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カテゴリー: 超私的な考察

2019年10月24日超私的な考察 青ティと白ティ、どちらでプレーした方がゴルフを楽しめるのか!?

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昨日はZOZOチャンピオンシップのプロアマ大会。石川遼選手が自身初のアルバトロスを達成したことを、ザ・カントリークラブ ジャパンの13番ホールをプレーしている時にスマホの通知で知りました。562ydの18番(パー5)での2打目。残り261ydを3Wで放つと、ボールはピン手前3mに着弾しそのままカップに吸い込まれたそうです。

 

 

全然関係ありませんが、マーク金井石川選手のアルバトロスを知る直前、11番ホールのティショットでコスリ球を打ってしまい、ボールはカップではなく右のOBに吸い込まれ、ティショットを打ち直してからの4オン2パットでダボを叩きました(笑)。今回も白ティからのプレーで、18ホールのスタッツはこんな感じです。

 

アウト
△ー△ー△ー△ー△  41
322222323  21

イン
ー□ーーー○ーーー  37
222221222  17

 

 

10年ぐらい前から、青ティからはほどのことがなければ打ちません。白ティ、いわゆるレギュラーティからプレーします。理由は単純、白ティの方が自分の飛距離、自分のゴルフの腕前にちょうどよく、白ティからだとパープレーを基準にしてプレーすることができるからです。ちなみに昨日プレーしザ・カントリークラブジャパンの白ティのヤーデージは、、

 

6425ヤード!!!!

 

 

 超私的なことを言わせていただくとドライバーの飛距離が250ヤード前後の場合、適正なヤーデージは6300ヤード±100ヤードぐらいだと思っています。

 

 

その根拠のひとつとなるのがツアープロが戦うコースのヤーデージと飛距離です。ZOZOチャンピオンシップは7040ヤード(パー70)と距離が短めですが、一般的なツアー競技が開催されるコースのヤーデージは7300ヤード前後です。

 

 

そしてツアープロのドライバーの飛距離は300ヤードで7番アイアンの飛距離は175ヤードぐらい。対して、マーク金井のドライバーの飛距離は250ヤードで7番は155ヤード。ドライバーとアイアンの飛距離差は18ホールでプレーすると、

 

 

ドライバーの飛距離差が50ヤード×14ホール=700ヤード
アイアンの飛距離差が25ヤード×18ホール=450ヤード

 

 

ツアープロとマーク金井の飛距離差は18ホールで1150ヤードあります。7400ヤードから1150ヤードを引くと、、、、、

 

6250ヤード!!!!

 

 

かなり自分勝手な計算式ですが、6250ヤードのコースでプレーすればプロと同じ番手のクラブでグリーンを狙えることになるのです。そして、プロと同じ番手のクラブを使ってプレーすることで、プロと自分の技術の差がどこにあるのかも明確になります。マーク金井の場合、昨日のプレーでもそうですが、ショット数に対してパット数が多すぎます。パットが弱点であることが明確になり、そして、パット数が良ければパープレー、そしてアンダーも狙えるということが分ります。

 

長い距離のコースでプレーした方が上手くなると思っているゴルファーが少なからずいますが、距離が長くなるほどゴルフはコースマネジメントよりもボールをとにかく飛ばすことが主目的になります。逆に、コースが短くなればボールを飛ばすことよりもコースマネジメントや距離感がスコアメイクに直結することが分ってきます。

 

ゴルフはボールを遠くに飛ばすことが魅力ではありますが、ツアープロを同じ番手のクラブでグリーンを狙えるヤーデージでプレーすると、ツアープロがどんな風にスコアメイクしているのか、ツアープロと自分の腕前の差(スコアの差)はどこにあるのかを客観的にチェックすることができるのです。

 

ゴルフはコースマネジメントが大事だと言われてますが、コースマネジメントを本気で考えるためには「遠くまで飛ばさないとゴルフにならない」、「飛ばさないとパーオンが狙えない」という状況ではなく、「飛ばさなくてもゴルフになる」「飛ばさなくてもパーオンが狙える」状況でプレーすることが必要だと超私的に思っています~。

 

 

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2019年10月20日超私的な考察 今年の日本オープンではなぜにダブルボギーを叩く選手が多いのか!?

