マーク金井blog

カテゴリー: ゴルフクラブ分析

2022年10月31日超私的な考察  ゴルフクラブを他の道具に例えると、何を思い浮かべますか?

2003年発売!マーク金井現在も愛用中


10月も今日が月末。2022年も残すところ2ヶ月となりました。この時期は新製品が次々と発売されており、マーク金井もピンのG430LSTドライバーを入手し、コースで試打を繰り返しています。

 

 

 

 

ゴルフクラブ、特にドライバーは毎年、もしくは2年毎にモデルチェンジというのがごくごく当たり前になっていますが、50年前はそうではありませんでした。昔はゴルフクラブのモデルチェンジというのは4~6年毎ぐらいだったように記憶しています。

 

 

 

 

さて、このゴルフクラブ。

 

 

 

 

 

パソコンのOSではありませんが、モデルチェンジがなされる毎にバージョンアップがなされています。特にドライバーに関しては「さらなる飛び」「さらなる寛容性」というのがバージョンアップの2本柱で、新製品には必ずと言っていいほどこの2つの要素が向上していることを物理的なデータを用いて大々的にアピールしています。ちなみに、G430シリーズのキャッチコピーは「激飛」と「快音」です。

 

 

 

 

 

 

ドライバーが優しく飛ばせるようになったことはゴルファーに恩恵を与えてくれていますが、その一方でアマチュアゴルファーの腕前というのはクラブの進化に追いついていません。50年前も現在もアマチュアゴルファーの目標は100切りのままですし、シングルの腕前になったとい一向に人も増えてません。50年前も現在もアマチュアゴルファーはスコアメイクに苦労しています。

 

 

 

 

では、なぜクラブが進化したにも関わらず、アマチュアゴルファーはスコアアップしていないのでしょうか?

 

 

 

 

クラブの進化によってアマチュアの飛距離、正確に言うとナイスショットした時の飛距離は劇的に伸びています。50年前に比べるとナイスショット時のドライバーの飛距離は20~30ヤードぐらいは伸びているでしょう。

 

 

 

 

ただし、プロや一部の上級者と違ってアマチュアの場合はナイスショット時のミスショット時の落差が非常に大きい。この落差が大きいことがスコアの浪費につながっているのです。別言すれば、今どきのゴルフクラブ(ドライバー)は魔法の杖ではなく、あくまでゴルフボールを打つための道具。道具を生かすも殺すも使い手次第ではないかと超私的に思っています。

 

 

 

 

 では、ゴルフクラブは他の道具に例えると何に近いのか?

 

 

 

 

 

超私的には筆や包丁に近いのではないかと思っています。

 

 

 

 

どちらも道具の善し悪しでパフォーマンスが変りますが、それと同時に使い手のスキルも求められます。使い手のスキルがなければ道具の性能を生かし切れないのです。

 

 

 

 

 

もしくは、ゴルフクラブは将棋の駒や囲碁の碁石という風にも思うことがあります。指し手は好きな駒や碁石を選べますが、駒や碁石をどう動かすかというのはすべて指し手次第。どれほど効果な駒や碁石を手にしても、指し手のミスまではカバーしてくれません。

 

 

 

 

ゴルフは道具の依存度高い競技ですが、やはり道具を生かすにはプレーヤーのスキルが求められます。自分に合った道具を手にすることは大事ですが、自分に合った道具を手にしたらすべての問題が解決するわけではないのです。

 

 

 

 

ちなみにスノーボードの板(ボード)もゴルフクラブと非常に似ています。自分に適したボードとそうでないボードがありますが、適したボードを最大限生かすには、それなりのスキル(技術)が求められます。

 

 

 

 

マーク金井もクラブを買い換えるのは大好きですが、道具ですべてを解決しようとは思っていないです。クラブ(道具)を生かせるスキル(技術)を磨くために、日々、クラブを物色し衝動買いしています。

 

 

 

 

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2022年10月12日超私的な考察  アイアンの性能に最も影響が大きいのはソール形状と○○○です!!

諦めシリーズ最終回?


昨日はピンの記者発表会があり、同社の主力モデルであるGシリーズがG430としてドライバー、FW、ハイブリッド(UT)、アイアン、そしてウエッジがお披露目されました。

 

 

 

ドライバーは前作同様、3つのヘッドがラインアップ。G430MAXSFTが460CCの体積で、素材はこれまで通りのフルチタン。LSTはカーボンクラウンが採用され、体積は440CCとややコンパクトになりました。ちなみに、3つのモデルともアドレスした時に投影面積が小さく見えるような意匠(デザイン)がなされています。

 

 

 

 

FWとハイブリッド(UT)に関しては、すべてのモデルともカーボンクラウンが採用さており、視覚的にも物理的にも低重心化が図れています。メーカー資料によると、カーボンクラウンにより打音が心地良くなっているそうです。

