいただけるスペースがございません。開催時間の5分前ぐらいにお越しください。
  • 日曜祝日ですが、ビル入口のドアが防犯上の都合オートロックで閉まってしまいます。
    /恐れ入りますがお越しの際はお電話いただけると、ビルの入口の鍵を開けさせていただきます

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ゴルフの竪琴 好評再発中。

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2014年07月18日ブリヂストンゴルフの新ボール、B330シリーズをマーク金井が試打してみたら‥‥

昨日、今日は国内大手メーカー、ブリヂストンとダンロップの新作展示会が都内で開催されています。マーク金井は昨日ブリヂストンに伺い、今日はこのブログがアップされている頃、ダンロップの展示会場に向かっております。多くの関係者で賑わう中、今日はスリクソンの新商品をじっくり品定めするつもりです。

そして昨日は、久しぶりに赤羽で薄暮ハーフプレー。ブリヂストンさんからお土産でいただいたツアーB330シリーズの4機種をテストしてきました。

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ツアーB330
ツアーB330S

ツアーB330RX
ツアーB330RXS

この4モデルに共通している商品特長は

1.ヘッドスピードとプレースタイルで選ぶツアーB330シリーズ
2.「ハイドロコア」で、大きな飛距離と直進性を追求
3.「デュアルディンプルテクノロジー」で安定感のある大きな飛びを追求
(以上、プレスリリースより引用)

この4機種が今後のブリヂストンの主力ボールになり、契約プロもこれを使うそうです。ちなみに、これまで主力だったツアーステージは徐々にクローズアウトしていくそうです。

さて、このツアーB330シリーズ。カテゴリー分けはヘッドスピードとスピン量。
ヘッドスピードの境目はドライバーで45m/s前後

45m/s以下の人は
ツアーB330RX
ツアーB330RXS

45m/s以上の人は
ツアーB330
ツアーB330S

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ヘッドスピードで分けているということは、恐らくコアの硬さを変えているのでしょう。
実際に打ち比べてみても、Rがついている方が少し打感がソフトでした。対して、330の方はRよりもコアが硬めです。

そして、スピン量については‥‥

飛距離重視の人は
ツアーB330(45m/s以上の人)
ツアーB330RX(45m/s以下の人)

スピン重視の人は
ツアーB330S(45m/s以上の人)
ツアーB330RXS(45m/s以下の人)

 

という感じになります。では、実際に打ってみてどうだったかというと、4つのボールはそれぞれ打感が大きく異なります。特に、打感の差を感じたのは‥‥

 

ツアーB330は硬めでソリッドな感触!!!!
ツアーB330Sは打感がとにかくソフト!!!!

 

マーク金井はコアが硬め、カバーも硬めなボールが好きなので、1発打比べただけで、
ツアーB330が気に入りました。これはツアーステージX-01zの後継機種という位置付けのボールで、実際、手応え(感触)も似ています。強いて違いを上げれば、X-01zよりもわずかにソフト。X-01zだと硬過ぎると感じる人には理想的なボールになるでしょう。
そして、試打して驚いたのは弾道の強さ。赤羽の12番は135y。風はアゲンスト。9番だと絶対届かないのに、ピン横までキャリーしてくれました。ショートアイアンなので弾道が高めにも関わらず、落ち際でも飛距離の落ち込みが少ないのがGOODでした。X-01zより進化しているのが肌で感じ取れました。

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4ホール目の13番ではB330Sを使いましたが、これは1ホールでお役ご免となりました。スピン性能を上げるためにかなり軟らかいカバーを使って入るのでしょう。打感がとにかく軟らかい。硬いボールに慣れていることもあって、インパクトの手応え(感触)が馴染めません。ドライバーだけでなくアイアン、アプローチでもボールが潰れすぎる感じになってしまい、距離感が出しづらかったです。高麗グリーンなのでスピン量は細かくチェックできませんでしたが、打感がソフトなボールを使いたい人には、このB330をお勧めしたいです。