10月21日 21時から マーク金井のYoutube生配信 マーク金井 ここだけの話 やります!! 日本オープンの話、ZOZO直前レポート?、どんな話が飛び出すか? Youtubeでは生でしか観れません


今週の国内男子ツアーは「日本オープン」。10年ぶりに古賀GC(福岡県)での開催となり、2日間の予選ラウンドを終え4アンダーでに立ったのはツアー未勝利の塩見好輝選手。1アンダーの2位にカン・キョンナム選手(韓国)がつけてますが、通算アンダーパーは2人だけというロースコアの展開。

 

 

予選カットラインは+8。これは今シーズンのツアー競技の中でもっとも低いスコアですが、前回古賀で開催された日本オープンの予選カットラインは+13。この数字からも分るように、古賀は数ある日本オープン開催コースの中でも屈指の難コースです。

 

昨年、横浜CCで開催された日本オープンは距離が7258ヤードでパー71。対して、今回の古賀は6817ydでパー71。パーの数は同じで、古賀の方が400ヤード以上短いにもかかわらず、どの選手もスコアメイクに苦しんでいます。そして、今年の日本オープンで目立つのがダブルボギー(ダボ)以上を叩く選手が非常に多いことです。特に、目立つのがパー3でのダボの多さ。石川遼選手は17番のパー3、初日、2日目ともダボでした。ホールバイホールをみると、2番と17番でダボを叩いている選手が目立っています。

 

JGAのWEBサイトより転載

 

 では、なぜ普段めったにダボを戦いツアープロが立ちが古賀での日本オープンになるとダボが多いの? それもパー3でダボを叩く選手が多いのでしょうか?

 

 

パー3でダボが多いが理由、、、、それはワンオンを失敗したらとんでもないトラブルになるセッティングになっているからでしょう。テレビでご覧になっている方も多いと思いますが、古賀のグリーンは砲台でなおかつ傾斜が強い。加えて、グリーン周りには深いバンカーとラフ。ワンオンを狙ってグリーンを外すと、「寄せワン」できるようなエリアはほとんどありません。寄らない場所から寄せようとすれば、当然リスクが高いショットを選択することになって、リスクが高いショットを選択した結果、それが上手くいかないと即ダボになってしまっているのです。

 

 

 要するに、日本オープンでの古賀のパー3ではティショットでグリーンを狙って失敗すると、ダボが出やすいセッティングになっているのです。

 

 

こんなことは出場選手は誰もやらないと思いますが、ティショットでワンオンをわざと狙わないようになれば、、、、2番と17番でダボを叩く選手は劇的に減るでしょう。石川選手も17番でわざとティショットをグリーンの手前にレイアップすえば、どちらも楽にボギーで上がれてたと思います。

 

JGAのwebサイトより転載

 

もちろん、ティショットでグリーンを狙わないとパーやバーディーを取れる確率はグンと下がります。それが分っているから、たとえダボのリスクがあったとしても出場選手はパー3でワンオンを狙い、ひとつでもいいスコアが出るようにプレーしています。

 

 

日本オープンに出る選手は当然のことながら勝つために出ています。勝つためにはダボを叩かない戦略を立てることはできません。なので、上位の選手と下位の選手のスコア差が大きくなっています。予選ラウンドのトップのスコアは4アンダーなのに対し、最下位のスコアは23オーバー。36ホールプレーで実に27打ものスコアの差があるのです。

 

 

ひるがえって、2番と17番のパー3で日本を代表するツアープロたちが苦戦していることを考えると、100を切れない、90以上叩くアマチュアがパー3でワンオンを狙うこと、パー4やパー5でパーオンを狙うことと言うのは、実にリスクが高いとも言えます。