 

 

 

 

そして、超私的にG430で注目しているアイアンに関してですが、中空になるのかと思いきや、、、、これまで通りキャビティ構造。ピンと言えばキャビティ、キャビティを最初に作ったメーカーだけに、キャビティをやめるわけにはいかないという心意気を感じる作りになっています。

 

 

 

 

ヘッド形状は前作同様、ラージサイズでグールネック。バックフェースにもバッジが配されていますが、このバッジがなんとも近未来的な造形。マーク金井が今もなお所有して使っているG25と比べると隔世の感があるほど洗練され、なおかつ高級感がある仕上がり。

 

 

 

 

メッキレスでバレル仕上げの無骨なアイアンが「ピンらしい」と信じて止まない昔からのピンマニアにとっては、G430は上品過ぎて「ピンらしくない」嘆くかもしれませんが、デザイン性は明らかに今どきのピンの方が勝っています。

 

 

 

 

もちろん、身にまとうデザインはガラッと変っていますが、今回のG430もソール形状はピンらしさが脈々と受け継いでます。

 

 

 

 

スペックを見ると、7番のアイアンのロフト角は29度とややストロング設定で今どきになってますが、バンス角は9度。

 

 

 

 

 

PWのバンス角に至っては13度あり、他のクラブメーカーのアイアンと比べると、ハイバンス設計になっています。

 

 

 

 

記者発表の時にはバンス角についてはまったくアナウンスがなされてませんが、ここまでガッツリとバンス角がついているのはピン以外にはありません。国内メーカーのアイアンはバンス角がピンの半分にも満たないですし、外ブラのキャロウェイやテーラーメイドのアイアンもバンス角がピンほどついているモデルをラインアップしてません。

 

 

 

 

アイアンはどうしてもバックフェースの形状、デザインに目を奪われがちですが、クラブの性能にもっとも影響を与えるのはソール形状とバンス角です。説明するまでもありませんが、アイアンは地面上のボールを打つわけですから、インパクトでソールがどんな風にコンタクト(接地)するかで、クラブの動き方、そしてクラブの抜け方が決まってくるからです。

 

 

 

 

 

ピンのアイアンは2014年に登場したG30とそれ以降でデザインがガラッと分かり、ヘッドはメッキ処理がなされ、ネックにはソケットが装着。そして上質でデザイン性が高くなってきています。しかしながら、見た目はガラッと変ってきてはいるものの、ライ角のバリエーションが豊富であること、そしてバンス角を大きく付けた設計がなされています。見た目は変えても、アイアン作りの基本的なこだわりはなんら変ってません。

 

右からG25、i20、S55〜

 

 

 

超私的なことを言わせてもらうならば、アイアン、そしてウエッジの性能にもっとも影響が出るのはソール形状とバンス角です。ピンがバンス角を大きくしている限り、ライ角のバリエーションを豊富に提供し続ける限り、ピンピンらしさを継続していると声高にアナウンスし続けていくつもりです。

 

 

 

 

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2022年10月10日超私的な考察  ドライバーのヘッド体積は460CCが本当に最適なんだろうか!?

諦めシリーズ最終回?


テーラーメイドタイトリスト、そしてピン。米国大手ブランドが最新モデルを次々と発表してきました。テーラーはステルスグローレ、タイトリストはTSR、そしてピンはG430シリーズです。

 

 

 

いずれのモデルとも独自性を打ち出してますが、共通しているポイントが1つあります。それはヘッド体積で、

 

 

 

 

どのモデルとも460CCです。

 

 

 

ドライバーはルールでヘッド体積の上限が460CCと決まっているからだと思われますが、ここ数年はこれよりも小さいサイズのドライバーを出してくるところがほとんどありません。新作モデルでラインアップしているのはブリヂストンゴルフのBリミテッド415(415CC)ぐらいです。

 

 

 

では、なぜ多くのクラブメーカーは460CC以外のドライバーを作らなくなったのか?

 

 

 

 

 極めて超私的なことを申し上げるならば、クラブメーカーは460CCで作らないとドライバーは売れないと思っているような気がしています。

 

 

 

 

別言すれば、小ぶりなヘッドを作っても、売れるという可能性が低いから作らないのでしょう。

 

 

 

 

 

では、ゴルファーにとってドライバーの体積は460CCが本当に最適なサイズなのでしょうか?