RXシリーズもノーマルとSをそれぞれ1ホールづつ使いましたが、こちらもSは打感がソフト。ただし330シリーズに比べると硬さの差はやや少ない感じがしました。RXシリーズは打った感じだと、ツアーステージのV10に近い感じがします。ドライバーのヘッドスピードが40~44m/sぐらいの人は、こちらの方がインパクトでボールがちょうど良くつぶれ、飛距離を出しやすい感じがします。ノーマルにするかSにするかは、スピン量の違いもさることながら、インパクトの感触でジャッジしてもいいかも知れません。

今回のB330シリーズの目玉になっているハイドロコアですが、これはコア製造過程で水を加えることで、コアの硬さのグラデーション(中心側が軟らかく、外側が硬く)を大きくすることができるそうです。ブリヂストンはかつてリキッドセンターという、コアが液体なボールを作っていたメーカー。作り方は異なりますが、これは弁証法的「らせんの法則」に乗っ取ったボールなような気がします。

マーク金井がどれを使うかと聞かれたら、この4機種の中では迷わずB330をチョイスするでしょう。コアが硬いボールが好きな人間には、まさに理想的なボールだし、アゲンスト風でも飛距離ダウンが少ないからです。ただし残念なのがカラーバリエーション。今回はホワイトとイエローの2色展開。昨年、イーグルポイントでホールインワンした時の使用球はX-01zのオレンジ。大の阪神ファンですが、ホールインワンしてからは縁起が良いので、BSのボールを使う時は、色はオレンジと決めています。そのオレンジが選べないというのは、メチャクチャ残念でございます~。

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アナライズからのお知らせ

7月19日 26日(土)

ゴルフの竪琴講習会

満席となりました。

7月27日(日)

中越豪 パッティングセミナー

10時の部 満席 14時の部 受付開始します!

ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい

お値段は8000円です

お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!)

8月3日

4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)

10時開始 14時30分開始

レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロ、西野プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

開催場所

〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階

アナライズ 神田スタジオ

  • アナライズはお待ちいただけるスペースがございません。開催時間の5分前ぐらいにお越しください。
  • 日曜祝日ですが、ビル入口のドアが防犯上の都合オートロックで閉まってしまいます。
    /恐れ入りますがお越しの際はお電話いただけると、ビルの入口の鍵を開けさせていただきます

ゴルフの竪琴 好評再発中。

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2014年04月08日アイアンの距離感が良くなるゴルフボールを選ぶコツとは!?

昨日はダイヤモンドオンラインのイベントで、麻倉GCに行ってきました。コンペ参加者のスイングをiPhoneで動画録画して分析しつつ、スイングとクラブの関係、クラブについてあれやこれ話してきました。50名ほどのコンペでしたが、クラブに関してはゼクシオを相変わらずゼクシオを使っているゴルファーが目立ちました。マーク金井は13番のショートホールと練習場で参加者のクラブチェック、そしてスイングをウオッチングしてましたが、今回も色々と勉強できました。13番は池越えですが、多くのアマチュアは手前にある池が気になるあまり、池を越すことが優先順位の一番になっています。120yほどの短い距離にもかかわらず、距離感を合わせることよりも、手前の池に入れないようにすることが多いためにナイスショットするとグリーンオーバーする人が少なからずいました。

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ちなみに麻倉の13番は今週開催、マスターズの舞台であるオーガスタナショナルの12番とレイアウトが似ており、奥に外すと下り傾斜になっているので、アプローチが極端に難しくなります。ここではナイスショットしてグリーンオーバーすると、パーでホールアウトするのが非常に難しくなります。