 

 

ゴルフはパーオンするのが良しとされてますが、パーオンを狙うほどにダボが出る確率が高くなるのです。例えば、150ヤードのパー3。これをわざとグリーン手前の花道に刻めば、パーやバーディーが取れる確率が下がる反面、ダボ以上を叩く確率も下げられるのです。

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

日本オープン古賀のように難易度が高いコースはそうそうありませんが、難易度が低いコースであってもダボ以上を叩くことが多いならば、一度、すべてのホールでパーオンを狙うのではなく、わざとボギーオンを狙ってプレーしてみる。これをやるとダボ以上の大叩きをかなり減らせるのではないかと超私的に思っています、、、、、。

 

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2019年10月13日超私的な考察 ドライバーのヘッド重量は一体何グラムが好ましいのか!?

Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回は、可変ロフトの真理 に、ついて語っています。動画の続きは こちらで

https://filmuy.com/analyze/video/


木曜日から社員旅行で九州福岡でゴルフしてましたが、台風がやってくることが事前に分っていたので予定を繰り上げて金曜日の夜、神田に戻りました。昨日の土曜日、そして日曜日は神田のビジネスホテルに滞在し、アナライズの神田スタジオの状況を見守っています。

 

気象庁によると今回の台風19号は、数十年に一度のこれまでに経験したことのないような大型台風。河川の氾濫、風の被害等、重大な危険が差し迫った状況にあるとして各地に大雨特別警報を発表しています。このブログを読んでくださっている皆様に身の危険がないこと、そして風雨の被害ができるだけで少ないことを切に願っています。

 

 

そんな台風直撃の最中、仕事部屋でゴルフのYouTube、そしてゴルフ雑誌を読んでましたが、目にとまったのがチョイス最新号(232号)のこの記事です。

 

 

 軽いヘッドは飛ばない、当たり負ける、、、、、は嘘だった!?
”Dバランスがベスト”の大誤解

たった45gのボールを打つのに本当に必要なヘッド重量とは!?

チョイス232号から引用)

 

 

この記事ではバランス(スイングウエート)の常識に対して疑問を投げかけており、加えてヘッド重量についても独自の視点で「軽ヘッド」の優位性について書かれています。
詳しく知りたい方は記事を読んでいただきたいですが、マーク金井もヘッド重量については「何が本当にベスト」なのかについては大いに興味があります。なぜなら、昔も今も、ちょうど振りやすいと感じるドライバーはヘッド重量が198~200g。202gでも振りづらく、かといって196gを下回るとタイミングが取りづらく感じ、弾道も安定しなくなるからです。

 

 

そして、ヘッドを重量が同じならば、シャフトが重くなっても振りづらさをあまり感じません。今、スチールシャフトを装着しているドライバーを使っていますが、1.5インチ短いこともあって、シャフト重量が100gでも重さを感じないでしっかり振り切れます。

 

 さて、このドライバーヘッド重量。
 いったいどれぐらいの重さがベストなのか?

 

 

どの重さがベストなのかは個人差があると思いますが、確実に言えることは、自分が振りやすい重さを使った方が、遠心力(向心力)を感じやすい重さの方がタイミング良くスイングできますし、自分のパワーを引き出しやすくなると思います。言い換えると、クラブメーカーはヘッド重量を調整できるドライバーを作った方が、アマチュアゴルファーのポテンシャルを引き上げられる、それは飛ばしにつながると超私的に思います。

 

 

ボール重量が約46g。ゴルフはヘッドをボールにぶつけることでボールを飛ばします。衝突ということを考えるとヘッドは重い方が反発が上がり、反面、ヘッドが重くなるほど振りづらくなってヘッドスピードが落ちてきます。重さが苦にならない程度の重さがその人にとって、ちょうどいい重さですが、目安として考えられるのは、、、