 

 

 

 

ドライバーを使うことだけを考えれば、ヘッドが大きい方が物理的な優位性があり、見た目の安心感があります。ドライバーだけでゴルフをするならば、ヘッドサイズをあえて小さくする必要性は低いと思います。

 

 

 

 

しかしながら、ゴルフはドライバーだけを打つわけではありません。FW、ユーティリティ、アイアン、ウエッジ、そしてパターを使います。そして、ドライバーを打った後は、これらのクラブを打つことになるのです。

 

 

 

そして、ドライバー以外のクラブはドライバーほどは大型化してません。50年前のクラブよりはヘッド体積はサイズアップがなされてますが、それでもドライバーに比べると、サイズアップはわずかなものです。ドライバーのようにヘッド体積が2倍以上になったFW、アイアンというのはまずありません。

 

 

 

 

FW、ユーティリティ、アイアン、ウエッジとの体積のつながりを考えると、ドライバーが460CCだけしかないというのは、ちょっともったいないと思っています。

 

 

 

 

超私的には300CC、350CC、もしくは400CCぐらいのヘッドサイズのあっても良いかと思っています。ドライバーの次のクラブである3Wの体積が200CCにも満たないことを考えれば、これぐらいのサイズでもドライバーの優位性は充分に保つことができますし、なによりも、他のクラブとのつながりが良くなるのではないかと思っています。

 

 

 

 

ティショットで使うドライバーに求められるのは、セカンドショットが打ちやすい場所にボールを運ぶことと、セカンドショットが打つ時に、クラブをドライバーから持ち替えてもすんなり打てることです。

 

 

 

 

 

超私的には、FWのヘッド体積からドライバーの最適なヘッドサイズを考えるという発想もアリではないかと思っています。マーク金井の場合、5Wを使う機会が非常に多いこともありますが、460CCのドライバーでティショットを打った時直後に、5Wを手にすると5Wが必要以上にヘッドが小さく感じてしまうのです。

 

 

 

 

ドライバーは飛距離も必要ですが、他のクラブとの大きさのフロー(つながり)も大事ではないかと思っています。そして、ドライバー以外のクラブとのながりを考えると、ヘッド体積は460CCにこだわらない方が良いような気がしてなりません、、、。

 

 

 

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2022年09月30日超私的な考察  ゴルフクラブでこだわりたいのはヘッドとシャフトだけでいいのだろうか、、、、

買わずにいられない!今回は・・・

 


9月も今日が最終日。今年も残すところ3ヶ月となりましたが、これから2ヶ月ぐらいはゴルフとオープンカーのベストシーズン。朝晩は気温が下がりますが、日中は暑くもなく寒くもありません。ゴルフのコンディションも良い時期なので、ベストスコアを狙っていきやすくなります。

 

 

 

そして、この時期からは2023年モデルの新作ゴルフクラブの記者発表が始まります。ピンからは記者発表の案内が届いてますし、タイトリストはすでに新作ドライバーをお披露目してます。スリクソンテーラーメイドもステルスの後継機種を出してくるでしょう。

 

 

 

ゴルフクラブ、特にドライバーは毎年(もしくは2年に1度)モデルチェンジするのが当たり前になっていますが、もうひとつ当たり前になっているのがクラブメーカー、ゴルフショップでのフィッティングです。

 

 

 

 

それぞれの試打ルームに設置されている弾道計測器を用いたり、専用のスイング計測機器を使うことで、フィッターがゴルファーにあったクラブ、シャフトをフィッティングするというのが定着しています。ちなみに、クラブメーカーのミズノは、専用のスイング計測器を用いることで「3球打つだけ」で9つの要素が計測され、そのゴルファーに合ったヘッドとシャフトをチョイスしてくれるそうです。

 

 

 

さて、このフィッティング。

 

 

 

 

ゴルファーに適したクラブ(ヘッド)とシャフトを推奨するというのが多いです。確かにこの2つは重要はパーツであるのは間違いありませんが、超私的には、他にもこだわりたいポイントがあります。

 

 

 

 

自分が扱いやすいクラブに仕上げるためには、、、、

 

 

 

 

 

 ・ヘッド重量の調整
 ・グリップの太さ、重さの調整
 ・シャフトの長さの調整(クラブの長さ調整)

 

 

 

 

この3つの要素も重要です。同じヘッドでもあってもヘッド重量が数グラム異るだけでも、振り心地がガラッ変ります。同じヘッド、同じシャフトであってもグリップの太さ、重さが変ればバランス(スイングウエート、バランスポイント)が変わります。長さに関しても0.5インチ変っただけで、シャフトのしなり具合が変わりますし、振り抜く感じも変ってくるからです。

 

 

 

 

 ちなみに、プロはほぼ例外なく、ヘッド重量、グリップ、そしてシャフトの長さを自分に合うようにカスタマイズしています。

 

 

 

 

なんでもかんでもプロの真似をすればいいわけではありませんが、自分が扱いやすい道具(クラブ)を使うということを考えれば、この3つの要素をないがしろにするのは好ましくありません。

 