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さて、今日のエントリーもボールの選び方についてですが、今回はアイアンの距離感を出しやすいボールについてお話ししましょう。説明するまでもありませんが、アイアンはドライバーのように飛ぶだけではダメです。ショートホールのティショット、ミドルホールのセカンドショット、ロングホールのセカンド&サードショットでアイアンを使いますが、ここで大事なことは打ちたい距離を打つこと。例えば、150y先のグリーンを狙う場合は、140~155yくらいの幅で飛べばナイスショットです。
よほど奥行きのないグリーンを除けば、ピンに対して手前10m、奥5mくらいの幅の中にショットが収まれば2パットでホールアウトできる確率が上がるからです。逆に言うと、イメージよりも飛ばないボールや飛びすぎるボールを使ってしまうと、ナイスショットがナイスショットになりません。特に、イメージよりも飛んでしまうボールを使ってしまうと、グリーンオーバーしてダボを叩く確率も上がるからです。

では、何を基準して選べば、アイアンの距離感が良くなるボールを手に入れることができるのか?

チェックポイントはショートアイアンのスリップの度合いです。

アイアンはロフトが増えてくると、摩擦抵抗が増してスピンが増えてきます。7番よりも9番の方が飛ばないのは、9番の方がロフトが多く、その分だけボールが高く上がり、スピンが増え(結果、空気抵抗が増え)てくるからです。ただし、今どきのボールは、モデル、銘柄によってこの減少が当てはまらない場合もあります。ボールによってはナイスショットしても、ラフからフライヤーを打った時のようにフェース面上をボールが滑り、スピンがかからなくなって、予想外に飛んでしまう場合もあるのです。

例えば、9番で打った場合、ロフトやヘッドスピード、そしてボールによっても異なりますが、ナイスショットした場合のスピン量は

7500~9000回転ぐらいです。

このスピン量が一定になっていれば、9番アイアンの飛距離は大きく変わりません。ミート率がよければ前後のミスは出づらくなります。ところが、ボールによってはインパクトでスリップしやすいモノのあって、ナイスショットしても9番で

5000回転以下

になってしまう場合があります。こうなるとフライヤー減少が発生し、9番なのに8番や7番の距離が出てしまいます。これではナイスショットしているのに距離が20y以上も違ってしまうと、スコアメイクは非常に難しくなります。

スリップ現象は主にボールのカバー素材で決まります。一般的にはディスタンス系ボールがスリップしやすく、ウレタンカバーが採用されているスピン系のボールはスリップしづらいです。そして、スリップの度合いはボールによっても微妙に異なってきます。そしてヘッドスピードが速い人ほど、ダウンブローに打ち込む人ほどスリップ現象が発生しやすくなります。そして困ったことに、まったく同じスイングをしてもスリップ現象が発生したり、しなかったりもあるのです。

一般的には、ドライバーのヘッドスピードが46m/sを超えてくるとスリップ現象が発生しやすくなります。対してヘッドスピードが40m/sを下回ってくるとスリップ現象が発生しづらく、そしてスリップ現象が発生してもボールが飛び過ぎることが発生しづらくなってきます。

アイアンの距離感を求めるならば、ドライバーのヘッドスピードがひとつの基準になり、それを元にしてボールを色々テストすると、アイアンの距離感が合いやすいボールを手にすることができるでしょう。

ヘッドスピード40m/s以下ならば飛距離重視のディスタンス系ボール
ヘッドスピード46m/s以上ならばウレタンカバー採用のスピン系ボール
ヘッドスピード43m/s前後ならばウレタンカバー採用の中間ボール

以上がひとつの目安です。アイアンの場合、ロフトが少ない(30度未満)だとスリップ現象が発生しづらいですが、ロフトが多くなると(30度以上)だとスリップ現象が発生しやすくなります。今どきのクラブだと7番、8番、9番、PWでフルショットした時の距離をジャッジして下さい。これでナイスショットがグリーンを大きくオーバーしたり、飛ぶと思って大きくショートする場合は、スリップ現象が発生している可能性大です。そういう場合は、今使っているボールよりもスピンがかかりやすいボールに切り替えた方が、アイアンの距離感が良くなりますし、スコアメイクもしやすくなってきます。

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マスターズが始まりますね。高速グリーンに手を焼いているあなたこれです!↓

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