 

 

190~204g

 

ぐらいではないかと超私的に思っています。今のドライバーは技術革新でヘッドを軽く作れます。ルール上限の460ccだと180gでヘッドを作れます。これに重量調整ができるウエートビス(重量調整ネジ)を1~2個装着すれば、ヘッド重量を1~2g単位でヘッドの重さを変えられます。ネジ位置に関しては、ソール中央付近にあれば重さを変えても重心距離が大きく変わりません。

 

ゴルフクラブの調整機能がルールで適合になったことで、弾道調整機能をアピールするドライバー、可変ロフトを謳うドライバーが増えてます。また、クラブフィッティングをしてドライバーを販売しているショップも増えてきましたが、今の所、ヘッド重量がゴルファーに及ぼす影響、スイングに及ぼす影響を強くアピールしているクラブメーカーはそう多くありません。フィッティングをやっているゴルフショップでもヘッド重量の重要性についてアナウンスしている所はそう多くないです。

 

ゴルフは物理です。

 

軽いからヘッドスピードが上がる、重くすれば反発上がる。どちらもロジックとしては正しいですが、ちょうどいい重さがどこにあるかはゴルファーのパワー、スイングの仕方によって差があると思っています。そして、自分にちょうどいいヘッド重量をチョイスすることが、飛んで曲がらない弾道を得ることにつながると超私的に思っています~。

 

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今何かと話題の、カウンターバランスの元祖

シャフトスタビライザー

よろしくおねがいします。


2019年10月10日超私的な考察 ゴルフコースでどんな練習をすればスコアアップにつながるのか!?

アナライズからのお知らせ

アナライズは社員研修の為、10/10〜11がお休み、その後、連休となりますので、10日から14日まで、商品の発送、商品の問い合わせの返信はお休みさせていただきます。

(14日のセミナーはもちろん開催します)

Youtubeマーク金井チャンネルの人気シリーズ
【おしえてマークさん】最新作は”てんぷら”です。
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昨日は9ホールの聖地、千葉市民ゴルフ場で久しぶりに18ホールプレーしてきました。一周目も二周目もバッグに入れたクラブは7本だけ。アイアンシャフトの試作テストも兼ねていたので、一周目は80g台のシャフトが装着された7番と9番アイアン、二周目は70g台のシャフトが装着された7番と9番アイアンをテスト。すでに神田のスタジオでテストはしてますが、コースに出た時にどんな球が出やすいのかをじっくり試してきました。

 

 

スタッツはこんな感じでした。

 

ーーーーーーー△△ 38
222222222 18

ーー△○ー○ーーー 35
223121222 17

 

 

一周目の9番のボギーはパー5のセカンドで2オン狙いからのわずかにショートして池ポチャ。二周目の3番のボギーは3パットのボギーです。千葉市民ゴルフ場は癒やし系のコースなので目標スコアは72。目標に1打及ばなかったですが、ファーストサンプルのアイアン用シャフトは距離感、方向性が安定してたので、18ホール中、17ホールはグリーンを狙うショットはすべてグリーンを捕らえることができました。ただし、シャフトの挙動については改善点があるので、すぐにセカンドサンプルの打ち合わせに入ります。

 

 

 

さて、昨日のラウンドは試作クラブのラウンドでしたので、こだわったのはスコアよりもアイアンショットの出来栄えについて徹底的にこだわりました。なので、グリーンを狙う時はピンの位置に関係なく、グリーン中央狙い。引っかけた時にどれぐらい曲がるのか、コスリ気味に打った時にどれぐらい曲がって、どれぐらい距離が落ちるのかをチェックしました。千葉市民ゴルフ場は初心者にもやさしいレイアウトなので、こういったテストにはぴったりのコースです。

 

 

そして、そして千葉市民ゴルフ場はコースで練習するのにもピッタリです。OBが少なく、隣ホールに行ってしまってもワンペナとかありません。それでいて池もあるので適度にプレッシャーがかかるホールもあります。

 

 

では、どんなコースに出たらどんな練習をするとスコアアップにつながるのか?