 

 

もちろんマーク金井もヘッド重量、グリップ、そしてクラブの長さは自分が扱いやすいようにカスタマイズしています。例えば、赤羽薄暮の絶対的エースドライバー、キャロウェイのFTツアーは

 

 

 

・ヘッド重量 約198グラム
・シャフトの長さ 43インチ(軽量スチール)
・グリップの重さは約65gで太さはミッドサイズ

 

 

 

 

グリップに関しては昨年からミッドサイズを使ってましたが、今は、オリジナルで作ったミッドサイズのグリップを装着しています。手前味噌ではありますが、ゴルフプライドのミッドサイズに比べるとほんの少しだけ細めで(それでも通常グリップよりは太めです)、握り心地が程よくソフト。超私的にはツアーベルベットよりも手に馴染んでくれています。

 

 

 

 

グリップの太さの好みは個人差がありますが、ミッドサイズを試した事がない人は、ぜひ試していただきたいです。グリップの太さや重さが変っただけで、クラブの振り心地がこんなにも変るものなのかと実感できます。

 

 

オリジナルの無印ミッドサイズグリップは近々販売開始致したします。発売が決まり次第、このブログにアップさせていただきます。

 

 

 

 

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2022年09月27日超私的な考察  この50年でドライバーで大きく変ったのはヘッド体積と○○○です!?

練習場で同じ所ばかり狙って続けて打っていませんか?


 

9月21日のブログでも書きましたが、マーク金井は今から50年前、1972年(昭和47年)にゴルフクラブを初めて手にしました。その後、ゴルフをまったくしなかった時期も数年あったりしましたが、35年前からゴルフ業界に入り、17年前にアナライズ神田スタジオを設立。現在は、時間さえあれば赤羽ゴルフ倶楽部にて薄暮プレーに勤しんでます。

 

 

 

 

 この50年間でゴルフクラブはすっかり様変わりしていますが、昔も今も変らないのがドライバーのロフト角です。

 

 

 

 

ドライバーの場合、この50年間でアイアンのロフト角は劇的に変りましたが、ドライバーのロフト角はほとんど増減がありません。昔も今も、ロフト角は10度前後(9~11度)というのが主流です。マーク金井に関しても、ロフト角はこの50年間、ほとんど同じ。現在のエースドライバーである、キャロウェイのFTツアーは9.5度、テーラーメイドのステルス+は9度をチョイスしてます。

 

 

 

 

アイアンとドライバーとではロフト角に対する考え方がまったく違いますが、もうひとつアイアンとドライバーとでまったく違うことが生じてます。

 

 

 

 

 それはライ角です。

 

 

 

50年前も現在もアイアンのライ角は大きく変ってません。昔も今も、5番アイアンのライ角というのは61度前後が主流です。対して、ドライバーのライ角はというと、これでもかってぐらい変りました。

 

 

 

 

 マーク金井がゴルフを始めた頃のドライバーの長さは42.5~43インチで、ライ角はどこも54度前後でした。

 

 

 

 

それが現在では、長さが45インチ以上になったにも関わらず、ライ角は58~61度と非常にアップライトになっています。

 

 

 

 

 

クラブが2インチ以上長くなれば、普通はライ角はフラットにしますが(5番アイアンよりも3番アイアンの方がライ角はフラットになってます)。ことドライバーに関しては、クラブが2インチ以上長くなっているのに、ライ角はアイアンのセッティングとは逆に4~7度もアップライトに設計されているのです。

 

 

 

 

 

50年前の設計者が現在のドライバーのライ角を見たら、、、

 

 

 

 

きっと、とてつもなく驚くでしょう。ドライバーのライ角がアップライトになりすぎると、インパクトでソールが地面と平行になりません。インパクト時にヘッドのトウ側が浮いてしまい、フェースが斜めの状態でボールを捕らえることになるからです。

 

 

 

ライ角をアップライトにすると(トウが浮いた状態)、フェース面がターゲットよりも左を向き、捕まりが良くなります。

 

 

 

ただし、ドライバーの場合はロフト角が10度前後なので、ライ角をアップライトにしてもその効果というのはそれほど大きくありません。ロフト角が0度だと、インパクト時のライ角がフェースの向きに与える影響のはゼロだからです。対して、ロフト角が45度を超えてくると、インパクト時のライ角がフェースの向きに与える影響は非常に大きくなります。

 

 

 

ドライバーのライ角が60度前後というのが主流になってますが、このライ角だと捕まり少し良くなるメリットはありますが、それと引き替えに、フェースは斜め上を向いた状態でインパクトを迎えることになります。そして、フェースが斜め上を向いた状態でインパクトを迎えるということは、打点位置がヒール側に偏るリスクが高まるのです、、、、。

 

 

 

 

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