 

 

コースで練習する時、一番大事なことは、、、、、

 

絶対にスコアを付けないことです!!!!!!!!!

 

 

練習なんですから当たり前と言ってしまえばそれまでですが、多くのアマチュアゴルファーはコースに出るとスコアを付けるのが当たり前と思っている節(ふし)があり、コースに出たスコア至上になっています。気持ちは分りますが、スコアを付けたら練習はできません。スコアを付けると「いいスコアを出したくなり」、練習どころじゃなくなるからです。

 

 

スコアを付けない次に心がけてほしいこと、それは、、、

 

 

 わざとミスショットを打つことです。

 

 

 

これまた普段スコアを付けてプレーしている人にとっては、「ナイスショットを打つことよりも難易度が高く」なります。なぜなら、わざとミスショットを打てば、当然のことながらスコアは悪くなる。それが分っているから、わざわざコースでミスショットを打つとうのは難題なんです。

 

 

例えば、バンカーショットが苦手だとしましょう。こういう場合、コースでやってもらいたいのは、グリーンを狙うショットはすべてバンカーに入れてしまうこと。そうすればバンカーショットを打つ回数が増え、バンカーショットの練習になります。バンカー練習場と違って、コースで打つバンカーショットは1発だけ。1発しか打てない状況下で練習してこそ、バンカーショットの技術を磨けます。

 

 

例えば、パットがショートしがちならば、すべてのパットを1mオーバーさせる。3パット、4パットしてもいいからファーストパットをオーバーさせてみる。

 

 

例えば、ティショットをひっかけて左の池に入るならば、すべてのティショットを右のラフに打ち込む。

 

 

例えば、セカンドショットがチョロやザックリが多いならば、どれだけ距離が残っていようとも9番やPWでセカンドを打つ。

 

 

例えば、グリーン周りのアプローチが苦手ならば、グリーンを狙うショットはすべてグリーンにとどかないクラブで打つ。

 

 

超私的に言わせてもらうならば、ナイスショットを打とうとしている限りコースで練習をすることはできません。わざとミスショットを打つことを真剣に考えてプレーすれば、コースで練習ができまます。また、苦手なショットがあるならば、そのショットを打つ回数を意図的に増やすこともコースで練習することにつながるのです。

 

コースで練習するというのはなんとももったいないと思うならば、千葉市民ゴルフ場のような9ホールのコースでプレーすることをお勧めします。9ホールのコースならば同じコースを2周します。1周目は練習ラウンド、2周目はスコアを付けるラウンドができるので、もったいない感じがかなり薄れるはずです。

 

急がば回れではありませんが、コースで本気に練習すれば目先のスコアは悪くなりますが、長い目で見れば経験値が多くなり、その経験値がスコアアップにつながるのです~。

 

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2019年10月08日超私的な考察 11代目となったゼクシオはどんな風に進化したのか!?

10月のセミナー募集開始しています。

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週明けの欠け月曜日、京浜東北線に乗って品川駅で下車。そこから徒歩10分ほどに位置する東京マリオットホテルに出向きました。マリオットホテルに向かうのは2年ぶりですが、2年前も昨日も目的は同じです。ダンロップの主力ブランドであり、国内のゴルフクラブ業界を20年にわたりリードしてきた「ゼクシオ」の記者発表に顔を出してきたのです。

 

前作ゼクシオは10代目ということもあり「ゼクシオX(テン)」というネーミング、今回は11代目なので「ゼクシオイレブン」かなと思っていたら、やっぱり「ゼクシオイレブン」でした。

 

 

ただし、今回のゼクシオは1モデルではなく、2モデルラインアップ。60歳以上のゴルファー(従来からのユーザー)向けのモデルが「ゼクシオイレブン」で、もうひとつのモデルはそれよりも若いゴルファー(40~50代)向けで、こちらは「ゼクシオX(エックス)」です。

 

2モデル続いてXのロゴを使っているのには、正直、ちょっと驚きました。読み方は違いますが、モデル名のキーとなるアルファベットが同じ。ダンロップの首脳陣はよほど「X」のロゴが好きなのもかも知れません。

 

さて、この11代目のゼクシオ

 

 

記者発表、そして商品マニュアルをじっくり見て感じたことがあります。それは、それは、、、

 

 マーケットインを意識したゴルフクラブ
 マーケティングを意識したゴルフクラブ

 

だと言うことです。今回、記者発表で最初にアナウンスされたのが

 

 

リブランディング(ブランドの再構築)

ダンロップにはゼクシオスリクソンというブランドがありますが、スリクソンはプロ、アスリート向け(シリアス派)。対して、ゼクシオはアベレージ向け(エンジョイ派)という位置付けです。そして、今回のゼクシオではこのエンジョイ派を2つに分けてます。

 

 

 ひとつは60歳代以上(団塊世代)
 ひとつは40~50歳代(団塊ジュニア世代)

 

60歳代以上が、いわゆるシニア向けとしてゼクシオイレブン
40~50歳代が、ゼクシオX(エックス)

 

 

かつてゼクシオにはシニア向けのゼクシオプライム、アスリート向けのゼクシオMIYAZAKIモデルとかもありましたが、今回の記者発表では、これらのモデルはアナウンスされていません。ゼクシオイレブンゼクシオXの2本立てとなりました。

 

 

そして、クラブに関しても対象ユーザーを強く意識して設計されていることがアナウンスされています。それが顕著に出ているのがクラブの重さで、ドライバーの場合だと

 

 

 ゼクシオイレブンの総重量が280g(Rシャフト)
 ゼクシオXの総重量が299g(Sシャフト)

 

ヘッドもまったく異なる設計でゼクシオイレブンはややシャローフェースでフルチタン、そしてややフックフェース。ゼクシオXの方がややディープフェースでカーボンコンポジット、そしてスクエアフェース。ゼクシオイレブンはヘッドスピードが遅めで、スライスに悩んでいる人向け。ゼクシオXはヘッドスピードが普通、スライスにはそんなに悩んでいない人向けという感じに見受けられます。

 

 

キャッチコピーは

 

 ゼクシオイレブン 「クラブに任せて飛ばす」
 ゼクシオX 、「しっかり振りながらクラブに任せて飛ばす」

 

 

かなり明確な色分けがなされています。ヘッドをここまで作り分けているのは流石ですが、やはりマーケティング主体な感じが否めません。

 

 

モノ作りにはマーケティングから生み出される「マーケットイン」なプロダクトと、作り手の思いが商品化される「プロダクトアウト」とがあります。今回のゼクシオに関してはこれまで以上にマーケットを意識したモノ作りがなされていると感じました。もちろん、最新モデルなので新しいテクノロジーとしてグリップエン内部にウエートを配した「ウエイトプラス」が搭載されていますが、キャロウェイのジェイルブレイク、テーラーメイドのツイストフェースとかに比べるとビジュアルインパクトが弱く感じます。また、今回のニューモデルに関しては、クラブヘッドの具体的なスペック(数値)も公にはなっていません。

 

 

米国メーカーのクラブはキャロウェイテーラーメイド、そしてピンにしてもマーケットインではなくプロダクトアウトなクラブ作りがなされていると超私的に思っています。ゼクシオはこれらの外ブラ3メーカーに比べると、逆の発想でモノ作りがなされていると超私的に思います。

 

 

 マーケットインのクラブが売れるのか?
 それともプロダクトアウトのクラブが売れるのか?

 

11代目のゼクシオが発売されるのは12月初旬です。2020年の春までには、どちらの方に軍配が上がるのかハッキリするでしょう。

 

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